TL小説作品一覧
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-高齢の父を安心させるため、恋人のふりをしてくれる相手を探すつぐみは、職場の同僚から和服姿が色っぽい男性、十六夜を紹介される。彼は女性にも人気の売れっ子官能小説家だった。男女経験に乏しいつぐみは十六夜に押されるまま付き合うことになり、半ば強引に抱かれてしまう。「あなたには素質があると思います。征服されることに悦びを感じる素質が」十六夜の巧みな性技に蕩ける身体。未知の快楽に逃げ腰になるつぐみに彼は!?
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3.7憧れの桜屋百貨店で働くことになった椎奈は社長子息でフランス帰りの新課長、誠二と百貨店愛で意気投合。接客サービスの学習として一流店に連れ回され、毎日のように食事などを共にする。誠二の強引なアプローチにとまどいつつも、その優しさや仕事への真摯さに惹かれていく椎奈。「ずっときみだけを愛するからきみの全部が欲しい」甘く囁かれながら抱かれ快感に酔いしれるが御曹司である誠二との立場の違いに気後れも多くて…。
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4.1情欲に翳った目で絢音は見つめられ、艶めいた声を聞く。「もう私がここで終わりにできそうもない」揺さぶられ、突き上げられ、痛みは次第に快楽に高められ、絢音はなんども甘い声をあげて……。クールな先生がこんなにいやらしく、私を求めるなんて思いもよらなかった――。 片思いしていた数学教師の長谷川先生と、偶然お見合いの席で再会した短大生の絢音。複雑な家庭の事情で二十歳になったら政略結婚させられる絢音は、長谷川に「嘘でもいいから婚約者のふりをしてください!」と頼んでしまう。戸惑いながらも長谷川は、次第に甘美な快楽を与えて絢音を翻弄していき……「私は君が思っているような大人じゃない。何度頭の中で、君を淫らに犯したかわからないくらいだ」冷たい美貌の長谷川が抑えきれない欲望を曝け出す、年の差溺愛ラブ!
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3.4
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4.6
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4.5たった一人の家族だった祖母を亡くした実羽。すると、突然伯父を名乗る人物が現れ、従妹のフリをしてとある社長と同棲しろと命令される。どうやら、従妹は彼との結婚を嫌がり失踪中らしく、それがバレないように誤魔化してほしいというものだ。無理のある計画に呆れるものの、成功したら父の形見をもらえるという約束につられ実羽はこの話を引き受けてしまった! 同棲生活を始めてみると、傲慢で俺様な相手の態度に苛々させられっぱなし。けれど、そんな彼の不器用な優しさに実羽は気づいていく。従妹が見つかれば、彼女と替わらなければいけないのに彼に惹かれるのを止められなくなって――!?
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4.3昔の恋がトラウマになっているせいで、物語の恋にしか夢中になれない拗らせOLの楓。彼女はある日、見知らぬ男性の部屋で目を覚ます。部屋の主の堅物イケメン、智之曰く昨晩べろべろに酔っ払った楓は、同じ店内にいた彼の悩みを聞いていたとか。その悩みとは、恋愛ベタで恋人と長続きしないというもの。そんな彼に楓は「自分が恋愛指南をする!」と豪語したらしい。だが恋愛経験が少ない楓に、指導なんてできるわけがない。しかし、自分を頼りにする相手を突き放せず楓は恋愛上級者を装い、彼と擬似デートなどをすることに。最初は義務感で取り組んでいた楓だったが、智之の誠実さに触れるうちに、彼に惹かれ始めて――。乙女OLと堅物男子のラブレッスン開講!?
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4.6
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-「おまえは俺のおもちゃだ。逆らったらおしおきな」会社では普通のOLを装っている侑香は常に脳内妄想を繰り広げている腐女子。そんな侑香の上司は、大好きな乙女ゲームのキャラとうりふたつな部長の亘。こんな美味しい状況を見逃せるはずがなく侑香は就業中、常に亘と先輩である米田のBL妄想が繰り広げていた!―だが、簡単なミスをしてしまった侑香は亘から残業を言い渡されたあげく自分の脳内を暴露させられ―!?しかも「今度は侑香が俺のおもちゃになる番だ」と言い渡されてしまう!それからというもの亘に翻弄され、亘と米田の参加する新プロジェクトメンバーに抜擢をされる。傲慢な亘に振り回され、妄想すらできなくなった侑香は…。
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3.5「こんなにしちゃった責任、取ってくれるよね?」爽やかな笑顔を見せ、凛々花の視線を釘付けにする男性──それは凛々花が八年間熱烈なファンとして追っていた声優の涼宮智浩だった…。ある日友人の莉亜とカフェでお茶をしていた凛々花は、思いがけないハプニングで、涼宮にコーヒーをかけてしまう。服も台本も汚してしまったお詫びに、なんでもしますと告げた凛々花が連れていかれたのは、なんと涼宮の自宅マンションだった!困惑する凛々花をよそに「俺の相手役、やってもらえる?」と台本を渡す涼宮に台詞通り甘く迫られる…。触れるだけのキスが媚薬のようなディープなものへと変わり、凛々花は彼に翻弄されていき――!?
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3.4
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3.2政略でエランゼ国王ヒューバートに嫁ぐことになった王女コーデリア。 純潔の証明のため人前で初夜を迎えることになり怯えるが、 ヒューは初心な彼女を気遣い儀式を中断する。 優しく男らしい彼に接するうちに恋心を抱くようになったコーデリアに初夜の練習をしようと誘惑するヒューバート。 「すべて私が教える。他の者になどおしえさせるものか」彼の情熱に翻弄され女の悦びを知る彼女だが、 彼には他に思う女性がいると聞かされ!?
