岡嶋二人の作品一覧
「岡嶋二人」の「犯人当て小説傑作選」「そして扉が閉ざされた 新装版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「岡嶋二人」の「犯人当て小説傑作選」「そして扉が閉ざされた 新装版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
1982年『焦茶色のパステル』で第28回江戸川乱歩賞受賞しデビュー。『チョコレートゲーム』で第39回日本推理作家協会賞長編賞受賞。その他『あした天気にしておくれ』、『クラインの壷』などの作品を手がける。「井上泉」と「徳山諄一」のコンビ作家。1989年にコンビを解消。
小説・文芸
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Posted by ブクログ
タイトル通り、クラインの壺!
現実とVRの世界の境目が融合して区別がつかなくなる。
自分なりの着地点(解釈と納得感)をみつけたくて、AI(Gemini)に壁打ちするも全く役に立たない。
私は同じ本を繰り返し読むのは嫌なので、夫に読んでもらうことにした(夫、読書中)。
結局、主人公はどうなるのか。
1989年に発表された作品というのに驚いた。2026年でも十分に通用する作品。SFのSが下がってラノベ度が上がって読みやすく楽しみやすくなっていると思う。
1989年といえば、映画マトリックスが上映される10年前だ。今、80歳ぐらいの方が、3,40年前に書いた作品だ。本当にすごい。
実生活続きのVRを体験したら、記憶が混乱するだろうと思う。記憶の操作ができるということは、都合の良いように人を操ることができるということ、つまり洗脳できるということだ。
素人の私見だが、トラウマの治療などに使えそうだが、悪用される可能性もあり恐ろしいと思った。
Posted by ブクログ
岡嶋二人さんの作品は初めて。(井上夢人さんは読んだが)
なんとなく面白そうかな、ぐらいの軽い気持ちで手に取ったら期待以上だった。
バーチャルリアリティを題材としているが、ミステリ寄りの作品だからかSFは苦手な私でもどっぷり世界観に浸れて楽しめた。
いつの間にか現実と仮想世界との境目が曖昧になり、それに気付いたときの不安と恐怖、落ち着かない感じがすごく怖いのに、でも真実を知りたくて物語に一気に引き込まれた。
最後、えっ結局どっちなの…というオチまで含めて完璧。
ミステリだとすっきり解決してほしい派だが、この本はこの終わり方がめちゃくちゃしっくりきた。
タイトルの「クラインの壺」も初めて聞いたが、この物語を表す一語としてはぴったり。
1989年の作品というのにも驚いた。
この時代ってバーチャルリアリティとか流行ってたのかな?
かなり未来を先取りしていると思うのだが、なんか妙にリアルさもあるというか、40年近くも前の作品とは思えなかった。
Posted by ブクログ
面白かった!
題名に惹かれて購入し、一気に読んだ。
序盤は緊張感があり、中盤からは結末がどうなるかわからなくて面白かった。
今だったらAIがあるから登場人物が驚くようなトリックにはならないのだろう。
しかし、パソコンやスマホが普及している昨今に読めて良かった。そうでなかったら話があまり頭に入らなかったかもしれない。
機械音声との会話がうまく行きすぎているからこその間宮の疑念も良かった。
本作は復讐をどのように遂げるのかを描いた作品だと思っていたが、どのようにしてダイヤを回収するのか?という部分を謎にしたミステリーでもあるのだろうか。