歴史・時代小説の検索結果
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戸並長八郎
高畠二万石織田家のお家騒動を背景に、京都で藍坂党と死闘を繰りひろげた戸並長八郎。女神のようにあがめるおちい様の仏門入りを知らされて江戸に舞い戻るが、かつての生彩はない。そんな長八郎を藍坂党の残党がつけ狙う。「おいち様落飾おやめ」。京の叔父からの便りで明るさを取り戻した長八郎、早速、東海道を一路京へ。それを追う藍坂党の残党。桑名宿で、ついに果し合いの火花が。痛快時代長篇。 (※本書は1987-12-01に発売された書籍を電子化したものです) -
武蔵坊弁慶
源平争乱の時代、悲劇のヒーロー源義経と運命をともにした荒法師・武蔵坊弁慶。後世に怪力無双の豪傑として知られる弁慶のロマンと哀愁を見事に描いた名作を全巻セットで一挙電子化。NHK時代劇、テレビドラマ原作などで何度も映像化された傑作。 ■目次 一 ひぐらし 水鏡 初瀬の夢 笛 貝合せ 雁渡る 市女笠 鎖 八条の女院 別れの月 逢うも哀しき 問答無用 脱兎 巨椋の池 春の跫音 ほくろ 遙かな人 男舞 主従 二 峰の白雪 ちろりん 花にぞめずる 磯天狗 雲の通い路 御輿振り 火つけ猿 青葉日記 夜の鶴 鞦韆 歎きの男 逆浪 馬に寄せて ちちははの唄 かげ弁慶 野ざらし かきつばた 忍ぶ旅路 源氏揃 水鳥 黄瀬の里 三 木匠の響き 夏木立 車大路 怒りの虫 ちろりん流行 雪の陣 旭の抄 緑の中に 遊びをせんとや生れけむ 鼓判官 迅雷 巴の章 地震 大松明 一の谷 都の風 闘鶏記 虹のかけ橋 夢消えにし 禍福 四 小八葉の車 あひる 義経と景時 屋島の灯 玉虫の扇 旗雲 潮 壇の浦 明石の女院 人心表裏 腰越 天南星 玉虫抄 大将軍禍 祝の例 灸 討手選び 堀川夜討 苦悶の人 力ない蛙 五 京の夢 都落ち 亡魂 雪の吉野 ひとり合戦 行衛も知らず 影 地に潜む 鬼謀 瀬を飛ぶ魚 残照 矯め逃げ記 賤のおだまき 白波 黒い風 行家討たれ 静・大姫 六 網の目 比叡 悪僧 静かな怒涛 おのこ・めのこ 静の生涯 奇襲 終りの夜を 富樫 勧進帳 哀しき主従 高館抄 闇 陸奥と鎌倉 錦木 春雷 衣川 -
若さま左門捕物帳
名門旗本の早乙女家には、町で噂となっている双子の兄弟がいた。この兄弟、姿形はそっくりであるものの、中身はまるで違う。 文武両道賢い弟・右門にくらべ、兄の左門はぼんくらでぐうたら……ふらふらと日々を遊び歩く、まこと不真面目な兄であった。 しかしてこの左門、真の本性も出来損ないかと問われれば、そうとも言えぬ。剣や頭脳などの秘めし能力は、弟の右門を凌ぐほどの逸材であったのだ。 弟を思ってか、はたまた生来の面倒くさがりか、左門はおのれの真の実力を隠したまま、今日も岡っ引の真似事をして、さまざまな事件に首をつっこんでいくのだが……。 剣や恋に大活躍! 愉快痛快の新シリーズ、ここに開幕。 -
戦前の日本で起きた35の怖い事件 あなたが生まれるはるか昔に――
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あなたが生まれるはるか昔に―― 凶悪犯罪でふりかえる近代日本の裏面史 明治、大正、昭和期前半に国内を震撼させた大事件を写真と資料で完全再現 ●「昔はよかった」と言える昔はなかった 今から80年以上前、日本は無謀な戦争に突入した。 欧米列強の支配からアジアの国を守り独立・繁栄を目指すという 「大東亜共栄圏」を大義名分に近隣諸国を侵略した。 その結果として、軍人に砲弾・病・飢餓が襲い、国中が空襲に遭い、 広島・長崎に原爆投下の惨劇をもたらした。 太平洋戦争の死者は軍人軍属、民間人を合わせて約310万人。 天皇陛下を神と奉り、悲劇への道を疾走した国の指導者の責任は極めて重い。 戦後、日本は民主国家に生まれ変わった。 勤勉な国民性は急速に経済を発展させ世界でも有数の先進国に上り詰めた、 右傾化が懸念される昨今でも、多くの人々は平和を享受し自由を謳歌している。 