駒崎弘樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ子育てするにあたって、どんなことを心に留めておくべきか学びたいと思って手に取った。
非認知能力がその後の教育や人生に重要な影響をもっており、非認知能力は子どもを取り巻く環境によって育まれるものである。子どもの働きかけに対して親や周りの人がどのように反応するか、子どもに関心を寄せ積極的に関わろうとするか、といったことが非認知能力の形成に影響を与える。特に幼児期(3歳まで)を大人との温かいやりとりが成立する環境で過ごすことが大きな意味をもつ。
帰属意識をもてる環境で、自立性、有能感、関係性を経験できることが、よい学習習慣を身につけるために必要。
本書では、低所得層の子どもたちの教育を成功させるために必要な政策等の取り組みについて議論されているが、低所得層の子どもの教育に限らず、幼少期の子どもと接するにあたって、(当たり前のことではあるが)心に留めておくべきことについて記載されている。
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Posted by ブクログ
今流行りの!?子どもの「非認知能力」を高めるにはどうしたらよいのか?について、切り込んだ教育本。
読んでみて初めて知りましたが、
著者は貧困層の子どもたちをいかに救うか、に関心があるようです。
日本にももちろん、貧困層の子どもたちはいるのは事実ですが、
おそらくアメリカほどではなく(アメリカは貧富の差が激しいので)、
貧困層をいかに助けるという点において関心がある人は、
(日本には)そこまでいないのではないかと思います。
(世界レベルでは、こちらの方が大事なテーマではあるのですが。)
とは言え、貧困かそうでないかは別にして、
子どもの「非認知能力」をいかに高めるか?というテーマには、
多くの人が興味があると思われるので、有用な情報は詰まっていると思われます。
よくあるどこにエビデンスがあるのかよく分からない(教育)本が多い中、
(他の本よりも)エビデンスに基づき記載しようと著者が挑戦しているところがこの本の良い面でしょうか。
ハードカバーですが、思ったほど分量も多くないので、
読者の興味に合わせて、必要な箇所だけを読むのが良いのではないでしょうか。 -
Posted by ブクログ
完全に私の言葉での要約だが、Work life balance ではなく、life as workを唱える本だ。life as labor ではない。そしてlife as action かもしれない。
食いぶちを稼ぐ働くだけでなく、家庭や地域などで働くことで、労働だけに忙殺されない国に変えていこうという話。労働に時間を取られなければ、自己実現や研鑽、子育ても人生の「働く」として取り組める。
駒崎氏はworkの言葉は使っておらず、「働く」を「傍(はた)を楽にする」ととらえ、働くことでは他者に貢献した他者を楽にすることを目指す。本には駒崎氏がNPOを立ち上げて死ぬほど働いていた状態から職場でもプライベートでも改革を進めていった実例が書かれている。これを参考に実践につなげられる。
ただ労働に絡め取られている人は、他者への貢献と考えるほど余裕がないと思う。だからworkと言ってみたが、workも労働に取り込まれているように感じる。そんなとき思い出したのがハンナ・アーレントの『人間の条件』。
アーレントは人間の条件をlabor, work, actionとした。actionでは多数の異なる他者と活動することで、個人が独自性を獲得する。駒崎氏の話はworkよりもactionの話だ。この本は失われたactionを取り戻す運動かもしれない。life as action. こちらのほうが、いま現実味のある表現だ。しっくりくる。 -
Posted by ブクログ
読んだ理由は2つ。双子が生まれ、日本の子育ての課題を知りたかった。仕事でインタビュー撮影したことがあるフローレンスの駒崎さんの活動を知りたかった。
NPO(非営利団体)やソーシャルビジネスの起業と実践のノウハウを伝えてくれる本。営利団体と非営利団体の違いやボランティアではない点は、いまや常識かもしれないが、まだ古い考えの人がいるときにはこの本に帰って説明したい。
面白いと思ったのは何度も出てくるIT用語。学生時代にITの起業していた著者は、その経営ノウハウや知識をソーシャルビジネスにも適用している。自分もいま持っているスキルや考え方を別の業界に使えないか考えてみたい。
