小説作品一覧

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  • 【合本版】『小説 君の名は。』+『君の名は。 Another Side:Earthbound』ダ・ヴィンチ新海誠特集付
    4.0
    記録的な大ヒットとなった映画『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作が『小説 君の名は。』です。これに、同作の外伝ともいえるオリジナルストーリー『君の名は。 Another Side:Earthbound』(加納新太/著)をセットに。さらに新海監督に迫る特集記事(本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』より)を加えた合本です。『君の名は。』の作品世界を深く掘り下げられるセットです。 ※本電子書籍は『小説 君の名は。』『君の名は。 Another Side:Earthbound』『ダ・ヴィンチ 2016年9月号特集「新海誠の“言葉”」』の合本版です。
  • 不死鳥は夜に羽ばたく
    4.3
    20世紀初頭。華やかな時代の片隅で生きる売れないオペラ歌手と貧しいお針子―― ある事件が女たちの運命を狂わせる。 全米ベストセラー作家か贈る、シスターフッド・ミステリー! 1906年。売れないオペラ歌手ジェマは友人を訪ねてサンフランシスコに降り立った。急発展を遂げ欲望が蠢く街で、ジェマは実業家ソーントンに美声を買われ、千載一遇の好機を手に入れる。一方、チャイナタウン育ちのスーリンは身売り同然の結婚から逃れるため、街から遁走しようとしていた。やがて行方不明の友人を捜す二人は、隠された陰謀を知ってしまう。そのとき街を大災害が襲い――。
  • 死の武器商人を追い詰めろ!(上)
    -
    海洋冒険小説の決定版!  オレゴン号シリーズ最新作! 謎の武器商人ヴェンダーを追って、ファン・ カブリーヨ船長は潜入捜査を開始する! アメリカがアフガニスタン撤退の際に遺し た最新鋭兵器を手に入れた何者かが、世界 中の戦場でそれを売りさばいている――謎 の武器商人〈ヴェンダー〉の正体を突き止め るべく、ファン・カブリーヨ船長率いるオ レゴン号のメンバーに新たな使命が下る。 彼らはアフガニスタンの地でタリバンに潜 入し武器商人との接触を図ろうとするが、 逆に敵に捕らえられたカブリーヨは全自動 操縦の飛行機の中に閉じ込められる。高度 1万5千フィートの上空から決死の脱出を 試みるカブリーヨの運命やいかに……?
  • 不在の生存証明
    4.0
    アガサ・クリスティー賞受賞のVR×先端医療ミステリ VR手術を専門とする脳神経外科医の牧野は、少女エリカへの視覚再建装置埋設に成功。しかし、術後彼女は恐ろしい幻影に脅かされる
  • 眠れるアンナ・O(新潮文庫)
    3.8
    友人二人が刺殺された現場近くで、アンナはナイフを手にしたまま昏睡状態に陥ってしまう。以来四年間、容疑者とされたまま眠り続けていた。睡眠が関連する犯罪の専門家ベンは、彼女に刑事責任を問うために覚醒させる任務を受ける。だが、アンナが目覚めたとき、事件は思わぬ方向へと転がり落ち……。目に映る真相が幾度も覆される驚異のクライマックス。全英の話題をさらった超弩級のデビュー作!(解説・三橋曉)
  • 空の王
    3.0
    1巻1,375円 (税込)
    昭和11年夏。新聞社の飛行士・鷲尾順之介、満州国奉天の町で、謎めいた美女・宋麗林の命を助けた。 一方、関東軍参謀本部の梶清剛大尉たちは極秘計画を進めていた。 そして、運命の糸が絡み始める――。 行方不明機を発見した順之介は、突如現れた梶に銃を突きつけられ、内蒙古から「荷物」を空輸しろと命令される。 そこには麗林の姿が……。 航空冒険小説の傑作!
  • 湘南ブルーズデイズ
    -
    1巻1,375円 (税込)
    湘南の海辺にある「湘南ブルーズ・カフェ」に集う笠子ファミリーを巡る、四つの季節の海のような喜怒哀楽に満ちた群像ドラマ。主人公のサーファー、笠子太陽。そして湘南の海に生きる人の光と影が交錯しつつ、私たちが失いつつある、人と人のあるべきつながりを描いた感動作。なんでもない日常のカケラたちが織りなす、一つの大きなドラマをお楽しみください
  • 掟上今日子の備忘録(単行本版)
    4.3
    1~15巻1,375~1,716円 (税込)
    掟上今日子――またの名を、忘却探偵。すべてを一日で忘れてしまう彼女は、事件を(ほぼ)即日解決!あらゆる事件に巻き込まれ、常に犯人として疑われてしまう不遇の青年・隠館厄介(かくしだてやくすけ)は今日も叫ぶ。「探偵を呼ばせてください――!!」スピーディーな展開と、忘却の儚さ。果たして今日子さんは、事件の概要を忘れてしまう前に解決することができるのか? (同一内容の講談社文庫版も配信中)
  • 目白雑録Ⅰ 日々のあれこれ
    -
    1~3巻1,375~1,485円 (税込)
    『噂の娘』文庫版の巻末インタヴューの準備に追われ、ワイズマンの映画に通う多忙な日々。 そんななかでも見逃せない、文壇、論壇に垂れ流される無神経な言説、日々の生活で出くわすおかしな現象。 鋭い批評性をもって、それらをばっさり斬りつつ、愛猫トラーと映画への愛を甘やかに綴る、過激で知的な日記的エッセイ。 〈解説〉山本浩貴
  • 同志少女よ、敵を撃て
    4.4
    激化する独ソ戦のさなか、赤軍の女性狙撃兵セラフィマが目にした真の敵とは──デビュー作で本屋大賞受賞のベストセラーを文庫化
  • 悲鳴伝
    4.7
    1~10巻1,375~1,430円 (税込)
    少年よ、逃げろ。新たなる英雄譚、開幕! 彼の名は空々空。 どこにでもいない十三歳の少年。 風変わりな少女、剣藤犬个が現れたとき、日常かもしれなかった彼の何かは終わりを告げた。 ひどく壮大で、途轍もなく荒唐無稽で、しかし意外とよく聞く物語は、そんな終わりを合図に幕を開ける。 人類を救うため巨悪に立ち向かう英雄は、果たして死ぬまで戦うことができるのか!?