戦争は二度と起こしてはならない。あの時代に戻ることは決して許されない。 では、戦争前の日本はどんな社会だったのだろう。 果たして、人々の暮らしは幸福だったのか。 昔はよかった、と言える昔があったのだろうか。 答えはノー。 戦前の日本は極めて貧しく残酷だった。 人権意識は低く、農村は生活に窮し、女性を卑しめられ、忌まわしき風習に縛られ、 国家に逆らう主義主張を唱える者は弾圧され、要人テロが横行した。 明治から大正、太平洋戦争が始まる昭和前半までの73年間、 誤解を恐れずにいえば、日本は想像以上に野蛮で愚かな国だった。 本書はそんな時代に起きた、 戦慄・驚愕の35の事件を取り上げた1冊である。 閉鎖的な村社会で孤立し住民の殺戮を図った者、 惚れた芸妓の裏切りに狂気を爆発させた者、エリートによる金と女絡みの凶行、 拷問に近い取り調べで犯人に仕立て上げられた冤罪事件、身勝手な復讐劇。 それらは現代でも起きうる犯罪でも、 やはり根底には時代の空気が色濃く反映され今の世とはまた違う独特の狂い方が確実である。 記事本文には、現代では使わない差別用語や蔑称が頻繁する。残酷な記述もふんだんにある。 が、その言葉をもちいなければ、事件の本質、時代のニュアンスが伝わらないと判断し、 あえて当時の表現をそのまま使用している。あしからずご了承いただきたい。 また巻末には、取り上げた事件当時の社会情勢がわかるよう年表を付記した。 犯人、犯行の動機を知るうえでの参考にしてほしい。 鉄人ノンフィクション編集部 -
妻は、くノ一 蛇之巻【全3冊合本版】
主人公の雙星彦馬は平戸藩の御船手方書物天文係の武士で28才独身。航海学や天文学に詳しいが、羽織を裏返したまま登城したりする藩きっての変わり者。そんな彦馬のもとに上司の薦めで、若く美しい嫁・織江がやってきた。彦馬は新妻にぞっこんになり、生涯大切にすることを誓う。だが、織江は、ひと月後のある日、突然、失踪する。じつは織江は、手裏剣と心術を操る凄腕のくノ一。平戸で密貿易が行われ、藩主松浦静山が黙認しているのではないかという疑念を抱いた幕府お庭番が、織江に平戸を探索させていたのであった。そうとは知らずに、彦馬は、隠居願いを出して、江戸に向かうが……。 ※本作品は『妻は、くノ一』シリーズ全3巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。 -
海の隼 <下> 参謀・三浦按針(ウイリアム・アダムス)
家康を天下人にした〝戦国最強の助っ人〟~24年ぶり、待望の復刊~ 1600年に流れ着いた一隻の船──命からがら漂着した乗組員の一人がウイリアム・アダムスだった。日本に足を踏み入れた最初のイギリス人となった彼を待ち受けていたのは、戦国の世。それは「関ヶ原の戦い」の半年前のことだった!徳川家康との運命的な出会いをきっかけに、アダムスは日本の行く末を大きく変える時代の大波に呑み込まれていく。家康の天下獲りと新しい国づくり、旧教と新教の戦い、そして世界戦略・・・。〝三浦按針〟として異国で生き抜いた男の波乱の人生を活き活きと描いた大島昌宏の傑作歴史小説、24年ぶり待望の復刊! 【目次】 第七章 平戸オランダ商館 第八章 ノバ・イスパニア 第九章 祖国との絆 第十章 大坂の陣 第十一章 落日 終章 残照 参考文献 初版あとがき 【著者】 大島昌宏 1934(昭和9)年、福井市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。広告会社に勤務し、数多くのテレビCMの企画制作を手掛ける。1992(平成4)年『九頭竜川』(現在「つり人社」から刊行)で第11回新田次郎文学賞を受賞。1994(平成6)年には『罪なくして斬らる 小栗上野介』で第3回中山義秀文学賞を受賞。主な著書に『北の海鳴り 小説・中島三郎助』『幕末写真師 下岡蓮杖』『そろばん武士道』『結城秀康』『炎の如く 由利公正』などがある。1999年12月没。生誕90年・没後25年に向けて、電子書籍による復刊が進んでいる。 -
