無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2022年01月12日
【本書の特徴】
・1600年辺りの日本と世界の描写
・戦と冒険活劇
・政治と権謀術数
・少しだけ、位の低い者と高い者の恋愛描写
・ノンフィクションである、ということ
・現世に生きる人間と宗教のために死ぬ人間
・下手にハッピーエンドにしない
・集落や組織にとって少数派の生き方/処世術
遠藤周作氏の...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月11日
山田長政については、アユタヤの日本人町で活躍した人、程度の理解。ペドロ岐部は初めて知った。
長政の最期を知っているとハッピーエンドにはなり得ないのだが、そこへ向けての長政の戦いがなんともいえない。史実だと子供がいたようだが、ここでは常に孤独で1人決断を求められているようなのがなんとも。そこでも宗教に...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月12日
めちゃおもしろかった。地上の王国と天上の王国、2人の対比が実にオモシロい。沈黙やディープリバーももちろんオモシロかったんだけど、あちらは宗教色、神とは、みたいなのが強いのにたいし、王国への道ではあくまでメインでないあたりが読みやすい。
過去、世界的にみても優れた兵士だった日本の侍。外国で戦った山田長...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月12日
タイ旅行のお供に持っていった一冊。山田長政については名前くらいしか知らなかったが、今から400年も前にタイ(シャム)のアユタヤ王宮で権謀術数をめぐらせていた人物だったことに驚いた(むろん虚構は入っているだろうが)。わずかばかりのチャンスをつかみ取りながらのし上がっていく彼の生に、ただ日本にキリスト教...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月17日
江戸時代にこんな人がいたとは知らなかった。単身、タイ・アユタヤに乗り込み、藩主まで登り詰めるなんて、本当にガッツがある。ペドロ岐部が、地上の王国を目指す山田長政と対照的に描かれてるけど、信念を持って生き抜くところが、やっぱり、ガッツがあって、2人は似ているなぁと思った。これはあくまで小説、実際はどう...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月10日
江戸初期に、日本人町があったタイ・アユタヤで傭兵隊長に出世した山田長政と、切支丹弾圧から逃れ不屈の精神でローマで神学をおさめたペドロ岐部。日本を飛び出し未知の国に新天地を求めた二人の日本人の生き方。
あくまで小説ではあるが、アユタヤが栄えていた頃の様子がよくわかる。アユタヤ王朝のドロドロした権力闘争...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。