hanakoさんのレビュー一覧
レビュアー
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幼馴染が不憫だけど。。。
正直って、小さいことからずっと理玖を守ってきた幼なじみ君が不憫ではあるなと思った。でも、かっさらってしまった方の首藤は、アルファの中でもトップに君臨しているのに、理玖を守るために、幼なじみに頭を下げり、多くの要人が集まるパーティに同伴させたりと、意識的にやっているのかどうかわからないけど理玖へのマーキングが激しさに、ごちそうさまでした。運命の番という生来の欲望だけじゃくて、理玖にひかれまくっているが随所に感じられて、にやにやが止まらなかった。首藤の幼なじみのベータの李里耶さんにとってみても、理玖は、突然大切な幼なじみをかっさらっていった高校生だし、首藤に思うままにキスが出来て、彼にキスを返して...続きを読む
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絵が美しくて
とにかく絵が美しかった。オメガバースの世界で、運命の番の話です。アルファやオメガの国民番号があるのは、私はこの本が初めてです。ゆえに野良オメガっていうことはも初めて聞きました。受けの高校生主人公が(その両親も)ずっと自分をアルファだと信じているのだけど、10代後半になるとオメガには避けることが出来ない発情期というものが来てしまい、そこで、思いもよらぬ人におさめてもらうことになってしまう。そもそもここからして運命感漂っていています。アルファの首藤さんは、あまり表情が読めないけど、それが大人感だたよっていてし、高校生の理玖も、自分の生い立ちからしてかなり過酷な運命だったけど、それを必死に受け入れよ...続きを読む
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凄すぎる!
もんでんあきこさんという作家さんを今回初めて知りました。本当にすごい作家さん。天才。それに尽きる。絵がきれいなだけじゃなくて、人間の描き方が、本当に天才として言いようがないです。
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最高!って言葉しか浮かばない
2巻も最高でした。月人は可哀そうな過去を持っていて、佐倉くんへ執着も激しいけど、きちんと佐倉くんの言葉を聞き入れるのは、頭の良さというか優しいというか、執着は激しすぎるけれど、一人よがりじゃないところはすごくいいです。そして、花菱くんが言うように、月人には佐倉くんしかいないけど、佐倉くんには多くの可能性(恋人って意味)があって、佐倉くんの頭の良さと懐の大きさ、心の優しさを想うと、誰と出会っても幸せになるんだろうな、と思う。でもその前に、月人につかまってしまった、、、という感じです。佐倉くんがすっかり月人にほだされてしまったけど、月人は優しいからいっか(笑)。月人の周りにいる人たちの妄執も激しそ...続きを読む
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☆は5個じゃ足りない!
薪さんと青木の想いがなかなか交差しないのが切ない。。。青木は、どんなに痛い目にあっても人を信じたいという気持ちを捨てきれない。今は、青木の最愛の姪っ子に危害が及ぼうとしているいるにもかからわず、青木は、危険人物と目されている子供を手放せずにいる。このような行動をする青木はほんまもんの馬鹿者だろう。でも、逆に言えば、どんな最悪な状況でにも、希望を見いだせる強さを持っているとも言えて、それが青木という人物なのだと思う。薪さんが青木に惹かれ、守りたいと思うのは、たぶん、青木のもつ絶望の中に希望を見出す力なのではないかと思う。薪さんに青木が必要な理由は、薪さんが、薪さんのもつ壮絶な過去の中に引きずられ...続きを読む
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執着好きなら。。。。
恋愛不器用な皇を追いかけるアキが最高でした。最初はあんなに紳士だったアキが、皇が自分に落ちそうだと思った瞬間を逃がさずがっちりガード。自分の人生をかけただけに、恋愛対象である皇へのすごい執着だった。その執着が嫌いじゃない皇だし、似た者同士で良かった。
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お互いを想い自分も大切に出来る
主人公の咲良は、超真面目で頑固で周囲ともうまく付き合えない自分の性格が大嫌い。自己嫌悪で酔っぱらっているところに出会った洸と、酔った勢いで一晩過ごしてしまい、朝に慌てて逃げだしたものの、仕事がらみで翌日にばったり出会ってしまう。その洸は、出会った印象とまるで違う超感じ悪い男子で、彼自身も自分の性格を折り合いをつけることができずに悩んでいた。そんな二人が、お互いを羨みながら恋に落ちていく話でもあり、洸は盆栽師であり、咲良はイベントプランナーとしての仕事に生きがいを感じていて、人生が交差しそうもない男女の話でもありました。結論はどうなるのは予想は着いたけれど(というかそういう結論じゃなきゃ嫌だもの...続きを読む
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面白すぎて死ぬかと思った
早く最終回が観たいけど、もっともっと続きも読みたい!という作品。佐倉は、家の事情でお金持ちのみが集まる高校に編入する。そこで、家柄も能力もとびぬけている先輩の月人に可愛がられる。周りの嫉妬も先輩月人の執着もすごい。そんな中で、能力があるってことをしっかり認めて友人になりたいからよろしくという久世と寮での同室の住永とは友人になり支えられていく。ゆびきりげんまんのエピソードが可愛かった。子供の約束程度にしか思っていない佐倉と、命を懸けて守る約束と考える月人との温度差があって、この温度差を佐倉はまるで分かってないのだけど、月人の友人の花菱くんは、しっかり気が付いていた。
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二人とも可愛い!!