海の隼 <上> 参謀・三浦按針(ウイリアム・アダムス)
家康を天下人にした〝戦国最強の助っ人〟~24年ぶり、待望の復刊~ 1600年に流れ着いた一隻の船──命からがら漂着した乗組員の一人がウイリアム・アダムスだった。日本に足を踏み入れた最初のイギリス人となった彼を待ち受けていたのは、戦国の世。それは「関ヶ原の戦い」の半年前のことだった!徳川家康との運命的な出会いをきっかけに、アダムスは日本の行く末を大きく変える時代の大波に呑み込まれていく。家康の天下獲りと新しい国づくり、旧教と新教の戦い、そして世界戦略・・・。〝三浦按針〟として異国で生き抜いた男の波乱の人生を活き活きと描いた大島昌宏の傑作歴史小説、24年ぶり待望の復刊! ※楽天Kobo電子書籍Award 2024入賞 【目次】 序章 第一章 漂着 第二章 その前夜 第三章 関ヶ原決戦 第四章 旗本・三浦按針 第五章 海隼丸 第六章 パタニ 【著者】 大島昌宏 1934(昭和9)年、福井市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。広告会社に勤務し、数多くのテレビCMの企画制作を手掛ける。1992(平成4)年『九頭竜川』(現在「つり人社」から刊行)で第11回新田次郎文学賞を受賞。1994(平成6)年には『罪なくして斬らる 小栗上野介』で第3回中山義秀文学賞を受賞。主な著書に『北の海鳴り 小説・中島三郎助』『幕末写真師 下岡蓮杖』『そろばん武士道』『結城秀康』『炎の如く 由利公正』などがある。1999年12月没。生誕90年・没後25年に向けて、電子書籍による復刊が進んでいる。 -
隠蜜姫 愛華
高杉藩五万石の勘定方である辰之介は、姫君の愛華から信頼されていた。それは剣術の稽古でも手加減しない愚直な男だからだ。 そんな辰之介が気づいたのは藩内の不正。同じ勘定方の上役に作事方、そして藩内一の実力者、国家老の権田がかかわる悪事だった。 横領の証を探る辰之介は、ある日権田の屋敷に呼ばれ、そこで色じかけにあう。懐柔しようとしているのだ。それを頑なに拒むと、許婚の美菜までもが捕らえられてしまう。 誰が味方で誰が敵なのか?辰之介は意を決し、愛華に裏帳簿を探し出す協力を乞う。すると愛華は、なぜか黒装束に身を包んで現れ……。 姫君の貞操は守られるのか。痛快無比の時代エンタテインメント! -
はぐれ奉行 龍虎の剣
譜代五万五千石の大名・結城家、その当主である結城虎龍は、まだ若き身で寺社奉行を務める、新進気鋭の武士。さらなる栄達を望める重職でありながら、愛する妻の死により、役目への情熱を失っていた。 だがこの虎龍、だからといって腐っているわけではない。 すべては亡き妻、百合のため、鋭い頭脳と我流剣法を駆使し、一見、超常現象や怪異の仕業としか思えぬ事件を、まことあざやかに解決していく、異色の名奉行となったのである。 京からやってきた謎の陰陽師・白川薫との出会いをきっかけに、虎龍はますます江戸の不可思議な謎にかかわっていくのだが……。 怪異や神秘を『理論』と『秘剣』で切り裂く、期待の新シリーズ! -
まくら絵指南
国許から江戸へ出てきた十八歳の栗太は奉公が決まっていた呉服問屋が大火で焼け、市谷八幡で行き倒れていたところを絵草紙屋・藤乃屋の主人に助けられた。 主人の紹介で元武家の美人絵師・村井弓香の家で住み込みで働くことになった栗太だが、妖しい絵の手伝いをするうち淫気を高まらせ、弓香の手ほどきによって初めて女体を知る。 新鮮な秘悦の虜になり、毎夜のごとく情を交わす二人。 やがて栗太は弓香の家に出入りする可憐な生娘・光やその母・登志、熟れ肌の人妻・雪江などとも情を重ね、新たな刺激と快感に目覚めてゆくのだが……。 傑作長編時代小説。 -
乱愛指南
