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素晴らしい!こうやって社会問題を解決していく目からウロコな行動と、発想!
個人的に 昨今の世情をみて 子供を生むのを諦めたので こういう方が次々現れてそれが活かせる所が増えてほしい!
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フローレンスの設立当時の奮闘ぶりが伝わってきた。どのような仕事でも巡り巡って社会をよくしていると信じたいが、作り手と使い手が分断されている今の社会ではそのことを実感するのは難しい。自分の子供、家族の住む地域社会をよりよくすることを直接仕事にできるのは素敵だと思った。
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2021.3
昔読んだが、政策起業家研究のためもう一度。
・社会事業で現実を作り、政策化を後押しする。
・問題を生み出す構造に着手する。
・自らの手で公共を創り出す。その時代の分岐点にいる。
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NPO法人フローレンス駒崎さんの著書。
37.5℃以上の熱を出した子どもは保育機関に預けられず、母親は仕事を休まざるを得ない(それがきっかけで職を失う事も)。
当たり前の事をして職を失う社会、という問題を解決する為に発足したプロジェクトの話。
※一般には理解されていない事も多いが、現在のNPO法人は「運動によって社会問題を解決する」から「事業によって社会問題を解決する」にシフトしている。
世の中には数多くの起業ストーリーがあるが、その中でも群を抜いて心に響く一冊。
今でこそ徐々に当たり前になっている事が、誰にも目を向けられていなかった頃。そこに着目し、進んでいく姿はまさにタイトルの通り「社会を変える仕事」なのだと感じました。
働き方改革などが現在かなり叫ばれていますが、そこにもいち早く取り組んだ企業。始めれば、スタンダードになる、という事を体現している企業の話。
「あなたが見たいと思う変革に、あなた自身がなりなさい」——マハトマ・ガンジー
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駒崎さんのユーモアも交えた読みやすさから、事業立ち上げストーリーとその思いをダイレクトに感じる内容でした。
社会起業という視点、NPOに対して社会が持っている誤解、既得権益を持つ人達との間に生まれることなど様々な現実を知ることもできます。
個人的な学びは本当にたくさんある著作でしたが、シンプルに面白くパッションの伝わる内容でもありました。
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日本社会の役に立ちたいと思い立って、学生ベンチャーから社会起業家に転身した著者の起業体験を書き記したものです。
働くお母さんたちが保育園から呼び出しを受けないように、病気になった子供たちを預かるというサービスをNPOで行っていて、さらにこの活動を全国にオープンにしているという取り組みです。
最近、配偶者控除の問題や待機児童の問題などで働くお母さんをサポートするという施策がでてきていますが、実際に女性の正社員化に向けてボトルネックとなっているこういった課題についてビジネスとして取り組んでいるそうです。
内容はそうなんですが、やはりボランティアで終わらせるのではなく、ビジネスとして成り立たせて持続的な活動として展開できているところがすばらしいと思います。
補助金をもらってその範囲内でやったり、ボランティアとして活動するのは簡単かもしれません、でも補助金に頼らずきちんと給料を出していくのは難しいと思います。
ベンチャー経営者だけでなく、こういった社会起業家にもっと頑張ってもらえればきっと日本はよくなるというのが感想です。
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プロローグ
第1章 学生でITベンチャー社長になっちゃった
第2章 「社会を変える仕事」との出会い
第3章 いざ、「社会起業家」!
第4章 大いなる挫折
第5章 世の中のどこにもないサービスを始める
第6章 「地域を変える」が「社会を変える」
エピローグ
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公立特別支援学校の寄宿舎指導員として勤めながら気付いた教育と福祉の谷間。公務を全うしてもカバーできない谷間を埋めることはできないのか…
そう思っていた時期に出会ったのが本書。社会起業という概念に初めて触れたときに、自分の中でピカッと何かが光った!
