栗木さつきのレビュー一覧

  • NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる 最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方

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    ネタバレ

    読書の動機→自然が心身に良い影響を及ぼすのではないかという仮説を持ち、その検証のために読んだ。

    人類が誕生してきてから自然に囲まれ、守られ、自然と共生してきたのにも関わらず、現代は自然との繋がりが希薄になっているのは奇妙ではないか?

    この疑問から始まる本書は、自然が心身に良い影響を与えることを証明する(証明しようとしている)研究を紹介する。

    驚いたこと
    ・森林浴は日本発祥
    ・都心部を歩いている時と比べて森林を歩いている時では、ストレスホルモンと呼ばれているコルチゾールの値が下がる
    ・森林で過ごすことでNK細胞が増大し、それは持続する
    ・樹木が発するフィトンチッドがNK細胞に影響を与える

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    2019年05月30日
  • NORTH 北へ アパラチアン・トレイルを踏破して見つけた僕の道

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    自分もランニングやマラソンに加えて、トレイルランをやっている。
    スコット・ジュレクとは比べるべくもないが、トレイルランはロードより、更に自分に向き合うことができると感じている。
    自然に身をおき、家族や友人のことを想い、走り終え、家に帰ってから優しくなっている自分に気づく。

    自分も40歳を過ぎてから様々悩むことがあり、また、体力の衰えや変化を感じる。
    日々仕事に追われ、人や組織のしがらみに囚われることがあるが、この本の中でも、禅で言うところの"いま、ここに"ということは非常に大切。これを意識的に、願わくば無意識のうちに実践できていることが理想。

    スコット・ジュレクのように

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    2019年03月10日
  • NORTH 北へ アパラチアン・トレイルを踏破して見つけた僕の道

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    100マイルレースであれほどの実績を誇る世界トップクラスのトレイルランナーでも、ここまでの心身のダメージを負うんだ…というのが率直な反応だった。
    そして、多くの人のサポートを受けて、文字通り満身創痍の状態になりながら完歩して成し遂げた新記録が、従来のものを僅かに(と簡単に言ってしまうのも咎めるが)3時間余り上回っただけとは…!
    さらに付け加えると、スコット・ジュレクの前に記録を保持していたのはなんと女性!
    我々凡人からすれば、100マイルを不眠で走り切る能力と2000マイル以上を数十日かけて歩き通す能力の間に差異は見出せないが、実は100m走とマラソンに求められる能力が異なるのと同様に、そこに

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    2019年02月13日
  • NORTH 北へ アパラチアン・トレイルを踏破して見つけた僕の道

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    3500kmを46日で走破するには、体力、気力ではなくて、友人力が必要だ、ということがよく分かった。角幡唯介の解説が秀逸だ。ほぼ本文と同じぐらいの内容がある。

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    2019年01月20日
  • NORTH 北へ アパラチアン・トレイルを踏破して見つけた僕の道

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    史上もっとも偉大なウルトラマラソンランナーのひとりであるスコット・ジュレクが「レースから引退する」と公言していた40歳になった時、自分はどうなりたいのかをかけて挑んだアパラチアントレイル。総延長2189マイルのFKTを目指したスコットと妻ジェニーのまさに魂の記録。睡眠時間を削り、自分の肉体のタンパク質まで消耗しながら44日間で達成したFKT、ジャーカーとジェイルーも素晴らしいが、二人を支えたサポートチームが凄い。自分のレースや仕事を投げうって彼らのもとに駆け付けるのは、やはり、ジュレクがウルトラマラソンランナーたちに愛されていたから。トレイルの魅力、限界状態のジュレクの描写とともに、熱い友情が

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    2018年11月17日
  • NORTH 北へ アパラチアン・トレイルを踏破して見つけた僕の道

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    アメリカ東部の自然歩道アパラチアン・トレイル、走行距離3,500kmの最短記録を目指したノンフィクション。
    ランナー、特にトレイル・ランナーならば人間が限界点に達しそうなとき、どのような精神状態に陥るのか、どうすれば平静を保つことができるのか勉強になる。
    トレイルランというそのランナー自身の一過性の出来事のように思える行為だが、実際にランナーのように個人的な意思だけではなく周囲の支え・助言があってなされていく。長距離走は個人戦ではなくチーム戦なのである。
    ランニングを趣味にしてない人にとっては対岸の火事としか感想を持たないと思う。オタクな世界がランニングコミュニティーには広まっているのです。