姫割り役──それは、男を識らぬ生娘に対し、優しく性の手解きをしてやる者のことである。 川越領の外れに隠棲する浪人・御崎源三郎も、村人たちの願いで姫割り役を務めていた。ところが、源三郎が閨業を指南したお光が、江戸で行方知れずとなった。 探しに出た源三郎は、彼女が〈地獄屋敷〉に連れ去られたことを知る。屋敷の賭場へ乗り込んだ源三郎は、そこで大身旗本家の恐るべき陰謀と闘うことになった! さらに、乱暴されかかった男装の武家娘を救ったことから、源三郎自身も隠していた重大な過去と対峙することになるのだが……!! 運命の出逢いへ至る〈前日譚〉を書下ろし──番外篇「牝泣き」を新たに収録した大人気“乱愛シリーズ”の極上長編!! -
土方歳三事件簿18 菊一文字 剣客の執念が宿る名刀菊一文字を譲られた沖田総司の苦悩
【書籍説明】 天童武一は、代々高崎藩大河内松平家の剣術指南役を務める家の嫡男に生まれた。 ある日、天童道場に二十歳ばかりの薬売りが現れ、「一手指南」を申し込んだ。 武一は容赦なく薬売りを叩きのめした。五年後、薬売りは再び訪れ、土方歳三と名乗って真剣勝負を申し込んだ。 天童武一は歳三に負け、重傷を負った。そのため武一は廃嫡され、浪人となった。 武一は傷を治し、土方歳三を倒すことを唯一の目的に剣の修行に励んだ。 五年後、武市はようやく土方歳三を探し出したが、歳三は新選組副長になっていた。 武一は食べるために尊攘浪士の仲間になり、「人斬り武一」と呼ばれるようになった。 【目次】 石田散薬 真剣勝負 新選組 騒乱池田屋 人斬り武一 情報漏洩 祇園井筒 剣鬼邂逅 剣客の矜持 死闘真葛原 卑劣戦法 剣鬼不帰 飯炊き権助 黒谷会津本陣 疑心暗鬼 愛刀菊一文字 -
五辯の椿
薬種問屋の主人喜兵衛は婿養子だが、遊びもせず一心に商売に励んでいた。しかしその妻おそのの容姿は若くて妖艶で遊び好き。喜兵衛が病気で倒れても家に寄り付きもしない。父親を不憫に思ったおしのは母親を説得して看病を訴えるが、しまいには若い男と旅行に行ってしまう……。自分が不倫の果てにできた子供だと知らされたとき、おしのの復讐が始まった。淫乱な母に群がった男たちを次々に殺さずにはいられない。かわいそうな父のため、人間すべてを辱しめた罪を償わせると決意を固める。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
小説版 はんなり半次郎
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 時は幕末…京の御所近くに店を構える古道具屋『求善賈堂』。 そこには蘭方医にして剣の達人でもある、謎多き店主・半次郎がいた。 江戸よりこの半次郎を訪ね、ワケありの少年がやって来るが…!? 骨董を巡る珍事件を半次郎たちがカラダを張って解決する 幕末時代エンターテインメント。 『コミック乱ツインズ』本誌でトップ人気のコミックを 原作者渾身の書き下ろし小説としてリブート! -
ザ・バサラ 信長と利休
信長と利休は、正真正銘のバサラ者であった! 安土桃山文化の頂点ともいえる織田信長と草庵茶道を開創した千利休の功績を調べ、信長と利休の美学がどのように文化に反映されたのか――。 若き研究者(主人公)が信長と利休の歴史をひも解いていく。 【著者紹介】 加藤達乃進(かとう・たつのしん) 一級建築士、一級建築施工管理技士 1947年生まれ。足立建設株式会社顧問。 【所属】公益社団法人岐阜県建築士会、まちづくり委員会元委員長、地域貢献活動センター元委員長、公益社団法人岐阜県建築士会顧問 【受賞】第4回全国材木活動コンクール 木青連連合会会長賞、平成13年岐阜県木美創出賞 岐阜県建築士会会長賞 【講演】平成19年岐阜商工会議所設備部総会「岐阜町屋を活かしたまちづくり」、平成20年岐阜女子大学公開講座・岐阜に学ぶ「町屋の保存とまちづくり」 【研修】1977~1983年 茶道表千家・華道正統則天門、1988~2000年 日本建築セミナー(講師:中村昌生、早川正夫、平井聖 ほか)、1998年 日本建築士会まちづくり委員会主催「横浜まちづくり塾」(講師:田村明 法政大学名誉教授、横浜市デザイン室元室長) -
信長と濃姫外伝2 覇王を継ぐ者 徳川家康の嫡男三郎信康は、なぜ切腹させられたか?