まさにターニングポイント。まだターンしてないけど…
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読む目標設定(意味)
フローレンスを知っていたけれど、
駒崎さんってどういう想いでソーシャルビジネスしたんだろという疑問を
解消するために読み始めた。
実際に読んでみた一言感想
めちゃめちゃ面白い。今まで、こういった本は読んできたけれども、
だいたい、資金繰りが難しいんだという壁を設けるのが定石みたいなところがある。(もちろん一番苦労する部分だと思う。)ただ、著書の場合、
どういう人と事業をやっていくか、お国の人とどういった関わりをしていくべきか、NPOの負の部分という知らないことが沢山あったし、行政の在り方を知ることができた。
気になった点
おぼれかけの赤ん坊のメタファー
(おぼれかけの赤ん坊を捨てている人に気が付けるか、根本原因を究明できるか)
考えたこと
社会起業家は色々な人とのつながりを大切にしていると思うが、
社会的な問題を扱うが故に、国の人との関わりが出てくる。
そうした時に、いかに彼らに、こびずに自分のビジョンを明確にし、太い軸を持ち続けられるかが重要だと思う。
新しい学び(キーワード)
社会を変えるのは、国でも、自治体でもなく、個人個人ということ。
次のアクション
プロボノになれるような、プロフェッショナルな部分を身に着ける。(抽象的です笑)
(アクションの達成日_年__月_日)
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社会起業家のこれまでを綴ったありがちな本。
相変わらずこういう類の本は面白い!
「自己実現だけでなく社会実現も」
働きながらソーシャルベンチャーを助けるプロボラになるのも面白そうと思った。
「ビジョナリーカンパニー」
コップの中の嵐
多様性は大切ということ
赤ん坊のメタファー
問題の元々の原因を解決する必要があるということ
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溺れる赤ん坊のメタファーの話しで、
赤ん坊を助けながら、
上流で投げているのをとめる例がでていましたが、
病児保育で幼子を面倒みながら、
根本から解決をしようとする、
意識の高さ、知識の高さ、行動力の高さに、驚きました。
感動しましたっ。
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一番印象的だった場面は、病児保育施設の開設が区長の一言で頓挫した場面。駒崎さんは絶望したが、支援者に「本当の目的は何か」を問われて気づく。
これから大きな挫折を感じても、本当の目的は何か気づかせてくれる人を大切にしたい。
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サークルの大先輩から勧められて購入。
読みはじめて直ぐに痺れた!
俺たちの迷っていることと同じことだ!と頭のてっぺんから貫かれたような気がした。
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社会を変えるを仕事に。
こまさんの歩んできた道、ノウハウ、社会への警鐘。
社会企業になるためのエッセンスが盛り込んである良書。
何か行動を起こしたいと思ってる人、起こしたいけど何をすればわからない人にオススメの一冊。
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「僕たちはそれぞれの職場で真面目に働くことだけをいいこととして、社会をよくしていこうということについては、国や自治体や「誰か偉い人」の仕事だと思っている」
まさにその通りだな、と思った。返す言葉もないとはこのこと。
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「日本社会の役に立ちたい」と病児保育のNPO法人をゼロから立ち上げた駒崎弘樹さんの本。『政治家や官僚だけが世の中を変えるのではないのだ。「気づいた個人」が事業を立ち上げ、社会問題を解決できる時代になっているのだ。』など、とにかく共感できることが多かった。
NPO法人を立ち上げるまでの紆余曲折がありのままに展開されている点にも共感できた。そして、「社会を変える」を仕事にして生きていけることを、身を以て証明した駒崎弘樹さんの挑戦には頭があがらない。
