もりーゆさんのレビュー一覧
レビュアー
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彼女は手紙を送っただけ
他には何もしていない
復讐したのは周りの人達
彼女はそれすら知らない。
復讐される側は、確かに責められる理由はあるが
例えるなら「それぞれが『苦しむが致死量にならない量の毒を盛った』ら即死させてしまった」ような
結果相応だが、行動相応を超えるような破滅を迎える。
そのバランスの悪さが、良いのか悪いのかは読み手の好みによるところだろう。 -
笑えてテンポよく読み易い
断罪令嬢巻き戻しもの。
異世界側の悪役令嬢はやたらと現代社会の知識や記憶が溢れ出て来ますが
転生じゃなくて、互いの並行世界を俯瞰して見ている感じ。
異世界側だけじゃなく現代世界側の話もどう進展して行くか気になるところ。
しかしファラーラの精神年齢って幾つ?
蝶子は成人済みで、断罪された記憶は17歳で、今を生きるファラーラは12歳で、、、
現代世界の記憶も沢山あるようで居ながら結構浅慮短絡なところも多く、結構子どもっぽい。
本作ヒロインであるファラーラの性格は決して良いものではない(が悪辣でもない)ところが読んでいて楽だし
文章がテンポよくとても読み易い。
コミカライズも愉快で読了済み。
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舐めてた。すげえ面白いw
正直「よくある悪役令嬢もの」と舐めてました。
むっちゃ面白いw
巻き戻しもの、転生風味(転生じゃない)
我儘な性格は矯正されたけど
中身が全く変わったわけじゃなく
根性もそこそこいい感じに傲慢さを残して
断罪エンドの回避軽減し、楽しい悠々自適な生活を目指す物語+α
5巻まで読んだが、出てくるキャラそれぞれに個性があり、それでいて、そんなサブキャラ達に喰われないファラーラの存在感。 -
ローザ脳内大爆走中
原作ノベル読了済みですが
コミックで更に更に更に笑わせてもらってます。
ローザの相変わらず腐ォース全開
脳内と周囲認識のズレっぷり
その世界にあるはずの無い現代語彙の大胆なこじ付けっぷり
笑いどころしかないw
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悪役令嬢らしく聖女を演ずる
婚約破棄悪役令嬢転生もの
とテンプレ要素てんこ盛りですが
本作ヒロインは転生者じゃなく、悪役令嬢本来の人格。
切り口を変えて、ヒールらしさを大きく損なわず、人々を救うのも苛烈な復讐を完遂する手段と割り切った復讐劇。
異世界転生(というか憑依)された悪役令嬢。
しかしその転生者は、自分(悪役令嬢)の幸せのために、皆の不幸を防がんがために努力してくれた。
それは悪役令嬢に愛と幸せの感情を与えてくれた。
しかし婚約破棄断罪劇で転生者は絶望から心を閉ざし、入れ替わりに悪役令嬢は自分の身体を取り戻す。
悪役令嬢は、自分の幸せを願ってくれた転生者を裏切った者たちへの復讐を決意する。
このヒロインは決し...続きを読む -
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数ページ目の大技にやられた
転生もの、悪役令嬢もの、その周囲のサブキャラものも
数多あるので、何かしら似たものがあるのは避けられないが
画風まで駆使してコメディしてくるこの作品
試し読みの数ページで思わず吹いてしまって
これは買わねばと。
〇〇〇〇の如何にも悪辣な顔とかも、なかなかいい感じである。
読んで数ページ目で、いきなりガッツリ画力のパイルドライバー、、、、
目を疑ったわよ。 -
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実イケものだが未だ誰も知らない
「忌み嫌われる容姿だが実はイケメン」ものだが
ありがちな「実はハイスペイケメンなのを見せつけて周りを見返す」展開は
1巻を終えても未だ現れず
未だ(人間は)誰もイケメンである事を知らない。
本人は自身の名も容姿も忘れてスライム状で
ヒロインすらその真の姿を知らない。
安易な「ハイスペイケメンバンザイサクセスストーリー」じゃなくて
ヒロインの意地と反骨と人情のストーリー展開なのはなかなか面白い。
