スウェーディッシュ・ブーツ
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スウェーディッシュ・ブーツ

2,799円 (税込)
1,399円 (税込) 5月9日まで

6pt

4.3

小島に一人で暮らす元医師のフレドリックは、就寝中の火事で住む家も家財道具もすべて失った。その後警察の調べで火事の原因が放火であったことが判明、フレドリックは保険金目当ての自作自演だと疑いをかけられてしまう。ところが、火事はそれだけではおさまらなかった。付近の群島の家々が続けて放火されたのだ……。幸い死者は出ていない。犯人の目的はどこにあるのか? 〈刑事ヴァランダー・シリーズ〉で人気の北欧ミステリの帝王最後の作品。CWAインターナショナルダガー受賞。

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スウェーディッシュ・ブーツ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月05日

     マンケル作品として個人的には初となる『イタリアン・シューズ』を読んでから5年。スウェーデン・ミステリーの代表格的存在である刑事ヴァランダー・シリーズは第一作と最終作しか何故か読んでいないという体たらくでお恥ずかしい限りなのだが、作者の遺作となる本作は『イタリアン・シューズ』とセット作と言いながら、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月04日

    2015年に亡くなったヘニング・マンケル氏の最後の作品。
    これでもう、彼の本を読み続ける楽しみは無くなってしまったのだけれど残された本を再読してゆくじんわりとした楽しみが私には残されている。

    相変わらず情けない老境にさしかかった男が主人公で、この本は自身ががんに冒されていることを呑み込んだ上で書か...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月24日

    スウェーデンの群島のひとつの小島に住むフレドリック・ヴェリーン、71歳。フレドリックの家が全焼したというところから始まる。全てを失ったなかで感じる孤独。この先どうすればいいのかという不安の日々に出会ったリーサという女性。リーサとなんとか近づきたいという思いや、一緒にいたいという気持ちを持て余しつつも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月21日

    祖父母から受け継いだ小島の木造の家で一人暮らすのは元医師フレドリック。

    秋の夜、就寝中に強烈な明るさで目をさましたときあたりは灰色の煙が充満していた。
    なんとか逃げ出したフレドリックだったが、家は全焼する。
    警察の調べで火事の原因が放火であると判明するが、保険金目当てではないかと疑いをかけられる。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月14日

    人生終焉前の寂しさと恐怖… 価値観の偏りや歪んだ欲望の醜さが悲しい #スウェーディッシュ・ブーツ

    ■きっと読みたくなるレビュー
    既に現役の医者をリタイヤして、静かに暮らしている主人公。しかし胸に秘めた人間性は、なかなかのキモさと偏見で形成されている。

    年甲斐もなく色恋沙汰を期待したり、嘘をついた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月31日

    スエーデンの小島に住む老主人公の家が火災になったところから物語ははじまる。
    全てを失った老人の孤独が、晩秋の群島の描写と重なり胸に迫ってくる。私なら絶対に好きになれない描写の主人公だが何故か引き込まれてしまう。ささやかな日常と連続火災事件の対比ももの悲しい。イタリアンシューズの続編。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年12月26日

    ヘニング・マンケル最後の長編小説。マンケル自身ががんの末期であることを承知の上で書かれた小説と考えて読むと色々と考えさせられる。

    本作は「イタリアン・シューズ」の続編(時系列のずれはあるけど実質そういうことだろう)で、主人公の外科医崩れフレデリックは相変わらずのクセが強いちょっと根性がヒネくれたク...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年08月11日

    放火犯は誰かというミステリーでもあるが、小島に住む孤独な元医師の老人フレドリックの回想と老人性生活への欲望と娘との関係改善に至る日記でもある。
    しかしこの主人公はかなり自分勝手な男で30才も年下の新聞記者へのアプローチには正直気持ち悪さが先に立ち彼女がそれをそこまで嫌がらないのが不思議。作者が男性な...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年05月29日

    ヘニング・マンケル最期の作品なので、
    読んでみたけれど・・・このテンポ・・・
    『北京から来た男』を読んだときに感じたとの同じで、
    読むテンションを維持できない。
    苦手ではないけれど長く感じてしまう。
    『イタリアン・シューズ』を読まずに
    本作を読んだことと、
    ストックホルム群島をイメージしていたのがい...続きを読む

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