銀色夏生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「ある風の吹く日の夕方」に見える相対する温度や
景色と幻みたいな1日のカタチがすごく大好き。
とても暑くて光でいっぱいの高原の昼の光と
木々や草原に抜ける風の音と匂い。
トモダチと共有する宝物のような場所と
ココロがキラキラするような発見。
相対する夜の匂い。
少女の純粋な残酷性が月の光に包まれて
発光するかのようにユイさんの後姿と重なっては
いろんな物語が浮かんでは消えて。
小さい頃のいろんな光景をぼんやりとした
ベール越に見ているような。
銀色さんの見せてくれる切なくてロマンチックな世界は
いつも心地よくひんやりとしていて静謐で儚い。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ銀色夏生さんはエッセイを別にして2、3行ぐらいの
短いセンテンスで綴られたものがやっぱり好きだなぁ[*Ü*]
極限まで研ぎ澄ますように削り込まれたコトバに詰まる
世界がココロの宇宙みたいで。
言葉は暗号。
芸術であり日常であり。
この本を読んだ頃はまだ森高千里さんを知らなかったけど
その後、テレビで見た時の衝撃はすごかったなぁと思い出したり。
この本の写真は風景はもちろん、森高さんの表情や
載せられたコトバとページをめくるたびに映像詩みたいで
今見てもやっぱり好きだなぁと[*Ü*]
52、53Pの文字が1つずつ減りながら言葉の階段を見せつつ
うまく綴られていたり、視覚的にもこんなにこだ -
Posted by ブクログ
う~ん。
この人はどこにいくのだろう。
開いてる会とか、チャネリング? ヒーリング?
なんだか不思議。
一時あった攻撃性や、押し付けがましさ、
人には求めるのに、人から同じことを求められると、
理屈をこねて批判する、
みたいなところがまったくなくなっていて、
そういう点では、とても読みやすくなりました。
だから、一見あやしげに思えるヒーリング会みたいなものも、
「ぁゃιぃ」って、批判的に見るわけではないのだけど、
正直、そこに私は入っていけないし、
それを開いている銀色さんを、全肯定も出来ないな、と。
なんだか、銀色さんの興味を満たすために、
その会が開かれているようにも見えるんだもん。
ん -
Posted by ブクログ
近頃は江國香織ばかり読んでいたんだけど、その隙のなさ・矛盾のなさにすこし窮屈を感じ始めた(笑)。そんなときは銀色夏生で気分をリセットする。エッセイ「つれづれノート」の、第6巻をチョイス。
銀色夏生の作品群のなかで、最も良いのは詩だ。作詞家として身を立てただけはあり、世界をキャッチーかつ爽やかに描いたものが多い。若い人は大好きだろうなあと思う。彼女は割と多才なひとで、絵を描くし(挿絵はすべて自作)写真も撮るし、小説を書くし、日記形式のエッセイ=つれづれノートは20年近くシリーズで出版されているが、詩に比べるとどれもレベルが違うんじゃないかという気がする。その他の作品については、あくまで素 -
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著者が20年以上書き続けている日記エッセイの2011年4月4日~2012年1月10日のものをまとめた1冊。家族、仕事、自分自身のことや日常のちょっとした出来事、その出来事を通して感じたこと等が綴られている。
著者の作品を読んだのはこれが初めてである。しかし、著者の素直な感情が温かな言葉で綴られていてほっこりした気分になれた。日記らしく嫌な気分になった出来事や悩み、ぐち、震災のことも書かれているが、著者なりの解決策やそこから学んだことが加えられていて、読み手に不快感を与えることなく逆に前向きな気持ちにさせてくれるのが良い。著者自身の活動が「動」から「静」に移ったタイミングだったので特に何もしな -
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長年読み続け、つれづれももう22冊目という驚き。
前巻までの鬱々悶々期間を脱して
軽妙な日常生活のあれこれがメインのつれづれに
流れが戻ってきました。
今までは体調面での不安もやっぱり大きかったのでしょうか。
私は銀色さんのヒーリング(?)には全然参加したくないけど
つれづれも、詩も、やっぱり好き。
今回も折り目つけつけ読みました。
かーかの号泣話はなんだかほろりとしてしまった。
あの年頃でそのピュアさ、まぁわかるけど
その表現のまっすぐさにちょっと感動。不思議な子だなぁ。
あと、シーザーの調教番組を実際に見てみたい。
いつもいいこと言っていて、つれづれを通して勉強になる。