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3.6君はそのまま感じてればいい── 突然の出逢い、プロポーズ…… 「全部俺に任せればいいんだ……君はもう俺のものなんだから」 パーティ会場でピアノを弾いていたところを大企業の専務・綜馬に見初められ、結婚した真名。 しかし、生きてきた世界の違いと綜馬の強すぎる愛情が、しだいに真名を苦しめていく……。 巨大企業の御曹司兄弟と、ピアノを愛する少女の愛憎を描いた感動のラブストーリー 〈あらすじ〉美容界のトップを走る銅(あかがね)ホールディングスの専務・綜馬は、パーティでピアノを弾いていた19歳の真名と出会い、恋に落ちる。 やがて結ばれ結婚した二人だったが、生きてきた世界の違いが溝を作り、強すぎる愛情は真名を追いつめる。 そんな真名をピアニストである弟・龍成が慰めるのを見た綜馬は、彼女との別れを決意する……。
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3.7ガナッシュよりも熱く溶かされそう 「一生、俺の味見係にしてやる」 スイート・イケメン営業マン&辛口クールなパティシェに翻弄!? 洋菓子メーカーの販売員として働く美渚。 異動先の店舗に初出勤した日、パティシエの 蒼介に怒鳴られ、第一印象は最悪。 でも、スイーツLOVEな二人は次第に接近して…… 〈あらすじ〉お菓子好きが高じ、洋菓子メーカーで販売員として働く美渚。 神戸店に異動になった彼女は、初出勤の朝、主任パティシエの蒼介に部外者と間違われ叱られてしまう。 営業担当の波田中が現れて誤解は解けたものの、蒼介の印象は最悪。 イケメンで優しい波田中にときめく美渚だったが、一緒に働くうちにスイーツLOVEな蒼介との距離が近づいて……。
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4.0双子の妹・陽菜と共に、巫女姫として異世界に召喚された葉菜。トリップ先で二人は、癒しの力を持つ陽菜が『白姫』、破壊の力を持つ葉菜が『黒姫』と、それぞれ呼ばれることになる。そして、凶器となり得る力を授かった葉菜は、力を制御する特訓を騎士のガブスティルにつけてもらう日々を送っていた。自分の力を恐れず、優しく寄り添ってくれる彼に葉菜は次第に想いを募らせていく。しかし彼は、陽菜のことが好きな様子……。そんな切ない想いを抱えていたある日、突然、彼から濃厚すぎるキスと熱い告白を受けてしまった! どうやら彼は最初から自分のことを好いてくれていたらしく、鈍感な葉菜に業を煮やし、甘く激しい強行手段に出たようで!?
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2.0二十五歳になっても恋愛経験ゼロの菜穂。そんな彼女が、なぜか結婚式場の広告モデルに抜擢された!? 恋がどんなものかもわからないのに、結婚間近の熱愛カップルを演じるなんて無理――! 不安でいっぱいの菜穂だったが、相手役は紳士でとびきりやさしいイケメン、蒼真。彼の甘いエスコートに、菜穂はドキドキさせられっぱなし。気づけば恋人以上に恋人らしくなっていたふたりだが、ひょんなことから大喧嘩をしてしまう。どん底まで悪化した関係に、今後の撮影まで大ピンチ! 見かねた上司から、関係修復の強制デートを命じられて!? 恋心を刺激する甘い恋人ごっこの行方は……。キュートなジェットコースターロマンス!
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-恋人同士になりたいわけではありません、契約を結びたいのです――アメリカでMBAを取得した由里華は、榎コンツェルンのCEOだった父の急死によって日本に呼び戻される。父の跡を継ぐはずが、重役達が決定会議をボイコット。このままでは事業を経営できない、悩む由里華を救ったのは秘書の友輔。由里華の幼馴染みである彼までも、ライバル企業が引き抜こうとして……。友輔は榎コンツェルンに残るための条件を提示してくる。求めてきたのは由里華の体。なぜ?恨んでいるの?由里華は実家で幼い頃の話を聞き、友輔との出会いを思い出す。約束したじゃない、守ってくれるって……。弄ばれるだけではない、二人の間に芽生えた気持ちは……?
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-地方領主の末姫アシェルは、政略結婚の道具として女を磨き生きていた。しかし、とある事件に巻き込まれたせいで、彼女は道具としての価値を貶められ、辺境の城で護衛の兵士とともに隠遁生活を送る羽目になる。 彼女の世話をするフリードは彼女に昔から仕える雇われ兵士。腕は立つが皮肉屋で、アシェルの生活の面倒を一手に引き受ける達者な男であった。 一族から遠ざけられた彼女だが、ある日、彼女を都へと召喚するための知らせが届く。とある『事件』の再来を危ぶむフリードは、果たして彼女を無事に領都まで送り届けることができるであろうか。 誰のために自分を磨き続けるかわからない少女と、そんな少女に仕える男。何者にもなれる男女が、何者にもなれない苦しみの中、誰かの望む自分になるためにほんの少し勇気を出す、そんなお話。
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1.0花と緑を司る女神の血を引くティナは、北の地の領主であるラザファムのもとに嫁ぐことになる。 寒さが厳しく貧しいその土地に、女神の祝福をもたらすために。 真に愛し合う者と添ったときに女神の祝福はもたらされ、その地は豊かになると伝えられているが、それを体を繋げることだと解釈したラザファムにティナは強引に純潔を散らされてしまう。 豊かな土地出身のティナを憎むかのように冷たいラザファムとすれ違うばかりの日々。そんな中でも北の地の人たちのためにできることはないかとティナは奮闘する。 そうするうちにティナとラザファムは少しずつ理解し合い、惹かれ合うようになるが、慣れない厳寒の地でティナは病に倒れてしまう。 花の乙女は、凍りついた男の心を溶かすことはできるのか――!?
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3.0二十歳の誕生日前日、蓮池マレアは大好きな父親に、鞠谷昴という会ったことも無い男性と結婚してほしいと頼まれる。紙切れ一枚の契約ならとマレアは昴との結婚を決意。 誕生日当日に入籍し、その夜強引に純潔を奪われてしまう。こんなひどいことをする人なんて大嫌い、なのに――。昴がマレアと父親のために会社の窮地を救おうと、日々奮闘している姿を見つめるうちに──。少しずつ、マレアは昴を好きになり、触れてくれないことが寂しくてたまらなくなる。この気持ちはいったい――何? 昴の愛がマレアに通じ、マレアの愛が昴に伝わり始め――そして会社のピンチは?
