栗木さつきのレビュー一覧
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少し前に一世を風靡した「FACTFULNESS」を想起させる本書は、そのタイトルが示すとおり数値に重きを置いている。と言っても、「ほら数字がこういってるんだからこれが真実だ」という乱暴なものではない。むしろ、世の中にある数値というものはいかに恣意性に溢れているかを暴き、多角的に数値を見よと啓蒙しているのが本書だ。
一方で、帯にあるような「衝撃の事実」を詳らかにするという性質のものではない。そういったものを期待してしまうと肩透かしを食らう可能性がある。むしろ、我々が銀の弾丸をイノベーションに求めフィージビリティの低い投資を行っていることに一石を投じるような主張が通奏低音のように流れている。著者のコンサバティブさが伝わってくるようだ。
ともすると地道でつまらなく感じる行動の積み重ねにこそ変革はある、そういうことが伝えたいのかもしれない。 -
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読みやすいけど、繰り返し似たような主旨の話が続くのでもっと短くていいと思う笑
たしかに、一軍の服さえ残せば
どのコーデをしてもお気に入りで楽しい。
当たり前だけど腑に落ちた。
ちなみに、
クローゼット中身をひっくり返す前に
脳内で把握してる分だけで春物33アイテムリスト作ったら
ぴったりおさまった。
差し色として〜と思って買っても
結局好きな色しか残らないから
無理して滅多に着ない色にチャレンジしなくてもいいんだなと実感した。
差し色も好きな色は決まってる。
なんとなくバリエーションが必要な「気がして」揃えた色は結局似合わない。
それでいいんだなぁと。
クローゼット整理は不定期にやってるし
実際そもそもの量が少ないのかもとなんとなく安心。
まずは実際にひっくり返してどれだけ不要な服が出るか試してみたい。 -
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CEOに向けて書かれているが、ヒエラルキーに生きるビジネスマンが、人材ファーストの変化を知るための良書。
ヒエラルキーからの脱却がテーマとしてある。これは今まで確立したやり方を手放す必要がある。確立しているやり方を手放すのは多くの場合、恐怖を伴うが、変化するためには必要。
まず人材ファーストと聞いて、そらそうでしょ。と思うが、今まで人材ファーストだと思っていたものが、全然違っていたことを思い知らされた。
現実とのギャップとして‥
ヒエラルキー型組織に依存している時点で変化の早い時代に対応できない(誰もが感じているが‥)。CEOは、クリティカル2%人材に、「自ら」かかわる(重要案件として時間を割く)。人事を財務の視点より下に組織するのではなく、対等に置く(人材ファーストだから)。人事は管理や手続き業務とは別に戦略にフォーカスした人材活用で会社の価値創出にかかわる(戦略のためデータアナリティクスも必要となる)。トップダウンではなく、ステップ・バイ・ステップで段階的にコンロールする。
人材が戦略を主導する。
戦略より、数字より、他の何よりも、まず人材。
イメージとしては‥
人材主導型組織のCEOは、バスケットチームのコーチになることと似ている。もっとも有能な人材が創造性を十二分に発揮し成功できるように支援すること。
これはCEOがどれだけ賢明でも、勝利を保証することはできない。トップ人材が勝利を掴み取らなければならない、ということ。
いよいよ、フリーエージェントの要素が強く、従来の終身雇用は、当てはまらない。
このような変化に対して、これから先何を準備すべきか?
1. CEO、CFO、CHROからなる「G3(Group of 3)」を形成し、財務と人材両方の視点から意思決定を行う
2. 「クリティカル2%人材」を特定して最重要なポジションへ配置する
3. 最新のHRテクノロジーを用いてデータに基づいた人事施策を実行する
これを行動に移すには、CEOの力は必須。そして目的を理解し、実行できる人材が必要。
人材ファースト、おもしろい。
選択と集中の対象が変わったということですね。
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ありきたりな断捨離術でもあるが
考え方の変化については一理あると思った
私は好きな服を着るとハッピーになれるので、そういった服を求めて買い物をし続けていたけれど
それは自分の中のポッカリした穴を埋めていたのだと改めて思い知った(少なからずショック)
また、服を買うときの店員さんとのおしゃべりも好きなのだが
服以外の雑談も多く楽しい時間で、それも目的ではあったと再認識し
そこに自分のお金を投資している、あくまで相手は営業トークの一環なのだと
わかっていたつもりだったけど改めて自覚した(ちょっと悲しいけど)
33なんて無理だしやるとしてももっと多いと思うけど、
買い物して服が増え続ける心理と
もし止めたらどうなれるかという夢は見られた
日本人が書くハウツー本(「服を買うなら捨てなさい」等)とは違う視点で
自分の内面変化がわかりやすく書かれていて、その点ではおもしろかった -
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とてもよかった!
