遠藤周作の作品一覧
「遠藤周作」の「深い河 新装版」「反逆」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「遠藤周作」の「深い河 新装版」「反逆」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
慶應義塾大学文学部仏文科を卒。随筆や文芸評論や戯曲も手がけている。1950年にフランスへ留学。帰国後は批評家として活動。『白い人』で芥川賞を受賞。代表作品の『沈黙』をはじめとする多くの作品は、欧米で翻訳され高い評価を受けている。
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Posted by ブクログ
私達は「生きること」について本を読んだり
深く考えたりしながら生きているが
なるべく「死」については考えないようにして
生きているように感じられる。
しかし 「死」を免れる人は誰一人いない。
上智大学のデーゲン先生が
「死を迎える心には
一朝一夕に達することができないのだから
早くから準備しておくべきだ」と言われるように 健康なうちから「死について」
考えておくことが大切だと感じた。
本書の中にキューブラー・ロスが
臨死体験者2万人を調査した
アンケートについての記述がある。
そのアンケートには共通する三つのものがある。
その中に「(臨死の際に)慈悲に満ちた
何とも言えないやわらかい光に包まれ
その光の中で
自分が烈しく愛された気持ちを感じた」という
体験談がある。
死への得体の知れない恐怖を
抱き続けるばかりでなく
そう言った文献に今から触れることによって
「死は消滅ではなくて
次の世界に行くプロセスなのだ」と
考えることができる。
この本を読みながら
今を懸命に生きていく中で
若い時から死というものを
人生の中心に置いて考えることの大切さを
知ることができました。
Posted by ブクログ
海と毒薬に続き
前作で戦争中に人体実験に関与した医師見習い勝呂の20年後
前作の若さゆえの、大変な時期から来る疲れゆえの、暗い海に流されるまま良心に背くことをしてしまった人間の20年後
いつしか町医者でのらりくらし病人を治したかった勝呂
救われない一生
たたみかけてくる戦後一変した若い風、資本主義による人を2極端でしか切り分けられない社会的成功者の暴力
イエスの化身のような謎のフランス人ガストン
もしこの世界に神様がいるなら、なんでこんな悲しみをもたらすのですか?という問い。
神は希望であると同時に、こんなに悲しみをもたらす神の存在をどう信じればいいのか?
ガストンの歌、霧雨、太鼓の音、街の喧騒
聴覚の対比がパンチ効いてた
是非とも前編とセットで読んで欲しい