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マリコはたいへん!
ある31歳のマリコさんは、アパレルメーカー広報。彼女をとりまく男は全てダメ男だった。平気で浮気を報告してくる「朗らか馬鹿」彼氏や約束事皆無で浮気現場を簡単に目撃されてしまう「ずぼら馬鹿」彼氏。彼らに翻弄されながらも、なぜか尽くす女のエピソード。ある23歳のマリコさんは、ピザ屋店員。あることがきっかけで入院中の男性と文通合戦開始!? 今時では珍しい心温まる純愛エピソード。ある27歳マリコさんは、客室乗務員。モテること保証のこの仕事。でもそのモテた相手が凄かった。某有名スポーツ選手から声を掛けられて、セレブな生活がスタート……?20代~30代、さまざまな職業、恋のシチュエーションに置かれた27人のマリコさんによる27通りの「オンナの生きる道」を描いたショートストーリーズ。 -
ななつのこ
ファンレターとラブレターは、勢いで出すに限るのだ。――短大に通う十九歳の入江駒子は『ななつのこ』という本を衝動買いし、読了後すぐに作者へファンレターを書こうと思い立つ。先ごろ身辺を騒がせた〈スイカジュース事件〉をまじえて長い手紙を綴ったところ、思いがけなく「お手紙、楽しく拝読致しました」との返事が。さらには、件(くだん)の事件に対する、想像という名の“解決編”が添えられていた! 駒子が語る折節の出来事に打てば響くような絵解きを披露する作家佐伯綾乃、二人の文通めいたやりとりは次第に回を重ねて……。伸びやかな筆致で描かれた、第三回鮎川哲也賞受賞作。 -
マリコへのラブレター
3年たっても5年たっても忘れることができない恋。そんな恋、キミにもない?サイパンでの人生初めてのナンパがきっかけで付き合いだした僕とマリコ。僕の人生で一番輝かしい時間だったと思う。でも2人の恋の温度差に何か違いを感じる僕だった。恋愛に対しての考え方、価値観、育ってきた環境が違う二人が恋をするって難しい。縮んでは遠ざかる彼女との心の距離。負のスパイラルに落ちてゆく僕の心は、彼女を独占したいという得体の知れない「欲求不満」に覆われていた。そんなマリコに送り続けたラブレターの数々。彼女へ書き綴ったあの時の僕の嘘偽りのない真剣なキモチ。10年の月日を経た手紙が、僕の記憶の中の美しい思い出を呼び覚ます。 -
その嘘つきな指先で。
「花火は来年、ゆっくり見よう。──また、ふたりで」 なんて不確かで、曖昧な約束。 ……それでも、今この時、その約束をせずにはいられない。超健康優良児、素直がとりえの文芸誌編集者・芹沢美園と、親しくなった女が何故か病気になってしまう、どこかエキセントリックな作家・織部克行。導かれるようにめぐりあい、動き出す恋。美園が思春期の入口に立たされた頃に出会った1冊の本。唯一守りたい、きれいなもの。「彼」が青優社でしか書いていないことを知り、その出版社に入社して3年目。思いがけなく彼・織部克行の担当編集者となった美園は…。瑞々しい文章と確かなストーリー展開でケータイ小説に新風を吹き込んだ恋愛小説。 -
墓標なき墓場 高城高全集1
昭和33年、夏。北海道。未明の北の海に殿村水産所属の運搬船、天陵丸が沈んだ。乗組員6人は全員死亡。その朝、花咲港に入港した一隻のサンマ船が、岸壁に衝突した。海難事故と不審なサンマ船の衝突事故に疑問を抱いた不二新報釧路支局長江上武也は独自の取材を進めた。単なる事故か、それとも事件か……。だが、何者かの策謀によって江上は釧路を逐われる。それから3年。かつての関係者が次々と疑惑の死を遂げる釧路の街に、江上は帰ってきた――。日本ハードボイルドの黎明期を駆け抜けた幻の作家・高城高。霧にけぶる北の港町を舞台に描き上げた唯一の長編が、いまよみがえる! -
経験ゼロでも作れるフリーホラーゲーム。制作の流れ・ストーリーの構成・ギミックに必要な3要素。
さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 フリーホラーゲームはブームを経て一ジャンルとして定着しつつあります。 名作に触れたことで創作意欲を刺激され、自分もホラーゲームを作ってみたいと思い立つ人も少なくありません。 ですが、多くの人は何から手をつければいいのか戸惑い、そして作業量の多さに屈して諦めてしまっているのも事実です。 本書はそんなゲーム制作が未経験の初心者、制作を始めても完成までこぎつけないという方のためにあります。 せっかく名作になれる可能性を秘めている構想が形にならないのは非常にもったいないと思い、過去の経験からホラージャンルに重点を置いて制作法をまとめました。 いろんな制作体制のメリット・デメリットから企画書という形で構想を具体的にイメージ化する方法、ストーリー構成などわかりやすく紹介しています。 本書の通りに従えば、実現できるかわからない浮遊感ある構想を実現性のある企画へと変えることができます。そこまでできれば、作品として世に送り出せる確率もグッと高まります。 名作を作り出せる可能性を捨てるのはまだ早いです。ぜひその構想を形にしてください。 【目次】 一章 制作スタイルはどうする 二章 企画書をつくろう 三章 シチュエーションは三種類 四章 ストーリーは九つのシーンから成る ◯分岐のポイント 五章 ギミックの三要素 六章 ゲームの組み立て おまけ やってはいけないこと ◯“予兆”以外のびっくり系イベントは多用しない ◯宗教を否定しない ◯死は控えめに まとめ 【著者紹介】 茶天(サテン) 方向性がはっきりしない同人屋。長編ノベルを発表するのが今のところの夢。 -
なにわの風雲児 炎の証券マン
1930年代に生まれ、金融機関や上場会社の代表取締役等の要職経験した著者。 戦後の復興からバブルに至る日本の経済界の“金の動き”を 身近で見てきた著者だから綴ることができる リアルな描写に溢れる本作。 伝記の形をとっていますが、日本社会はもとより、 証券行政や証券政策など日本の経済復興における証券史を浮き彫りにしながら そこに巻き起こる生々しいやり取りは想像力を掻き立てます。 歴史の鱗片に触れながらタイムスリップした気持ちで 日本の金融近代史を楽しめる1冊です。 ■目次 1:三つ子の魂 2:空手から一転、アメフトに 3:山源に就職、すぐに結婚 4:親類縁者に、株は売らない 5:松下幸之助を落とす 6:関西の重鎮を次々落とす 7:証券界は「丼勘定」 8:25歳で「光世証券」起業 9:ケネディ暗殺、証券不況に 10:中元に「褌」贈る 11:ニクソンショック時に会員権を取得 12:「総合証券へ」異例の大抜擢 13:ケネディショックで証券局ができた 14:驚くべき速度で東京集中が始まった 15:世界の「大証先物」 16:先物取引のための「新構研」 17:「NOといわなかった」東証理事長 18:「破れ傘浪人」とサシの対決 19:「株先50」で大証正会員広げる 20:「もうあと7~8人自殺者がでないと」 21:OB会長ポストに執着 22:筋金入りの左翼嫌い 23:無税で巨億の創業者利益 24:曽遊の地で花見の宴 25:棚上げになった「川奈合意」 26:株先50→日経225 27:外証の「売り崩し」 28:尻尾に振り回される犬 29:さらに広がる先物批判 30:「蔵相は証券音痴だ」 31:第一勧銀事件から証券不祥事に 32:証券は相撲協会より遅れている 33:人海戦術を天才に切り換えろ ・ ・ ・ ・ ・ 54:大先輩、2人の薫陶 55:新撰組の借用証 56:理想主義者かつ偉大な現実主義者 57:礼服12着と旅立つ ■著者 みのごさく 岐阜県出身、大蔵省(財務省)勤務ののち、大阪証券金融(日本証券金融)社長、日本万博記念協会理事長、日本電産役員、を経て、現在大阪信用金庫役員、神戸ゴマルゴ顧問、自然総研顧問、大阪電気通信大学客員教授などをつとめる。主な著作、「炎のバンカー」、「なにわの風雲児」、「アフリカ物語」、「帷(とばり)」、「日本のシンドラー 杉原千畝の半生~ナチスからユダヤ人を6000人救った男~」などがある。 -