社会起業家、ソーシャルベンチャーに興味がある方はぜひ一読を。そして普段はなかなか社会に貢献できていないなぁと感じている、会社員の方にもぜひ読んでほしい。社会との接点は、良く目をこらせば、どこにでも開かれている。
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学生ITベンチャーのCEOだった筆者が、病児保育の必要性を感じてNPOを立ち上げ、社会を変えようと取り組んでいく過程が書かれている。社会を良くしていくのは国や自治体の仕事だと思っている人は多いが、現代は個人が事業を立ち上げて社会問題を解決できる時代だという。筆者の社会を変えたいという思いから行動していく姿に感銘した。
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社会起業家について、漠然としたイメージしかなかった私には、大変新鮮な一冊でした。学生ITベンチャー社長からスタートし、社会を変える仕事に出会い、成長と挫折を味わう姿は、共感させられました。コツコツと目の前の社会問題を解決するために、活動を続けていくことで、時代が切り開かれて、地域や社会が変わって行く。病児保育という、日の目を見なかった課題に焦点を当てて、結果として國の仕組みに真似されて、広がるという流れは、社会起業家として得られる幸せなのかもしれません。フローレンスという組織、駒崎さん自身に注目し続けたくなりました。
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社会起業家という言葉をこの本で知りました。
この本以降、世間に浸透していった気がします。
今や駒崎さんは大きな舞台に進んでいるが、
その起点はやはり病児保育をビジネスとして
立ち上げた事にあるでしょう。
NPOとして立ち上げる方が過去の事例からいって
通例的だと思いがちですが、しっかりと
ビジネスと認識させたところが大きな違いだと
感じました。
この視点は大切ですよね。勿論今までビジネスとして
成り立っていない分野でしたからそれなりに苦労も
多かったようですが、どんな分野であれしっかりと
お金を稼ぐこと(聞こえは悪いですが)が出来るのだと
これからの起業家達に一石を投じた存在であるのは
間違いないと思います。
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病児保育にとりくむフローレンス代表、駒崎弘樹さんの著書。
育児関連の問題の中でもマイナーであった病児保育問題を正面から捉えて、ここまでの事業にしたてあげた手腕と実行力は本当に尊敬に値する。どんな分野であれ、最初に手を上げて実行し取り組んで成果を出すということは、素晴らしく価値があり、誰にでもできる簡単なことでは絶対ない。
ただ、本書は多分意図的だと思うんだけど、そういうスーパーマン的な要素や色合いは薄められていて、「社会の仕組みに疑問を感じた普通の兄ちゃんが、あれこれ壁にぶち当たりながら頑張ってやり遂げた」というテイストになっている。
全体的な文章が軽めで、文体もそこらの兄ちゃんの等身大の思考の軌跡を追うような仕上がり。小説的な言い回しや比喩表現も妙に多くて、文章の仕上がりがどうにも落ち着かないというか、チグハグな感触はうける。
ただ行間を読めば、誰もサービスの担い手がいなかった分野に正面から取り組んだことの想像を絶する苦労は感じられる。そういう意味では、やっぱり迫力あるなぁと。
字も大きくすんなり読めるので、社会起業家の一例として参考になる。後、読後に駒崎さんを単純にウォッチしたくなる。これから保育問題どう変わっていくのか、駒崎さんがどういう活動を担っていくのか、興味が尽きない。
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病児保育による、仕事と子育ての両立支援。NPO法人フローレンスの立ち上げから様々な苦労が書かれている。社会を変えるには、まず社会のしくみを知ること。何が求められているか、考えて実現すること。
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タイトル通り、「社会を変える」を個人でも仕事にできる時代になってきたと思う。多分、今は、日本の社会と経済の転換期。「今まで」が通用しなくなるのはもうすぐ。
内容は非常に面白おかしく書かれてて、かなりライトに読めますが、なかなか突き刺さる言葉も多く、作者の人間性がよく伝わると思います。
出版社はもっと校正をしっかりやるべきなほど誤字誤用が目立つけど、作者の語りを反映するための作戦だったりする?
