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――クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、歴史は変わっていたかもしれない。
こんな名言が誕生するほど、昔から議論の的となっている「美醜」。
この作品は、美しかった大女優の母・淵 透世と違い、醜い容姿で周囲からいじめられている累(かさね)が、母に託された口紅の不思議な力で他者の顔と入れ替わり、望みを叶えていく物語。
口紅という変身アイテムに「テク○ク○ヤコン」的なキラキラ魔法変身少女を期待すると、大きくしっぺ返しを食らうのでご注意を。
累が葛藤するたびに母の幻影が現れ、悪魔のような囁きを続ける。さらに一度覚えてしまった「人に羨望のまなざしを向けられる快感」は、麻薬のように累を虜にし、次の欲望を生み出す。
累の名前は江戸時代に流布した「累ヶ淵」という怪談を彷彿とさせ、物語に登場する人々の執念は底知れぬ淵にも似たものがある。
累の絶望を知ってなお、「人は見た目じゃない、心だ」と言えるだろうか?
作者はまだ新人とのことですが、これが初連載作とは思えないほどの構成力で、特に目力が素晴らしく引きこまれます。表紙の美しい瞳に魅入られたら、ぜひ。
まさか魔法のような道具の出てくる話だとは全く思っていなかった。
しかも演劇系!
一巻の引き込むような流れが素晴らしい。
無料の機会に読めてよかった
Posted by ブクログ 2017年04月17日
人に嫌われるほど醜い容姿の主人公。
けれど、夢は女優になること。そう、美人だった母のように。
そして、母の遺品の口紅。その口紅を塗り、キスをすると相手の顔になることができると知って……。
1巻では、口紅を手に入れたことで、主人公が徐々に己のこと、人のことを知り、踏み出すまで。その過程が本当に面白く、...続きを読む
読んでみて、面白い‼️
ストーリーから目が離せず、早く続きが読みたくなる。
かさねが好きな方は、[ガラスの仮面]の漫画もオススメです✨✨
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