黒木あるじのレビュー一覧
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面白かった!
…とは言え、たぶん、これは、好みが分かれる。テレビとかで特集される系の幽霊譚が好きな人にとっては、自分が期待していたものと違う印象を抱くんじゃないかな。ただ、民俗学とか柳田國男、自分自身がフィールドワークに赴くのが好きって人にとっては、すごくワクワクさせてくれる素敵な1冊だ。
なんてったって、まず、場所にしろモノにしろ史実にしろ、基本的に「実在」するところがイイ!気になって、1話読み進めるごとに携帯で調べちゃったもん。「うわ、ここか!」「本当にこういう景色なんだ!」とか、いちいち発見があって興味深い。もっと詳細を自分の足で調べたくなる。この本で紹介されている内容は、現地におい -
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「律儀」のハイヒール。立原透耶の「ひとり百物語」の中の話を思い出しました。あれも、マンションでの話でしたね。
「S氏の証言」どんな気持ちで、聞いてたんですかね。この話の内容って、黒木あるじさん本人が体験した怪異と、つながっている気がするんですよね。書いたら死ぬと思う、って言われたやつです。
「忌み森」「人面魚」山にまつわる怪異。こういう話は聞くと、やっぱり一定の禁足はあるべきなんだな、と思いますね。自然への尊敬忘れちゃいけないな、と。
「ペガサス」もう、モスマンの話だ。かわいい顔して、凶悪な妖獣。地下道で会いたくなかったです。メガテンのことですよ。
「イチョウくん」きゃっきゃうふふでパワースポ -
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国道1号線自体が怖いのかと思って、YouTubeとかで調べたりしてこの本を読んだのですが、この近くで起こった事件や怪奇でした。
仏教用語の六道の分岐とされる辻が京都の珍皇寺辺りだそうで、このお寺はあの世の入り口とされる井戸も残っているそうです!
そのすぐ近くに国道1号線が走っていてあの世の入り口に繋がっているとか。。。
怖いと思いながらもなぜか深夜に怪談を読みたくなるときがあるんです。怖いもの見たさというか刺激が欲しいのでしょうか。
話の内容は、ほんとにゾッとするものもいくつかありました。
仕事で疲弊して家に帰りたくないサラリーマンが日比谷公園大噴水の前で見たものに連れて行かれそうになっ -
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神仏に関する怪談が集められた一冊。
著者によって集まる怪談に傾向がありとても興味深い。
その中でお寺や修験者に関する怪談を綴った橘百花氏の民話のような因果話や海を越えた海外の神について語られる卯ちり氏の怪談、そして一話のみながら思わずヒヤリとさせられる人間も怖い話の「檻の中」の斉砂波人氏と「裏の靖国」の鷲羽大介氏…。
もちろん他の著者の方々の話も大変興味深く、また読みやすいものが多くとても満足な一冊。
しかし後半に行くとかなりアクの強い著者が続くため(悪い意味ではなく作者の個性が強烈に出ている話が多いので)「実話怪談」というより立派なひとつの「作品」として捉えたほうが良いかもしれない。
特 -
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人気作家の子ども向け怖い本ということで、期待して手に取る。うーん、表紙含めちょっと微妙かなぁ。文学的な力あるけど、子どもの中で評判になるような面白さではないような気がする…。むしろ、すきな作家いる大人の方にオススメかも。あと、怖い本が好きというより本格的な話の入口にたってる小学生向け。ルビは中学年以上レベル。
「象の眠る山」田中啓文
個人的にこれは好きかも。現代っ子で賢い横道も好きかも。怖いものの正体が本気で気持ち悪い。象っていう伝承ができるなにか。
「とりかえっこ」木犀あこ
60.65cmのすきまにひそむ怪異っていう設定自体なんか、嫌。こどもだと入れ替わり後を具体的に表現してくれた方が怖がり -
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家や土地にまつわるホラーアンソロジー。
事故物件だけでなく住民そのものが怖いヒトコワものまで豪華11話収録。
糸柳寿昭氏『やなぎっ記』軽い雰囲気の日記だと思っていたら最後のメールで鳥肌立っちゃうやつ。
澤村伊智氏『笛を吹く家』この方の描く歪んだ家族っていつも気味が悪いし悲惨…本当にいそうなのがまた怖い。
芦花公園氏『終の棲家』宗教が関わるホラーではやっぱりこの方。得体が知れない信仰の気持ち悪さと逃げられない絶望感。
平山夢明氏『ろろるいの家』ホラー描写が本書で一番怖かったかもしれない。不気味な現象に徐々に侵食されていく感じがゾクゾクした。 -
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物件ホラーが好きなのと芦花公園先生の短編が入っているので手に取った。他の参加メンツも豪華すぎる、、、バラエティに富んだ様々な物件の嫌な話が入っていて満足度が高い。
福澤先生の話読んだことある、、、?って思ったけど「怪を訊く日々」のエピソードと若干重複してた。「忌み地」のシリーズも好きなので糸柳さんの日記っぽいやつも好き。晩御飯の献立書いてあるのかわいい。
郷内心瞳は拝み屋怪談しか読んだことなかったのでカニバリズム百合姉妹ホラーみたいなのお出しされて新鮮だった。よかった。
芦花公園先生のやつもかなり邪悪だったけどそれに続く最後の平山夢明先生のやつがあまりにも凶悪すぎて最高だった。何この流れ。助か