【書籍説明】 徳川家康は三河の小大名松平家に生まれ、八歳の時から駿河の大大名今川家の人質となって育った。 成長してからも今川家の被官同様に扱われ、今川義元の姪築山殿と結婚した。 築山殿との間に、長男三郎信康と長女亀姫を儲けた。 桶狭間の戦で今川義元が討死し、今川家が衰退すると、家康は今川傘下から脱け出し、尾張の織田信長と同盟を結んだ。 三河から西を信長に任せ、家康は三河以東に領土を拡大し、三河・遠江を勢力下に収めた。 同盟者信長が天下一統を成し遂げるにつれて、家康も東海の覇王となった。 嫡男信康も勇猛果敢な武将に成長した。 しかし、家康は秘かに信康を嫌い、父子の仲は険悪になっていった。 信康の行状は凶暴を極め、家臣達の中には信康を嫌悪する者もいた。 家康家臣団は、筆頭家老酒井忠次と信康後見役石川数正の二派に分かれて勢力を競い合っていた。 その頃、家康の愛妾お愛の方が妊娠した。 覇王を継ぐ者は、信康か?それとも、お愛の方の子か? 【目次】 吉報か凶報か 清州同盟 人質救出 嫉妬の鬼 猛勇か蛮勇か 長篠の戦 野心家 たわけの三郎 家臣団分裂 父と子 訴状十二ヶ条 岡崎城訪問 恐怖の毒 安土への使者 信康切腹 東海の覇王 -
鬼辰閻魔帳
日本橋浜町、大川沿いの小路で若い男女の行き倒れが見つかった。現場に出くわした棒手振りの風真は、骸が放つ妙に甘い匂いを嗅ぎ不審を感じる。 風真の商いは仮の姿。実は北町奉行小田切土佐守の下で闇の仕置き人を務める鬼辰の耳目として市中を探るのが役目だった。折りしも巷では凶悪な押し込みが連続、奉行は鬼辰一門に探索を命じる。 妙な匂いと商人一家の拐かし、そして不死身のゴロツキの跋扈。鬼辰らはそれらの関連を探り、背後に潜む黒幕の存在を突き止める。 北奥羽の小藩と一万石の幕閣が企む陰謀とは?鬼辰一門は千両役者梅川喜重郎一座の助けを借りて、一世一代の仕置きの大舞台に挑む! 警察小説で人気沸騰の著者が贈る痛快時代エンタテインメント! -
深川澪通り木戸番小屋シリーズ 全6冊合本版
川沿いの澪通りの木戸番夫婦は、人に言えない苦労の末に、深川に流れて来たと噂されている。思い通りにならない暮らしに苦しむ人々は、この2人を訪れて知恵を借り、生きる力を取りもどしてゆく。傷つきながらも、まっとうに生きようとつとめる市井の人びとを、こまやかに暖かく描く、泉鏡花賞受賞、吉川英治文学賞受賞の名作。 『深川澪通り木戸番小屋』『深川澪通り燈ともし頃』『新地橋 深川澪通り木戸番小屋』『夜の明けるまで 深川澪通り木戸番小屋』『澪つくし 深川澪通り木戸番小屋』『たからもの 深川澪通り木戸番小屋』深川澪通り木戸番小屋シリーズ全6作合本 -
死のお告げ
観相の達人、同心早瀬菊之丞には放ってはおけない男が現われた。小野吉村という八卦見である。小野は平安の世に活躍した公卿であり歌人であった小野篁の子孫だと自称している。篁には閻魔大王の側近としてこの世と冥界を行き来していたという伝説があり、その末裔である吉村も冥界と繋がっていて人の死期がわかるらしい。菊之丞が手札を与えている岡っ引、薬研の寅蔵によると、吉村に死相が出ていると告げられた人間が二人死んだという。一人は八十を過ぎた老婆、もう一人は十歳の男の子だったそうだ。菊之丞は吉村の素性を探るべく、八卦見を受けることに……。 -
徳川家康〈新装版〉
ベストセラーコミック「シグルイ」の原作者が描く、2023年NHK大河ドラマの世界! 常に選択を迫られた徳川家康の生涯 三歳にして生母と別れ、その三年後には父のもとをも離れ、織田信秀、今川義元の人質として不遇の少年時代を過ごした徳川家康。 だがその境遇は、天下を取るために不可欠な、忍耐と、常に理知的判断を忘れぬ冷静沈着さを与えた。 常に選択を迫られつつ戦国の世を生き抜いた家康は、関ヶ原の戦いに勝利し、ついに武家の棟梁、征夷大将軍となった。 三河の小忰から東照大権現として神の座に上った家康の、七十五年の生涯を描いた傑作長編。 この書物を書き上げたとき、ほんの少しでも家康と言う人間が好きになっていれば、成功したと思ってよいのではないか──そう考えて、筆をとった。(中略) 今、こうして筆を措いてみて、家康と言うオヤジ、そんなに悪くもないな、仲々いいオヤジだな──と思う。 だから、私なりに成功したと言ってよいかも知れぬと思っている。(著者あとがきより) 【目次】 一 三河の小忰 二 青年城主 三 海道一の弓取り 四 冷たき夫・悲しき父 五 信長の客将 六 天下争覇の人 七 失意の人 八 律義な大納言 九 大きな惑星 十 最後の覇者 十一 駿府の大御所様 十二 狸たぬき親おや爺じ家康 十三 東照大権現 あとがき -
