栗木さつきのレビュー一覧
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「自然」はストレス軽減や健康促進に良さそう。だれもが直感的に感じていることだと思いますが、それを証明し、都会暮らしの現代人である私たちにもできる「自然」との接し方を示してくれる本でした。
少し冗長で、目次を見ただけでは何が結論かはっきりせず、レビューを書くにもまとめづらかったことは否めませんが、著者が参加した調査・実験の数々が、面白かったり、ちょっとつまらなかったり・・・何が凄いって、これだけの実験に自ら参加する著者の行動力でした!
森林浴の最先端を行く(?)我が日本、お隣韓国、フィンランドやスコットランドなどのヨーロッパ、そして著者が住むアメリカ、最後には国をあげて都市の緑化を進めているシ -
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【星:4.0】
記憶術についての本を読んでいて、ワーキングメモリというものを認識するようになり、もう少し詳しく知りたいと思って手に取った。
読み方が浅かったからというのもあるが、では「ワーキングメモリ」って何なの?、というのが今一歩つかめなかった。
ワーキングメモリが強いとこんな効果がある、といったことは沢山書いてあるのだが、ワーキングメモリとは何かという説明が薄いように感じる。
「メモリ」という単語がついているために、脳に「ワーキングメモリ」という具体的な部位があるような先入観を持っていたことが強く影響したのだと思うが、「ワーキングメモリ」とは具体的な部位ではなく、問題を解決したりする -
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素早くしなやかに切り替える
素早く・・ 機敏に切り替えるためネガティヴ思考コントロール。ネガティブ、不安は脳を疲れさせ、フリーズさせるから。
・・好奇心を持つ。変化に気づかないと切り替え遅れるから。
しなやかに•••自分を受け入れる、外から見つめる癖をつける。過敏に反応、極端に反応しないように。
切り替え力=①素早く柔軟に②自分を理解する③感情に気づく④状況を掴む
信号ツール 状況が良化しる変化は青、悪化に転じる場合は黄色、悪化しているなら赤 変化に対して色分けしてみる。
変化と移行をセットに 変化は外部的 移行は内部の変化に合わせた動き 自分を移行させることを忘れずに。
自分を知る -
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1日1ページの手帳を数年間使っているけど、タスクや調べ物をメモして1ページに収まりきらない日もあれば、全く何も書くことがない日もあり、何かもう少ししっくりくる手帳はないものか?と思っている時に、バレットジャーナルを知りました。
公式本を読んでとりあえず今年は現行の手帳で取り入れられるところをやってみて、来年から本格的に始めようかと思っているけど、今までの手帳ではインデックスがなかったから調べ物のメモを中々探せなかったんだなと。
本に出てくるようなオシャレな装飾文字とか書けないけど、大切なのはそこではないと本家がおっしゃってるのは心強い。一度読んだら終わりというよりも、始めた後に読み返したらまた -
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人口統計学者が分析している事柄の一端を明かした一冊。
出生、死亡、移住という3要素によって起こることを世界各国について分析しているので話題の範囲が広くて面白い。
「人口ボーナス」の定義を改めて知ったことがよかった。
単に若年者人口が増えていればよいのではなく、その増加に見合った働き口の増加もなければマクロ経済における消費が増えることにつながらず、仕事のない若者たちの増加はむしろネガティブに働く(社会不安の増大)というのは、言われてみればその通りなのだろう。
しかし、世界市場で戦える工業化でなければポジティブなスパイラルにならないというのは、いまとなってはハードルが高い話だ。先進国や、アジアN -
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片付け本のついでに読んでみた。
アクセサリーや靴も含めてファッションアイテムを33に絞って3ヵ月過ごすという「333プロジェクト」を提案している。そしてファッションに限らず生活をシンプルにして本当の自分を取り戻そうという内容。
今までに購入してきたファッションアイテムは、1000を超えるだろうと思う。決して着道楽ではない自分でもそうなのだから、人によっては相当な数になると思う。
今までたくさんの買い物の失敗をしてきたし、洋服を買っても何も変わらないということが心にしみているので、この本を読むまでもなく洋服は買わなくなっている。以前はファミリーセールやアウトレットに出かけて買い物して、それが -
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著者はエネルギーの学際的な研究の第一人者。カナダ王立協会フェローで、2010年にはアメリカの『フォーリン・ポリシー』誌により、「世界の思想家トップ100」に選ばれ、2013年にはカナダ勲章を受勲。2015年にはエネルギー研究に対して0PEC研究賞を授与されている。
幸福度、人口問題、経済成長、食品、エネルギー、環境問題等、今我々を取り巻く課題71を取り上げ、数学を元に彼の思いを著す。
若干強引な決めつけもあるようにも思えるが、トリビア的な内容も多く、楽しんで読めた。
地球はある意味人間が支配する惑星だが、平均体重X頭数で言えば、人間に対して倍以上と言う。まさに牛の惑星だ。 -
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新しい本かと思いきや、翻訳が最近だったというだけで、この本自体はかなり前のものだった。
また、この著者は実験的手法を用いた評価などに詳しいようなので書いてあること自体は十分信頼してもよいとは思うが、読みやすいさらっとした本にすることを(恐らく)目的として、書いてある結論のソースや実験概要などは載っていないので、ちょっとでも学術的にこの本を参照しようとしている人には、あんまり向かないかも?(あ、もちろん、この著者の考え方自体を引用するにはよいと思いますが)
という注意点はあるが、独りよがりな感じではなく、エビデンスのまとめ本な感じなので、読むとよいと思います。
分かっててもできない、てことも多 -
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本書は「操作型」リーダーから「インスパイア型」リーダーに脱却する方法が書かれています。
それは「WHYから始め、常にWHYとWHATを一致させる」でした。
営業やチームのマネジメントに悩んでいる時に出逢った一冊でした。
私自身、ずっと「HOW」が好きで、そういう本を読む機会が多かったですが、違和感を感じていました。本書にはアップルなどの具体例がふんだんに盛り込まれており、WHYの重要性がわかりやすく解説されています。
個人的に参考になったのは、「最前線はメンバーに任せ、リーダーが本来なすべきこと」です。メンバーとの1on1で実践します。
「WHYをどう発見するか」については著者の他の作品