  • すべての恋が終わるとしても―140字の恋の話―
    3.8
    1巻1,375円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 140字で綴られる、恋の始まりと終わり――。(以下、本文『後悔しないように』引用) 「もっと早く告白しておけばよかった」幼なじみの彼は言った。慎重なところが魅力な彼だけれど、今回はその人柄が裏目に出てしまったらしい。「元気出して」「まあ大丈夫。お前は俺みたいに後悔するなよ」こんな時ですら私の心配だ。でも、私はそんな彼のことが――。「じゃあ、後悔しないように言うね」
  • イエルバブエナ
    完結
    4.3
    原題:Yerba Buena その香りが、その空間が、そのひとときが、わたしを癒してくれる。 傷ついても、過去に囚われても──── サラは衝撃的な別れをきっかけに、16歳で家から逃げ出した。 向かった先はロサンゼルス。懸命に自立を目指し、数年後に人気のバーテンダーとなった。 エミリーは将来のプランが定まらず、自信が持てない大学生。 フラワーアレンジメントの仕事で訪れたレストラン<イエルバブエナ>で、バーテンダーたちにカクテルの作り方を教えていたサラと出会う。 ふたりは惹かれ合うが、トラウマや家族のしがらみ、喪失の記憶に囚われてしまう。 心の傷と向き合い、前に進むために必要なものは何か。 もがきながら自分の道を見つけるふたりの女性のラブストーリー。 【レビュー】 作り込まれたカクテルのように、さまざまな香りがじわじわと花ひらく……あらゆる感覚に訴えかける、細部まで色鮮やかなごちそうだ。・・・・・・ラクールの技がまぶしい・・・・・・ほろ苦さ、しょっぱさ、甘さが一気に押し寄せる。 ――ニューヨークタイムズ・ブックレビュー 『イエルバブエナ』は、現代の複雑な愛についての考察である……サラとエミリーを苦しめるトラウマ、そして彼女たちの希望と回復が、穏やかで優しさに満ちた目で観察され、静かな散文に見事に表現されている……登場人物が魅力的な美しいフィクションだ。完璧なカクテルのように、飲み終わった後もずっと、記憶に残るだろう。 ――サンフランシスコ・クロニクル 『イエルバブエナ』はご褒美のようで慎ましく、親密なのにとらえどころがない、これらが完璧に調和し素敵な香りが漂います。ミステリアスで魅力的なだれかがミックスした、見事なカクテルのよう。大切な作品です。 ――ケイシー・マクイストン ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー小説『One Last Stop』、『赤と白とロイヤルブルー』著者 あなたの心が抱える真実と、あなた自身を守るための嘘。あなたを築いた道と、あなた自身が築く道。立ち止まることと、修復すること。本書はこれらのことが描かれた、極上の物語です。ニナ・ラクールは、彼女にしかできないやり方で、心を満足させ、感動的で、ずっと記憶に残るラブレターを書いたのです。人生のあらゆる“はじまり”へのラブレター。ほんとうに美しい。 ――コートニー・サマーズ ニューヨークタイムズ・ベストセラー小説『Sadie』、『ローンガール・ハードボイルド』著者
  • 美しき血 竜のグリオールシリーズ
    3.7
    動かぬ巨竜グリオール。テオシンテ市に横たわる彼の体には、川が流れ村があり、体内では四季が巡る。その巨体には、いまだ解明されていない多くの謎がある。グリオールの血液を研究していたロザッハーは、黄金色にきらめく美しき血に混沌とした多彩な快感を与える効用があることを発見する。四年後、ロザッハーは〝マブ〞と名付けた竜の血から精製した麻薬により巨大 な財を成していた。しかし彼はその代償として、テオシンテに渦巻く権力と暴力、そして決して逃れられぬ巨竜の思念に翻弄されていく――。 〈竜のグリオール〉シリーズ、唯一の長篇にして最終作。
  • フィリックス エヴァー アフター
    完結
    4.0
    ■ストーンウォール賞児童YA文学部門オナー賞受賞(2021年) ■タイム誌が選ぶ最もすぐれたYA作品100冊選出 フィリックス・ラヴはイラストレーター志望のトランス少年。大学受験のプレッシャーで大スランプに突入中、自分が男かどうかもよくわからなくなってきて、頭のなかは大混乱。ある日、学校で何者かに過去の秘密をばらされたフィリックスは、みずからおとりになって復讐に乗り出す。 正体不明の犯人、性別移行後の名前を呼んでくれない父親、親友と宿敵とのありえない三角関係。LGBTQ+コミュニティの面々に囲まれながら、忘れられない17歳の夏がはじまる。 トランスで、黒人で、クィアの自分に、愛される価値はあるの? 自分自身を発見しつづけるフィリックスの成長と初恋をみずみずしくパワフルに描いた青春小説。
  • P+D BOOKS 終わりからの旅 上・下巻 合本版
    -
    1巻1,375円 (税込)
    待望の合本版!! 出征と敗走、捕虜生活を経験した兄と、終戦の年に生まれた異母弟。歩んできた道も、価値観も異なる二人の男の半生を描いた大作の上下合本版。 復員後、大学在学中から商売を始めていた兄・忠一郎は、卒業して商社のアメリカ駐在員となり、そこで出会った日系米国人との出会いから、新しいビジネス――サンドイッチ店のヒントをつかむ。片や新聞社に入った弟・良也は、妻がありながら、かつての恋人・茜への想いが断ちがたく、取材旅行の傍ら茜の痕跡を訪ね歩く……。 実業家でもある著者らしく、戦後の経済成長や、企業間の争いを交えつつ、戦中・戦後派が引きずる戦争の暗い影を描いた名作。
  • P+D BOOKS 神の汚れた手 上・下巻 合本版
    -
    1巻1,375円 (税込)
    待望の合本版!! 舞台は三浦半島の小さな産婦人科医院。主人公の医師・野辺地貞春のもとには、不妊治療や出産、中絶と、さまざまな苦悩と不安を抱えた人がやってくる。“仮性半陰陽の男性”と診断された女性、やっと懐妊した子がダウン症と診断された夫婦、眼球なく生まれた赤児、そしてその静かな死――。 主人公が日々直面する数々の患者の実態を描いて、人間誕生の意味とその神秘に鋭く斬り込んだ衝撃の問題作の上下合本版。
  • ホステージ 人質
    3.0
    英ベストセラー作家が放つパニックスリラー。  CAのミナは、5歳の娘ソフィアを別居中の夫アダムに預け、航空会社ワールド・エアラインズにとって歴史的フライトとなるロンドン―シドニー直行便に搭乗した。この大事業に世間の関心が集まる一方で、空港のまわりでは長時間飛行による環境破壊に抗議する人々がデモを行っている。物々しい雰囲気のなか、353名の乗客を乗せ無事に離陸したボーイング777だが、間もなく小さな異変が起こり始め、やがてミナの手元に何者かからの手紙が届く。そこにはこう書かれていた。「従わなければ、娘は死ぬ」。一方ロンドンの自宅にいるアダムと、ミナの愛するソフィアには魔の手が忍び寄っていた。乗っ取られた直行便、着陸まで20時間、選択を迫られるミナ――。  ニューヨークタイムズ、ガーディアン等主要メディアとカリン・スローターら人気作家からの賛辞の嵐。恐怖と緊張、そして最後の1行まで絶対に読み落とせない展開。英国サスペンスの新女王が放つ、衝撃の航空パニックスリラー!
  • くまのプーさん ささやかだけど 大切にすること
    3.3
    1巻1,375円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プーさんと仲間たちの心温まる物語が 水彩画風の美しいイラストで綴られた大人のための本が登場。 癒しと気づきがいっぱいの一冊です。 ちょっと一息つきたい。 前へ進む元気が欲しい。 そんな時にぴったりの本です。 何気ない日常の大切さに気づくきっかけをくれます。 クリストファー・ロビンの宝物を探しに 100エーカーの森に出かけたプーさん。 ピグレットやティガー、オウルたちが集い、 にぎやかな旅がはじまりますが、 途中いろいろなことが起こって......? ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ワカレ花
    4.4
    1巻1,375円 (税込)
    『TikTok』で薦めた作品が続々重版! 話題の小説紹介クリエイター・けんごが手がけた初の小説は、花をモチーフにした恋愛小説。高校生の遥は通学電車で気の立った白猫に遭遇。戸惑う彼女を助けたのは名前も知らない男子高校生。毎朝、同じ電車で見かける彼を振り向かせようと、遥は文庫本を手にするように……。(「始業式」) 「始業式」「散り桜」「夕立ち」「花火」「落ち葉」「コスモス」「雪景色」「ユキヤナギ」の8編を収録。
  • 御伽の国のみくる
    4.1
    アイドルの夢破れ、メイド喫茶でバイトの日々。裏切り、妬み、失望の果てに、友美が見つけた答えとは? 大人気グループBiSHのモモコグミカンパニーが贈る、感動の小説デビュー作! ※電子書籍版には紙書籍版の初回限定購入者特典は付いておりません。
  • サン=テグジュペリの伝言
    -
    1巻1,375円 (税込)
    私、町村梓は女子大で卒論に向けてギリシャ悲劇を研究している。横浜国際大学の演劇サークルに入って女優を目指している親友の美智に頼まれてギリシャ神話に題材をとった「イカロスの翼」という芝居の台本を書く羽目になる。梓には三島達夫という叔父がいて、幼い頃、失語症になったが『星の王子さま』の読み聞かせで治ったという。その叔父が、横浜国際大学の教授に赴任して梓の大学にゲスト・スピーカーとして講義をすることになった。その題目が「サン=テグジュペリのノブレス・オブリージュ」である。果たして達夫は何を話すのだろうか?