万延元年のニンジャ茶漬け
アメリカの南北戦争で傑出した活躍をし、あるいは奇談を引き起こした海軍少将サムエル・スイード・デュラン。名家の出身で偉丈夫の彼は、なんとニンジャに憧れていた! 折しも、遣米使節団が立ち寄ったボルチモアで、村垣淡路守の摩訶不思議な挙動に惹きつけられていく。西洋文明に取って、未知な国ニッポン。異文化交流で起きることとは……「万延元年のニンジャ茶漬け」。京都で捕まったどろぼうに接見した女性弁護士は、彼の素性を探ると……「太秦の次郎吉」。さいたま出身だが、京都に憧れ大学に通ったのに、就職で神戸に住むことになった女性に巻き起こる騒動とは……「鈴蘭台のミモザ館」。デビュー作の『秘剣こいわらい屋』や『まぼろしのパン屋』で描いてきた、ちょっとコミカル、あったかくて、微笑ましい人間たちを、虚実織り交ぜて描かれる不可思議な三つの物語! -
お世継姫と達人剣
香坂喜三郎は、突然姿を消した許婚の美緒を捜すため、脱藩して江戸に出てきた。路銀も底をつき、途方に暮れていたところ、浪人姿の男たちに追われる町娘の咲良を助けたことで一宿一飯にあずかる。 咲良は水茶屋の看板娘で、美形の町娘がかどわかされる事件が頻発していることから、用心棒を頼まれた喜三郎。大家のお菊の好意で住居を提供された喜三郎は、用心棒の外は美緒の探索に専念することに。 ところが、一瞬の油断から咲良がまたもや浪人たちに襲われた。そして咲良を助けたのは喜三郎ではなく、同じ裏長屋に住む、ちょっとわけありふうな美貌の武家娘・初音であった。 疾風怒濤の痛快時代エンタテインメント! -
100%ムックシリーズ 完全ガイドシリーズ366 徳川家康完全ガイド
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 注目の2023年NHK大河ドラマ 『どうする家康』が千倍面白くなる! 世界一わかりやすい徳川家康120%ガイド 人気の戦国オールスターズが勢揃い! 彼らに囲まれ、その時、家康は「どうする!?」「どうした!?」 アンチ家康派も知れば好きになる家康の目的とは? 本書は、徳川家康の生まれた戦国時代から神となった没後までを、 そのとき家康が、どうピンチを乗り越えたかを歴史の流れに沿って解説した 大河ドラマ『どうする家康』の副読本。 「時代背景・地政学・人物・対立関係・出来事・通説・新説」など、 全方位から解説し、より戦国時代が面白く理解が深められる一冊。 -
夏の奥津城
……会津地方の或る旧家の壊滅…… たまたま地方の一旧家に生れて、年ふるままに人となり、しまいには天の定め、その命を召しあげ、遺された者ら、只ひたぶるに祈る。さて、祈る者びとも、かわるがわる、とき到りて同じ定めに就き、今度は逆に祈られる。一人また一人と、生れては死ぬ。死ぬとわかっていながら、生れてみれば嬉しいことも、辛いこともあろう。それもこれもが、いずれ等しく、ひとときの光芒放つ間もはかなく、果ては闇に消えゆくものの。かつてさんざめいた日々の生活、古い家屋敷、周囲をとり巻く山に川に、野に畑に、昔の俤すでに無く、ただ言葉だけがむなしく宙へ舞う。祈るべし、命あるかぎり祈るべし。神々の、この世に在りし証を温めながら祈る。 【目次】 【第1部・夏の奥津城】 (序)兄弟/籠る日々/雷( いかづち) /病を得て/大寒の朝/奥津城/渦/天壌無窮/ 招魂/神々の集い/(跋)祈り 【第2部・譚草拾遺】 愚神祭/蘇生/独身/ジェイムズ・ジョイスへの旅路/イタリア叙事喜劇 -
疾駆する白象
