駒崎弘樹のレビュー一覧

  • 子どもの人権をまもるために

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    たぶん3年くらい積ん読してたけど、早く読んどくんだった。
    子どもに関わる人は読んだ方がいい。

    「子どもの権利」って言ってもとっつきにくい感じがするが、
    こうして具体例を項目ごとに並べられ、
    しかもその分野の専門家が実例を挙げて書いているため、
    各分野の入門的な知識を得られる。
    実際、共著者の著作を改めて読みたくなったし。

    まぁ仕事柄、第二部「学校」をみんなに読んでほしい。
    この国でどれだけ「子どもの権利」がないがしろにされてるか、
    たくさんの人に知って欲しい。

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    2021年07月01日
  • 社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門

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    実践で、きれいごとだけじゃないが学びになる話ばかり。
    会社にしてもNPOにしても、経済的に成り立つ仕組みでなくては長続きしていかない。特にNPOでの利益モデルが整理されている本に出会ったことがなかったので、改めていくつかに分けられているのを見ると、将来自分がNPOを考えるときに大変参考になる。
    また、ソーシャルビジネスを株式会社でやるときにはもっと重要になるはずだ。利益モデルがサービスで、かつ受益者本人からあんまりお金を取れないときにはこの本を見るとヒントが掴める気がした。
    購入も検討したい。

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    2021年06月11日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

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    非認知能力を伸ばそう。環境で育む。
    粘り強く取り組む力。

    ・学業のための粘り強さp.107
    ①この学校に所属している
    ②努力によって伸びる
    ③これを成功させることができる
    ④この勉強は価値がある
    人間関係(帰属意識)と学習指導(有能感と自律性)

    教師が、子どもの良い点をフィードバックする。手抜きはできない。
    生徒の参加を求める双方向のやりとり授業

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    2021年03月28日
  • 「社会を変える」を仕事にする ― 社会起業家という生き方

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    2021.3
    昔読んだが、政策起業家研究のためもう一度。
    ・社会事業で現実を作り、政策化を後押しする。
    ・問題を生み出す構造に着手する。
    ・自らの手で公共を創り出す。その時代の分岐点にいる。

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    2021年01月09日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

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    子育て世代以外にも、ぜひ読んでいただきたい。
    本書は、育児の参考にもなりますが、教育、福祉、公共、非営利団体、地域社会などを巻き込み幅広い社会政策への提言として重要な内容が述べられています。
    グリッドなどの非認知能力は、トレーニングで強化する性質のものというよりは、環境に応じて引き出させれるもの、発揮できるものとして捉えることが適切であると理解しました。
    であると、非認知能力の格差、学力の格差よりも、個人の努力では太刀打ちしにくい課題ということになり、公共的な関与がより重要ということになります。

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    2020年11月26日
  • 世界一子どもを育てやすい国にしよう

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    ライフネット生命社長の出口氏とフローレンス代表の駒崎氏による対談。少子化が進む日本の問題について、ただの対談だけではなく数値で示されており、また駒崎氏については実際に病児保育や赤ちゃん縁組の事業を立ち上げた経験があるため説得力があると感じた。未来ある子どもたちのため、自分にも何ができるか考えて行動していきたい。

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    2020年11月10日
  • 世界一子どもを育てやすい国にしよう

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    出口さんの幅広くて深い知識と、若い新鮮な駒崎さんの真っ直ぐな思考が、スッーと自分の中に入ってきた。
    文字の奥にあるものを、考えることが楽しくて、二度読みをしてしまった。出口さんの本をもう少し追いかけてみよう。

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    2020年07月19日
  • 働き方革命 ――あなたが今日から日本を変える方法

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    働き方改革が連日のようにニュースになる現在。

    この25年間、日々ワーキングマザーとして疲労困憊し、悩んでいた。

    この本で筆者が実現しようとしている社会。

    こんな社会で働けたらどんなに良かったか。

    次世代のためにできることをしようと強く励まされました。

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    2019年11月03日
  • 働き方革命 ――あなたが今日から日本を変える方法

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    久しぶりに一気読みした本。
    働き方改革ではなく、革命。今の働き方改革が叫ばれるより前に書かれた本。
    実体験をもとに書かれており、自分もやってみようと思えた。

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    2019年10月20日
  • ワーキングカップルの人生戦略 ― 2人が「最高のチーム」になる

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    結婚後、すぐに夫と買って読んだ。
    現実として2人で働いて子育てしていくことをイメージできてよかった。

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    2019年09月20日
  • 子どもの人権をまもるために

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    子どもを巡る、保育、養護、療育、貧困対策、性の多様性、居場所作りなどについて各テーマごとにコンパクトにまとめられており、第一線で活躍しマスコミにもよく登場する筆者たちが現場発の生の声で語っている。

    今保育士の受験勉強の途中で、児童養護や福祉について学んでいるので、乳児院や養護施設、里親、虐待からの保護などいろいろディープな環境にある子どもたちの事情に興味があって読んでみた。

    正直読んでいて辛くなる。
    一般人に縁がありそうなのは保育園の待機児童問題くらいで、その他は不幸にして家庭や親に恵まれなかった子たち、または、生まれつきの障害や性的マイノリティーなどの苦労を負った子たちだ。

    しかしその

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    2019年08月22日
  • 世界一子どもを育てやすい国にしよう