  • 完全な真空
    4.3
    「新しい宇宙創造説」「ロビンソン物語」「誤謬としての文化」など、名作『ソラリス』の巨人が文学、SF、文化論、宇宙論を換骨奪胎。パロディやパスティーシュも満載の、知的刺激に満ちた<書評集>。
  • 幸福のパズル
    4.0
    人気女性作家・倉沢みちるは新作を書き上げた。葉山の古い小さな家に一人で。みちるが作家デビューを果たしたのは5年前の秋だった。高3の初夏、みちるは中学のときの同級生・蓮見優斗と海で偶然に出会った。優斗は葉山の老舗「蓮見ホテル」の御曹司。男女を問わず人気があり、地味なみちるには雲の上の存在だった。だが、海辺の出会いが二人を結び付け、交際を始めた。ところが喜びも束の間、いっしょに行くはずだった花火大会で行き違いになり、直後に優斗はアメリカに留学。会えないまま二人は別れを迎えるた。その秋、信じられないような出来事が起きた。妹に誘われて応募した作品が「小説オリオン」の新人賞で大賞を受賞したのだ。優斗と過ごした2ヵ月間に夢中で書いた、初恋を描いた青春小説だった。「現役高校生作家」として脚光を浴びたみちるは、やがて分不相応な収入を得るようになる。だがそれは、家族がバラバラになっていくきっかけでもあった。父は家業のパン屋を閉めてイタリアンレストランを経営。母は高級エステに通い宝飾品を身に纏うようになった。妹とも決定的な亀裂が生じ彼女は家を飛び出していた。そして、みちるは日本に帰国した優斗と再会する。5年の月日を経て、蓮見ホテルで。人生の変転が、また始まろうとしていた……。
  • 亡国のイージス【上下合本版】
    5.0
    在日米軍基地で発生した未曾有の惨事。最新のシステム護衛艦《いそかぜ》は、真相をめぐる国家間の策謀に巻き込まれ暴走を始める。交わるはずのない男たちの人生が交錯し、ついに守るべき国の形を失った《楯(イージス)》が、日本にもたらす恐怖とは。日本推理作家協会賞、大藪春彦賞、日本冒険小説協会賞の三賞を受賞し福井晴敏の名を世に知らしめたベストセラー大作。
  • 遠景・雀・復活 色川武大短篇集
    4.0
    父の末弟で、受験に何度も失敗し、自らの生を決めかね、悲しい結末を迎える若き叔父・御年。彼の書き残した父宛の手紙で構成した「遠景」をはじめとし、夢の手法をまじえて綴った「復活」ほか、生家をめぐる人々をモチーフとした作品を中心に、ギャンブル仲間であった一人の男の意外な出世と悲惨な転落を追った「虫喰仙次」など、全9篇を収録。戦後最後の無頼派作家の描く、はぐれ者たちの生と死、そして原点としての父と生家。
  • TOKYO COIN LAUNDRY Story Book
    -
    「GENERATIONS」のボーカル、片寄涼太が主演するドラマ・ノベライズ。「三代目Jソウルブラザーズ」の弟分として、人気沸騰中の「GENERATIONS」の7人のなかで、もっとも人気のあるボーカル、片寄涼太が、1月11日からYahoo!で配信される連続ドラマの、それも切ないラブストーリーに主演。役柄での彼の写真を口絵に満載したStory Bookです。
  • 作家は行動する
    -
    「人間の行動はすべて一種のことばである」ーー文体は書きあらわされた行動の過程、人間の行動の軌跡である。ニュー・クリティシズムやサルトルの想像力論の批判的摂取を媒介に、作家の主体的行為としての文体を論じた先駆的業績であり、著者自らの若々しい世代的立場を鮮烈に示した初期批評の代表作。石原慎太郎、大江健三郎らの同世代の文学と併走しつつ、文学の新たな可能性の地平を提示する。
  • コンビニで夜勤バイトを始めまして。
    4.3
    自殺の名所・樹海の中心に佇む、曰く付きのコンビニで、25歳のフリーター・袴田は夜勤バイトを始めることになる。 幽霊を信じない彼だが、ひとりでに動く自動ドア、防犯カメラに映る人影など、次々に不可解な現象に遭遇する。 屈強なオネエ、腐女子、無口なイケメン――クセの強い先輩たちとともに怪異へ巻き込まれていくうちに、彼はやがて、この店へ“招かれた理由”を知ることになり……。 恐怖とコメディが交錯する、夜勤ホラー&ヒューマンドラマ。
  • 梁塵秘抄口伝集 全訳注
    5.0
    平安末期に大流行した「今様」を集大成し、歌詞集十巻・口伝集十巻、現存すれば五千余首を数え『万葉集』にも匹敵したとされる大歌謡集「梁塵秘抄」。このうち、後白河院が生涯を通しての今様習練、今様の歴史、傀儡女たちとの交流、編纂の意図等を綴った『梁塵秘抄口伝集』こそが主流であった。全訳、懇切な注釈に加え、今様の基礎知識も詳しく解説。
  • 死都日本
    4.3
    1巻1,375円 (税込)
    西暦20XX年、有史以来初めての、しかし地球誕生以降、幾たびも繰り返されてきた“破局噴火”が日本に襲いかかる。噴火は霧島火山帯で始まり、南九州は壊滅、さらに噴煙は国境を越え北半球を覆う。日本は死の都となってしまうのか? 火山学者をも震撼、熱狂させたメフィスト賞、宮沢賢治賞奨励賞受賞作。(講談社文庫)
  • 夏の改札口
    3.7
    1巻1,375円 (税込)
    ひきこもりの息子とその父親、認知症の妻の介護に疲れた夫、日常の虚しさにとりつかれた主婦、痴漢容疑を受けたサラリーマン、際限なきいじめに悩む中学生…。図らずも人生の陥穽に落ちた人々は、「死」の深淵に臨むが…!? 現代社会のひずみを映し出す、珠玉の短編集。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 笑いの果てまでつれてって
    3.5
    1巻1,375円 (税込)
    お笑い芸人のミナミは、ここ数年ですっかり人気も落ち、今はホテトルの運転手をして暮らしていた。年末のある日、以前、ホテトルで窃盗の嫌疑をかけられ、ミナミに助けられた京子が、お金を返しに来た。ちょうどその頃、お笑い学校の同級生だった友人から仕事の依頼が来ていた。稚内の老人ホームの年越しイベントで漫才をやらないかというのだ。断るつもりだったミナミだが、京子が正月に帰るところがないと聞き、最後の舞台をみせようと、京子を北海道へ誘う。自殺未遂をしたばかりの元相方・サカイ、そしてミナミの父・ハツオも同乗し、4人を乗せた車は27日朝、大阪を出発する。それぞれの思いを乗せ、北海道・稚内をめざして、爆走する車。名古屋~東京~仙台と、行く手に待ち受けるさまざまな事件を乗り越え、果たして、大晦日、忘れられた漫才師は、最後の舞台に立つことが出来るのか。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • brother sun 早坂家のこと
    3.5
    1巻1,375円 (税込)