与謝蕪村300年の風景
与謝蕪村は、江戸時代中期の日本の俳人、画家である。 2015年は、与謝蕪村生誕300年。 「伊藤若冲と与謝蕪村 生誕三百年 同い年の天才絵師」が、 美術館で開かれていた。 現代においても古びることのない蕪村の魅力は、 時を越えて十分に通用するものがある。 一人でも多くの方に蕪村の俳句を知っていただきたい。 ■ あらすじ 2015年は、与謝蕪村生誕300年にあたる。 淀川のほとり都島区毛馬町に、蕪村公園があるが、 石碑と石造りの30石舟が置かれているだけの寂しい公園だ。 蕪村は、俳聖芭蕉と比較されることが多い。 さみだれを集めて早し最上川(芭蕉) さみだれや大河を前に家二軒(蕪村) 確かに、芭蕉は、写実的な俳諧の基礎をきづいた天才といえる。 その芭蕉を尊崇して、奥の細道への旅をしたり、 師巴人(はじん)を通して芭蕉の俳諧精神を勉強して、 その精神を自分のものとした蕪村の作品は、まるで絵画のように、 細かな情景までが眼前に浮かぶのである。 一般の評価は、蕪村を芭蕉よりも低くみているようだが、 それは蕪村の出生の秘密にあるのではないか。 また、蕪村は、奥の細道への旅を中心とした多くの絵画を残しており、 それらは、国宝や重要文化財に指定されている。 蕪村は、自然風景や花鳥風月を詠んだだけでなく、艶っぽい句も詠んでいる。 もも尻の光りけふとき蛍哉 これは、祇園の芸者小糸との別れのうたといわれる。 また、蕪村は、望郷の詩人であった。その魂のうめき声である望郷の念が結実したのは、 「春風馬堤曲」であり、教科書にもとりあげられている。 春風や堤長うして家遠し 春情まなび得たり浪花風流(なにわぶり) ■目次 ・まえがき ・毛馬のひと ・旅のひと ・京のひと ・これぞ蕪村の句 ・艶のひと ・馬堤のひと ・蕪村の魂 ・おわりに ■著者 みのごさく 岐阜県出身、大蔵省(財務省)勤務ののち、大阪証券金融(日本証券金融)社長、 日本万博記念協会理事長、日本電産役員、を経て、現在大阪信用金庫役員、 神戸ゴマルゴ顧問、自然総研顧問、大阪電気通信大学客員教授などをつとめる。 主な著作、「炎のバンカー」、「なにわの風雲児」、「アフリカ物語」、 「帷(とばり)」、「日本のシンドラー 杉原千畝の半生~ナチスからユダヤ人を6000人救った男~」などがある。 -
四人の署名【深町眞理子訳】
自らの頭脳に見合う難事件のない無聊の日々を、コカインで紛らわせていたシャーロック・ホームズ。唯一の私立探偵コンサルタントを自任する彼のもとを、美貌の家庭教師メアリーが訪れる。彼女の語る事件は奇妙きわまりないものであった。父が失踪してのち、毎年、高価な真珠を送ってきていた謎の人物から呼び出しの手紙がきたというのである。ホームズとワトスンは彼女に同行するが、事態は急転直下の展開を見せる。不可解な怪死事件、不気味な〈四の符牒〉、息を呑む追跡劇、そしてワトスンの恋……。忘れがたき余韻を残すシリーズ第2長編。/解題=戸川安宣、解説=紀田順一郎 -
緋色の研究【深町眞理子訳】
アフガニスタンへの従軍から病み衰えて帰国した元軍医のワトスン博士。ロンドンで下宿を探していたところ、偶然に同居人を探している男を紹介され、共同生活を送ることになった。下宿先はベイカー街221番地B、相手の名はシャーロック・ホームズ――。ホームズとワトスン、永遠の名コンビの誕生であった。ふたりが初めて手がけたのは、空き家でのアメリカ人旅行者の奇妙な殺人事件。いくつもの手がかりから、ホームズの精緻な推理によって浮かびあがった驚きの真相の背景には、長く哀しい物語があった……。名探偵ホームズ初登場の記念碑的長編!/解題=戸川安宣、解説=高山宏
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