銀色夏生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
手料理増えたな~相変わらず腹の減る本だな~
カーカとさくくん見てるとおおかみこども思い出すな~
銀色さんが書いた歌詞が連絡もなく形にならないことがあるとか
一体どんだけの歌詞が葬られている業界なの…とか。
何気ない日記を読んで何気ない感想を持つだけのようでいて、
パッサパサの精神状態で読んだらすごく心が凪いで
落ち着いた意欲が沸いてきて、やっぱりすげえな、と思う。
それは随所に出てくる銀色さんの価値観が
自分の価値観に近くて理解してもらえるような心持ちだったり、
自分で自分を理解する助けになったり、
それは素敵だなあと思う所にあって
今まで見えなかった光を見せてくれたりするからだろか。 -
Posted by ブクログ
もうずっと同じ感想を書いてるんじゃないかと思うけど、日常のこまごましたこと、ごはんやおやつを何食べたとか、子どもとの会話とか、その日あったこととか、そういうなんでもない日記の部分は、本当になんていうこともないんだけど、なぜかすごくおもしろく感じられて、楽しくて、いつまでも読んでいたいほど。なんということもないことほど読んでて楽しいのはなぜかしら。
子どもが失敗したり、嫌な目にあいそうになったりしたとき、すごく気をもむところとかにも、放任しているようで心配してるんだなあと共感(ってわたしは子どもいないけど)。銀色さんを一般の人として身近に感じるというか。
だけど、銀色さんが行ったイベントについ -
Posted by ブクログ
待望の最新刊。一時購読を止めたけど
21位からまた読みやすくなりまた楽しみにしている。
今回は更に以前のつれづれに戻った感じで
何を作って食べたとかの記載も多く
あとはカーブス(30分エクササイズ)やMBTの靴や
気功や針など色々な健康に興味を持って取り入れていて
それをまた飽きちゃったりするのかなとか思いながら
読んだりして楽しい。
思いついて何かをしてしまうのは相変わらずだけど
無駄にしたお金を取り戻すべく貯金箱を作っていたり
色々小さなことが面白く楽しみに読んでいる。
さくくんもカーカも大きくなって、安定していて
読んでてふふってすることも多い。
読み終わっちゃうのが寂しいから大切に読も -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ある風の吹く日の夕方」に見える相対する温度や
景色と幻みたいな1日のカタチがすごく大好き。
とても暑くて光でいっぱいの高原の昼の光と
木々や草原に抜ける風の音と匂い。
トモダチと共有する宝物のような場所と
ココロがキラキラするような発見。
相対する夜の匂い。
少女の純粋な残酷性が月の光に包まれて
発光するかのようにユイさんの後姿と重なっては
いろんな物語が浮かんでは消えて。
小さい頃のいろんな光景をぼんやりとした
ベール越に見ているような。
銀色さんの見せてくれる切なくてロマンチックな世界は
いつも心地よくひんやりとしていて静謐で儚い。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ銀色夏生さんはエッセイを別にして2、3行ぐらいの
短いセンテンスで綴られたものがやっぱり好きだなぁ[*Ü*]
極限まで研ぎ澄ますように削り込まれたコトバに詰まる
世界がココロの宇宙みたいで。
言葉は暗号。
芸術であり日常であり。
この本を読んだ頃はまだ森高千里さんを知らなかったけど
その後、テレビで見た時の衝撃はすごかったなぁと思い出したり。
この本の写真は風景はもちろん、森高さんの表情や
載せられたコトバとページをめくるたびに映像詩みたいで
今見てもやっぱり好きだなぁと[*Ü*]
52、53Pの文字が1つずつ減りながら言葉の階段を見せつつ
うまく綴られていたり、視覚的にもこんなにこだ -
Posted by ブクログ
う~ん。
この人はどこにいくのだろう。
開いてる会とか、チャネリング? ヒーリング?
なんだか不思議。
一時あった攻撃性や、押し付けがましさ、
人には求めるのに、人から同じことを求められると、
理屈をこねて批判する、
みたいなところがまったくなくなっていて、
そういう点では、とても読みやすくなりました。
だから、一見あやしげに思えるヒーリング会みたいなものも、
「ぁゃιぃ」って、批判的に見るわけではないのだけど、
正直、そこに私は入っていけないし、
それを開いている銀色さんを、全肯定も出来ないな、と。
なんだか、銀色さんの興味を満たすために、
その会が開かれているようにも見えるんだもん。
ん