銀色夏生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
銀色夏生の文章を読むと、ミントの葉をかんだような気持ちになる。軽いノリだけど、真実のささやきがあるという感じ。
この本の私の一番のお気に入りは、「本の扉」の文章。銀色さんはここに素敵な言葉が綴られていることが多いんですよね。今回は信じられるものを持つ人は強い。それが「かわいらしいものをちらっと見てしまったときの喜び」などいつでもどこでも存在するものなら大丈夫というものでした。
他には、
・「このワガママな僕たちを」
・あなたが思っているような私では本当はないのです
・「涙のメンバーチェンジ」
・「特別なところへ」
・かなしいことを知らないはずはないのに
・僕はたぶん、みんな -
Posted by ブクログ
この本を買うまで、銀色夏生なる人を全く知らなかった。男か女か、本職は何か、どんな話し方で、どんな性格なのか?
ひととなりを全く知らない人のエッセイを読み始めると文章がどうにでも読める。誤解とか曲解の類かな。
1/5ぐらいまで読んだ段階では、作者は自信過剰。自分は全てを悟っているかの様な言動多め。周りの人の迷惑なんて考えず自分勝手。家族を疎んでいるという印象だった。
だけどどうも違う。読み進めるとどうも自分の誤解らしいことに気付く。
あくまで、「私はそう思う、考える」ということを「そう思う、考える」と率直に書いているだけ。
周りの人にもちゃんと気を使っているし、家族を疎んでもいない感じ。まあ、こ -
Posted by ブクログ
読んでいて、過ぎ去った恋を思い出すようでした。
懐かしいような、苦いような、それでいてどこか清清しいような、そんな想いになりました。素朴で綺麗なことばの中には強さがあり、また弱さもあり、共感する面も多かったです。見開きにただ1文が載っているページには、1文ながらもそのインパクトの強さに手を止めずにはいられませんでした。
使われている写真もとても詩と合っていて素敵でした。どうやら写っている女の子は若かりし頃の森高千里さんらしいです。とっても可愛くてのびのびした様子。写真はどれも彼女しか写っていないっていうのも象徴的だった気がします。写真の色にも注目。
思い通りにいくことばかりじゃ