一巻が出るのを待てずに、マイクロ版を購入してしまった。。父はおらず、ダメダメな母と小学生の妹を養うために懸命に生きていたかなえには、その生活を支えてくれた「あしながおじさん」がいた。毎月お手紙を書いて、自分の近況と感謝を伝えている。しかし、あじながおじさんと思っていた人物が、実は、高校時代から大嫌いだった同級生。この衝撃的な事実をどう消化したらいいのか、、、というのがマイクロ(1)の話。あしながおじさんこと同級生の永峯は、どうもかなえが大好きらしい。。じゃなかったら援助して、高校一緒に過ごそうと思わないよね。3年間同じクラスとさらりと書いてあったけれど、意外と、玲央が手を廻したのかも!?なんて...続きを読む
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顔は怖いけど心は甘々
ゲイであることを隠しきろうとして失敗した高瀬と、ゲイでることを隠さない伊藤。高瀬は結婚まで考えてた女性に、伊藤は、女と浮気された上に、子供ができたからと振られた。前半は恋人になるまで、後半は恋人になってからで、伊藤にぞっこんの高瀬の態度と、愛されて大切に扱われることに慣れていない伊藤の初々しさが、扱いのひどかった元カレと比較されていてとてもすっきりする。プレゼントで大切なのは、プレゼントそのものじゃなくて僕のために選んだっていう想いなんだよ、高瀬に伝えられて、伊藤がしひしひと愛されいることを感じているところも素敵だった。愛された経験があまりない伊藤が、ゆっくりゆっくり高瀬に甘やかされて、このま...続きを読む
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絵がキレイ
私は小説の方を先に読みました。漫画も大満足です。主人公の高瀬は、ゲイであることにうすうす気づきながらも、本来の自分に目を背け、ほどほど可愛い女性と付き合い結婚を考えている。そんな時、駅前のカフェで堂々と彼氏と待ち合わせをする男性と知り合ってしまう。彼女にふらえた高瀬は、ゲイであること恥じない伊藤(カフェで堂々を彼氏と待ち合わせをしていた男性)と出会い、心を寄せて行ってしまうが、伊藤は、過去の反省から女性とも付き合える男性とは恋愛しないと決めていた。顔もルックスも仕事も出来る部類に入る高瀬は、ゲイという横道のような事実は肯定しがたく、でも、伊藤に惹かれるのを止められない。自分の本当の幸せを突き詰...続きを読む
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頑張る女性は素敵だった
美しく人気者の妹にコンプレックスを持ちつつ女優を目指す主人公と、同様な境遇を持ち、自分が自分を評価することの大切さを教える敏腕人気映画プロデューサーのヒーロー。ヒーローは最初からヒロインにメロメロ。そして、ヒロインは、ヒーローの力に寄らずに、自分の力で夢をかなえることを決めます。実力があるなら別に敏腕プロデューサーの愛人ってことでもいいんじゃない?と彼も言うし、私も思ったけれど、彼女はそれでは自分が自分を評価できないと、彼の教えに従うことを決意したのでした。彼女の成長はあっさり描かれてしまっているんだけど(ここも一つの長い物語になってしまうものね)、素敵なロマンスでした。
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頑張れ真面目女子!
親友のために、急いで結婚相手を探そうとする主人公たち。親友たちがキラキラ美人なのに対して自分は可愛くないと、親友たちを愛しながらもついつい自分を卑下してしまうエリスは、フランス語で博士号を持つ秀才。過去の男性からは、家庭に入ることを望まれて結婚へのあこがれはすっかりなくなっている。しかし、世話好きの母からお見合いを迫らることから、妹の結婚式に婚約者のふりをしてくれる役者を雇うことにした。ところが、二人とも互いに一目ぼれしてしまって!?という話でした。エリスは、親友たちよりも劣っていると思っているけれど、絵が素敵なのでとても素敵な女子に見えました。先生の描く女子も特に男子がカッコよくて、そして主...続きを読む