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Posted by ブクログ
心の奥底を歩く旅をしているようだった。
それは、これまでの積み重ねを知っているからこその旅だったと思う。
深く深く、どこか遠くへ何かを探しつつ、一人で歩きながらも孤独ではない。
同じ道を行く仲間がいるから。まっすぐな眼差しで。
心に書きとめておきたいいい言葉が沢山あった。
さく君の大人っぽい顔にもびっくりした。
5月4日の愛する能力が自分にはないのではないか?なんてことを書かれている場所があって、声を出して笑ってしまった。
銀色さんの愛は、もっと大きくて、小さな愛ではないから、普通の尺度では測れないから、そう感じられるのかな?
読み終わったあとも、深く深く想いにひたる時間が続いている。幸せなとき。
Posted by ブクログ
著者が20年以上書き続けている日記エッセイの2011年4月4日~2012年1月10日のものをまとめた1冊。家族、仕事、自分自身のことや日常のちょっとした出来事、その出来事を通して感じたこと等が綴られている。
著者の作品を読んだのはこれが初めてである。しかし、著者の素直な感情が温かな言葉で綴られていてほっこりした気分になれた。日記らしく嫌な気分になった出来事や悩み、ぐち、震災のことも書かれているが、著者なりの解決策やそこから学んだことが加えられていて、読み手に不快感を与えることなく逆に前向きな気持ちにさせてくれるのが良い。著者自身の活動が「動」から「静」に移ったタイミングだったので特に何もしない日が多かったが、それでも日常生活で感じたこと、家族とのなにげない会話が綴られており、似たような一日でも全く同じ日はないのだ、と感じた。
詩人として活動されている方なので、印象的な言葉がたくさんちりばめられていた。その中の一つを、これからの私に贈りたい。
「真価が発揮されるのは状況がよくない時だ。しんみりしたしみったれた時にどれだけ強くいられるかだ。そこで強くいられるというのはどういうことかというと、ものごとの価値を状況のよしあしに置いていないということだ。状況に左右されない。状況に左右されるようなものにめざすものを置いていないということ。・・・自分の人生の舵をとるとは、こういうこと。この流れにはこう対処する、と自分で判断すること。そうしてこそ、流れに翻弄される、ではなく、流れを受け止めるということになる。」(299ページ)
Posted by ブクログ
ここ一、ニ年、銀色さんはCD制作だとかなんだか宗教家のような発言とかいろいろ、どうしちゃったんだろう?と思うようなことが多かったんだけど、どうやらやっぱり失敗だったと気づいたらしい。失敗だった、と認める正直さがすごく好きだなーと思った。しょっちゅう、気が沈むとか憂鬱とか、ネガティブなことを書いているのも正直でいいなーと。共感する。
子どものころからずっといつかしあわせになりたいと思っていて、いつなれるだろうと思っていて、でも、五十代になって、そういう思い描いていたようなしあわせはそういう形ではこないと悟ったというようなことが書いてあって、なんだかすごく共感するというか、けっこう感動してしまったり。
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