    娘は、いつだって大変である! 自分のこと、恋人のこと、結婚のこと、将来のこと。そして、家族のこと。早坂家の三姉妹、それぞれが感じている、家族の姿。ちゃぶ台を囲みながらそれぞれの思いが一つになったとき、本当の家族の姿が見えてくる。考えたり悩んだり、苦しかったりするけれど、それぞれが補いながら暮らしている。そんな早坂家へ、ようこそ。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • シーツとシーツのあいだ
    3.4
    1巻1,375円 (税込)
    願いがかなうんですね? このカクテルを飲むと……。こころの痛みに一杯のカクテルをどうぞ。苦いけれど甘いひとときの官能の味。心とからだが密着する恋の恍惚。生きてるって素敵! それぞれの人生のきれはしを描く7篇の物語。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 言い忘れてさようなら
    3.0
    1巻1,375円 (税込)
    「ブログの女と、星空と」「イッショニ、クラシテクダサイ」見知らぬ外国の女に突然声をかけられた独身中年男は、断りきれずに家に連れて帰るが… 。「みんなのサンセット」往年のハワイアンバンドが数十年ぶりに結成。亡くなったメンバーの代わりに、新しく加わった青年のとまどい。「日記で逢いましょう」娘が押入れから見つけてくれた古い日記。この中にどれだけの忘れてしまった自分の人生があるだろう。「しもやけの唄を聞いたころ」演歌歌手から「情念の手紙」のメッセンジャーを頼まれた少年。吹雪の中、遭難しかけたが、町の嫌われ者の画家に救われて…。「言い忘れてさようなら」中世ブームに乗って、東ヨーロッパへ取材に訪れたトラベルライター。そこで暮らす日本人女性との不思議な体験。「珠洲と写真館」晴れ着姿の成人式を、素直に喜べない20歳の女性。写真館に向かう途中、川に流される鹿に遭遇する。可笑しくて切なくて、ちょっぴり心にしみる、6つのささやかなラブ・ストーリー。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 月の砂
    -
    1巻1,375円 (税込)
    それは企画モノと呼ばれている類の番組で、ある家族の生活ぶりを朝から夜まで沖山が実況中継するというものだった。ロケ現場は、奥さんに逃げられた亭主に中学生の女の子と高校生の男の子の三人が暮らす江東区のアパートだった。「いやあ、実にどうもつくづく新鮮な一日でございやしたね。真面目な父親ですよあの人は。きっと母親もね、どこかの空の下でね・・・」 不条理な人生にささやかに立ちむかう普通の人々。珠玉の短篇集。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • マンソン・ファミリー 悪魔に捧げたわたしの22カ月
    3.7
    14歳。わたしはカルト集団の一員(ファミリー)になった。愛され、殴られ、蹂躙された日々のはて、1969年、世紀の無差別殺人は起きた――。著者が初めて語る壮絶な自伝。 1967年、14歳のダイアンはチャールズ・マンソン率いる“ファミリー”の一員になった。セックスとドラッグが蔓延するLAでヒッピーになった両親に捨てられ、ようやく見つけた居場所だった。だがチャールズの微笑みは暴力的な支配に変わり、ファミリーは無差別殺人を犯すカルト集団へと変貌していく。一夜に女優シャロン・テートら5人を惨殺するまで――。事件から50年、初めて明かされる衝撃の内幕!
  • 必ず戻るから ─理科教師の挑戦─
    NEW
    -
    1巻1,386円 (税込)
    大学で地球環境科学に興味を持ちながらも研究者の道をあきらめた京羅木高弌。中学校の理科教師として生徒たちと向き合い、教育者として奮闘する。しかし、ある日、黒板に字が書けなくなり……。心の病を乗り越え、新たな夢に向かって歩み出す理科教師の姿を描く。地球温暖化防止など環境問題への熱意や、教育現場でのさまざまな葛藤や問題も丁寧に描かれた、一人の人間の成長と挑戦の物語。
  • トクリュウ 匿名の海に飲み込まれた者たち
    -
    1巻1,386円 (税込)
    身に覚えのないパワハラ告発で職を失った雨宮遼一は、偶然大学時代の先輩の綿貫と再会。そこで綿貫が立ち上げる新規事業に誘われる。遼一は家族を守りたい一心から綿貫の誘いに乗るが、それは実態のない投資詐欺だった。警察の強制捜査が入ると、遼一は綿貫に言われるままフィリピンへ。そこには、特殊詐欺の拠点があった──。急降下で奈落の底へと堕ちていく男を描いた小説。
  • プレゼント ─あなたに会いたい─
    -
    1巻1,386円 (税込)
    大学生のオトは、母の入院を機に出会った青年から「君の二週間を僕にください」という手紙と14枚の写真を託される。戸惑いながらも写真の場所を巡っていく旅は、友情や家族の温もりと同時に、心の奥底に巣食っていた過去の痛みや闇と向き合う時間となっていくことに。そして、最後に訪れた海辺で明かされる真実とは───。切なくも温かな余韻が静かな感動を残す物語。
  • 空想物語 イオカステとオイディプス
    -
    1巻1,386円 (税込)
    この物語は、古代ギリシアに語り伝えられてきた「神話」や「伝説」、都市郊外の円形劇場で上演された「悲劇作品」、それらに触発され、作者の中に去来した空想から生まれたものである。……古代のギリシアと地中海を舞台に、女はタブーを犯して夫と国造りに突き進む。支えは「愛」と、「貴人意識」と、「愛国心」……。いのちを賭した精神の漂泊の物語。
  • 現実と非現実に生きて
    -
    1巻1,386円 (税込)
    著者は、幼少期から父親の暴力に苦しみながらも、非現実の世界への逃避や創作活動を通じて自己を支え、生き抜いてきた。家族の複雑な関係や夫との愛情深い結婚生活、未来の人類や宇宙を舞台にした幻想的な物語のほか、子供たちの友情や成長、自然との共生など、多様なテーマを描きながら、現実と非現実の境界を行き来しながら、困難な人生の中にも希望と愛を見出していく人生物語。
  • 再会 回遊そして回帰
    -
    1巻1,386円 (税込)
    若かりし日の恋の記憶が甘い疼きを伴い、老境まで胸の内で燻ぶり続けていた主人公が、ある時、ふと見た夢で四十年前の惜別の記憶を呼び覚ます。思い出の地へ向かい、懐かしい仲間たちと再会し、再び共に過ごす中で、過去と向き合い、青春を回帰していくのだが──。本作は、誰の胸にもある“ほろ苦い記憶”に寄り添うノスタルジックで感動的な物語。
  • 椿説弓張月5
    5.0
    絶体絶命の危機を脱出した為朝と寧王女は巴麻島へと渡り、神仙の導きで舜天丸と家来の紀平治と再会する。また鶴と亀は因縁の敵である託女、阿公を天孫廟で討ちとる。こうして為朝と舜天丸はふたたび首里を攻めて曚雲と雌雄を決する。その後為朝は八頭山にのぼって神仙と出会い、また残った舜天丸はついに琉球王となる。登場人物それぞれの因縁、生前と死後のことなどがすべて明かされる最終巻。全5巻完結!
