遠藤周作の作品一覧
「遠藤周作」の「沈黙」「P+D BOOKS 宿敵 上・下巻 合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「遠藤周作」の「沈黙」「P+D BOOKS 宿敵 上・下巻 合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
慶應義塾大学文学部仏文科を卒。随筆や文芸評論や戯曲も手がけている。1950年にフランスへ留学。帰国後は批評家として活動。『白い人』で芥川賞を受賞。代表作品の『沈黙』をはじめとする多くの作品は、欧米で翻訳され高い評価を受けている。
Posted by ブクログ
海と毒薬含めて面白い作品でした。
面白いというかずっしりと心にのしかかるというか。
私もそうであるが、読者の大半は折戸と矢野に苛立ちともどかしさを覚えるのと思う。しかし、いざ自分や社会を俯瞰して見てみるとほとんどが、折戸や矢野のようなことを知らず知らずのうちにしているはずである。だからこそ、わかっているからこその苛立ちやもどかしさである。
勝呂は生体実験に携わったことが原因で、過去が知られる度にその街から追い出されるように転々としている。
海と毒薬では気胸のおじさんが引っ越した街で医師をしていた筈だが、あの街は今回の舞台の新宿ではないはずで、海と毒薬の後に追い出されたということが分かる。
Posted by ブクログ
すごく読みやすい一方で、神や愛、運命とは何かを考えさせられた作品だった。作品自体が良かったことももちろん、特に解説が素晴らしかった。あの時のこの表現はこういう意味だったんだ!という気づきがたくさんあって、この解説を踏まえてもう一度読み直したらまた新しい発見があるだろうと感じた。主人公の吉岡と森田ミツのリアルな男女関係と人間性の違いを反映していて共感しやすかった。でも読み終わった後に振り返るとその対比が鮮やかで、さすがなと思う。
醜く、教養のない家庭で育ったがために無償の愛をもらえず、孤独に苦しみ、病気になった時は周りの恵まれた人間を妬ましく思うミツ。病気で体が変形した患者を忌み嫌いながら、自分