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3.5「私の可愛いリトル・レディ。私はお前の世話をするのが大好きなんだよ」腹黒王子の溺愛は、甘いけれど妖しくて……!? 侯爵令嬢マリーナが恋しているのは、幼なじみで宗主国の次期元首レオナルト王子。少年の頃のレオナルトは天使のように清廉で優しく、五歳下のマリーナをとても可愛がっては世話を焼いてくれていた。けれど八年ぶりに再会した彼は舞踏会で女性をはべらす遊び人になっていて、マリーナは愕然とする。 ところがレオナルトはふたりきりになると真摯な愛を囁き、うぶなマリーナにお菓子より甘いキスやとろけるような大人の快楽を教えてくれた。「本当にお前はどこまでも穢れのない身体だね」少女のように無垢な身体を、レオナルトのしなやかな指がじっくりと愛でていく。 甘すぎる恋と愉悦にすっかり翻弄されるマリーナだけれど、彼がふたりの関係を周囲に隠すのには秘密があって――。
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5.0出逢い、求婚、婚約と順風満帆に愛を深めてきた大学生の月子と若き陶芸家の宗慶。幸せの絶頂で月子を襲ったのは、宗慶の事故の知らせだった。命に別状はなく、ほどなく退院した宗慶だったが、どこか様子がおかしい。昨日話したことを覚えていないのだ。医師から下された診断は――記憶喪失、記憶障害。宗慶の記憶は一日しか保たないという。共に歩む道を選んだ二人だったが、宗慶の独占欲は日に日に強くなっていく。やがて月子の体に刻んだ愛の証や変化を他人によるものだと嫉妬した宗慶は、月子を縛り、折檻するように。愛ゆえの打擲。繰り返される執着愛が行き着く先は……。
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3.0「なんにしても、肖像画は相当盛っていたのだな」――縁談の相手であるケアリーから出た言葉はひどいものだった。さんざん待たされてのことだったので怒り心頭のメイベルは、その怒りのままに決闘を申し込む。しかしながら勝てるわけもなくあっさり負けてしまう。決闘の条件は、ケアリーが勝ったら「メイベルは女らしくなること。定期的にその様子をケイリーに確認させること」だったので、メイベルは着飾ってケアリーを待つ生活が始まった。次第に令嬢らしくなっていくメイベルにケアリーは満足そう。そしてとうとうみだらな行為に発展し、戸惑うメイベルの体を開いてゆく。今まで知らなかった自らの体の変化に戸惑いつつも、メイベルはケイリーの愛撫に溺れてゆく。彼の愛撫は媚薬のようで――。
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4.2兄が宝石泥棒の疑いをかけられたことで、王宮の嫌われ者となった伯爵令嬢・エリセ。冷たい仕打ちと孤独に毅然として耐えるその姿を、 若き国王コルデが見初める。だが、 罪人の妹と噂される自分と彼が結ばれることは許されないと自制し、 求愛を頑なに拒み続けるエリセに業を煮やしたコルデは、感情のまま に荒々しく彼女の身体を奪ってし まう。いけないと知りながら、与えられる快楽に溺れるエリセは!? ※電子版には特典として、カバーイラストが収録されています。
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3.0ピアノが大好きなローレンはその腕を見込まれ、王宮での御前演奏を依頼される。無事に弾き終えるとアンドレアに労いの茶会に招待された。その席で媚薬を飲まされ、関係を迫られる。蕩かされながらも「好きな人とでなければ」と抵抗する彼女にアンドレアは興味を持つ。今まで誘いを拒む者などいなかったからだ。ローレンは王宮に軟禁され、夜ごとにアンドレアに抱かれてしまう。最初は反発していたが、次第に気持ちが変化して……。ローレンは、アンドレア王子との婚礼を前に、離宮でアンドレアとアンドレアのいとこであるアメリアと休養を過ごすことになる。ところが、その夜から寝室を訪れるアンドレアは人が変わったようにローレンを魔女だと罵り、凌辱し始めるが!
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3.0東北地方の旧家・鹿目家の一人娘、鹿目沙弥子は、父が倒れたことにより次期当主として未来の夫候補を選ぶことになる。推薦されたのは、分家の長男・弦木惣介と政治家の息子・安齋景吾だった。世話係の弦木貴臣に恋する沙弥子は内心複雑な思いを抱えつつも親族の決定に従う。そして、二人のうちどちらかを選ぶために、家の離れで同居生活を送ることになったのだが、惣介も景吾も沙弥子にセックスを仕かけてきて……。沙弥子は、未来の夫選びの真っ最中。二人のうちどちらかを選ばなければならないのだが、沙弥子の気持ちは世話係の弦木貴臣に。すでに貴臣と結ばれているのに、婿候補の二人のアプローチに沙弥子は翻弄される。そしていよいよ婿選び決定の日、沙弥子が下した決断とは・・・
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5.0「怖いものをなくすために、今からベルのことをたくさん愛してもいい?」 ■息継ぎの間も惜しむような口づけに、頭の芯がクラクラしてしまうほど熱に浮かされる。可憐な嬌声に煽られて、羞恥で染まる頬に手を滑らせる――。森の古城に暮らすノイラート男爵家に嫁ぐことになったベルは、動揺していた。父の強引な勧めで縁談が決まったものの、なぜ美しい姉妹ではなく、勝気な自分を見初めたのかと思い悩んでいた。不安を抱きつつも嫁ぐ覚悟を決めるが、古城の主フィデリオは予想に反して優雅な立ち振る舞いの美青年であった。しかし、彼には人のものではない柔らかな毛並みの耳、そして、尻尾がついていた。いにしえの呪いで、容姿が半獣と化していた。最初は驚くものの、愛おしむように接してくるフィデリオの温かさに包まれ、彼の抱えている孤独や悲しみを癒したいと願うようになるが、ベルは彼の深い愛情を信じきれず、傷つけてしまう。真実の愛を知り、愛を得たときに呪いは解ける――フィデリオとベルのあいだに、愛の奇跡は起こるのだろうか。「美女と野獣」をモチーフにしたオトナ童話シリーズ第四弾!(ヴァニラ文庫うふ)※本作品にはイラストが収録されていません。
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-「快感に溺れてしまうがいい。そして従いなさい。身も心もすべて私に捧げるんだ」 ■お仕置きと称し、初心な肢体を組み敷かれ、骨ばった手に柔らかな白肌を存分に蹂躙される感覚、ひそやかな花弁を愛でられるコルネリアはシーツの波を手繰り寄せて妖艶に踊る。初めて知る「女」としての悦びに今まさに花開こうとしていた。夜毎繰り広げられる甘い情事は、いつまでも終わらない――。祖国のためにも夫を虜にしなくてはならないのに身も心も彼に惹かれてしまい、はやる心臓の鼓動は隠せない。ベーレンス大公国世子に輿入れすることが決まったプレトリウス王国唯一の王女コルネリアだったが、大国の姫である自らの結婚相手は当然として身分の高い殿方と考えていたのに、生まれたときから定められた結婚相手はマリウス公子だと知らされ、身分が釣り合わないと不満を漏らすコルネリア。だが、国王である父からの密令を受け、嫁ぐ決意を改めるも、マリウスはコルネリアに冷ややかな態度を崩さない。内心憤慨しつつも婚姻の日に向けて準備を進めていたが、結婚当日にマリウスが元侍女と駆け落ちしてしまい大パニックに!? マリウスの父であるベーレンス大公国君主アルベルトが彼の代わりにコルネリアと結婚すると言いだして……。(ヴァニラ文庫うふ)※本作品にはイラストが収録されていません。
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3.5
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4.1
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1.0大人エロティックな「肌恋」がカラー版になって登場!! ロマンティックなシーンもさらに艶やかに!!天国から、この世は見えるのだろうか。心の中まで見えるのだろうか。できたら見えないでいてほしい。あの人が好きだと、誰にも気づかれてはいけないから……。「私は、世界のどこにも存在してないように思う」。14歳の頃、母親がマンションから転落死し、その第一発見者となってしまった美雨。未来に夢を描けず、虚しさをもてあましていた彼女が初めて人を愛する気持ちを知ったとき、背負いきれないほどの悲しみが襲いかかった。「心の中で想うだけなら許される? でも……」。好きになってはいけない人を好きになったら、あなたならどうしますか? 雨粒のように心にしみる、やさしい調べのラブストーリー。
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-かわいくて、ふんわり甘い香りがする素直な女の子がいい!そんな、すべてが理想的なマキちゃんが好きだー!! って思っていたのになんでだろう……。新人研修の指導官に胸キュンがとまらない!? 僕が年上のデキる女性に惚れるなんて、あるわけないのに……!! 大手下着メーカーの後継者・村崎アキラは、身分を隠して新入社員として研修中。新人研修を担当しているベテラン教官さくらは、一人も落ちこぼれを出さない厳しい指導が信念……だったのに。ヒミツの“指導”が、思わぬ方向に進んでゆく!? 年の差エロティック・オフィス・ラブコメ!!