あらゆる歴史は現代史である(ベネデット・クローチェ) コンバウン朝ビルマでは、第六代ボードーパヤー王(在1782 ~ 1819)が 1784年末、アラカン王国を制圧、当時上座部仏教の崇拝の的だった青銅製の 大牟尼仏を略奪し、同時に緩衝地帯はなくなり英領インドと対峙した。 ついで北部のマニプール王国、アッサム王国をも支配下におき、版図を最大に 広げ、列強国と角突き合わせた。 ベンガル州の平原プラッシーにおいては1756年6月23日、東インド会社が、 仏ベンガル太守の連合軍を撃破する。1764年10月には、ブクサールの戦いで ムガル帝国・アワド太守・前ベンガル太守の連合軍を破り、1765年8月、 アラーハーバード条約が締結される。これにより東インド会社は、 ムガル帝国からベンガル、オリッサ、ビハール三州での租税徴収権を獲得する こととなり、徴税官を介して財政基盤を固め、民間商社から政治機構へと転身する こととなった。財源を失ったムガル皇帝とベンガル太守は、単なる年金受領者に 落魄し、同じように度重なる戦争と飢饉により東インド会社も財政難に陥っていった。 1774年、140万ポンドの政府貸付金と引換えにしたノース法により、本国からの 規制をも受けることとなる。1784年8月13日、ピット政権はインド法を議会通過 させ印度庁を政府内に設けた。東インド会社は多額の国費を本国に支払いながらも 政府との二重権力の下、インドの植民地化を推進。ナポレオンの時代になる1806年、 弟ルイはオランダに王政を布いたものの、兄の指示に従わなったため1810年、 オランダはナポレオンの直轄領とされることとなった。 これを契機に、1810年~11年にかけては、ベンガル総督ミントーがオランダ支配下 のジャワ島を侵略しラッフルズを知事代理に任命、4年間統治させた。ラッフルズは 1819年、シンガポールをも開く。間もなく王は第七代バジドー王に代替わりし、 そして、西欧列強による東南アジア進出はいよいよ拍車がかかることとなった。 本書は、こうした当時のミャンマー(ビルマ)情勢を背景として、 日本人の漂流民と、アワド藩王国出身のセポイ(インド兵)を主人公にすえて、 血湧き肉躍る冒険活劇的に、小説として創りあげたものである。 -
信長と濃姫 外伝1 百鬼夜行 平将門の怨霊が足利義昭に祟る。信長は怨霊とどう対決する?
【書籍説明】 織田信長は尾張の小大名だが、生まれながらの天才的革命家だった。 村々で行われる「火起請」という裁判形式を否定し、宗教儀式を利用して女性達をたぶらかしていた淫乱僧を詐欺師として処罰した。 信長は迷信と慣習の支配する中世社会を打破して、「だれもが自由に安心して暮らせる合理的な世」を拓こうとした。 信長は天下一統を志して近隣諸国を征服し、破竹の勢いで勢力を拡大した。 ついに足利義昭を奉じて上洛し、義昭を十五代将軍の座に就けた。 将軍の権威を利用して、天下の実権を握ろうとしたのである。 だが、将軍義昭は信長の傀儡であることに我慢できない。 折しも、都に百鬼夜行の噂が立ち、奇妙な病が流行し、死者が続出した。 将軍義昭の侍臣も御所の公家衆も、次々に奇病に倒れた。 陰陽師勘解由小路在富は、流行病は「平将門の祟り」と言う。 「織田信長が将軍義昭を呪詛して、将門の怨霊を地獄から呼び出した」という噂が広まった。 信長と濃姫は、呪詛の噂を打ち消し、奇病の流行を止めることができるか? 【目次】 火起請 野望の始動 秘儀へそくらべ 詐欺坊主 疫病流行 怨霊 平新皇将門 深泥池 陰陽師 粥施行 義昭発病 呪詛返し 悪魔の指袋 祟りの元凶 悪霊退散 第六天魔王 -
乱愛一刀流
自分の道場で寝ていた大門一郎太の顔の上に、天井を破って何かが落ちてきた。それは男装の娘盗賊、天狗小僧千吉ことお千の臀であった。 そこへ斬りこんで来たのは、覆面の侍たち。一郎太は道場を捨て、お千を連れて逃げ出す羽目になる。 実は、お千が大名屋敷から盗み出した女雛には、三万両の秘密が隠されていた。それは、慶安年間に倒幕を画策した由井正雪の隠し金なのである。 次から次へと迫りくる女やくざ、女忍、刀腰女らの妖艶な刺客と戦い、巨砲で哭かせてしまう一郎太。 徳川御三家をも揺るがす大金の在り処は?そして争奪戦の黒幕の正体とは? 本篇の<前日譚>ならぬ<当日譚>を書下ろし──番外篇「女体道場」を新たに収録した大人気“乱愛シリーズ” の傑作長編! -