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    2018年11月17日
  • NORTH 北へ アパラチアン・トレイルを踏破して見つけた僕の道

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    ウルトラマラソンやトレイルマラソンのランナーが、約3500kmのアパラチアントレイルを走って、最速記録を更新しようと挑戦した時のレポートのような本。

    全盛期ではないが、過去の栄光に満足せずに新しい挑戦に向かうのはすごいと思ったが、並行して綴られる奥さんのレポートを読んで、そんなに単純な話でもなくて、考えさせられた。

    一ヶ月以上かかるため、1人や夫婦だけではとてもできず、
    10人以上のサポートを受けて挑んでいるが、その1人一人とのエピソードややりとりが、面白いし、
    疲弊しているスコットジュレクにとって救いとなっていることもわかった。

    後半は疲弊して、それでも尻をたたかれるようにしてなんとか

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    2018年10月20日
  • NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる 最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方

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    外に出たくて仕方ない。
    大阪への日帰り出張で読んだから、余計にそう思うのかもしれない。
    明日から能登旅行。のんびり緑を求めてさまよってみたい。

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    2017年08月28日
  • NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる 最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方

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    自然は人間をリラックスさせる。自然を欲する本能を満たすからこそ、行動を起こす意欲が湧き上がってくるのが脳のシステム
    マルチタスク以外の脳の部位がはたらくin自然
    マルチタスクを続けているとエネルギーが使い果たされてしまう。
    注意回復理論(しせん


    極めてシンプルな結論→できるだけ外に出ること。時には雄大な自然が広がる場所に出かけて畏怖の念を感じること。深々と自然の空気を吸うこと

    嗅覚→自然の匂い(アロマも効果あり)
    視覚→フラクタルが知覚に優しい
    聴覚→小鳥のさえずり。なるべく人工の音がない場所が良い
    気持ち→畏怖の念、リラックス効果。


    1ヶ月に5時間自然の中にいるだけです認知能力が改

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    2017年08月05日
  • 脳のワーキングメモリを鍛える! 情報を選ぶ・つなぐ・活用する

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    ワーキングメモリをサポートするエクササイズは、聞き手に合わせる、テレビを消す、賢く眠る、ランニング、外国語を学ぶ、引退すべからず、脳に栄養を与える(トランス脂肪酸満載のジャンクフードを摂取しない)、摂取、香りで刺激する(ローズマリーやペパーミント)。

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    2016年09月03日
  • 元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

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    元FBI捜査官という肩書から興味を持って読んでみた。

    「影響力の武器」という本を思い出させる内容だった。

    〇好意シグナル3つのポイント
    ・眉をさっと上げて目を見開く
    ・頭を傾ける
    ・本物の笑顔を見せる
    〇人に好かれる公式
    近接+頻度+持続期間+強度+人物の好感度
    〇会話中になった携帯電話はあえて無視することによって、あなたのお話しは自分にとって重要なんですと印象づけられる。
    〇面と向かって褒めるのではなく、第三者からの賛辞は信用される。

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    2016年02月20日
  • 脳のワーキングメモリを鍛える! 情報を選ぶ・つなぐ・活用する

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    ワーキングメモリーについて、具体例を挙げて紹介されていて、かつ、鍛え方や活用について丁寧に書かれている

    ワーキングメモリーを上手に使うには、

    ルールを知っていること
    アルコリズムとかを知っていて、その知識を活用すること
    チャンキングすること プログラミングなら、機能を1つづつ覚えていれば楽に大きなものを作るのに使える
    ゴールから逆算して考えること


    まぁ、様々なストラテジーでワーキングメモリーを制限がある部分を上手に使いましょうと言う感じっぽい


    あと、運動やランニングは実際に効果が出るらしい
    お魚とか乳製品、大豆類とかもいいらしい
    あと、睡眠

    脳トレは今のところ効果は怪しいっぽい

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    2015年01月17日
  • 脳のワーキングメモリを鍛える! 情報を選ぶ・つなぐ・活用する