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3.0優し過ぎて、愛され過ぎて不安になる。もっといじめて…あたしの全部あなたのだから──。幼い頃誘拐未遂に遭った志乃を助けたのは、隣に住む幼なじみの皆川総士だった。「これからは……俺が志乃を守るから──」その言葉から十数年後、警察庁で働く総士と結婚することになった志乃。一緒に暮らし始めてからは驚くほど情熱的な総士に毎日求められラブラブな新婚生活を満喫していたが、事件後のトラウマのせいで義父に結婚を受け入れてもらえず志乃は悩む毎日を送っていた。総士に心配をかけたくない、でもそれでは前に進めないと総士には内緒で志乃はあることを決意するが……!?
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4.5ストレスと過労で体調を崩し退社、婚活も失敗した29歳の美玖。「東京にいるのはもうムリ、田舎に帰ろう」と決心し引っ越しをすることに。引っ越しの四日前、友人が開いてくれたお別れ会に飛び入り参加してきた男、エリート商社マンの隆介と意気投合し、つい一線を越えてしまう。それきりかと思いきや、残りの三日間を一緒に過ごすことになって!? 昼間は甘い時間を過ごし、夜は激しく求められ、いつの間にか縮む距離に戸惑う美玖。気持ちがわからないまま、ペットのカメを連れて田舎に帰り一軒家で一人暮らしを始めるが、思っていた以上の不便さと、おまけに気の進まない縁談がやってきて……。困り果てた美玖の脳裏に浮かんだのは……。
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4.0天使のかんばせを持つ新任の神官カシムに夢中になる若い娘たち。美貌の姉と比較されないよう、おてんばに育ったアリーは、浮かれた雰囲気になじめない。そんなアリーの、さりげなく人を気づかえる優しさこそが美しいと思うカシムは、アリーのコンプレックスを知り、彼女の腰を引き寄せささやく。「君が愛されるべき存在だと、僕が教えてあげよう」自分の容姿に自信が持てない心優しき娘アリーは、美貌の神官カシムの官能的な愛され方の手ほどきに、胸をとどろかせつつも自信を持てない。カシムの素朴な内面を知るごとに惹かれていくアリー。そしてカシムもアリーの内面の美しさに惹かれ、この出会いは神の導きだと思極めるが……。
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4.0「あなたに、こうして触れたかった」――魔術師アガイルの妹ネイシャは、人狼一族の若き伯爵ゼヴァンの花嫁となった。ゼヴァンに恋をしていたネイシャには喜ばしい結びつきだったが、婚儀を済ませても彼はネイシャには触れない。しかし新月の夜、ついに寝室を訪れる。ベッドの上でネイシャにキスし、触れてくる手はゼヴァンのもの。けれど、その中身は……。ゼヴァンの中に潜む影との歪な関係と、彼の頑迷さに傷つくネイシャ。彼女はある決意とともに、魔術を用いて城を飛び出してしまう。追いかけてくるのはゼヴァンなのか、それとも――? やがて力強い手に捕らえられ……
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3.3
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5.0看護学校に通う村上静香は、兄の失踪とともに莫大な借金を負わされる。兄捜しをするため、兄の知り合いという大門樹の家に滞在することになるが、大門の敵対ヤクザに突然襲われてしまう。そして、目を覚ますと目隠しをされ、猿ぐつわをかまされていて……。
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3.6
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4.0
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4.4
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4.4政略結婚のはずが、初夜からスゴ(絶倫)すぎて体が持ちません! 男装の麗人が、武骨な(変態)国王に正体を見破られて溺愛され……る!? 女だと公表する機を逸したまま辣腕を振るう、『変わり者』の男装女王ブリジット。 ところが、大国の皇帝ブレスに女であることを見破られた挙げ句――求婚される。 「こいつは男装好きの変態か!?」と疑いつつも、政略結婚に応じたブリジットだが、よもや初日から求められるなんて聞いてない!!! しかも毎日毎晩寝かせてくれず、絶倫かよっ! 「夫婦仲が良ければ、国民も安心するだろう?」 支配者同士の濃厚な夜(バトル)が始まる――!? 「小説家になろう」の女性向けサイト「ムーンライトノベルズ」で実施した第2回次世代“官能”小説大賞女性部門、《金賞》受賞作! ※「ムーンライトノベルズ」は株式会社ナイトランタンの登録商標です。
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-「そういうの、俺燃える」──アパレル店で働く瞳の元に、新しい店長としてやってきた柴田。爽やかな印象とは裏腹に、初対面で瞳を口説き、突然キスをしてくる柴田に翻弄され、動揺する瞳。その後も事あるごとに彼の強引で甘美なアピールは続き、抵抗虚しく体を蹂躙されていく──。けれど瞳は努めて平静を装い、「周囲の望む理想の自分」でい続けようと奮闘するが…それでも柴田に追いつめられていく。次第に拒むことが出来なくなった瞳は惹かれつつある気持ちを認められないまま、柴田の世話を焼いていたが、ある日柴田から「重い」と言われてしまう…。今までの自分を否定され、ヤケ酒を飲む瞳に、見知らぬ男性が近づいて――。
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-二年間の不倫を自ら清算し、めでたくおひとりさまで三十路を迎えた明日香。結婚し家庭を築く友人や出世していく過去の仲間をよそに、将来が不安でたまらない。ある夜、カフェレストラン・コナンの同僚で年下の生意気な青年・聖貴に、「ガキかどうか試してみたらいい」と、突然濃厚なキスをされる……。閉店後の店内で、なし崩しのように関係を持ってしまう明日香と聖貴。七歳も歳の差があって、まさか本気なはずはない。告白だってされてないし――。それなのに、嫉妬したりテーブルの下でこそっとHな悪戯をしてきたり! 一体どういうつもりなの!? 年下男子とアラサー女子の歳の差恋愛の行方は――
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4.0(あんっ、うそ、アソコを絵筆で弄るなんて…っ)「お、入り口がぱくぱくし始めたな。ちょっと、中に入れてみるか」「いやぁああんっ、だめぇぇぇっ…!」美優は生徒から人気のイケメン美術教師の須田から絵のモデルにならないかと声を掛けられる。大学推薦枠を争っているライバルの女生徒より有利になればと、美優はモデルを引き受けた。しかし先生は美優のポーズに納得せず、色気を上げるためだといって筆でアソコを擽ってくる。そのエッチな感触に、我慢しなくてはと思いつつもアソコが濡れてきて…!