  • 北国の片隅で
    -
    1巻1,386円 (税込)
    終戦後、樺太引揚者の両親のもと、自然豊かな北海道の富良野・麓郷で育った少年は、受験の失敗や父の死など、様々な苦労を経て教員となった。教員としての苦悩や社会経験、家族との絆を通じて、主人公の波乱の半生を綴る成長物語。戦後の歴史的背景、政治や社会問題への考察、平和への願いなど、主人公の人生を通じて社会の変遷と課題も見つめている。
  • 新訳 冬物語/シンベリン
    5.0
    「エンタメの原点、シェイクスピア。 大先輩の偉大さに打ちのめされています。」三谷幸喜(脚本家) 嫉妬に狂い家族を破壊した男を、女は許せるのか? ロマンス劇の金字塔! シチリア王は妃ハーマイオニと親友ボヘミア王の密通を疑う。親友の暗殺を臣下に命じ、妊娠中の妻を投獄し、生まれた赤子を捨てるが……(『冬物語』)。ブリテン王女と身分ちがいの結婚をして宮廷を追放されたポステュマス。伊達(だて)男に王女の操(みさお)が奪えるかという賭けをもちかけられ……(『シンベリン』)。嫉妬に狂い家族を破壊した男を、女は許せるのか? 著者の人生に重なるロマンス劇の金字塔! 徹底解説&注釈で物語の真意がわかる! 【本作を楽しむ5つのポイント】 ・晩年のシェイクスピアの代表的ロマンス劇。上演多数の名作! ・日本初! ライムを全訳した決定版。リズムにもこだわっているから音読すると気持ちいい! ・嫉妬に狂った心が、家族と人生を破壊する。再生のセカンドチャンスはあるのか? ・家族を捨て、20年の時を経て、家族のもとへ戻ったシェイクスピアの人生との共通点 ・最新研究に基づく徹底解説&詳細な注釈付き! The Winter's Tale & The Tragedie of Cymbeline by William Shakespeare From The first Folio, 1623
  • エンペドクレスの十字架 復仇/伍川彌榮の事件簿
    -
    1巻1,386円 (税込)
    人というものは、いくつになっても心移りや恋愛感情に抗うことができない生きものなのかもしれない。感情と理性、どの時代でも往々にしてこれが錯乱したり、常識では考えられない行動を引き起こす場合があるのだ──。昭和三十七年から六十余年、緑翠館を舞台に悲哀と憎しみの復仇の扉が今、開かれようとしていた。元警視正・伍川彌榮を取り巻く予測不能の本格ミステリー。
  • ガラス細工のショパン
    -
    1巻1,386円 (税込)
    すずが健一郎から戦場の話を聞いたのはこれが初めてだった。「そして覚悟を決めた時、声が聞こえたんです。とにかく走れ、日本に帰る為に走れと。その声はすずさん、あなたの声でした。その時はっきり気づいたんです、自分の本当の気持ちを。もう一度あなたに会いたい、いやあなたに会う為に必ず日本に帰るのだと」「西崎様」健一郎の言葉にすずはそれ以上かける言葉が見つからなかった。
  • 人生いまだ殻の中
    -
    1巻1,386円 (税込)
    藤沢幸吉は高校卒業後、両親が営む農業を手伝っていたが、友人の多くが都会へ出てしまい、自身の将来について悩んでいた。思案の末、電子専門学校に入学、新たな日々が始まった──。授業の難しさや友人との交流、工場でのアルバイト、そして学校事務員・島崎への淡い恋など、多彩なエピソードを通して、青春期の葛藤や希望を描く、どこか懐かしさを感じさせる青春物語。
  • 過去が追いかけてくる
    -
    1巻1,386円 (税込)
    歳を重ねると誰もが過去に思いを馳せるようになります。人生の岐路で下した決断の後悔、別れた異性への秘めた思い、屈託のない青春時代の思い出などが脳裏を過ります。そんな過去と向き合い、残り少ない人生に向かって力強く一歩を踏み出そうとする主人公。“心に染みる短編集”です。若い人にもこの気持ち、分かる日が来るはずです……。
  • 鎌近 一九八四-一九八六 〈作品一〉
    -
    1巻1,386円 (税込)
    美術館に転勤となった事務員の潮田。初仕事となる「ドイツ表現派展」の開幕は、着任の5日後に迫っていた──。1984年から1986年にかけての神奈川県立近代美術館(鎌近)での展覧会準備や運営、職員の日常を、主人公・潮田了二の視点で描く。展覧会の盛況と個人の葛藤、成長が交錯し、来館者にとっては静謐な美術館の舞台裏、リアルな現場の様子と人間模様が描かれる。
  • 屍の街・夕凪の街と人と
    4.0
    1巻1,386円 (税込)
    「いつかは書かなくてはならないね.これを見た作家の責任だもの」広島で被爆した大田洋子(1903-63)は,その体験をもとに原爆を告発する作品を多数著した.人や街が屍と化した原爆投下直後の惨状を記した『屍の街』,原爆に人生を壊され戦後八年を経てなお苦しむ人々を描いた『夕凪の街と人と』を収める.解説=江刺昭子

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  • ラバウルで待っていて
    -
    1巻1,386円 (税込)
    大学浪人中の翔は、太平洋戦争時に零戦隊員だった祖父の雄太から、当時世話になった上官と学徒士官の知り合いを探してほしいと頼まれる。戦争によって志半ばで散っていった若者たちのことを知り、なんとなく大学を目指していた翔の気持ちにも変化が……。ニューヨーク、東京、ラバウル、広島。時代を超えて思いは受け継がれる。史実を基に描くファンタジーロマン。
  • シバの女王と12チャンネルの怒れる男たち
    -
    1巻1,386円 (税込)
    スマホもネットもない、テレビが「主役」のあの時代。杉山雅人が入社したのは、弱小テレビ局「関東12チャンネル」だった。「個性の塊」とも言うべき先輩の姿を追いながら、他局に負けないコンテンツ作りに苦闘する雅人。そして巻き込まれた「事件」に、弱小局はどうやって巨大テレビ局に立ち向かったのか? テレビも歌謡曲もキラキラしていた昭和の1ページを、実話を基に描いた小説。
  • 月の雪路 不適切な今日子と不機嫌な黒桃
    -
    1巻1,386円 (税込)
    東京から城下町雪路に移り住んできた雅子。彼女がふと入った老舗寿司店で出会ったのは、若き女性寿司職人今日子と、その恋人の黒桃だった。二人の先進的な考え方に触発された雅子は、今日子の夢である実家の『月寿司』を継ぐこと、黒桃と家族になること、の実現のために協力することになるが……。より拓けた未来を模索する二人と、それを支える周囲の人々をスタイリッシュに描いた一冊。
  • 自虐伝「死ぬまで生きたい」 ─昭和編
    -
    1巻1,386円 (税込)
    「渉は大学を卒業して、本来の『夢や希望』は一旦、大切な記憶の箱の中にしまい、現実を直視せざるを得なくなった。当時の就職戦線はそれほど過酷だった。渉が就職した1977年の翌年から、一変して大手企業が一般公募を再開すると分かっていたら──」。主人公・七海渉が昭和という激動の時代に揉まれながら成長していく様子を描いた小説作品。
  • 時の代に抱かれて
    -
    1巻1,386円 (税込)
    元小学校校長の短編小説集。天皇に対する当時の農民の見方を記した「昭和天皇の仙台巡幸記」。戦中・戦後の朝鮮人への民族・人種差別、そして現代のいじめを描く「椿の木の下で」。社会党委員長・浅沼稲次郎の刺殺の瞬間に近づいていく少年と、東北の街で暮らす、同じく十七歳の少年を描く「瞬殺の秋(とき)」。「風樹」は3・11の東日本大地震の自然災害を扱う。
  • フィルハーモニア東都物語 ここに泉あり21
    -
    1巻1,386円 (税込)
    日本の地方都市における最初のプロフェッショナル・オーケストラである群馬交響楽団の約十年にわたる活動を描いた、今井正監督の名作映画『ここに泉あり』への限りないオマージュをこめて……。メセナ活動に情熱を燃やし、芸術文化活動を守り継承する大切さを熟知する著者が、舞台を21世紀の東京に移し、音楽の泉を掘り清らかな水を湧き出させる人々を描いた長編小説(装画/雨田光弘)。
