駒崎弘樹のレビュー一覧
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カバーに掲載されている著者の写真を見て、「何だかいけ好かない感じ」と思っていたのですが(笑)、中身を読み始めると、政策起業家としての著者の想いとエネルギーと行動に、ただただ圧倒され、また、その文体の面白さもあって、一気に読んでしまいました。
政策起業家とは、社会の困りごとに気づき、その解決方法のパ...続きを読むPosted by ブクログ -
子育てについての日本の現状をきちんと学べる本。本書は日本の子育て環境がいかに歪んでいるのかを教えてくれる。「ベビーカーが迷惑という話があるが、マイノリティはいつもマジョリティの迷惑だという事実がある」、「日本が世界から最も遅れているのは、女性の社会的地位」、「待機児童問題は、年金や医療費みたいに大き...続きを読むPosted by ブクログ
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表面上しか知らなかった非認知能力についての理解が深まった。参考になりすぎてメモだらけになってしまった。
表紙裏に「非認知能力は読み書き計算のように教えて身につくものではない。【環境】の産物なのだ。」と書いてあり納得。IQや学力などの認知能力も大事だが、特に幼児期は数値化できない非認知能力を育み子ども...続きを読むPosted by ブクログ -
素晴らしい!こうやって社会問題を解決していく目からウロコな行動と、発想!
個人的に 昨今の世情をみて 子供を生むのを諦めたので こういう方が次々現れてそれが活かせる所が増えてほしい!Posted by ブクログ -
フローレンス駒崎さんの新著。駒崎さんは著書多数ですが本作は、処女作にして社会起業家本殿堂入りの『「社会を変える」を仕事にする』の続編ともいえる作品。
課題を発見しなんとか対応する方策を作りそれを仕組み化(政策化)するためのフローレンスやその周辺の泥臭い道のりの記録。
言葉が強くしばしば炎上もする駒...続きを読むPosted by ブクログ -
ソーシャルビジネスの構想から立ち上げ、事業の拡大・拡散まで、とても分かりやすく説明してくれる。
『入門』だから実際にはもっともっと考えなければいけない事はあるのだろうが、それでもこの通り順番にやって行けば道は外れない気がする。Posted by ブクログ -
社会の問題点には目がいくけれど、それを解決するには自分の立場からでは難しいと思っていた。
しかし、誰でも社会は変えられる可能性を秘めていると教えてくれた。社会を変えるプロセスが述べられているのも学びとなった。Posted by ブクログ -
本書を読むと本当により良い社会に変えられるのではないかという勇気と希望がわいてくる。駒崎さんありがとう。Posted by ブクログ
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普通の自分が社会のルールを変える方法を知りたくて、
この書籍を手に取った。
著名人や能力や人脈を持つ人だけが、
政治に影響力を持つ、政策を変えられると思っていた。
でも、そうではなかった。
何も特別なものがなくても、
その胸に少しでも社会を変えたいという熱があるだけで、
何かが変わる、変えられ...続きを読むPosted by ブクログ -
2022.10
・日本で唯一の政策起業家に関する経験的実践者
・最低でも3年以上の継続した取り組み、粘り強さ
・困っている人への切実な愛情を感じた
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フローレンスの設立当時の奮闘ぶりが伝わってきた。どのような仕事でも巡り巡って社会をよくしていると信じたいが、作り手と使い手が分断されている今の社会ではそのことを実感するのは難しい。自分の子供、家族の住む地域社会をよりよくすることを直接仕事にできるのは素敵だと思った。Posted by ブクログ
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いくつもの奇跡とそれを実現してきた著者の泥臭い活動。ルールを変える方法はこの1冊につまっている。胸が熱くなる。心に火をつけられる。とんでもなくおすすめです。Posted by ブクログ
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政策を官僚や政治家でなくてもつくれる人が政策起業家であるという考えを初めてこの本を読んで知った。ニュースでなんとなく見ていた待機児童問題に駒崎さんが関わっていたり、他にもたくさんの福祉関連の政策をNPOの活動の現場の経験を活かして変えていくアグレッシブさと実現する能力がすごいと思った。官僚の役割につ...続きを読むPosted by ブクログ
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貧困層の子どもたちをどのようにサポートしていけば学習意欲や問題解決する力を高めていけるか教えてくれる。教育関係で働く方に読んでもらえるといいのではないかと思う。Posted by ブクログ
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政策起業家
駒崎さんの本は読むたびに勇気を与えられる。駒崎さんについては『「社会を変える」と仕事にする』を読んで以来、FBやTwitterでフォローし、応援させて頂いているが、本書は、病児保育のフローレンスの事業を起点に、小規模保育園、医療ケアが必要な子供用の保育園、男性育休の義務化など、社会課題...続きを読むPosted by ブクログ -
> みんな政治が悪いとか社会が悪いって言うけど、そういう政治や社会をつくっているのは、みんなの心に巣食う偏見や偏狭なんじゃないか。
「そういうものだから」をひとつずつ変えていく、ということ。Posted by ブクログ -
敬愛する駒崎さんと出口さんの対談本は、期待どおりにおもしろかった。勉強になった。
ひと世代で世の中は変わる。子どもの問題は必ず解決できる。
序盤は歴史から始まる話が多く、駒崎さんが相槌を打つだけというのが少しおもしろい。話が展開して、駒崎さんが新しい選挙制度を次々に提案したりするから、やっぱりお...続きを読むPosted by ブクログ -
たぶん3年くらい積ん読してたけど、早く読んどくんだった。
子どもに関わる人は読んだ方がいい。
「子どもの権利」って言ってもとっつきにくい感じがするが、
こうして具体例を項目ごとに並べられ、
しかもその分野の専門家が実例を挙げて書いているため、
各分野の入門的な知識を得られる。
実際、共著者の著作を...続きを読むPosted by ブクログ -
実践で、きれいごとだけじゃないが学びになる話ばかり。
会社にしてもNPOにしても、経済的に成り立つ仕組みでなくては長続きしていかない。特にNPOでの利益モデルが整理されている本に出会ったことがなかったので、改めていくつかに分けられているのを見ると、将来自分がNPOを考えるときに大変参考になる。
また...続きを読むPosted by ブクログ -
非認知能力を伸ばそう。環境で育む。
粘り強く取り組む力。
・学業のための粘り強さp.107
①この学校に所属している
②努力によって伸びる
③これを成功させることができる
④この勉強は価値がある
人間関係(帰属意識)と学習指導(有能感と自律性)
教師が、子どもの良い点をフィードバックする。手抜き...続きを読むPosted by ブクログ