ミニマリストになる本、少ない服で暮らす本はいろいろ読んだけれど、「プロジェクト333」という分かりやすいキーワードがあって、しかも、シンプルに豊かに暮らすというコンセプトは、服だけに止まらないという広がりがあるところがいいなあと思いました
私はもともと服が少ないと思っていたし、昨年からは意識的に服を減らして暮らしていますが、私の直近の3ヶ月を振り返ると、なんと55アイテムものモノにお世話になっていて、十分足りているんだと実感できました。
ミニマリストやスローファッションの敵は、人の目、世間の目だと思うけど、「プロジェクト333」に取り組んでるんだ、と思えば、自分のことに集中できる気がする。そうして、服を愛し、ファッションを愛して、自分だけのワードローブが作れたら、すっごく幸せだと思う。 -
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ネタバレ- [ ] 感想
3年ぶりぐらいに読んだのですが、深い内容でした。
読んでいて気づくのですが、Whyは意外にこの本の中でも言語化されていないです。
明確な一言というよりは、Whyを示す明確な一言が散りばめているという印象です。
Whyを権化する人、というキーワードも出てくるので、Whyはもともと言語化できないものかも知れません。
- [ ] メモ
- [ ] リーダーには信奉者が必要
- [ ] TIVOはWhyから始まるキャッチコピーを作っていなかった
- [ ] 信じる人間をどう集結させるか?
- [ ] ジョブズにはビジョンがあり、ウォズニアックにはゴールが合った
- [ ] ブルーダーの話。赤信号で止まらなければいけないのは、誰も他の選択肢を教えてくれないからだ。ブルーダーは常にWhyから始めていたため大きな成功を収めることができた。
- [ ] ライフスタイルマーケティング。アップルのファンは自分の自分という人間を表現したいがために、アップルの製品を愛用する。アップルは効率よく完璧に明確なメガホンを作り、<普及の法則>をそのまま実践する。そしてまだアップルのユーザーではない人に向かって、アップルの信条を広めてもらおうとする。アップルのためではなく、自分自身のために。
- [ ] セロリテスト。ディズニーはWhyを明確にしてきた。ディズニーが信頼するものは何かを親は知っている。だからDVDの内容を確認しないでも子供に見せることができる。サウスウェスト航空も同じ。
- [ ] でも、フォルクスワーゲンが高級車を作ってもセロリテストを通過できず、全然売れない。でも、トヨタがレクサスブランドで売るのはセロリテストを通過している。
- [ ] セロリテスト:スーパーに買い物に行き、「あなたに必要なのはこのチョコレートですよ、買わないとお金を捨てるのと同じですよ」「このクッキーを導入して数百万ドル稼いだのでオススメしますよ」「あなたに必要なものをお分かりですか?データを見るとここのところ豆乳がよく売れているからこれを利用するしかない」「あなたにはセロリを投入しないとダメだ」と次々と商品を勧められたとします。これを言われる度に納得させられ購入するとその分全てに支払いをしなければならない。予算が限られているならばどれかを削らなければならない。スーパーに買い物に行く前に、WHYをよく理解してから行ったらどうだろう?それが「体重を減らすこと」だったとしたら、そのWHYフィルターをかけ、豆乳とセロリだけを買う判断がその場で出来、時間もお金も無駄に消費しない。
- [ ] 成功は最大の難関なり
- [ ] WhatとWhyの乖離:ウォルマートのサム・ウォルトンは素晴らしい人物だったが、Whyを明確な言葉で伝えることを怠ったため、会社のWhyは忘れ去られた