  • あの事件を乗り越えて今がある 高志と佳世の歩み
    -
    1巻1,386円 (税込)
    それぞれ家庭に悩みを抱える幼なじみの高志と佳世。仲の良い高校生の二人が進路の選択という岐路に立たされているさなか、事件は起きる。被害者家族と加害者家族という関係に置かれた二人が、彼らを取り巻く人々の再起を促す応援の声にこたえ、諦めずに生きていく姿を描いた物語。思い描いていた未来とは違っていても、身の丈に合った生き方に幸せが訪れると教えてくれる。
  • カクテルグラスの夜景
    -
    1巻1,386円 (税込)
    職場のハラスメントに悩む、市役所同期のエースである清司。ある日、スキャンダルへと発展し得る「秘密」を知ってしまう。支えになるのは恋人のえり子なのだが、彼女もまた……(「カクテルグラスの夜景」)。不幸のどん底にいた瞳は、ある日不思議な雑貨店で、災いを代わりに引き受けてくれるという厄除人形を買う。それから彼女の人生は少しずつ好転していくのだが……(「厄除人形」)。
  • 歯軋り 楕円と四角形
    -
    1巻1,386円 (税込)
    民間人校長は教員にとって「敵」なのか──。ビジネスの世界から教育界へ、そこは特殊な理論がまかり通る保守王国だった。理想と現実が相対するヒューマンドラマ。「理事長室に小寺鳳子の来訪を受けた。『ご心配とご不安をおかけしています。不徳の致すところです』小寺鳳子の左指に光る大きな瑠璃色の瑪瑙の指輪が、純平に睨みを利かせているように思えた」(本文抜粋)
  • 脱福祉国家 ~福祉国家やめます~
    -
    1巻1,386円 (税込)
    203X年、福祉政策を重要視した結果、労働力と生産力が低下し、日本経済は財政破綻。そんなとき、自らの政策を推進すべく日本から独立した「ダンカイ日本」の建国を宣言する人物がいた。福祉か自己責任か、団塊世代か若者か、何が正しいのか。何を守ろうとしているのか。政治の裏側、メディアと政治の関係、宗教との癒着、未来の日本のリアルを描く政治エンターテインメント小説。
  • 優しき歌 川口顕弘作品集
    -
    1巻1,386円 (税込)
    仏文学者として大学で教鞭を執った著者が遺した2冊分の詩歌集を一冊にまとめた。近代詩ならではの、自由かつオリジナルの文体で心の奥底をさらけ出し、同時に読者の共感を呼び起こす。著者の言葉に揺さぶられて読む者も自分の内面を凝視させられていくかのような世界観。技巧に走ることの容易な時代に、あえて自らの感情と闘いながら言葉を編むスタイルがむしろ新しく感じられる。
  • あの図書館の彼女たち
    -
    1939年パリ。20歳のオディールは、アメリカ図書館の司書に採用された。本好きな彼女は女性館長や同僚、個性豊かな図書館利用者たちとの絆を深めていく。やがてドイツとの戦争が始まり、図書館は病院や戦地にいる兵士に本を送るプロジェクトを開始する。だがドイツ軍がパリを占領し、ユダヤ人の利用者に危機が訪れ……。1983年アメリカ。12歳の少女リリーは、“戦争花嫁”と呼ばれる孤独な隣人オディールの謎めいた過去が気になりはじめ……。ある女性の人生を通して、人々にかけがえのない本を届け続けた図書館員たちの勇気を伝える感動作。/解説=山崎まどか
  • 日本の妖怪たち 妖怪出現略年表・妖怪分布地図付
    -
    妖怪とは人間にとってどのような存在なのか――。歴史、風俗、伝説にあらわれ、日本人の心に明滅した妖怪の諸相を生き生きと描く。妖怪出現年表・妖怪分布地図附!
  • メロディアス~異形コレクションLVIII~
    5.0
    〈音〉や〈音楽〉をモチーフに異形な物語を集めた15篇を収録。読者の皆様を《世にも異形》でメロディアスな世界にご招待! 全篇書下ろしシリーズ、58作目。〈収録作家〉阿泉来堂 井上雅彦 空木春宵 坂崎かおる 澤村伊智 篠たまき 斜線堂有紀 田中啓文 梨 西崎憲 久永実木彦 平山夢明 宮澤伊織 木犀あこ 芦花公園
  • ガラス玉演戯(上下)合本版(新潮文庫)
    -
    ガラス玉演戯――学問と、美の崇拝と、瞑想という三つの原理の融合――の名人ヨーゼフ・クネヒトの、芸術的香気の高い理想郷カスターリエンにおける活躍と現実世界でのさまざまな苦悩とを描いて、戦争と雑文的文化に明け暮れる二十世紀文明に対する反極として構成された、ヘッセの芸術と知恵との最高の結晶。 ※当電子版は新潮文庫版『ガラス玉演戯』上下巻をまとめた合本版です。
  • 診療所の大事件
    -
    1巻1,386円 (税込)
    命と健康を守るために日々奮闘すべき、神聖な職業であるはずの「医師」の中に紛れ込んだ、仲尾琢磨医師による数々の奇怪な「大事件」。そんな医師がいるとも知らずに、診療所に赴任した山口アキラ医師が事件解決に奔走する、あまりにも「喜劇的」な物語。医療業界の「アナザーフェイス」。偏差値の高い医師が、必ずしも「有能で親切な医師」というわけではないことが分かります。
  • 彼岸の家
    -
    1巻1,386円 (税込)
    昭和から平成に変わる頃、新宿上落合で畳屋を営んでいた孝平と妻の志津は、三人の娘が嫁いで二人暮らし。孝平の提案で、娘たちは婿を連れて新年と初午、秋祭りに孝平の家に集まるのが長い間の慣例であった。やがて志津、そして孝平が年を重ねて徐々に衰えていき、時代の流れとともに、一家の姿は静かに変わっていく。新婚夫婦の日常を描いた『待つということ』を含む二編を収録。
  • フラミンゴのピンクの羽
    -
    1巻1,386円 (税込)
    閉店間際に1個のエクレアを求める老女の秘められた過去に主人公の女子高校生が思いを重ねる「フラミンゴのピンクの羽」、菓子箱に入っていたものは──沖縄を訪れた女性がかつての恋人とその父親との断絶を解消していく「菓子箱」など5作品を収録。戦争、アメリカ支配、本土への夢……苦難の歴史を背景に沖縄に生きる人々を描きながら、沖縄の戦後史と現代の青春を結んだ短編小説集。
  • 議会の正義
    -
    1巻1,386円 (税込)
    すべての国民から責任のある仕事を負託された象徴である「議員バッジ」。しかし、人々のために無心で仕事をする覚悟のない議員は、果たしてバッジをつける資格があるのだろうか。元地方議員が赤裸々に語る、選挙、政治を巡って繰り広げられる衝撃の問題作。「正義を重んじる地方議会が、日本国中に伝染すればいい」と、よりよき政治を目指そうとする地方議員がどれほどいるのだろうか。
  • 大田南畝 江戸に狂歌の花咲かす
    -
    天明期、江戸で狂歌が大流行した。狂歌とは、五七五七七の形式に載せて滑稽な歌を詠む文芸である。ブームの仕掛け人・大田南畝の昂揚感のある狂歌は多くの人を惹きつけ、誰もが気軽に参加できるその狂歌会は流行の発信源となった。楽しい江戸のまちの太鼓持ち「狂歌師」という役どころは、いかにして人びとを魅了したのか。平賀源内や山東京伝にも一目置かれ、蔦屋重三郎の良き助言者であった大田南畝の人物像がわかる決定版。
  • 豪華客船オリンピック号の殺人
    4.0
    実は英国政府の情報員(エージエント)であるレドヴァースの依頼で、夫婦のふりをして豪華客船オリンピック号に乗りこんだジェーン。目的はドイツのスパイを捜しだすこと。ジェーンは初めての捜査(?)にやる気満々だ。そんなとき、乗客の女性が、新婚の夫が消えてしまったと騒ぎはじめた。おまけに夫の荷物まで部屋からきえてしまったのだという。船長は彼女の訴えをまともにとりあおうとしなかったが、出港するときに女性とその夫の姿を目撃していたジェーンは、彼女の主張を信じて勝手に調べはじめる。好評アガサ賞最優秀デビュー長編賞受賞シリーズ第3弾!
