駒崎弘樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
社会企業家として病児保育の仕組みを作り、それを広げた駒崎弘樹さんの著書。
学生時代にITベンチャーの社長をしていたのですが、そこで病児保育の問題を知り、経営を仲間に譲って卒業後事業を立ち上げることに。
NPO設立までの話から、事業が動き出してからのことが書かれています。
この本は1年以上前に夫が読んでて進められたんです。
そのときは「ふ~ん」ぐらいだったのですが、最近夫が「社会企業・社会企業」と言ってて、それはなんだ?と思い、そういえばと思い出して読んでみました。
なるほど、社会企業って世の中の役に立つことを事業にするということなのね。
私の頭での解釈はこんな感じ。
実際駒崎さんが代表 -
Posted by ブクログ
「ソーシャル・ファイナンス」という大学の授業を受けて、その推薦図書である本書を読んで、駒崎さんのお話を実際に聞いて、『寄付』に対する自分の認識がずいぶん変わりました。
本の中に駒崎さんも書かれているように、今まで寄付というのは赤い羽根募金であったり、コンビニのレジ横募金であったり余裕があったら、もしくは小銭を入れるという感覚でしかなかった。途上国に行くとよく物乞いに出会うけれど、一時的にお金を与えることは彼らのためにはならないと思い頑なに拒否し続けてきた。寄付行為に対するポジティブな印象がないのは、今の世代が寄付に慣れていないから、寄付による社会変革を目の当たりにしていないからだと本書は云う。 -
Posted by ブクログ
病児医療を扱うNPOフローレンスの代表・駒崎弘樹氏による一冊。
ひとり親サポート隊員の誕生に至るまでから、寄付による選択と選択を実現する投資、という内容をまとめた上で、鳩山内閣時の、新しい公共、日本の寄付税制を所得控除から税額控除(=寄付は損金として算入)し、納税者として社会投資者として公と民との選択を行い、公は注力できる分野(防災、警備、上下水道、)に注力出来るといった内容が展開されている。社会サービスには何らかのコストが発生しており、受益者としての負担意識と利益を出す(=必要とされている、価値があると認識されている)担い手を増やすことは、国富の増大にも繋がる、望むべき社会だと思った。まず、 -
購入済み
あまりオススメしない
子育ての参考になるかと思い買いました。「非認知能力をどう育むか」の具体的なものが書かれているのだろうと思いましたが、なかなか出てこない。海外のものに多いけど、実例をあげているばかりで欲しい情報は殆ど無かったです。期待して読んだだけに評価が低めです。