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    現状の問題点の指摘や改善提案などが、もっともなことばかりで、どうしてそういう世の中に変わっていかないのか不思議で仕方がない。既得権益を守り抜こうとしている人たちがいるため? 例えばこんなことなど。
    ・年配の人にかけるお金に比べて子育て環境を改善するために必要なお金は桁違いに少ない、要はトップのやる気次第
    ・ネット投票を導入したら若者の投票率が上がるのではないか
    ・選挙区をエリア別でなく世代別にするというアイディア
    ・世襲議員は親とは違う区で立候補すべき
    ・クオータ制を導入した方が国民に利益が大きい
    ・「俺の若いころは」と言われても若者は「より良くなる」と信じる道を行くべき、「若いころはみんなも

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    2018年10月07日
  • 働き方革命 ――あなたが今日から日本を変える方法

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    仕事をする上でヒントとなることがあったと思う。
    仕事以外のプライベートの部分も社会に貢献するための仕事、家庭に貢献するための仕事として捉えるというところが新鮮。

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    2018年01月24日
  • 働き方革命 ――あなたが今日から日本を変える方法

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    ネタバレ

    2009年にすでに発行されていた本書が、もっと浸透していれば、2015年の電通過労死事件のような話は起こらなかったのではないだろうか。

    特に興味を持ったのはライフビジョンとプレイングマネージャーの働き方改革。
    どんな人生を生きたいか、自分にとって豊かな生き方は何か。
    ちゃんと言葉にできるくらい具体化する。できないなら色々新しいことにチャレンジして、経験を積む。

    プレイングマネージャーの一番の仕事は、部下の仕事ぶりを見て、躓きを解決し、より生産的にするのが役目。
    目から鱗じゃないけど、一番の優先はそこなんだ…!そこでいいんだよね?!と感動した。

    祖父祖母世代はお見合いかつ亭主関白が主。

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    2017年12月17日
  • 働き方革命 ――あなたが今日から日本を変える方法

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    本書が世に出たのは2009年。まだ、電通事件も起きておらず、時短などは言われていたけれどもまだまだ夜中まで働く文化はある種よきものとして残っていたように思う。時を経て、2017年現在、自分が働く会社においても「働き方改革」ということで残業抑制の指示が出ている。それが「働き方革命」という本を手に取った理由である。

    今までの日本人の働き方が、パートナーの働き方を制約するものであり、日本全体としても生産性を落としている理由ではないかとするのは理解できる。特に今後労働者人口比率がどんどん下がってくるにあたっては女性もこれまで以上に社会に出て働く機会が多くなるだろう。もっときちんと言うと男性と女性とで

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    2017年08月14日
  • 世界一子どもを育てやすい国にしよう

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    ネタバレ

    教育・保育・年金・ワーママなど、あらゆる側面の社会問題を取り上げた一冊。

    共通して、高度成長期に作られた"仕組み"が変革の最中である今も適用されていて、不整合になっているとの事。
    ex)製造業など第2次産業が盛んだった高度成長期は"24時間働くこと"が理想だった為、ビジネスパーソンはくたくたになっていた。その為、性分業をした方が効率が良い。女性は仕事を辞め、家庭に入るべきだとの事で「第3号被保険者」や「配偶者控除」が出来上がった。

    法律はもとより、昨今叫ばれている"働き方改革"なども例外ではなく、社内制度も古くから踏襲されている物

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    2017年06月30日
  • 「社会を変える」を仕事にする ― 社会起業家という生き方

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    ネタバレ

    NPO法人フローレンス駒崎さんの著書。
    37.5℃以上の熱を出した子どもは保育機関に預けられず、母親は仕事を休まざるを得ない(それがきっかけで職を失う事も)。
    当たり前の事をして職を失う社会、という問題を解決する為に発足したプロジェクトの話。
    ※一般には理解されていない事も多いが、現在のNPO法人は「運動によって社会問題を解決する」から「事業によって社会問題を解決する」にシフトしている。

    世の中には数多くの起業ストーリーがあるが、その中でも群を抜いて心に響く一冊。
    今でこそ徐々に当たり前になっている事が、誰にも目を向けられていなかった頃。そこに着目し、進んでいく姿はまさにタイトルの通り「社会

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    2017年06月26日
  • 働き方革命 ――あなたが今日から日本を変える方法

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    「自伝的小説」風。読み終わっても再読だったと気づかなかったのは、環境や心境が7年前に読んだ当時とは違うからだと思う。日本は今ようやく変わろうとしている。

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    2017年02月24日
  • ワーキングカップルの人生戦略 ― 2人が「最高のチーム」になる

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    実際のところ難しいとは思います。
    ただ自営とはいえ、ちゃんとされてる方がおられるのでやって「やれないことはない」んだろうなあとは思います。
    でも子供たちが乳幼児期にこの本を読んだところでやり方は変えなかったやろうなあとは思います。
    僕は徹底して外部資源(親と機械)を育児に導入することにこだわりましたから。

    ただ外部資源を導入できない場合には参考になると思います。
    これからの若者たちは少なくとも役所勤めではシングルインカムで余裕のある生活は難しいのでダブルインカムを目指すことになると思います。
    そのためのお手伝いの指南書になるかなぁと思います。

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    2016年11月23日
  • 働き方革命 ――あなたが今日から日本を変える方法

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    働き方を効率化することで、プライベートの時間を確保し、地域や家族に貢献しようというのが趣旨。
    その働き方の効率化については参考になるところが多く、弊社内でも取り入れている。以下参考になった点を。
    ・スリムタイマーで仕事時間を計測
    ・会議のルールを作る(1時間半以内、など)
    ・属人化を排し、マニュアル化へ
    ・メールの効率化
    ・電話会議の活用
    ・「頑張るタイム」という集中して作業に取り組む時間の設定
    ・自宅作業の導入

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    2016年11月04日