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    「ワーキングメモリ」というと「作動記憶」くらいのイメージしかなかったが、「長期記憶」に保存した情報にアクセスするのもワーキングメモリの役割ということが非常に大きな収穫。
    また、疲労時ほど新しい動きを習得しやすい、という考えも新しい。
    ワーキングメモリを活用するテクニックも紹介されているがよく理解できなかった。
    ワーキングメモリを鍛えるエクササイズが要所に掲載されていて興味深い。鍛えるというより、ライフハックっぽいものも多いが。

    〈その他〉
    ・機能しなくなる原因:ストレス、痛み、時間に追われる、など
    ・学習スタイルの適正:言語型か視覚型、分析型か全体把握型

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    2014年09月03日
  • 一点集中術 限られた時間で次々とやりたいことを実現できる

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    マルチタスクは幻想にすぎず、タスクの切り替え・スイッチングをしているだけ

    「フロー」に入るとシングルタスクになる

    いまここにいる目の前の相手を優先する

    「ノー」というほうが信頼される

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    2025年12月08日
  • サイコパスから見た世界―「共感能力が欠落した人」がこうして職場を地獄にする

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    わかりあえない。離れるしかないのか。最後まで人間性を信じ抜く勇気は持たないように。ということか。現実的な対応だが、共感能力を抑圧する事にもつながらないか。結局のところ解決策はわからないままだった。

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    2025年12月06日
  • バレットジャーナル 人生を変えるノート術

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    日々のタスク管理に難がありいつも頭がごちゃごちゃしてる感があるので読んでみた。
    本を読むだけでは、イメージできない部分があるけど、簡単なところからやってみて本に戻るとまた気づきがあるのかなと思った。

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    2025年12月03日
  • サイコパスから見た世界―「共感能力が欠落した人」がこうして職場を地獄にする

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    彼らからすれば、ノーマルな人に対するプログラム的な対応でしかないのか。ノーマルな人が彼らからのサイコパス的言動を、自覚、無自覚に影響を受ける、影響下に置かれる事態が日常生活上では、プログラムの暴走に合うようなもの。うまくシャットダウンする以外にないな。

    社会通念的には、これは、広義で、かつ強烈なハラスメントでしかないよな。核兵器みたいだな。危機管理としてあとは、虎口を脱するにはミラーニューロンを意識してみることぐらいなのか。

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    2025年12月03日
  • サイコパスから見た世界―「共感能力が欠落した人」がこうして職場を地獄にする

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    ドナルド・トランプやいろんな会社を食い物にした経営者、法律事務所のエピソードを交えてサイコパスとはどういう人間か、またその対処法などを述べた本。
    対処法は長々書いてるが「そういう人間に隙を見せるな」に尽きる。
    本邦だと北九州連続監禁殺人の松永太が挙げられるが、対処法もクソもまず関わらないようにして逃げろ、最悪やられる前にやれしかないと思う。

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    2025年11月29日
  • サイコパスから見た世界―「共感能力が欠落した人」がこうして職場を地獄にする

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    サイコパスとは闘わず、寄せ付けないようにする。

    20人に一人はサイコパス。 いきなり出てくるこの数値に驚く。 本書は、脳科学的な面、実際の行動、ケースとサイコパスについて幅広く採り上げ、その上で対策まで一通り示してくれる。
    実際の行動パターンは特にトランプを例に説明しており、それだけでもお腹いっぱいになりそうだが、法律事務所を舞台に3人の目線から見たケースも読んでてしんどくなった。

    最後の対策にて、まず関わろうとしないこと、誠実さや透明性を持って組織運用し、サイコパスを寄せ付けないことの大切さを訴えている。 この本読んだら、守らないとと強く思うはず。

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    2025年11月19日
  • バレットジャーナル 人生を変えるノート術

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    ネタバレ

    自己啓発の要素が多い内容となっています。
    バレットジャーナルのやり方を知りたければ、SNSやyoutube等で見た方がわかりやすいです。
    (元祖というかオリジナルの方法がどういうものか知りたかったら読んでもいいかと)

    Bujo(バレットジャーナル)を実践した人の体験談、どのように考え方や行動が変わったか、それでどのように人生が変わったかが書かれています。
    幸福とは何か、人生をもっとよくする方法は何か、バレットジャーナルでそれを見つけていくというストーリー。

    とりあえず、デジタルに疲れた人は実践してみるといいかも。

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    2025年11月12日