柳沢由実子の作品一覧
「柳沢由実子」の「イタリアン・シューズ」「裏切り」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「柳沢由実子」の「イタリアン・シューズ」「裏切り」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「霜の降りる前に」はリンダの心境
秋になると霜が降りる。
秋になるとリンダは警察官になる。
“霜が降りる前”のリンダの心の揺れが、先の見えない世の中で生きていく“勇気”を見せてくれる。
親子というのは“ことばが無くてもわかり合える”とよく言われる。でも、余計なことばでキズつけ合うのもまたよくあること。特に父と娘は難しい。
ヴァランダーとリンダ、これまで幾たびキズつけ合ってきたか。
人は嫌なことをたくさん抱えて生きている。
頑固で欠点だらけのよく似た親子だが、信じていることに迷いはない。
宗教団体の集団自殺や私刑は実際にある。
宗教団体によるテロは過去日本でもあった。
“信じる”というこ
Posted by ブクログ
アイスランド発のミステリーということで滅茶苦茶希少価値の高い翻訳ミステリーのシリーズ最新作。そもそもレイキャビク警察のエーレンデュル捜査官のシリーズなのだが、レギュラー刑事が他に二人いて、前作『悪い男』では女性刑事エリンボルクが主役を務め、本書では残る一人の刑事シグルデュル=オーリが主役を務める。
かつてのエド・マクベイン(この作家には生前に会ったことがありますよ)著87分署シリーズを思わせる警察小説シリーズ。
何と言っても人口30万という小さな国アイスランド発のミステリーというところが楽しい上、その内容も充実したシリーズであり、本書でも人間模様とその深みをやっぱりしっかりと味わえました
Posted by ブクログ
北欧ミステリ、面白い!
本当に久しぶりに、シリーズを追いたくなる傑作に出会えました。
先が気になって2日ほどで一気読みだったのですが、早く結末が知りたいような、まだこの豊かな読書をじっくり味わっていたいような、複雑な気持ちでしたね〜。
ブックガイドなどで「北欧ミステリ」の存在は認識していたものの、どうにも暗く重たいイメージがあってなかなか手が出なかったんです。
しかし、そんな私がドハマりしたのが『The Elder Scrolls V: Skyrim』(スカイリム)というゲーム。
おそらく北欧がモチーフであろうこのゲームの世界観に馴染んだことで、ようやく手を伸ばす気になったのでした。
結
Posted by ブクログ
アーナルデュル・インドリダソン『悪い男』創元推理文庫。
『エーレンデュル犯罪捜査官犯罪捜査官シリーズ』の第7弾。珍しいアイスランドを舞台にしたミステリー小説。
訳者は岩手県一関市出身の柳沢由実子さん。自分は10年前まで30年間も一関市に暮らしていたので、感慨深いものがある。
主人公のエーレンデュルは行方不明のまま、主人公不在の中、事件は起きる。
冒頭に描かれるレイプドラッグをポケットに忍ばせ、酒場で獲物を物色する男。この男がタイトルの『悪い男』なのかと思いながら読み進めば、意外な展開が待ち受けていた。
と、冒頭から畳み掛けるように読者をストーリーの中に引き摺り込んでしまうアーナルデュ