松浦だるまのレビュー一覧
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悔恨と、それでも生きていくこと
美術系予備校が舞台で、主人公の講師の辛い過去も出てきます。
学生時代から付き合って一緒に暮らしていた渦子さんを水害で失い、生きる気力を失いつつあるところに部署が異動になって中学生の不登校生・今さんの不思議な能力を知り、話が動きだします。
過去の風景が重なって見える鶴見さんに対し、今さんは過去の音が聞こえてしまうようです。
世を儚みつつも、水死したりはせずに、行方不明だった渦子さんに生かされるような展開ではありました。
後半の話では駅で自死を選択した予備校生と、浪人の末、ようやく美大に入ったものの、描けなくなっている学生さんの話で、死んだ大熊君が見た美しい風景(都会の夜景や地元の入江等)の意味を -
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2作品が出てきます。
主人公の淵累さん、母親の名女優としての遺産もあるようです。ニナさんは彼女に追い詰められていき、もうこの生活は嫌、と飛び降り自殺をはかりますが、一命をとりとめます。ただ、後遺症も残り、いわゆる植物状態にもなるでしょうと言われてしまいました。
今度はサロメへの出演依頼がありますが、音響スタッフに言い寄られて性暴力被害に遭いかけたり、いじめていた1人がスタッフに入ってきたりとして、この辺の構成も見事です。いじめのターゲットは変わったらしいのが如何にもでした。
相手役の俳優にダメ出しされつつもここで更にステップアップすべく奮闘し、なんとかものになりますが、今度は丹沢ニナさんのご両親とも会うことになり、 -
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チェーホフをめぐって
母親と自分を結びつける羽生田という男が丹沢ニナという若くて綺麗な女優が自分を必要とする、と伝えてきます。
彼女の舞台の演出家が抜擢したようです。
ニナは突発的に眠ってしまう持病を抱えていて、それが時と場合によって数ヶ月にも及ぶようです。こういう持病もあり、親からは成功しなければ女優は諦めろと言われていて、例に口紅で顔を交換します。
口紅を奪ってもう私の勝ち、と思いきや、肝心なところでまた眠ってしまい、既に上演は成功していました。
アントン・チェーホフの古典的な演劇作品の内容ともリンクし、見事でした。 -
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悲しい作品です
人間の醜悪な部分もかなり出てくる作品ですが、作者の力量が高いので、読ませるものがあります。いわゆるルッキズムに関連するようなテーマでもあるので、どう表現するかの力量が問われそうな素材を演劇を通して上手くマンガ作品として成立させています。
不思議な能力のある口紅を亡き母から譲り受けた主人公が、その能力と本人の卓越した演技力を駆使しています。
顔を一定期間、入れ替えられる設定を活かし、演劇部の部長さんより格上の演技で観客を魅了します。
その成功体験が忘れられず、寄ってくる人物と後戻りできないところに足を踏み入れるのでしょう。
いじめをめぐる話はやはりどうしても陰惨な部分は出てきますので、人間の暗部 -
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おおわー
又良い所で続く〜〜-!!
続きが気になりすぎる終わり方です………。
そして、この物語はいったいどー言う結末を迎えるのか………。
私には想像つかないや…
なので、最後まで見届けます!
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見た目の美しさと、幸せは
人生における永遠のテーマの一つ「見た目の美しさと、幸せの関係」を問う問題&作力作。
ガラスの靴ではなく口紅を小道具にしてシンデレラになるが というストーリーの組み立ては面白い。ドロドロとした心理描写は真に迫っている。
癖のある画風は好悪の判断が分かれそうだが、深刻なストーリー内容とよく一致している。 -
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引き込まれる
冒頭の油絵のようなカラーページがとてもきれいで最初から引き込まれた。内容もダメサムライと思いきや実は男気がしっかりあったり、不思議な現象が起こったりしておもしろい。あっという間に読んでしまった。
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編集の一生がない・・・
娘の友達 という作品で知った作者さんの新連載が最近なくて残念ですが、
この漫画雑誌のラインナップは最強です。
サンダーボルトに関しては、
MS戦としてはちょっと地味だったかもしれませんが、ジムカスタムや新たなペガサス級タイコンデロガ(パイロットや艦長がムーンライトマイルで見たような・・・)のワクワクポイントもあり個人的には大満足。
今冬にはムーンライトマイルが再開されるようなので話数的には20巻あたりで完結しそうな感じですね。
今後はビグザムが起動し、月のAEへ進撃。史実には無かったAEの壊滅というシナリオか。それとも連邦の物量の前にダリルたちの敗北か。まったく予想がつきませんがイオ -
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今号はラインナップが神
サンボル、らーめん、血が掲載されていて本当に感謝です。
内容はもちろんグッドです。
自然派ママさん達の話がありました。私自身、このような方達と出会ったことがあり、とてもリアルに描かれていると感じました。どうしてそこに行き着いたかが大事で、自然派コミュティがママさんたちにとっての拠り所になっているんですよね。
医療者はどうしても怒りや呆れの気持ちを抱いてしまうけど、医療が敵になってはいけないとあらためて感じました。
しかし、自然派ママさんのボスが薬剤師っていうのもまたリアル、、なんでそっち行くんや!って人が一定数出てくるんですよね、、
毎巻、多少のドラマ感はあるにしろ大事なところは非常 -