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いきなりですが、一番印象に残っているのは、
「自分たちの遊ぶ公園を自分たちで作り、メンテナンスする」
日本では、錆び付いた遊具を見て、役所に怒鳴り込むだけ。
という部分。
それほど、意識の違いでこうも行動が変わってくるのかという一文であった。
社会起業とは、社会をより良い方向に導くことを目的とした活動や企業体であるが、アメリカのザッポスの企業体とそう変わりはない。そう考えれば、なにが目的を達成しやすい活動体なのかを知る必要がある。
それに、自分の生きる目的を持つ事の大切さもこの本には描かれている。
ザッポス伝説では、多少(というかほとんどか)ぶっ飛んでいるストーリーであるが、このフローレンスでは等身大であることが読みやすい要因ですかね。
「ソーシャル」という概念が広がりやすいのは、このように本来善意や社会に良いこと、影響という部分が根底にあるべき姿だからなのかもしれません。
共感、そして学びのフレーズ
•イノベーションとは常に多様性から生まれる
→ものごとの仕組みを変える場合、中の常識で雁字搦めになるより、外からぶち抜いた方が有効(言い方は文中と違います)
•自分の考え、なすべきことで、常に目的と手段をはき違えるな。
•地域の社会事業への企業の取り組み(オフィスデポやスターバックスが例にあった)を見て、その橋渡し的なことは出来るんではないか(甘くてすいません)。ブリッジ、win-winという構図では、「溺れる赤ん坊のメタファーというたとえ話」を参考に。
あと、全体からは、やりたいことが明確なら飛び込んでみよということでしょうかね。初期の苦労話は結構飛ばされているのかなという印象ですが、振り返れば、苦労ではなかったということかもしれません。とりあえずやりきる。
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コネも人脈もない若者が起業する過程がよく分かり面白い。無知な青年を騙そうと近寄る大人たちや、ノウハウを丸パクリする厚生労働省など、人間不信になりかねない問題が多発してもめげずに進む駒崎氏。全体的に軽い文章で書かれているが、かなりのタフさを持ち合わせているはず。
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何か起業の糸口を探して、友達と読んだ本だったが、やはり簡単じゃないなと改めて思った。多分、詳しい手続きなど載せると事はもっと並大抵な事ではすまないな〜。 さて、寄付を待っているばかりじゃダメだしどうしよう、、
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また、一人の社会起業家を知れた一冊。行動力の凄さを感じた。いろいろな試行を重ね、企業し挫折し成長していく一部始終。自分もそうなりたいと感じた。
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「意識が高い」人の話しかと思って読み始めたら問題意識がしっかりした人の話でした。ちょっと青臭すぎて読んでて苦しくなるところもありますが。
社会起業の重要性、社会における認知度の低さやそれ故の苦しさが伝わってくる一方で、そんな堅いことじゃなくて問題意識と行動力があれば社会を変えられるのか!と希望を持たせてくれる本です。
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社会企業家として病児保育の仕組みを作り、それを広げた駒崎弘樹さんの著書。
学生時代にITベンチャーの社長をしていたのですが、そこで病児保育の問題を知り、経営を仲間に譲って卒業後事業を立ち上げることに。
NPO設立までの話から、事業が動き出してからのことが書かれています。
この本は1年以上前に夫が読んでて進められたんです。
そのときは「ふ~ん」ぐらいだったのですが、最近夫が「社会企業・社会企業」と言ってて、それはなんだ?と思い、そういえばと思い出して読んでみました。
なるほど、社会企業って世の中の役に立つことを事業にするということなのね。
私の頭での解釈はこんな感じ。
実際駒崎さんが代表をしているNPO法人「フローレンス」のHPを見てみました。
本に出ていた事業が実際ネットで調べるとすぐにヒットして、今も動いてるということがすごいなと思った。
何かの事業を始める人って、今は当たり前になっている世の中の仕組みや商品を「当たり前じゃないところ」から作り出してるんだなぁと改めて思った。
こういう形で世の中を変えたいという明確なビジョンがあって、それを実現させるにはどうしたらいいかを考えて行動する。
本にはそんな著者と仲間の様子が描かれていました。
これってすごいことだよなぁと思う。
熱意、情熱、思い!
すごく素敵でした。
そしてこういう人には「一緒にやろう」「お手伝いします」という仲間が集まってくる。
元気になれる一冊でした。
こういう人の生きざまが書かれた本、好きです。