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-「俺のこと、子ども扱いしてると痛い目みるよ?」ネットメディアの編集者として働くアサコには、「ジンくん」というネットチャット上でのボーイフレンドがいる。仕事で深夜までボロボロになるOLとキラキラしたリア充大学生。リアルな世界では出会うはずがない二人がひょんなことから「恋人同士」を演じることになって…。画面越しでは感じられなかった体温やまっすぐな視線についほだされて……。え? ちょっとジンくん、どこ触ってるの!? まっすぐで純粋で、憎めない年下カレからの溺愛に胸キュンが止まらない!!
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3.3「私は初めて会ったあの日からずっと、お兄ちゃんが好き――…」保育士として働く綾香には、人には言えない秘密がある。それは4歳の頃に親の再婚によってできた兄・拓海に恋をしていること…。許されない恋、報われない恋。そうわかっていても、肌に触れられると、熱い視線で見つめられると、恋心が止められなくなる。そんなある日、同僚の保育士・高橋先生に呼び出された一室で口づけをされてしまい――…!? TLコミック雑誌『無敵恋愛S*girl』から誕生した新レーベル・S*girlノベル第1弾!
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-大学内で「女よりも女らしい女装男子」として有名な先輩、高科光に告白された椎葉葵。まずは友達から、ということで始まったふたりの関係は、友人として共に過ごす内に少しずつ変化していく。優しく穏やかな中にも自分を貫く強さを持った光と、そんな彼が時折見せる男性としての部分に惹かれていく葵は、ある出来事をきっかけに彼のために女性らしく変わろうと決心する。けれど、過去の経験からなかなか自分に自信が持てなくて……。「君が誰よりも可愛くて魅力的な子だって君自身に分からせてあげる。だから――他の人の言葉なんかじゃなくて、僕の言葉を信じて」
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-「一生大切にするよ」囁かれた声はスイーツよりも甘くて――。スイーツ好きが高じて洋菓子メーカーの販売員になった美渚。神戸店に異動になった彼女は、初出勤の日、主任パティシエの蒼介に不審者と間違われてしまう。そこに営業担当の波田中が現われ誤解は解けたものの、蒼介の印象は最悪。一方、優しい言葉をかけてくれた波田中に胸がときめく。そんな中、アクシデントをきっかけに美渚と蒼介の距離が近づいて…。スマートな営業マンと鬼パティシエ。恋愛経験ゼロなのに、二人のイケメンとの急接近で美渚はどうする!? スイーツが食べたくなる至福のラブストーリー。※投稿コミニュティサイト「メクる」掲載作品を電子書籍化しました。
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-「お前にはお仕置きが必要だな。エロい顔をして」ソファーに押し倒され、両手は後ろで縛られた。いつも優しかった先生の顔は、冷たく冴え欲情をたたえて真美を見つめている。「やっ……ああん、あっああ……」いつか繋いでみたいと憧れていた憧れの先生の手は、真美の内腿を撫で……。「そうだ、そうやって俺だけを感じていればいいんだ」 「私を先生のペットにして下さい!」バイト先のセクハラから助けてもらったお礼に、思わず口走ってしまった真美。それは好きだった海保先生に振り向いてもらうための《ペット契約》だった。「ペットは下着なんて着けないぜ? 可愛い、俺の淫乱な仔犬ちゃん」海保の甘い愛撫を受け、初めての快感に震える真美。優しく甘く名前を呼ばれるたび胸が高鳴る真美だが、次第に海保のペット遊びはエスカレートしていって!? 「少し目を離した隙に、すぐ発情するんだな。真美は誰にも渡さない」御曹司溺愛先生×ウブな少女の極甘★秘密の恋!
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4.3スカートを自ら掴んでめくり上げ、ヴァルツの愛撫に必死に堪える姿が、なんとも可愛らしくて、そそられる。「はっ……、ん、ん……」片方の手でむき出しの乳房をつかみ、むしゃぶりつくといっそう甘い声を上げて……。 結婚するまで抱くのは我慢する。でもせめて少しぐらい、いや盛大にイチャイチャしたい! 「……どれだけ俺を煽る気だ。アデリナが欲しくて欲しくて、何度も忍耐が切れそうになった。諦めて俺の番になってくれ」 両親を亡くし伯爵家を追い出されたアデリナは、傷付いた褐色の肌の青年と出会う。彼ヴァルツは、四百年の眠りから目覚めた、国の守護竜だった! 好奇心いっぱいなヴァルツとの温かな生活の中、次第に彼に心惹かれるアデリナ。「俺から離れるのは諦めてくれ。俺の番にしてこの国から連れ出す」ヴァルツの激しい口付けに、アデリナは身も心も溺れてしまうが――。ヴァルツを利用し国の転覆を目論む宰相の魔手が迫っていた!
