笑う男

笑う男

正当防衛とはいえ、人を殺したことに苦しむヴァランダー。このまま警察官を続けるか否か、長期休暇を取りデンマークの海岸で悩む彼のもとへ友人の弁護士が訪ねてきた。同じ弁護士の父親が交通事故で死亡したが、腑に落ちない点があると言う。しかしヴァランダーに他人の悩みに力を貸す余裕などなかった。ついに警察を辞める決心をし、イースタに戻った彼が見たのは、自分が助力を拒み突き放した友人の死亡記事だった。他殺である。急拠、意を翻して復職し、事件を追い始めた彼の身に、犯人の魔の手が迫る。ゴールドダガー受賞人気シリーズ第4弾。/解説=関口苑生

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

笑う男 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    久々に<刑事ヴァランダー>シリーズを読んでみた。

    濃い霧の海岸線
    一人の男があてもなく彷徨う。

    ひとつ前の大作「白い雌ライオン」の終盤で人を殺してしまった主人公ヴァランダーは、ひとり出口のない苦悩の中にいた。

    一旦は警察を辞める決断をしたが、知人の弁護士が殺害された事件を知り突然の復帰。
    そこ

    0
    2023年04月05日

    Posted by ブクログ

    シリーズ進むにつれ 深みが増す
    彼の才能は安く買い高く売る、また他の人に見えない価値を発見することにあった
    まさに!!

    0
    2022年10月13日

    Posted by ブクログ

    もうミステリーじゃないですね

    じゃあなんなのよ?って聞かれるとだいぶ困るんですが

    正直事件の方はもうほぼサイドストーリーなんじゃないかと思うほど力入ってない気がします
    割とどうでもいいっていうか

    今回はヴァランダー再生の旅です
    警官であるということ、イコールヴァランダーにとって生きるということ

    0
    2023年04月09日

    Posted by ブクログ

    4作目。冒頭では3作目の終盤に正当防衛とはいえ人を殺めてしまった事実に押しつぶされそうになり燃え尽きたようになって辞職することを決意しているヴァランダー。旧知の弁護士が父親の事故死に不審な点があると、療養先を探しあてて相談しに訪ねて来たのも断るほどの憔悴ぶりだったのが、療養先から戻るとその弁護士が銃

    0
    2022年04月25日

    Posted by ブクログ

    ヴァランダーシリーズ 4作め!今回は、犯人の実態が、掴めないまま、ストーリーが、進んでいく。
    経済犯罪の大きな暗部である隙間を、つき、既得権益や、臓器売買等、奥が、深く全てを、解決する事が、難しい中、前作で刑事返上をも決めてうちひしがれたヴァランダーの戦う姿には、感無量!

    0
    2021年04月16日

    Posted by ブクログ

    久し振りのイ-スタ署のヴァランダー警部、冒頭から正当防衛で殺した事件で悩んでいる。転地しても効果がなくうつ状態は深まるばかり。
    そこに友人の弁護士が尋ねてくる、父親が交通事故で死んだが、腑に落ちないので調べて欲しいと言う。ヴァランダーは警官を辞めようかと思っているときであり、断ってしまった。

    0
    2019年12月28日

    Posted by ブクログ

    <クルト・ヴァランダー>シリーズ4作目。ヴァランダーようやく再生の巻。相変わらずハードな展開でよれよれの割には不死身すぎだが、主人公の魅力(?)と、登場人物たちがうまく脇を固めている為最後まで一気に読ませてしまう。今回はお疲れ様のご褒美があって良かった。

    0
    2014年04月14日

    Posted by ブクログ

    今まで読んできたこのシリーズの中では、一番ミステリーらしい作品。
    主人公がショックから立ち直って動き出す様子も良いし、
    有能な女刑事が登場したのも良い。

    シリーズ冒頭からぐだぐだだった主人公の人生が、
    ようやく持ち直し始めたという感じ。

    0
    2013年08月16日

    Posted by ブクログ

    スウェーデンのミステリ。
    クルト・ヴァランダー警部のシリーズ4作目。
    「殺人者の顔」「リガの犬たち」「白い雌ライオン」に続く真ん中へんですが、順番めちゃくちゃに読んだので、これが最後になりました。
    (…あ、もう新作出てます!)

    前作で正当防衛ながら人を殺したことにショックを受け、1年も休職していた

    0
    2012年11月05日

    Posted by ブクログ

     スウェーデンの南端イースタ警察署の警部クルト・ヴァランダーシリーズ第4段です。

    前回の事件で南アフリカ大統領の暗殺を企てている一味の1人を銃殺したヴァランダーは精神的に不安定になり一年以上も休職していたが警官を辞める事を決心した。 

     イースタ署に最後の出勤をする朝に新聞で友人弁護士が殺された

    0
    2022年02月20日

笑う男 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

笑う男 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

創元推理文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す