お龍のいない夜
妻・お龍との愛を軸に描く、風野版龍馬伝。 「龍さんを斬らはるつもりどすか?」 そんなことしたら、あんたの頭にペストルで穴空けてやる。 一つやない。指の二本も入るような穴を、三つも四つもな。 うちは、やると言ったらやる女やで-- お龍は、胸のうちで言った。 時は幕末。京都七条新地の旅館<扇岩>で働く楢崎龍(りょう)は、勤皇の志士の隠れ家で、土佐の坂本龍馬と出会う。龍馬はお龍に惚れ込み恋文を送り、後に祝言をあげる。その後日本を駆け巡る龍馬は、お龍に何度も恋文を送り続ける。 そして、寺田屋事件の夜、お龍の機転で、龍馬は間一髪命を救われる。 しかし、近江屋での夜、お龍はいなかった。お龍がいてくれたら、龍馬は間違いなく明治の日本を生きたはずだった。 龍馬の激動の人生に、お龍はどう絡んでいったのか。 龍馬がお龍に送り続けた恋文の中身はいかなるものだったのか? 「妻はくの一」「耳袋秘帖」シリーズなどで人気を博す風野真知雄が挑んだ、新時代の龍馬伝誕生。 ※この作品は単行本版『お龍のいない夜』として配信されていた作品の文庫本版です。 -
龍の波濤 小説・矢野龍溪 巻之三
幕末の佐伯藩(大分県)に生まれ、藩校で優秀な成績をおさめるなど頭角を現わし、明治維新後に上京、慶應義塾に学び、官吏から政治家となり、そのかたわら新聞人・作家として大きな影響をあたえた傑物・矢野龍溪。 彼が生きた時代とその生涯を、同郷の著者が熱い思いを込めて書き下ろす、歴史大河小説! 本作は、明治維新後、国内外の騒乱が相次ぐ不穏な情勢のなか、ついに言論人として歴史の表舞台に立つ矢野龍溪の姿を描きだす。 明治維新が成ったとはいえ、征韓論争から江藤新平らによる佐賀の乱、さらには台湾への出兵と、新政府は次々起こる激動に見舞われていく。 そんななかでも矢野文雄は、福澤諭吉の慶應義塾の秀才として、公私ともに充実した日々を送っていた。いっぽう盟友・藤田茂吉は、活力に満ちた新聞界で頭角を現していく。 しかし、政府は報道統制に乗り出し、活発に動きはじめた言論界は騒然とする…… 矢野龍溪の人生を通して、動乱の明治を総合的に描きだす、歴史大河小説第3作! -
晋遊舎ムック 独ソ戦のすべて
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 彩色秘蔵写真と地政学的見地で紐解く 独ソ戦の真実 5000万の大軍が激突し凄惨な地獄のシーソーゲームとなった 欧州戦線最大の戦争「独ソ戦」 現在のロシアのウクライナ侵攻は独ソ戦と同じロジックだった! 彩色された秘蔵写真と地政学的な見地から、独ソ戦15の戦争を 前期・中期・後期ごとに徹底解説。 また、独ソ戦へと繋がる前史ともいうべき1939年からの ドイツ・ソ連両国の戦史を紐解く。 さらに、陸海空のドイツ・ソ連の兵器の詳細情報も掲載。 そして、独ソ戦時のソ連の思惑や戦いの推移は、 現在のロシアのウクライナ侵攻にも通じている。 独ソ戦を把握することは今後のロシア・ウクライナ情勢を知ることになるのだ。 -
大菩薩峠
中里介山の代表作にして未完の超大作『大菩薩峠』を41巻全巻セットで合本・電子化。読みやすい新字新仮名・ルビ・目次付きで原稿用紙1万5000枚に及ぶ世界最長の長編小説をお楽しみいただけます。幕末ファン、剣豪・時代小説ファン必読。 ■目次 甲源一刀流の巻 鈴鹿山の巻 壬生と島原の巻 三輪の神杉の巻 竜神の巻 間の山の巻 東海道の巻 白根山の巻 女子と小人の巻 市中騒動の巻 駒井能登守の巻 駒井能登守の巻 伯耆の安綱の巻 如法闇夜の巻 お銀様の巻 慢心和尚の巻 道庵と鰡八の巻 黒業白業の巻 安房の国の巻 小名路の巻 禹門三級の巻 無明の巻 白骨の巻 他生の巻 流転の巻 みちりやの巻 めいろの巻 鈴慕の巻 Oceanの巻 年魚市の巻 畜生谷の巻 勿来の巻 弁信の巻 不破の関の巻 白雲の巻 胆吹の巻 新月の巻 恐山の巻 農奴の巻 京の夢おう坂の夢の巻 山科の巻 椰子林の巻