駒崎弘樹のレビュー一覧

  • 「社会を変える」お金の使い方 ― 投票としての寄付、投資としての寄付
    寄付入門といったおもむきの書。多様な情報が盛り込まれていると同時に、筆者の実体験のドキュメントでもある。若い人、学生を読者として意識しているようで、優しく温かい語り口が印象的だった。
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む
    最近よく出てくるキーワードである「非認知能力」に関する本。非認知能力を高めるには、特に就学前の環境が大切、ということが、豊富な実験・調査結果とともに示されている(日本では平等の名の下にこういった実験は行っていないのではと推測)。それはよく分かったが、「『それで、結局どうすればいいのですか?』という質...続きを読む
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む
    自身が親になって強く思うようになったこと。その内の一つに「子にいい教育を受けさせてあげたい」というもの。親の収入や意識による格差によって、将来の宝である子どもが教育の質に差がでてはいけない。子どもの教育を中心に貧困対策も考えていければいいのだけれど、それは実際難しいようだ。というか政治家がどこまで本...続きを読む
  • 子どもの人権をまもるために
    子どもの人権をまもるというテーマに沿って……かな? けっこうそうそうたる人々が稿を寄せている。宮田雄吾(大阪共立病院・大村椿の森学園)、山野良一(名寄市立大学・専門社会調査士)、駒崎弘樹(認定NPO法人フローレンス代表)、仁藤夢乃(一般社団法人Colabo代表)、熊谷晋一郎(東京大学・当事者研究)、...続きを読む
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む
    へー読んでみたい論文が色々でてきた。でも訳が読みづらいのと、やはりアメリカのことだからイマイチピンとこなかった。部分的な情報収集にはなった。
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む
    意外とさらっと読めたけど、凄く目新しい所見は得られず。正しい愛情や、子どもにちゃんと向き合って構ってあげることは、親はもちろん、教師や周りの大人にとって、とても大切な役割なのだと改めて認識させられた。あえて知見を得たといえば、そういうことが落ち着いた行動だけでなく、成績や将来の所得にもかかわるくらい...続きを読む
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む
    非認知能力を育てるには子供に能力を与えるのではなく、環境をつくってあげるという視点に立って考えられること、学びは子供たちで学び合わせることの重要性などを学んだ。
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む
    子育てするにあたって、どんなことを心に留めておくべきか学びたいと思って手に取った。

    非認知能力がその後の教育や人生に重要な影響をもっており、非認知能力は子どもを取り巻く環境によって育まれるものである。子どもの働きかけに対して親や周りの人がどのように反応するか、子どもに関心を寄せ積極的に関わろうとす...続きを読む
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む
    自分の子どもの非認知能力を伸ばすヒントになるかな、と思ったが、どちらかというと低所得層、ネグレクトなど幼少期に大きなストレスにあったこどもを、平均レベルまであげるにはどうしたらよいか?が、書かれた本であった。

    とはいえ、いくつかヒントは見つかったので、それを自分の子育てにもいかしていきたいと思う。
  • 「社会を変える」を仕事にする ― 社会起業家という生き方
    コネも人脈もない若者が起業する過程がよく分かり面白い。無知な青年を騙そうと近寄る大人たちや、ノウハウを丸パクリする厚生労働省など、人間不信になりかねない問題が多発してもめげずに進む駒崎氏。全体的に軽い文章で書かれているが、かなりのタフさを持ち合わせているはず。
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む
    【総評】
    「自律性・有能感・関係性」がモチベーションの基礎。
    非認知スキルやグリッドは個別のスキルと言うよりかは環境に左右される部分も大きい。そういう教室の雰囲気を作ることが大事。
    ⇒4つの信念
    1. 学校への所属意識
    2.能力が努力によって伸びる
    3.成功させることができる
    4.この学習は私にとっ...続きを読む
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む
    【280冊目】特に貧困層の子供の成功のためには、読み書き計算といった認知能力の訓練よりも、やり抜く力や好奇心といった非認知能力が大切だ(それが結果的に認知能力の向上につながる)ということを前提に、非認知能力向上のための取組を紹介する本。
     いつもながらこの手の邦訳本は、実例に富んでいるのだけど、理論...続きを読む
  • 働き方革命 ――あなたが今日から日本を変える方法
    とある思考の回数が多い部分のニューロンが発火し、道ができ、よりその思考がされやすいよう脳が作られる。
    潜在意識ともいう。
    だから潜在意識で自分には無理だと思っていると行動に出られない。
    働くということを、食いぶちのためだけでなく、人生を豊かにする地域貢献、家庭の仕事、育児、家族との関係、すべて
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む
    自律性・有能感・関係性を経験できる環境、つくれているだろうかと日々を振り返りながらよみました。

    それにしても、この本の中で紹介されていた日本の教育の姿はどこに行ってしまったのだろう。今多くの教室では、旧来のアメリカ型の失敗できない教育ばかりになっていやしないだろうか。
  • 社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門
    ソーシャルビジネスだけでない、企業の入門書!
    ソーシャルビジネスだけでなく、ビジネスの立ち上げ方の入門書。

    ・関係者との付き合い方
    ・ビジョンの伝え方
    ・資金調達の仕方
    ・最初のスタートの仕方

    簡易的にビジネス立ち上げ手法について知りたい方には良い
  • ワーキングカップルの人生戦略 ― 2人が「最高のチーム」になる
    働き続けることは自立をすること。
    メリットとして、結婚相手を収入だけでなく愛しているかだけで選べる、という小室さんの意見はなるほど、と思った。
    収入も環境も容易に変わる。そういったことに基づかないで、人生のパートナーを決めたい。
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む
    今流行りの!?子どもの「非認知能力」を高めるにはどうしたらよいのか?について、切り込んだ教育本。

    読んでみて初めて知りましたが、
    著者は貧困層の子どもたちをいかに救うか、に関心があるようです。
    日本にももちろん、貧困層の子どもたちはいるのは事実ですが、
    おそらくアメリカほどではなく(アメリカは貧富...続きを読む
  • 働き方革命 ――あなたが今日から日本を変える方法
    完全に私の言葉での要約だが、Work life balance ではなく、life as workを唱える本だ。life as labor ではない。そしてlife as action かもしれない。

    食いぶちを稼ぐ働くだけでなく、家庭や地域などで働くことで、労働だけに忙殺されない国に変えていこう...続きを読む
  • 社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門
    読んだ理由は2つ。双子が生まれ、日本の子育ての課題を知りたかった。仕事でインタビュー撮影したことがあるフローレンスの駒崎さんの活動を知りたかった。
    NPO(非営利団体)やソーシャルビジネスの起業と実践のノウハウを伝えてくれる本。営利団体と非営利団体の違いやボランティアではない点は、いまや常識かもしれ...続きを読む
  • 働き方革命 ――あなたが今日から日本を変える方法
    駒崎さんは社会的意義のあることをやっていると思う。立派だと思う。しかし、これが「普通の人」に適用できるかといえばそうではない気がする。仕方ないけど。それなりの家庭のご出身でSFC出て起業して…。願うだけでかなったら世話ないよなーと。多くの人は思ったところで変えられないことの方が多い。ただこうした問題...続きを読む