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4.5【この恋テイクアウトで 1巻】 「菜々子さんのここに、マーキングしちゃおうかな。俺のモノだってわかるように――」 しつけのよい子犬みたいに従順でカワイイ後輩だと思っていたら、まさかの発情!? 倉田菜々子は出張先から新幹線で帰る途中、具合が悪くなった5歳年下の後輩・永山雄大を介抱するため途中下車することに。 なんとかたどり着いたビジネスホテルはダブルルームしか空いていなかった! 雄大を休ませるために、しかたなくダブルルームに泊まることにしたのだが――具合が悪いはずの雄大に押し倒されてしまう。 「菜々子さん、捕獲成功!」 まさか、ダマされた? と思ったときにはすでに遅く、雄大は発情した大型犬のように覆いかぶさり情熱的な声と指先で菜々子の心を揺さぶる。 「ふたりきりで出張なんて、絶好のチャンスでしょ。こんなチャンス、もうないかもしれないんだから、やめるわけないでしょ?」 熱を帯びた指先で与えられる愛撫に翻弄され、受け入れていってしまう身体。 無邪気に菜々子への好意を伝える雄大に、奈々子は年齢差も気になって素直になれない。昔の彼氏との言葉がトラウマになっているため恋愛に臆病になるばかり。そんなとき菜々子の異動が決まり、それを知った雄大は強引に菜々子を男子更衣室に連れ込んで――!?
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3.8「菜々子さんのここに、マーキングしちゃおうかな。俺のモノだってわかるように――」 しつけのよい子犬みたいに従順でカワイイ後輩だと思っていたら、まさかの発情!? 倉田菜々子は出張先から新幹線で帰る途中、具合が悪くなった5歳年下の後輩・永山雄大を介抱するため途中下車することに。 なんとかたどり着いたビジネスホテルはダブルルームしか空いていなかった! 雄大を休ませるために、しかたなくダブルルームに泊まることにしたのだが――具合が悪いはずの雄大に押し倒されてしまう。 「菜々子さん、捕獲成功!」 まさか、ダマされた? と思ったときにはすでに遅く、雄大は発情した大型犬のように覆いかぶさり情熱的な声と指先で菜々子の心を揺さぶる。 「ふたりきりで出張なんて、絶好のチャンスでしょ。こんなチャンス、もうないかもしれないんだから、やめるわけないでしょ?」 熱を帯びた指先で与えられる愛撫に翻弄され、受け入れていってしまう身体。 無邪気に菜々子への好意を伝える雄大に、奈々子は年齢差も気になって素直になれない。昔の彼氏との言葉がトラウマになっているため恋愛に臆病になるばかり。そんなとき菜々子の異動が決まり、それを知った雄大は強引に菜々子を男子更衣室に連れ込んで――!?
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3.0「どんな体位でしてほしいの? お姫さま」 同僚の結婚式で酔いつぶれた小林実里は、翌朝、見知らぬ部屋で目を覚ます。――と、不意に聞こえてきたのは「実里ちゃんのおっぱい、かわいいね!」という脳天気な声。その声の主は実里が勤める製薬会社CEOの結城翔だった! どうやら意識を失ったまま翔と一夜をともにしてしまったらしい。焦ってベッドから抜け出そうとする実里を強引に抱きしめ、その身体に指を這わせて甘い愛撫で翻弄する翔。チャラくて脳天気で大嫌いなのに――どうしてこんなに気持ちいいの!? それからというもの「忘れたい」「なかったことにしたい」という実里の言葉など気にもせず、翔はまとわりつく。壁ドン、股ドンは当たり前。実里の周囲に出没しては仕事中なのに突然キスしたり抱きしめたり……身勝手なCEOに振り回されてばかりの実里のイライラはつのる一方。ところがある日、彼の意外な一面を知って!?
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2.5ルハイン王国の第三王女・リュミエールは、父王から押しつけられた結婚に反発し、王城から抜け出した。港に停泊中の船へ隠れていたが、いつの間にか出港してしまう。運の悪いことに船は難破し、異国に流されたリュミエールは記憶を失い、オークションにかけられる。恐怖に震える中、会場に乗り込んできた男――奴隷市場の根絶を目指す若き王ラシードに救われる。そして、「そなたを気に入った」と名を与えられ、甘く優しく触れられてしまい…?【目次】千夜淫夜物語~砂漠の王と金の髪の乙女~/番外編 終わらない淫夜/【特典SS】月あかりのもとで乱れて/あとがき
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3.4
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-短大を卒業後、実家で花嫁修業をしながら生活を送る里桜。養子の里桜を本当の子供のように育ててくれた両親の愛に応えるように、敷かれたレールを歩いてきた。そんな里桜のもとに、両親が持って来たお見合い話。突然の話に里桜は戸惑い、血の繋がりのない兄・恭助に「お見合いする事になったの」と報告するが、その日から恭助の様子がおかしくなった。ギクシャクする二人の間に、里桜が戸惑ったのもつかの間。ある日、里桜は恭助の部屋で突然抱き締められ、唇を奪われてしまう。「俺は、悪戯でこんな事をしたんじゃない」真剣な瞳で囁く恭助に、里桜の心は激しく揺れて――。…二人の固い絆が紡ぎ出す、甘く切ない「ナイショの恋」の物語。
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-「それでは、あなたをお守りする…永遠に」小日向家の姫、鳩子は十八歳になるのに結婚もせず、男のひとりも通わせていない。彼女の理想は「実があって誠があって、馬や弓を操れて、風雨などものともしない男丈夫」運命のであいを信じる彼女は、ついに流鏑馬の儀で理想の男に巡り会う。彼を恋い、占いの女から手に入れた恋の叶う香を沁み込ませた文を送ったが、彼――蘇芳は文の返事もなくいきなり鳩子のもとに訪れてきて…!?「鳩子さまに危機が迫っているかも知れないと思うと。いても立ってもいられなくて」彼を恋う鳩子は、思わぬ運命に巻き込まれていく…。やがて想いを通わせようとするふたりだったが、そんな中鳩子に魔の手が伸ばされて…?
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-全身全霊をかけて、あなたを治して差し上げます――寂れた温泉街の老舗旅館に現われた、謎の美形性医・王(ワン)先生。東洋医学の知識をいかした薬膳と、とろけるような快楽で、悩める女性たちのココロとカラダを癒し、美しく……うっとりするほど官能的でためになる、大人気ラブ・ストーリーの最新シリーズ!◆国際中医師・国際中医薬膳師監修 ◆かんたん「和の薬膳レシピ」付き!