- [ ] スティーブ・ジョブズがスカリーに言った口説き文句「このまま一生砂糖水を売っていて良いのかい?世界を変えたくないかい?」
- [ ] 後継者問題は、適材適所の人物を選ぶだけでは解決できない。創業の志を頑なに守る人物を見つける必要がある。それを「交代」ではなく、「承継」と呼ぶ。ビジョンは受け継がれる。
- [ ] Whyを発見する
- [ ] スティーブ・ジョブズ「僕は宇宙に凹みを作りたい」 -
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元CIA諜報員がスパイのスキルとそのスキルをビジネスに応用したスキルをまとめたもの。
第一部はCIA諜報員の仕事の仕方をまとめたもので非常に面白い内容ではあるが、流石に本の内容だけで身に付けられるものでは無い。
ただ第二部は、スパイのスキルをビジネスに適用するのに重要なポイントが示されており、これは一般人でも応用出来そうに感じた。
個人的に良いと思った内容を備忘録として以下にまとめる。
1.迷惑な顧客に関しては一切情報しない姿勢を貫き、関係を断つ
2.忠誠心、誠実を最優先として付き合う人を選ぶ
3.準備、準備、また準備
4.みずから学ぶ姿勢を身につける。
→学ぶ事を忘れたらそこで試合終了ですよ
5.常に周囲の様子を警戒して注意を払う事
6.照準から外れる
7.無駄は徹底的に排除する -
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リーダーはたくさんいる。
でも人の行動に影響を及ぼす人は一握りの謎に迫る。
人間の行動に影響を及ぼすのは、操作か鼓舞(インスパイア)しかない。そして本書は鼓舞の重要性を問う。
操作されてる気なんて無かったけど、我々がどれだけ操作されているかに驚愕する。
こんにちの世界は、操作が標準になっている。価値観や信条に共鳴する人々の集合体であったはずが、目先の利益重視のため、操作を選択している。
以下の3つの順でアプローチする。
Why 理由(お金を稼ぐため、は含まれない)
↓
How 手法
↓
What していること
自分の仕事をHowとWhatは説明出来るが、Whyはなかなかできない。
Whyが無くなると、人は誰かに勝とうとする。自分自身に勝たなくては、進歩は無いのに。
Appleやキング牧師がやろうとした事は、他の人もやろうとしていたのに、何故Appleとキング牧師に人が集うのか。そこにWhyがあり、I believeがWe beliveになったから。
なるほどカッコいい。
これを会社に当てはめると、自分が一員と感じれることが大事。そうでないと高い給料で人をさらわれてしまう。
この会社が最高の会社であるのは、あなたのご協力のおかげです!ありがとう!、とメッセージが送れれば、従業員はきちんと世間に反応し、製品が売れ、株主が幸福になる。
この発想はスゴイ。
人類が成功を収めたのは、「文化」を形成する能力で他の生物にうち勝ってきた。「文化」は、同じ価値観や信条を持つ集合体で、この強さが会社の強さにもなる。(文化→理念→Whyということ)
ただ、Whyで得た成功が最大の敵になる。
それは成功で得た人、カネ、オフィスと数字に置き換えることものと対比して、Whyという捉えどころの無いものが、消えていく。大規模になることでWhyを失うという皮肉。
たんなる歯車感。
Whyは最高の頭脳である必要はなく、価値観を体現し、会社員が皆、朝起きたらWhyを思い出させるのがお仕事になる。
これが説得力を持って説明されていることがスゴイ。
Whyからはじめてないと、HowとWhatがおかしくなってしまう。Whyからはじめると複雑な決定はよりシンプルになり、Whyが世界を変える。
というお話。
これを自分に当てはめると、自分の行動もシンプルになるのでは!
その前に、自分のWhyとは!?