現実の課題をいかにイシュー(論点化)するか。メディアの仕事にも生かしたい。複雑な課題をいかに見える化できるかがビジュアルジャーナリズムの仕事にすべきだ。現状は絵になるものを探す仕事で変えるべき。 -
Posted by ブクログ
◆きっかけ
『ルポ 父親たちの葛藤 仕事と家庭の両立は夢なのか』では「国の制度は先に変わらないので、自分たちから変わるべき」とありましたので、自分の変え方を書いた本を読みました。
◆概要
ずっとバリバリ仕事をしていた方が、ライフワーク・バランスを見直し定時上がりをすることになった自伝書かつ指南書です。
読んで損はないと思いますが、自分にはあまり大きな影響はありませんでした。なにせ、もともと時短勤務で定時上がりですし、作業記録や業務効率化は実施済み。どちらかといえば時間外業務が多い夫向けですね。
それから文章が情緒的で冗長で自分にはなじみませんでした。たとえば「……と決心をしながら、窓の外の夕焼けを眺めた。いつもよりひときわ美しく感じた。」というような文章がとても多いです。
じゃあ勧めるなって?lol
◆引用と感想
>人口減少とは、今まで11人でやっていたサッカーチームを9人にして他の国と戦ってくれということ
この例えはうまいと思いました。
>政府が「カエル・ジャパン・プロジェクト」なんてやっているが認知度が低い
私も初耳です。
>裁量権がない仕事はつまらないので、自分(夫である著者)の家事に裁量権をもらった
それで著者が食器洗い乾燥機を買ってしまうのはいかがなものかと思いましたけれどね(笑)。
私は家事分担よりも家事シェア派です。気づいた人や時間のある人がゴミ出し、洗い物、お風呂掃除といったことをやるのが理想です。現実はゴミ出しだけ旦ry
そういえば独身バリバリの7年前はこんな本を高評価していました。
・『プロの残業術。 一流のビジネスマンは、時間外にいったい何をしているのか?』
今でも内容には賛同しますが、有用度はほぼゼロです。私が2人いたら、兼業主婦ではなくて、独身キャリアウーマンと専業主婦の両方の人生を歩みたい。
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ライフワークバランスのこと。半々にこなすのではなくて、どちらも頑張るから相乗効果が見込め、人生が豊かになるという話。そのための小手先論など。
ちょっと文章が情緒的で冗長。「…と決心をしながら、窓の外の夕焼けを眺めた。いつもよりひときわ美しく感じた」(引用ではなくイメージです)といった文章が多く、その部分は個人的に馴染まなかった。
読んで損はないと思うけど、自分にはあまり大きな影響はなかった。もともと時短勤務で定時上がり、作業記録や効率化はやってるし、どちらかといえば夫向けかも。
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メモ
・本より
★私見
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・人口減少とは、今まで11人でやっていたサッカーチームを9人にして他の国と戦ってくれ、と同じ
・日本の時間当たりの生産性は先進国7ヶ国中ビリ
★政府のカエル・ジャパン・プロジェクトなんて知らないw
・裁量権がない仕事はつまらない→夫の家事に裁量権を持たす
★それで著者(夫)が食器洗い乾燥機を買ったのはどうかと思うけどね。たしかに合理的だけど、モヤモヤする
★家事分担より家事シェアのが理想かな。実家はそうだった。気づいた人、時間のある人が洗い物とかやる
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・日本がどうするかではなく、個々人がどうするかの本
・今までバリバリやってた人がライフワーク・バランスを見直すことになった自伝書 -
Posted by ブクログ
乙武さんと対談形式での議論。
対談相手はお馴染みのメンバーともいえ、この本以外でも著作があったり、よく他の対談本でも登場したりする人物ばかり。
なのでその人の主張自体は他の本にも出てきて特に新鮮味はない、その意味では出てくる人本人が書いた本の方が詳しい。
ただ、この本の持つ新鮮味は内容よりも「乙武さん」が相手であることに尽きるようにも思う。
非常に稀有な経歴を持つ乙武さんゆえ、対談の中でも視点が新しいというか、広さを感じるので、その部分に対して面白さがあったと思う。
最後都知事、政治家への転身を勧められていたが、どうなんでしょうね。見てみたい気もするが、一議員としてではなく首長としてがいいのかな。一議員だと「障がい者」の立場を代表する人、としてしか見られないおそれがどうしてもあるし。