春のたましい~神祓いの記~

春のたましい~神祓いの記~

2,090円 (税込)

10pt

4.0

大流行した感染症や地方の過疎化が進んだせいで、「祭り」が行われなくなった地域が増えてきた。これまでは、祭りによって鎮められていた八百万の神々が怒り、暴れだす。この事態に対処するために組織された「祭祀保安協会」の、九重十一とアシスタントの八多岬、怪しさ満点のこの二人組が不思議な出来事を鎮め、荒ぶる神々を処分していく。東北を舞台に描き出す、連作ファンタジック・ミステリー。

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春のたましい~神祓いの記~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    コロナ禍がなければ生まれなかったであろう小説だと思った。『人が念(おも)うからこそ、慕うからこそ神は神でいられる。人が忘れてしまえば神は神でなくなる。』神様と人は表裏一体な存在なのだろうか。人々から徐々に忘れられ、狂っていく神が印象的。薄ら怖く、不思議な小説だった。祭祀保安協会の面々も面白みのある人

    0
    2024年11月19日

    Posted by ブクログ

    幻想的。

    神を祀ることが起源の、地方の祭事
    それらがコロナ禍で失われる、途絶えてしまうことで神々が怒る…それを食い止めるのが使命の二人

    黒木あるじさん、怖イイ話でもいい味出されてる

    0
    2025年02月11日

    Posted by ブクログ

    色々な漫画の設定を集めたような感じがする。
    だからといってつまらない訳ではなくて、名前も残らないような神様への崇敬が感じられた。

    0
    2025年01月13日

    Posted by ブクログ

    荒ぶる神様をたしなめる祭祀保安協会の奇妙な面々、人間の弱さを描いた幻想ホラー小説 #春のたましい

    ■あらすじ
    感染症の流行により全国の神事が行われなくってきた。祭祀保安協会に所属する九重十一と八多岬は、各地に住む人々と交流を深めながら荒ぶる神々を処分していく。超自然的で幻想的な世界に包まれるホラー

    0
    2024年12月28日

    Posted by ブクログ

    感染症が拡大したため祭祀が中止になり、その結果、神が暴れだす。
    なるほど、そういう世界線があるのかと思った。
    現代の怪談っぽいけど、怖くはなかったし、泣ける話もあって面白かった。

    0
    2024年04月30日

    Posted by ブクログ

    感染症の蔓延で各地の祭祀が中止となり、これまで祭りによって鎮められてきた神々が暴れ出すようになってきた。それに対処する「祭祀保安協会」の二人の活躍を描く短編集。
    怪異が登場するがそんなに怖さはなく、神と人の在り方について考えさせられた。対立する組織の存在が示唆されていたので、続編に期待。

    0
    2025年06月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    流行病のため、神事や祭事を行わないことにより神であること忘れてしまった神様たちをおさめる祭祀保安協会に勤める九重十一さんと八多岬くんの話

    私はつくづく怪異をおさめる仕事をしてる人たちの物語が好きだなぁと思った

    九重さんがただ強いだけではなく、自身がしたことへの後悔が心の底にあることがわかり、人間

    0
    2024年10月14日

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