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4.4
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-今度こそ“代筆”ってやつを手伝わせてもらうんだから!──隣に住む優しい兄のような存在・柚木がちょっとしたハプニングで利き手を骨折してしまった! 彼の職業は小説家…原稿の締め切りが間近に迫った危機的状況に、眞実は自ら「代筆」を申し出る。しかし、その申し出をなかなか許可してくれない柚木。実は、柚木が書いている小説は…大人向け恋愛小説だったのだ! その事実を聞いた眞実は戸惑いながらも、どうしても柚木の力になりたいと彼の書いた小説を読み始める。想像をかき立てられる官能的な表現にドキドキして、次第に体が火照っていく…そんな時、柚木に後ろから抱き寄せられてしまい――!?
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3.5「……我慢なんてしねぇでお前のこと奪っちまえばよかった」 ■深海で家族や友人たちに囲まれ自由気ままに暮らしていた人魚のキーラは、荒れ狂う嵐の波で溺れてしまった高貴な雰囲気を身に纏う美しい青年を助ける――命がけで助け出した青年は、王子チャールズだった。恋慕の気持ちを募らせながら、その後の彼の行方を案じていたが、人間嫌いの魔法使いアクセルの手を借り、キーラは人間の姿を手に入れる。可憐で愛らしいキーラはチャールズに見初められ、綿菓子のように甘やかな毎日を過ごすが、ふたりの関係は一向に進展しない。心身ともに愛されるためにアクセルの手ほどきを受け、キーラは自らの滑らかな肌へと誘う。チャールズは瑞々しくも豊満な肢体の虜になり、毎夜のようにふたりは肌を重ねる。囁かれる睦言に愛される喜びを感じていたのものの、チャールズには婚約者がいることが判明してしまう。キーラを見守る、不器用だが心優しい魔法使いのアクセルと甘い容貌で愛を囁く王子チャールズに想われるキーラの選んだ結末とは……。「人魚姫」をモチーフにしたオトナ童話シリーズ第三弾!(ヴァニラ文庫うふ)※本作品にはイラストが収録されていません。
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3.0過去の恋愛でトラウマを抱え、ゲームオタクになった26歳の文香。ある日、文香が兄夫婦が店長を務めるコンビニを手伝っていると、美男美女カップルが来店する。二人は文香の前で喧嘩をはじめ、怒った美女は男性を残して帰ってしまう。そして文香は、なぜかその男性から美女の代わりに恋人のフリをするよう頼まれる。依頼主の夏樹はイケメンでピアニスト、おまけに御曹司という、まるでゲームキャラクターのような男。断れずに引き受けてしまった文香は、リアルの世界で次々に降りかかる恋人同士のようなシチュエーションに振り回されて……。恋をあきらめた女と、恋を知らない男がたどり着くエンディングとは?
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4.0高校生の頃、平本理央は初めての恋を知った。相手は、駅のホームの向かい側に立つ青年、榊春朋。些細なことで言葉を交わすようになった二人は、春朋からの告白を機に付き合うように。しかし二人は、気持ちのすれ違いから別れてしまう。それから八年後、出版社の文芸部編集者となった理央は、飛ぶ鳥を落とす勢いの人気作家、坂井晴の担当を任される。梅雨空の中、坂井に会いに行った理央の前に現れたのは、なんと春朋だった。未だに春朋を愛していた理央は、突然の再会に激しく戸惑う。しかし春朋は人が変わったように冷淡で、酷薄な人物となっていた。そんな彼に、同居人の幼馴染みを今彼だと誤解された理央は、春朋に抱かれてしまうが――。
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5.0借金を抱えた養父母と弟妹の養育のために、イギリスにいる裕福な貴族である大伯母の養女になり、彼女が決めた婚約者との結婚を決めたミランダ。しかし、渡英してみると大伯母は留守。彼女を待っていたのは、婚約者レイモンドの従弟であるディランだった。彼は大伯母とレイモンドから、ミランダを理想的なレディ&花嫁にしたててほしいと頼まれたのだという。彼女に対して淫らな教育を始めるディラン。ミランダは、憤りながらもディランの愛撫に濡れ、彼に抱かれて処女を失ってしまう。 互いに惹かれあうも、それを表に出せずすれ違う二人。ミランダは、やってきたディランの従弟ショーンに横恋慕され、危うくキスをされそうになるも、ディランに助けられる。それをきっかけに気持ちを打ち明け合い、愛し合うようになる二人。そんな中、大伯母が帰ってくることになり、彼女を出迎えるために港に赴くディラン。だが、彼は帰ってこず、大伯母はミランダとレイモンドの結婚式の準備を進めていく。悲しみの中で花嫁になる決意をするミランダだったが、ヴァージンロードの先にいたのはディランその人。すべては、ディランと大伯母が仕組んだことだったのだ。
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-父親から注がれる歪んだ愛情のせいで、森の奥地でメイド達とひっそり暮らしていたアリシア。 ある日、つい自室でうたた寝をした直後、窓の外に驚きの光景を目撃してしまう。 それから数日後、彼女の元にやってきたのは、「国王の命により屋敷で働くことになった」と言う新人使用人ダンテ。 自分が住む屋敷で働くのは、これまでずっと女性ばかり。そんな中あらわれた初めての男性使用人に不信感を抱くが、その疑念はすぐに解決した。 新たな仲間を迎え、喜ぶメイド達の姿にアリシアも嬉しさを感じる。 しかし、ダンテの正体はアリシアの父アーロンへ復讐を企む元王子。屋敷へ来た目的は、アリシアの殺害だった。 深夜に催される二人きりの不思議なお茶会。心をあたたかくするそれは、とある不用意な言葉によって一変した。 二人の間で少しずつ変化し始める気持ち。 アーロンから届いた手紙を目にしたアリシアは、自分を殺して欲しいとダンテに毒つきのナイフを差し出す。
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-田園風景が広がるのどかな田舎に住む準男爵の娘のロゼッタは、父が仕える伯爵の取り計らいで王都へ出かけることに。行きたくて行きたくて仕方のなかった王都、心は弾む。とはいえ、旅の目的はステファン王太子殿下との謁見で、内容は「花嫁選び」。田舎娘の私が選ばれることはないからと、気楽な気持ちでいるロゼッタの前に現れたのは、こちらも気楽な風体の自称画家のフレイ。ひょんなことからデートと相成り、なんだか好い感じに。ところが、なんとこのフレイこそが、城内外に居並ぶご令嬢たちを置き去りにして、お忍び外出中のステファン王太子だった!「ロゼッタを妃に」当然周囲は反対。それなのにステファンは押し切ってしまった。翌日からは王太子妃になるべく過酷なレッスンが始まる。疲労困憊のロゼッタなのに、ステファンときたら隙あらばロゼッタの体を求めてきて……。
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-イルダ、お願い。僕と逃げて!――それは受難の始まりを告げる鬨の声だった!……そんなはずはないのだけれど、イルダの仕える主ネオスト第三王子は幼少の頃から問題児で、今も何かにつれ手のかかる男だ。そんなネオストにようやく縁談が成立し、隣国コンティスティ国の王女のもとへ輿入れが決まった。え? 輿入れ? 王子が? そう、第三王子であるので売られた感じ。厄介払いな感じ。イルダはそう思いながらネオストに追随する。引き渡したらお別れ……そう思うとなんだか切ない。そんな感傷に浸るイルダに、これから嫁ぐネオストがいきなり唇を重ね、「イルダのことが好きだからだ」と告白を。そしてとうとう一線を。どうしよう、隣国の王女の夫となるお方を寝とってしまった! 入国したら事態は想像よりも悪く、イルダはネオストとともにコンティスティ国からの逃亡を余儀なくされて――!
