雲上都市の大冒険

雲上都市の大冒険

858円 (税込)

4pt

“雲上の楽園”と称される四場浦鉱山の奥底の地下牢で、二十年後の復讐を高らかに宣言する怪人・座吾朗。そして二十年目の昭和二十七年、予告通りの殺人事件が発生する。現場に遺された座吾朗からのメッセージと、謎の血文字。堅牢な地下牢から座吾朗はどのように脱出したのか?続発する殺人事件を解き明かすために、眉目秀麗で気障な荒城、近未来的な義手を持つ真野原、さらに弁護士の私・殿島が雲上都市に集う。独特なキャラクター造型と、驚愕の脱出トリックで贈る、新たな本格ミステリの息吹。第十七回鮎川哲也賞受賞作。

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雲上都市の大冒険 のユーザーレビュー

3.8
Rated 3.8 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    実に楽しい冒険活劇探偵小説! 鉱山の地下に監禁されていた男の脱獄宣言から始まり、連続殺人事件に現場に残される謎の血文字、眉目秀麗の探偵と義手の探偵の競演、大胆で突飛なトリック、鉱山街という舞台設定、これでもかとエンターテインメントを詰め込んでいます。しかもキャラクター造形も面白く、それぞれの探偵の個

    0
    2013年07月15日

    Posted by ブクログ

    昼休み二日分で読めました
    読みやすくておもしろかったです

    テンポ良く話が進むのでよんでて楽しかったし、
    溶かす!?え?溶かす!?!
    なんて意外な展開が待ち受けていて重い内容とはうらはらに
    読み終えて爽快です!!

    またこの人の作品よんでみたいなー
    貸してください寝癖くん

    0
    2013年03月06日

    Posted by ブクログ

    乱歩の少年探偵団シリーズと似た雰囲気。エンターテイメントそのもの?
    話自体も面白かったので、主役(?)の二人の破天荒なキャラさえ気に入るならオススメ。

    0
    2011年06月27日

    Posted by ブクログ

    昭和27年、岩手のとある山の上にある鉱山の地下牢から、23年間閉じ込められていた男が脱走し、鉱山の社長を惨殺した!?事件の真相を解くべく、横浜のしがない弁護士が現場に向かうが、そこには2人の自称名探偵が現れる。次の殺人を防ぐことはできるのか?

    いきなり本を開いたところで、作者が「荒唐無稽と怒られる

    0
    2022年02月08日

    Posted by ブクログ

    すごく読みやすい(直前に「薔薇の名前」読んだせいもあるだろうけど)小説でした。推理小説というよりエンタメ小説的な感じ。続編もあるらしいのでそちらも読んでみたいです。

    0
    2012年11月30日

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