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Posted by ブクログ
意外と(?)まだ読んでなかった…。
予約したんだか棚差しで目があったんだか(たぶん後者…)忘れたけど、オレンジ文庫でこの執筆陣で、おもしろくないわけがない!
(絶対的信頼)
とはいえ、初読の作家さんもいてはったし、読むのに多少難儀した作家さんもいてはった。悪口ではない。
椹野氏の「ハケン飯友」はすでに文庫を読んでたけど、そっか、こちらが先やったんやね。あらためて読んでも面白かった。
飯友になった猫に「マナー的に云々」と、いう坂井くんが、いい子やなあと思った。
一緒にすごすにあたり、こういうの大事よね。マナー云々以上に
「それはちょっと受け入れにくい」
と、いうことを最初にさらっと伝え合うという行為?
言わんかったら後々もやもやしてええ結果にならんもんね。最初に言うといたら
「そういうもんか」
って思えるし…。
椹野氏は人と人のこういう距離感もさらりと書きはるなあ。ご本人もさっぱりした方なのかな。(などと思うのは失礼か)
谷氏もいくつかのタイトルを読んでるけど、舞台や題材は興味があるのに、文章そのものがわりと説明調なのがつまってしまって読み辛く(すいません)敬遠しがちやったんやけど、短編やったらそういうのもなく読めるからいいなあ!
面白かった。オチが意外すぎた。あ、そういうこと!? と、思ったし、猫が好きな人でないと思いつかない話やなあと思う。
真堂氏は、こういう話も書きはるんや…と、思った。
びみょうに救いがあるような、ないような…(笑)。
時系列というか相関図をちょっと考えないと理解がおいつかんかったのは、わたしの読解力の問題。
梨沙氏もオレンジ文庫の巻末紹介で見て気になってたけど、蔵書がなかったかなんかで未だに縁のなかった著者。
ここで読めたのはうれしいけど、う、ううーん(笑)。
この方だけ、ちょっとチャンネルが違ってた。深くは言うまい。文句ではない。好みの問題。
一穂氏、最近よく読んでるよね…(笑。アンソロジーで)。もうこれは長編を読むべきやろ、と、蔵書を検索するくらい、めちゃくちゃ面白かった。たぶんこの話が一番好き。
絶妙に真堂氏とかぶってるような(失礼)かぶってないような、猫好きはどうしてもこういう思考にならはるんかな? と、思った。(悪口ではなく)
関西弁で書くのうまいな~。内容もめっちゃおもろいな~、と、思ってたのにこのオチ。
見事すぎた。
最後まで読んだら、ここまでの会話(春男という子猫を可愛がっていたさな子さんの言動)すべての見え方が変わったので、二度深みがあったなと思った。
前述の通り、わたし自身猫にもさほど興味もなく、猫種(?)すら全然わからんけど、でも、楽しかった。
猫好きならまた違う読み方もあるのかな? あー、わかる、わかる、みたいな。