栗木さつきのレビュー一覧
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ネタバレ決闘裁判というものがあることを初めて知った。決闘に勝利した側の正しさが認められる一種の神明裁判らしい。
神明裁判というと日本史の授業で盟神探湯を習った覚えがある。どんなものなのか覚えていないので、Wikipediaで調べてみた。
対象となる者に、神に潔白などを誓わせた後、探湯瓮(くかへ)という釜で沸かした熱湯の中に手を入れさせ、正しい者は火傷せず、罪のある者は大火傷を負うとされる。毒蛇を入れた壷に手を入れさせ、正しい者は無事である、という様式もある。あらかじめ結果を神に示した上で行為を行い、その結果によって判断するということで、うけいの一種である。
(Wikipedia盟神探湯)
決闘で決 -
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「自分と向き合いたいけど、何から始めたらいいかわからない」人向けだと感じました。
翻訳書特有の言い切った言葉遣いで書かれているため、「もう少し柔らかい言葉の方が好き」な方には向かないかもしれません。
また、「今すぐ実行したい!」とお考えの場合には、もう少し分かりやすく書かれた書籍の方がいいかもしれません。
ただそれだけに、内容はとても深いです!
バレットジャーナルを始めようと思っている方
頭の中のゴチャゴチャを整理したいと思っている方
自己分析ができるようになりたい方…
「バレットジャーナルの本質」を深く知り実行したいとお考えの方には、寧ろこの本一冊あれば十分ではないかな?と思います。 -
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バレットジャーナルの公式本。
YouTubeや、バレットジャーナルをやっている人は一度は読んだ事がある本とのこと。
バレットジャーナルを用いると、自分のタスクややりたい事などが整理されてうまくいくというエピソードや、バレットジャーナルの作り方やり方などが記載してある。
私もタスク管理などをしたくてバレットジャーナルをやろうと思って自分でやっていたが、公式本があるということで一度読んでみようと思った。
確かにやり方など細かく書いてあるが、一度に全部やろうとすると、挫折しそうな内容だった。
自分に合ったペースで、一つずつ本を読みながら追加していくのが良いかなと思った。 -
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書くことで自分を取り戻す、自分に立ち戻ることが真価だと感じた。
結局人間は書くことでしか、賢くなっていかないのではないかと個人的には思う。
自分の抱える仕事やすべきこと、それだけでなく内面的な感情や想いすらも、書くことできちんと認識できる。
処理しきれないほどの情報やコンテンツに溢れた世の中を生きるうえで、本当に身につけるべきスキル・習慣だと思う。
本書は少し情報量が多すぎるように感じたが、実践的な内容ももちろん多く、読者の疑問へのアンサーを全て揃えているように感じた。
その中から自分に必要な情報だけを拾い上げ、行動に起こせるかは自分次第。 -
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"Numbers Don't Lie"、つまり「数字は嘘つかない」ということで、7つの分野別に各テーマ数ページのコラム形式で具体的数字と科学的根拠を基に「世界の真の姿」を検証する。まあシュミル氏の見識豊かなこと。これほど幅広い分野をこういう切り口で捉えるとこういう事実になるととても刺激的。氏は経営電話を持っていないということで文明の利器と見識との相関性はそれほどないようだ。「世界の人々」の章はやや主観的かつ思想的に思うが、それもご愛嬌か。個人的お気に入りは以下トピック。
「ギザの大ピラミッドは何人でつくったのか?」
「食品ロスはグローバルな大問題」
「牛の惑星」 -
Posted by ブクログ
昨今乱用されがちな"Invention""Innovation"という言葉を批判的思考と過去事例を持って再考する一冊。「ブレイクスルー」という単語を見かけることは多いが、科学や技術が飛躍的進化を遂げることは稀である。論文であれば(一応)査読というプロセスがあるものの、我々は未検証の歴史的発見のニュースを日々大量に浴びている。著者の論調は、時に筋違いもしくは的外れのようにも感じるが、楽観や妄想に捉われることなくファクトベースで捉えるという重要な視座を与えてくれる。なお、本書は発明を3つのカテゴリーに分けて歴史的変遷が述べられている。
「歓迎されていたのに