栗木さつきのレビュー一覧
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ワーキングメモリとは長期記憶の事らしい。例えて言うと、九九とかそろばんとか。ベースをすぐに思い出せる状態にしておくと、複雑な計算をするときにそれを組み合わせるだけで処理ができる。みたいなもの。もちろん鍛えるにはそれなりに根気が必要だし、訓練も必要。九九を習った時に一生懸命覚えたのと同じ。今は脳の情報量の多さで決まるIQの数値よりも、身に付けた基本の記憶をその場面に応じて、選んで連結するようなワーキングメモリの方が、知性を測るのに適しているのではないかと言われているらしい。ワーキングメモリは料理や運動などにも関係しているので、強化すれば勉強はできるのにそれ以外の事はサッパリできない、というような
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サイコパスから見た世界: 「共感能力が欠落した人」がこうして職場を地獄にする
著:デイヴィッド・ギレスピー
訳: 栗木 さつき
あなたの職場には、少なくとも20人に1人の割合でサイコパスがいる。サイコパスはどこにでもいる。本書では、妄想や被害妄想等の症状に苦しむ精神疾患の人について述べるのではなく、とりあげるのは、あくまでも「サイコパス」、すなわち他人にいっさい共感をもたず、自分が利益を得られるのであればあなたが生きようが死のうが知ったことがない人である。
職場のサイコパスに対処するには、企業が彼らの悪行を効率よく封じ込めるか、彼らを追い出すしかない。だからこそ、サイコパスがもたらすリスク -
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ネタバレ全体的に面白かった。サイコパスと呼ばれる(他害に躊躇がない利己的な人々)は脳の側頭葉にあるフォン・エコノモ・ニューロンがないらしい。認知症で「人が変わった」といわれる人々も、このニューロン発現部に病変が見られるという。
もちろんサイコパス的な性格か否かは0か100で決まるわけではなくグレーな部分が大いに含まれるのだろうし、特に反社会的な行動にまで及ぶ傾向が強ければ大いに問題でサイコパスと呼ばわっても問題はなかろう。しかし拡大解釈するのは差し障りがありそうだ。
閑話休題。
まずは作者が挙げた「誰がサイコパスか?」
作者は007のジェームズ・ボンドがそうだと言い、ある程度信頼性が高い質問項目から成 -
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ネタバレ・本書は、約20人に1人の割合で存在するとされる「サイコパス」が、いかに職場を破壊するかを脳科学・事例をもとに解説する一冊である。
・サイコパスは脳の機能障害により共感能力が欠如しており、他人を「管理すべき家畜」のように見なす傾向があるとされる。
・「嘘をつかず不正もしない人間は単なる愚か者」と考え、自分は常に正しく間違うことはないと確信している。
・表面的には非常に魅力的で、印象操作に長けている一方、他人を信頼できずマイクロマネジメントに走る。
・リスクを正しく評価できず衝動的に行動し、モラルという歯止めがないため平然と非道なことを行う。
・前半では歴史上のサイコパスの事例や、共感 -
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サイコパスと聞くと、自己中心的で殺人などの犯罪を繰り返す人間をイメージしがちだけど、本書では幼い頃から認知的共感を利用し、社会性のある仮面を被って生きているサイコパスも多く存在すると説明されていて、見分けることの難しさが分かる。
サイコパスには罰が効きにくい一方で、報酬には強く反応する。共感しているふりをすることで利益が得られるなら、容易に共感を示すというのはかなり合理的かっこいいって思ってしまいます。作中ではドナルドトランプ大統領もその一例として挙げられていて、興味を持ちました。
第5章以降のケーススタディでは、被害者3人の視点とサイコパス本人の視点の両方から物語が描かれていて実際にどの -
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ネタバレ丹念に事実を積み上げ、世界的な食糧問題に対し奇をてらわず、夢物語にも独善にも陥らず明快な結論を出してくれる、胸のすくような内容。さすがにシュミル氏の論理構成は隙が無く、膨大なデータに支えられた緻密な論考は説得力にあふれている。
内容は文句なし星5なのだが、出来れば各種データはテーブル等にまとめたものを挿入してほしかった(編集側でできるはず)ということで1点マイナス。せっかくの理論がデータの可読性が低いせいでとっつきにくくなっているのはいただけない。シュミル氏のレベルならわざわざ図解する必要もないレベルなのだろうが。
今後予想される世界を養うには、食料の廃棄を抑え、食肉(特に牛)の消費を少しだ -
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サイコパスとはどのような人物か、サイコパスはなぜ非サイコパスには考えられないような行動を取るのか、サイコパスをどう見分ければいいか、サイコパスから身を守るためにどうすればいか、などをケースや研究結果を上げながら分かりやすくまとめた本。
サイコパスの特徴として、異常な自己愛、自己中心的、平気で嘘をつく、他人を信用できない、などの中心に、共感することができない、があるとあった。
サイコパスが共感できないのは、人間が共感するのに必要な脳内の神経回路が存在しないため、今のところ薬物などでの治療法は無いとのこと。(サイコパスは罰を受けてもなんとも思わない反面、その場の報酬に強く惹かれるため、社会規範に -
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サイコパスとは実際どのような人間を指すのか、なぜそうなるのか、その対応方法は、といったことがよくまとまっている。
サイコパスは20人に1人はいる。相手の感情を自分のもののよくに受け入れる能力を共感能力といい、サイコパスにはこれが欠落している。FBI初代長官のフーヴァー、トランプ、ダンラップ、ジョブズはサイコパス。フォン・エコノモ・ニューロンが共感能力の鍵で、人間以外で明確に存在が確認されているのはチンパンジー、ボノボ、ゴリラ、オランウータン。サイコパスにはフォン・エコノモ・ニューロンに問題がある。アセトアミノフェンは共感力を低下させるので、共感力の低下をSNSの台頭が理由とする説もあるが、アセ