  • 純真鬼姫警察署長 交番謎の自殺事件
    -
    1巻1,386円 (税込)
    警視正・鳴海日奈が主人公の純真鬼姫シリーズ第2弾。今作の舞台は新宿中央警察署。女性初のキャリア署長として就任するや否や、管内の交番で首を吊った巡査長の自殺の理由を解明すると宣言する日奈。一方で、就任初日から女性蔑視を当然とする副署長と対立する。果たして日奈は自殺の理由を解き明かせるのか? そして副署長をはじめ新宿中央警察署の署員全員の意識を変え、誇り高き真の警察官にできるのか?
  • 大きな玉ねぎの下で
    4.0
    1巻1,386円 (税込)
    今夜、武道館で。切なく響く約束の物語。 80年代。小田原の高校で放送部に所属する虎太郎は、部長の大樹がFM雑誌の文通コーナーに気まぐれで募集をかけた高校生・今日子との文通の代筆を頼まれる。お互いの写真交換をしてテンションのあがる大樹に、書道二段の虎太郎は断れなかった。まわりで話せない好きなハードロックの話でしだいに盛り上がるふたり。やがて、虎太郎は今日子に好意を抱くようになっていた。 現代。都内の美大に通う美優は、卒論制作に気持ちを傾けることが難しくなっていた。まわりのレベルの高さと自分を比べてしまい、心の支えになっていたはずの恋人の彰も社会人になり、距離を感じる日々が続いていたのだ。そんな美優は、あるラジオ番組に耳を傾け続けていた。 映画『大きな玉ねぎの下で』ストーリー原案者が贈る、もうひとつの約束の物語。 (底本 2024年8月発売作品)
  • シャガールに恋して
    -
    1巻1,386円 (税込)
    マルク・シャガールの作品が好きな「私」が偶然出会った彼は画家の卵だった。その彼との語らいやさまざまな出来事は、本当に「私」自身の体験なのか、それとも……。「真実の愛」とは何か、というテーマをシャガールの作品と重ね合わせた展開は、複層的で重厚な物語を生み出した。理由もなく人が惹かれ合うことや、ありのままの自分を受け入れることの意味を考えさせられる。
  • 小鳥は鷹に包まれて
    -
    1巻1,386円 (税込)
    縁というのは、本当に不思議なものである。「そーでもないぞ、さすがに、このたびは新しい家族を、二組も作ったんでな、疲れたぞい、しばらく骨休めじゃ」と、どこかから聞こえたような、風の音のような……(本文より)。両親を失った孤独のなかで、精神的な病を抱えるコトリは、精神科医の鷹山と受付の安子に支えられ、「カウンセラー」という仕事を通して、自分の居場所を見出していく。
  • シルバービュー荘にて
    3.5
    スパイ小説の巨匠の遺作私自身がずっとル・カレに対して抱いていた「なぜ、あの時代の、あの場所を書かないのだろうか」という疑問に応えてくれた感激の一作だ。――真山仁(小説家)「真山メディア」より英国の危機をめぐり、「部(サービス)」と元スパイ、巻き込まれた書店主の運命とは?ロンドンで敏腕トレーダーだったジュリアンは海辺の町で書店主となった。まもなく亡父の友人だというエドワードが現われ、書店の地下室に強い興味を示す。その頃イギリスの情報機関「部(サービス)」で国内保安の責任者を務めるプロクターが、子連れの若い女性に渡された手紙から自国の危機を知り、調査を開始。やがて、その調査はジュリアンの周囲に迫っていく。スパイ小説の巨匠の遺作。あとがき/ニック・コーンウェル
  • ピロロポリルンッ
    -
    1巻1,386円 (税込)
    眞気澤恭弥は、16年間勤務した市役所を辞めて半年、引きこもり同然の生活をしていた。しかし、たまたまテレビのキャンプ場中継を見たことをきっかけに、久しぶりにキャンプに行ってみようと思い立った。そして、訪れた湖畔のキャンプ場で出会った謎めいた老人に、どんな願いも叶う呪文を伝授されるが……。不思議な呪文に翻弄される恭弥が遭遇する事件や、ロマンスを描く。
  • 世に出る前
    -
    1巻1,386円 (税込)
    昭和40年、富山で小さな時計店を営む家に生まれ、病弱ながらも野球に熱中した小学生時代。中学・高校ではレギュラーではなかったが懸命に野球を続けた。新聞奨学生として大学に進学し、ひそかな野望であった小説家になることを志して文芸部に入部。そして大学卒業後は出版社に就職──。自身の体験を下敷きに、少年時代、青年時代の夢とときめき、葛藤と挫折、出会いと別れなどを描いた小説。
  • 天鏡の湖
    -
    1巻1,386円 (税込)
    通奏低音のように流れる『白鳥の湖』と美しい自然を背景に、絡み合った人間の愛と欲望を描き出す。精緻な取材によるリアリスティックな描写に裏打ちされた群像ミステリー小説。白鳥の飛来する湖の畔で、美しい女性の全裸死体が発見された。被害者は、有名バレエ団の次期主役とも目されていたバレリーナ。犯人として自首してきたのは、なんと被害者のバレリーナと瓜二つの女性だった。
  • (百花繚乱)暇人クラブ ふぁいなる ~地底の太陽とビリケンさん之巻~
    -
    1巻1,386円 (税込)
    「馨子から初代ビリケン、TARO君から『地底の太陽』と、立て続けに捜索依頼を受け、一週間余り経った。僕たちは連日、ここ大阪新世界のド真ん中、通天閣下の雑居ビルにある、『イマジンクラブ』のオフィスで額を突き合わせている」(本文より)。行方不明のふたつのお宝を探し出すミッションを任された「暇人クラブ」の面々は、二手に分かれて捜索を開始する。
  • さっちゃんの物語
    -
    1巻1,386円 (税込)
    子どもの頃からお転婆で勝気な咲千子は、努力を重ね、教師になる夢を叶える。子どもたちに愛情を注ぎ、時に悩み、てこずりながらも、天職に就いた幸せをかみしめる。一方で、家族の幸せやマイホームへの夢、自身の病との格闘など、人生には楽しみや困難、さまざまな局面が訪れる──。「今できることをすれば、必ず先に進む」「やまない嵐はない」と前向きに生きる女性の、自伝的小説。
  • 悪女の系譜
    -
    1巻1,386円 (税込)
    突然、末妹の多恵が招集した「家族会議」。その席で多恵が兄や姉に突きつけた要求は、自身が作った借金の肩代わりと月々の援助だった。ここから遺産相続をめぐり、泥沼のきょうだいの争いは裁判へと暴走していく。それは母&姉妹vs.長兄&次男の体も成し、「俺」にとっては悪女との戦いでもあった。家族間で繰り広げられる歪んだ相続争いと、「俺」の内面の葛藤と再生を描いた問題作。
  • 輝く、スカイブルーのドーム/実子虐待の真相
    -
    1巻1,386円 (税込)
    大人達に極めて理不尽に餌食にされ、去って行く子ども達。親、兄弟のために犠牲となった少女達の群れも、スカイブルーのドームに辿り着いた。実母からの凄惨な虐待の実態を描いた長編『実子虐待の真相』、著者の切なる願いを込めたプロローグ『輝く、スカイブルーのドーム』と併せて収載。いつの日か人類が叡智へと辿り着き、すべて子どもらが救われんことを。
  • あの頃
    -
    1巻1,386円 (税込)
    あの頃僕はまだ世間知らずで、右も左もわからず、容易に人を信じていた。目にするいろんなものが実際以上に輝いて見えて、怖気づいて見えないように自分を隠すのに必死だった。それらの遍歴を経て、自分が何を獲得したのかはわからない。でも、誰にとっても青春とはそのようなものではないだろうか──。あの頃の僕に伝えたい、いまの僕からのメッセージ。
  • あの夏が教えてくれた
    4.2
    ボーディはミズーリ州の田舎町で暮らす15歳の少年。父を亡くし母親と淋しい日々を送っている。高校に馴染めず、友達は一人もいない。静かすぎるその町で、最近大事件が起きた。町最大の企業〈ライク工業〉に勤める黒人女性が、不審な失踪を遂げたのだ。そんなとき、ボーディが慕う隣人ホークを保安官が訪ねてくる。女性は実はホークの知人で、ふたりのあいだには噂があったという。思いがけない事件が、ボーディの日常に不穏な影を落とす―。現実に悩みつつ、少年は鮮やかに成長する。『償いの雪が降る』の著者が贈る、心震える青春ミステリ!/解説=古山裕樹
  • スリー・カード・マーダー
    4.0
    被害者は、2月5日、火曜日の午後4時5分に空から降ってきた。喉には無惨な切り傷。落下してきたと思われたその男のフラット5階、バルコニーのある部屋は無人で、しかも玄関ドアは内側から釘と板で封じられていた。この不可解な密室殺人に臨むのは、サセックス警察のテス・フォックス警部補。彼女はしかし、被害者の名を知って愕然とする。その男は15年前、妹セアラを救うために罪を犯したあの夜の関係者だった。詐欺師として自分と正反対の世界で生きる異母妹を救うために……。意外な展開を見せる事件に姉妹が挑む、新シリーズ開幕!
