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Posted by ブクログ 2010年04月02日
真っ白な表紙に銀色でタイトルが記されたキレイな本です。
あっという間に読めてしまうボリュームの中に、素晴らしい物語がありました。
本当に「いい話」の王道のような展開なのですが、
たまご王子の登場でシリアスになりすぎず笑いながら読めたこともあって、
文中には出てこなかったのですが、「笑う」ことの大切さ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月28日
銀色夏生さんの詩でなく、小説は初めて。
カイルの人間性にも惹かれたけれど、スフレへの恋心を綴る詩も素敵だった。妖精からの質問に答える場面では、" 好きとは何か "から" 愛とは何か "とカイルの心情に沿って変わっているのも微笑ましい。
人はだれでもが、自分...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月16日
詩以外の銀色夏生の作品は初めてでした。
森の園芸師少年カイルと、妖精達とのふわふわとした会話を中心
に物語が進んでいきます。やはり随所にちりばめられた詩と、物語
が織りなす世界は詩人銀色夏生のものでした。
人はだれでもが、自分でしかありえない。
どんなに近づいても、他の人にはなれない。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月24日
以前詩集やエッセイも読んだことのある、写真や詩・エッセイなど
多方面の著書を出されている銀色夏生先生の中では数少ない
「物語」。
結構銀色先生の詩などは好きだったので読んでみました。
うん、さすが詩人というか、言葉選びがとても綺麗で良い!
お話もとても良いです。
ちょっとしゃべり方の似ている登場人...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月28日
水色と灰色と若草色が混ざったような気配を持つ、美しい星に暮らす少年カイル。両親をなくし、園芸家として働きながら、やさしい魔術師や個性的な妖精たちと平和な日々を送っていた。しかしある時、森の奥から黒々とした不穏な影が忍び寄る。武器を持って立ち向かおうとする人々を前に、カイルがとった行動は……。透き通る...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月03日
緑豊かな第7惑星で庭師をしているカイルは、魔道師や妖精たちとともに暮らしていました。王様が悪意を捨てるダスト・シューターを各々の家に取り付け、遠い森の奥の廃棄所に捨てるようにしたため、悪意が魔物に生まれてしまいました。やがて木々が少しずつ枯れていき、魔物が大きくなって街に近づくようになり・・・詩集や...続きを読む
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