まあヒロインが現れるまで、「数百年も(神殿の片隅とはいえ)神と呼ばれていた存在」を、誰一人まともに仕えようとはしなかったのは
神殿の腐敗はまだしも、この世界の「聖女たち」の人格が酷すぎる気もするが。 -
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逆転というか逆襲
ヒロインは婚約破棄された令嬢の侍女。
いわゆる不遇令嬢もの、婚約破棄もの、のよくあるザマァ展開とは違い
そもそも何があったのか?を探る部分がメインのミステリー風。
本筋以外にもメタ視点での謎が引っ掛かりつつ
(序盤の婚約破棄までの流れは少々退屈だが)
面白く読める。
ささやかな叙述トラップが仕込んである。
ヒロイン、ヒーローが些か万能Tueeeeのチートだが
鼻に付くほどじゃなく
ストーリーを壊さない程度に良いバランス。 -
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イチャイチャ楽しい
視点は、見合い連敗中の、熊と渾名される武骨な王子。
他国の王太子から婚約破棄された令嬢を慮って声を上げ、そのどさくさでの母である王妃の思いつきで自分の婚約者に迎えることに。
王子の令嬢にベタ惚れの様子、二人のイチャイチャ、令嬢の知識での活躍、その令嬢を危機から守る王子といった話が中心で進みます。
ストレスは少な目。
令嬢の可愛らしさが萌えどころ(立派に成人した女性なんだけどね)。
交際経験値0の王子が令嬢の魅力にあたふたするシーンが笑いどころ。
一応の区切りはついているものの
不穏な引きを残したままで終わっています。
最初に婚約破棄をした王太子が愚物なのは -
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オイゲンよりスタリオンが面白い
主人公オイゲンの「不遇だった天才が才能チート級でモテモテ」はちょっとお腹いっぱいになってきた感じだが
主人公を追い出した側のスタリオンの「ハリボテエリートの綱渡り」が面白くなってきた。
当然、破綻破滅エンドだろうが、あっさり終わらない。何をどう足掻いて、切り抜け、延命し、最後の破綻を彩るか?が興味津々である。 -
収まるところに収まった
出番が遅過ぎたルイード辛いよ。
最初は苦虫潰したような顔してたはずのイクスとハッピーエンドとか自分はモヤっとするよ。
悲しくて泣けてくるよ。
でもここでルイードと結ばれるものなんか違うし。
2人の鞘当ては、リディアが悪い。
リディアが悪女だよ。
爆発しろって思うよ。
しかし、、、、伯爵家令息とは言え、次男で社会的地位としては一騎士に過ぎないイクスは
国家的VIPと結婚するとなると立場が、、、、、
その辺りの苦労を思うと少しニンマリしてしまう。
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いい根性している
なかなかいい根性している
父親との応酬といい、侍女とのやり取りといい、大概酷いギャグ漫画にしか見えないし
婚約者は大概の○○野郎だし、多分兄(?)も○○野郎だし
間違ってもハッピーエンドのパートナーになりそうにない男しか(まだ)出てきてないし
長えよフラストレーション期間がw
スカッとする準備段階にしか見えないから
スカッとするために買うわ -
ある意味お約束の学園編
アラサーに学生服とか辛いw
まあ騎士団の制服みたいなもんだから幾らかマシだが。
しかしながら、アンジェリカの方が主人公ムーブしている感じなのは相変わらず。
(いやちゃんとリックは主人公してますが)
新章で出番が切れたかと思いきや、しっかりしっかり再登場。
まあ見かけ上、男しかいないままじゃ華がないからってのもあるでしょうが
扱いがメインヒロインだから人気なのか、人気だからメインヒロイン抜擢なのか、、、
ガリ勉、不良、美形優等生と定番要素を揃えたサブキャラ新登場ですが
まあ、アンジェリカへの反応とか見ると、ほぼ確実に美形優等生は○○だよね?(原作どうか知らんけど) -
なんかちょっと違わね?w
オッさん主人公で、確かに
無茶苦茶自信無い、オッさん強え、のテンプレっぽいんだが
なんかちょっとだけ違うw
強さを自覚するのはそう遅くないけど
その強さに辿り着くまでの過程(僅かずつ語られる過去エピ)とか、目指す夢とか
なかなかに面白い