駒崎弘樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ワーキングカップルの知恵が詰まった本。私はワーキングカップルではない、独身OL。自分がどんな生活を歩むのか、共働きになるとどんなことが大変になるのかを考えるきっかけにしたくて、この本を読み始めました。
この本を読む事で、
男性がどんな事を苦手と思うのかが、共同筆者である駒崎弘樹さんの実体験を元に書かれているので参考になった。
共働きで分担が上手くいかず悩むご夫婦、
将来の働き方を考えている独身女性、
奥さんにはどうしても家庭に入ってほしいと考えている男性、
同僚、部下、上司の共働きや子育てをしている方と一緒に
などなど、様々な立場の人でも読む価値があると思います。
特に仕事を辞めたいと思 -
Posted by ブクログ
読む目標設定(意味)
フローレンスを知っていたけれど、
駒崎さんってどういう想いでソーシャルビジネスしたんだろという疑問を
解消するために読み始めた。
実際に読んでみた一言感想
めちゃめちゃ面白い。今まで、こういった本は読んできたけれども、
だいたい、資金繰りが難しいんだという壁を設けるのが定石みたいなところがある。(もちろん一番苦労する部分だと思う。)ただ、著書の場合、
どういう人と事業をやっていくか、お国の人とどういった関わりをしていくべきか、NPOの負の部分という知らないことが沢山あったし、行政の在り方を知ることができた。
気になった点
おぼれかけの赤ん坊のメタファー
(おぼれか -
Posted by ブクログ
病児保育問題の解決を目指す(だけではないですが)駒崎弘樹さんの本が面白くて、続けて読んでいます。
この本は、ワーキングカップル向けに、書かれた本です。
駒崎弘樹さんの後書きを、まず読んで欲しいと思います。
小室淑恵さんのはじめに、も素晴らしいのですが。
3.11。大震災後に書かれた後書きに、日常の素晴らしさを確認させられてから、本文を読むことで、響きかたが変わるような気がします。
過去のモデルではなく、自分たちの試行錯誤で幸せを作っていく世代。
今生きている私たちはそうではないでしょうか?
(むしろ、どの時代でも生きていくことはそういうことではないか、とも言えるかもしれませんが)
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Posted by ブクログ
1読む目的
2この本に対する問い
3サマリ
4感想
1目的
自分のグループの働き方を変革するヒントを得ること
2問い
働き方革命を推進する強い動機付けとは?具体的な施策とは?
3サマリ
①日本では今後、労働人口が減る(2030年には現在の84%になる)
②減るので、政府は対策として全員参画社会(主婦シニアが働く社会)を作りたいと考えている。
③その障壁になるのが、子育てをしながら働くことができないこと。夫の帰りが遅いこと、そもそも長時間労働が標準となっていること。
④だから働き方を変える必要がある。労働時間を減らし、成果を上げる必要がある。
⑤働き方革命の流れ:ビジョンを立てる→業務効率化 -
Posted by ブクログ
「日本社会の役に立ちたい」と病児保育のNPO法人をゼロから立ち上げた駒崎弘樹さんの本。『政治家や官僚だけが世の中を変えるのではないのだ。「気づいた個人」が事業を立ち上げ、社会問題を解決できる時代になっているのだ。』など、とにかく共感できることが多かった。
NPO法人を立ち上げるまでの紆余曲折がありのままに展開されている点にも共感できた。そして、「社会を変える」を仕事にして生きていけることを、身を以て証明した駒崎弘樹さんの挑戦には頭があがらない。
社会起業家、ソーシャルベンチャーに興味がある方はぜひ一読を。そして普段はなかなか社会に貢献できていないなぁと感じている、会社員の方にもぜひ読んでほ -
Posted by ブクログ
本書は、「寄付」という名の投資と投票について、駒崎氏がNPO経営者として経験した話と読者の行動の道しるべになるような内容を語った本。
駒崎さんの本はどれも読みやすく、胸打たれます。
社会を変える波にムーブメントに自分も乗っかっていたい、そういう衝動に駆られます。
「寄付」という行為に対しての概念が変わりました。
大それたことでなくても、身近に自分ができること、見渡せば沢山あるなーと。
【プレゼントを寄付にしてみる】
プレゼントにあてる予定だったお金を寄付に使う。
お祝いの仕組みを寄付の機会に変えることによって、相手も自分も良い気分になり、子どもにとって教育の機会になる・・とても良い試みだな -
Posted by ブクログ
サービスの提供価格を抑えつつもビジネスとして事業を継続して提供することを目指し、
共済型・非施設型の病児保育のサービス、また母子家庭等一人親のためのさらに価格を抑えた
病児保育サービスを行う、NPO法人フローレンスの代表である駒崎弘樹さんの本。
31歳の駒崎さん。
ある日ベビーシッターをしていた実家のお母さんから突然の電話。
お気に入りのお客さん(双子のママ)から、
もう今日でシッターを終わりにしたいと突然言われたとか。
驚いたお母さんは「私が何か悪い事をしてしまいましたでしょうか?」と
恐る恐る聞いたところ「いえいえ、駒崎さんには本当に感謝しています。
私が会社をクビになってしまったので