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忘備録 ワーキングメモリへの過剰評価は感じる。
著者の言うワーキングメモリと、世の中の定義とは若干のずれは感じる。
? ワーキングメモリは情報を処理する能力。
? もっと正確に言えば意識して情報を整理すること。意識するとは、その情報を頭の中に置くこと。それに注意を払い、頭の中でそれにスポットライトを当てて集中したり、その情報に関する判断を下したりすること。と、同時に他のことには虫を決め込むこと。
「実行機能」あるいは「しゅうちゅうりょく」的意味を感じる。
? 関連する脳の主な部位は、前頭前野、ブローカ野、頭頂間溝(数学的処理を行う部位)、扁桃体、海馬など。
? 著者は、短期記憶とワーキングメモリは明確に違う、という主張。
? ワーキングメモリは短時間覚えていると同時に、その情報でなんらかの作業を行う。
? ワーキングメモリは、新たな情報を長期記憶に帰るときも機能する。
? ワーキングメモリとは、脳の指揮者。
? ワーキングメモリの2つの機能
1優先順位をつけてから情報を処理する。関係のないものは無視し、必要な情報を処理する能力。
2情報を利用して作業できるように保管する。
? ワーキングメモリは優先順位をつけ、重要なことに集中し、すばやくかんがえるのうりょく
? 現代の知能の鍵を握るのは、事実を統合し、情報に優先順位をつけ、それを利用して建設的な作業をすること。
? IQとは知っていること。wmは、知っていることを利用してできること。
? wmは輪ゴムのようなもの。元々のサイズはあるが、伸縮性があり、遺伝的要因はあるが、伸ばすこともできる。
僕のwmは著しく弱いね。
? 人間が生きるにおいて大事なのは意思力。満足を先延ばしにできるのは生きる上で大きな利点。
? 心理学者ジョージ・エインズリーは、人間には後々得られる大きな報酬を待つよりも、目先の小さな報酬をすぐに求める傾向があるという研究結果を発表した。
今すぐ11ドルをもらうか後で85ドルもらうかなら、今すぐを選ぶ人の方が多い。
? 前頭前野が活性化していないと人は誘惑に負ける。
世の中に短絡的な人を狙う商売は多い。
? 心理学者いてぃえる・ドロールは時間制限があるとリスクを冒しやすくなるという実験をブラックジャックで行った。
? 衝動買いは買えば買うほど人生が楽しめなくなると言い聞かせよう。
? 人は複数のタスクを同時に行うとパフォーマンスが落ちる。
? 大抵の人は、2つ以上のタスクで精一杯で、同時に行うとパフォーマンスが落ちる。
? しかし、wmの高い人はできる人もいる。
? 情報過多は分析力や決断力が鈍くなる。そうすると戦略的思考が必要な場面で感情に従ってしまう。
? あまりにも情報が多過ぎると子供達も理解不能になる。
? あまりに多くのプログラムを起動するとパソコンがフリーズする。
? テクノロジーの弱点は、それを利用し、いくらでも時間を浪費できてしまうところ。
? 実験により判明したが、wmが高得点だとドーパミンが出やすい。また、wm行為をしているとセロトニンが放出される。
? 気分が冴えない時には、wmを活用する行動をとってみよう。そうすれば、ドーパミンとセロトニンが出る。
? wmと楽観性には相関性がある という実験結果。
うーん、でもこれは見せかけの相関にも感じるな。
? 重要な課題に本気で取り組まないでいると、wmが蝕まれる。マウスの逃走闘争反応は、さまざまな困難から逃げ出したマウスは、体重減少、性行動減退、不眠が見られた。
? コーヒー、すなわちカフェインはポジティブなものを認識しやすくする
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Posted by ブクログ
元CIA諜報員で、退職後セキュリティ会社を起業し成功を収めた著者の、CIAで教わった内容をビジネスに応用するための指南書。
本編部分は他のビジネス本と似たり寄ったりの事が書いてあるのであまり新鮮味が無いが、途中に挟まれるCIA諜報員のリアルストーリー、「スパイの裏技」、「スパイ神話のウソ、ホント」は面白い。ここだけでも本書を読む価値があると思う。
特に良かったのは、諜報員が本当に水溶性の紙を使ってメモを残し、いざとなったら水分で溶かせるようにしている、ということろと、スパイは本当にトレンチコートを着てる(笑)というところ。
子供のころ「スパイメモ」という商品があり、その中に水溶紙が入っていて、水に溶かして遊んでいたのだが、あれ、マジだったんだ!と数十年たった今感動した。
あと、トレンチコートは護身用具等いろいろなものを入れておけて便利なので、本当に多くの諜報員に使われているとの事。これから街中でトレンチコート来ている人をみかけたら、もしかしたら諜報員の人かもしれないので、皆様も観察してみてください。