  • リサーチャー クニオ
    -
    1巻1,386円 (税込)
    設立間もない小さなリサーチオフィスの探偵クニオのもとに失踪人探しの依頼が舞い込んだ。依頼人の詳細は不明。アシスタントと共に東奔西走するクニオだが、謎だけが深まっていく。物語が展開するにつれて、思わぬ人間同士のつながりが明らかになり、最後はまさかの結末に……。ミステリーの中に垣間見える不可思議な人間の精神こそ著者が描きたかったテーマでもある。
  • 青空バルコニー
    -
    1巻1,386円 (税込)
    親から受け継いだ会社を経営する河野達也は、家族を大切に思いつつ、妻以外の女性と親密な関係を持っていた。その裏で妻は自分の夢を諦め、親の介護問題も抱えていた。ある日、達也が幸せの象徴と思っていたバルコニーでの夫婦の食事中に、妻から別居を切り出される。娘にも次々と問題が降りかかり、達也はこれまでの人生を顧み、これからの生き方、家族の形を模索する。
  • 明日を打つ 三人の若きボクサーの闘い
    -
    1巻1,386円 (税込)
    「そやけど、わいの試合なんか観に来てくれる人、そないにいるやろか」「お客さんはな、生き様を見に来るんや。派手なパフォーマンスなんかいらん。自分らしいボクシングしたらええんや。あんたを応援したいと思う人は、ぎょうさんいてると思うで」(本文より)。ボクシングに賭ける若者と、彼らを支える人たちの絆を描ききった、熱気の伝わる物語。
  • 青春日記
    -
    1巻1,386円 (税込)
    特段の志もなく私立高の臨時教員になった僕は、職場で美しく聡明な葎子と出会う。ウーマンリブ運動が起こったものの保守的な考え方の人間も多かった1970年代、現実を見据え、クールなところもある25歳の葎子と、今を楽しみたいロマンチストの僕。性の悦びに溺れつつも、二人がすれ違っていくのは必然だった──。戻らない青春の一ページを、それぞれの日記を通して描く。
  • 夜明けを探す少女は
    3.7
    世の中には、夜になっても鍵をかけない家があるのを知ってる?──シカゴの高校に通う黒人の少女ボーは、卒業を機にこの街を出ると決めていた。絵の才能を活かし、盗みも撃ち合いもないどこか遠くへ行くのだ。そんな十六歳の冬、姉のカティアが不法侵入の疑いで警官に射殺された。外の安全な世界に憧れ、ボーに語り聞かせてきた姉が、犯罪に手を染めるはずがない。ボーは姉の無実を証明するため、現場から消えた姉の恋人を自ら探しはじめる。少女のひたむきな調査行と姉妹の絆が胸を打つ、アメリカ探偵作家クラブ賞最終候補作!/解説=吉野仁
  • グダイ、ミッチ!
    -
    1巻1,386円 (税込)
    「最後にひとつ、お願いがあります。ずっと道明くんって言ってきたけど、バーバラたちは『ミッチ』って呼んでるでしょう? あたしもミッチって呼んでいいかな? イヤならイヤって、言って下さい。それまでは心の中でミッチって呼んでます。今度会うときは、オーストラリア訛りの英語をお聞かせしますね。こんな具合に。グダイ、ミッチ!」ミッチとシンイチとバーバラの思い出の夏。
  • 私の『戦争と平和』 ─翻弄された九十年の戦争観と宿命─
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    1巻1,386円 (税込)
    満州事変の勃発から太平洋戦争に至る十五年間と、戦後の気持ちの変化を綴る自分史。年々厳しさを増す世相と共に軍国少年として育ち、海軍特幹生に志願した。平塚の海軍守備隊に転属しそこで空襲を受け、左腕を失う。入院先で終戦を迎え、戦後は公務員として勤め上げた。戦争体験を語る人間は減っていく一方、世界の紛争は過去を繰り返している。90代の今、語り継ぐ使命に駆られている。
  • だまされない マンション管理
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    1巻1,386円 (税込)
    安心して住み続けるために── ●どこのマンションでも起こる問題 ●管理費の収入で支出をまかなう ●脅す管理会社への対応 ●「大規模修繕工事」っておかしい!……などなど、そんな現状を変えるためにはどうしたらよいのか、これらに対する管理のノウハウが満載。著者の実践を加味し、マンション管理への対処方法あれこれを、分かりやすく教えてくれる一冊。
  • ダンスる女子とスクエア男子
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    1巻1,386円 (税込)
    転職して人生を模索していた主人公の氷谷は、一目ぼれした同僚の津根奈に影響されダンスを始め、スクエアダンスクラブに入会する。そのダンスの魅力を知るにつれ人間的に成長していく氷谷は津根奈への一途な想いを貫き真実の愛を見つけられるのか。スクエアダンスクラブに入会するとどんな世界が待っているのか、この物語に描かれたさまざまなエピソードが参考になるかもしれない。
  • 釜野物語
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    1巻1,386円 (税込)
    湘南の海から数キロ内陸の集落で、8歳の晶子は、曽祖母のミナ、祖母のキヨ、母の弓子と暮らしていた。この家では祖父の話はタブーだった。晶子の父は家を出たきり、3年も帰らない。父の記憶はおぼろげだ。でも、女ばかりのこの家で、晶子はささやかな幸せがずっと続くものと信じていた。だが、夏休みに、思いがけず出自を知ることになって……。「運命」に翻弄される少女の物語。
  • 印

    3.6
    その女性は湖のほとりのサマーハウスで首を吊っているのを友人に発見された。夫によると、数年前に親密だった母親を病で失って以来、彼女は精神的に不安定になっていたらしい。また死後の世界に興味を抱き、降霊術師のもとに出入りしていたことも。自殺に見える。いや、本当にそうなのだろうか? レイキャヴィク警察の捜査官エーレンデュルは疑問を感じ、一人地道な捜査を進める。暴かれる悲痛な過去、明らかになる驚愕の真実に、心の奥底までゆさぶられる。アイスランド推理小説大賞受賞。北欧ミステリの巨人による好評シリーズ第6弾。

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