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-仲違いしていたシャッフラーズ王国とロマラーズ王国が仲直りするために、両国の王子と王女が結婚することになった。ロマラーズ王国の王女アンジェリーヌはしたくない結婚に落ち込んでしまう。ムールドラーズ王国の幼なじみであるルクリアール王子が元気づけようと仮面舞踏会に誘ってくれた。結婚前の最後の思い出づくりということで参加を決める。ところが、アンジェリーヌの父親である国王は危険だからと言って貞操帯を着用することを条件に参加できることに。アンジェリーヌは、身分を隠しているし、嫌なことを忘れるために思いっきり楽しもうと思って仮面舞踏会へ出かけた。そこでアンジェリーヌはある男性に一目惚れし恋に落ちてしまい秘密の夜を過ごした。結婚相手とは別の男性に恋をしたまま嫁ぐことになったアンジェリーヌの目の前に現れたのは……。
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-「そなたの純潔は俺がもらう。そなたは俺にすべてを託し忠誠を誓うのだ」 11世紀北欧、バルト海に浮かぶエメラルドに輝くスマラーグド王国の王女エイルは、軍事条約により隣国タンマハルクから派遣されたヴァイキングの騎士オーディンに恋していた。エイルは彼を誘惑し、純潔を捧げることに成功し、そして父、ユリウス三世にオーディンとの結婚を認めさせ、エイルは歓喜の中にいた。しかし、その直後、王は何者かによって毒殺される。時期王はエイルに憎しみを抱き、彼女の純潔を奪おうと狙っていた実兄のヴァロの手に。新王ヴァロによりエイルは他国に嫁ぐことを告げられ、オーディンと離ればなれになることを宣告される。 ヴァロが王になったことで、スマラーグド王国は試練の時となる。 交錯する出生の秘密と策略に翻弄されながら、オーディンとエイルは愛とスマラーグドの為に戦うのだが……。権力と執着、それは媚薬のように人を虜にさせ魅了する……。
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4.3「俺に溺れろ、雲雀。全部包み守ってやるから、お前は俺から離れるな」 ■月光に晒される絹のようにきめ細やかな素肌、男の掌が這うたびに、無垢な娘が淫靡に身を捩る姿は美しい。.逞しい体躯に稀有な美貌を持つ鬼でさえも魅惑してやまない……。天涯孤独の少女、雲雀は集落の大人たちに助けられ、慎ましくも美しく育ったが、雨鎮の儀式の生贄に選らばれ人身御供としてその清らかな身を捧げられることになった。先立った母を想い、意識を手放すも、目覚めた場所は見知らぬ岩肌の洞窟であった。そこの主である炎の鬼――焔童子は、雲雀を「恋し子」と呼び、ひたむきな情熱を向ける。純粋な焔童子を雲雀はいとおしく思い、かけがえのない存在になっていく。洞窟のなかで肌と肌を寄せ合い、与えられる悦楽を享受しては意識が朦朧とするほどの多幸感のなかふたりで思い描く「しあわせ」を想像する。しかし、ふたりの慎ましくもしあわせな日々を脅かす危機は間近まで迫ってきていた……。――これは心優しい鬼と無垢な少女との唯一無二の「しあわせ」な愛の物語。(ヴァニラ文庫うふ)※本作品にはイラストが収録されていません。
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4.0本当はもっと愉しませてほしいくせに、嫌がるフリばかりだな――ある事情から都心の高級マンションで暮らし始めた杏奈。隣人はイケメンで金持ちだが変わり者の駿。ふたりはやがて会話を交わすようになり、まるで兄妹のように仲良くなっていく。ところがその関係はある夜を境に一変する。「俺と遊んでみる?」駿からの誘いを拒めない杏奈。彼から優しくしてもらえるなら――そんな杏奈の思いを裏切るように駿の様子が豹変。羞恥と混乱。止めてほしいのにもっと深い愉悦を与えられたい。倒錯した愛を駿に抱く杏奈は煽情的な企てをするが!?嫉妬心を逆撫でされた駿、罪悪感に囚われる杏奈。身体の繋がりだけじゃない、二人の思惑と真意は?
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-由緒ある家柄にもかかわらず謎に包まれた貴族・アウレストリ公爵。 花屋で働く身寄りのないシエラは公爵家の使いの者に頼まれ、 花を届けなければならなくなった。 公爵家に到着すると、今度は広大な庭園の手入れを命じられ、 囚われ同然の身となり呆然とする。 そこに現れたのがアウレストリ公爵クラトス。 銀色の髪に青い瞳、 そしてなによりも吸い込まれそうになるほどの美麗な相貌。 シエラは一目で虜になる。 しかしながらクラトスはシエラに冷たく接する。 傷つきながらも庭園を整えようとするシエラはやがてクラトスの心の闇に触れる。 その闇はシエラの心に愛の炎を灯す。 そばにいたい、 愛されたい、 そう思うのに届かない。 そんな時、シエラは得体の知れない妖しの者に襲われる。 そして救ってくれたのも、また妖しの者――クラトスであった。 シエラはかつて、闇の王の承継者・クラトスに命を救われたため、 クラトスと交われば死ぬと告げられてしまう! 著者紹介 宮永レン 宮城県在住。2014年『秘蜜の媚薬』でデビュー。現在TLジャンルで活動中。 猫とずんだと東北をこよなく愛している。 代表作:『狼王子と囚われの兎』『魅惑の庭』
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