あらすじ
父の命で没落しかけのバークレア伯爵に嫁いだローザ。彼女は、自分に見合う男になろうともがく夫エイドリアンを可愛らしく思うものの、その気持ちがなんなのか分からないでいた。そんな中、ひょんなことから国王に目を付けられたローザは、側室に召し上げられることに。父であり、冤罪で追放された元王太子のドルシア子爵は、それを利用して国王に近づき、正当な跡継ぎたるローザに王冠を贈るべく本格的に動き出す。一方エイドリアンは、いずれ来るローザとの別れを受け入れる心の準備をしながら、すれ違いこじれっぱなしの親子の仲をどうにか修復しようと奔走中。王座を取り戻した時、二人の離縁も成立し―― ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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匿名
決着と後日譚で概ねハッピー
一気に子爵が動き出し国王転覆。
親子関係も修復されてハッピーエンド。
エイドリアンがヒロインの想い人でありながら
どう見てもヒーローは父親の方なんだよね。
その父親も、ハッピーエンドなのは良いが
父親の存在感が大きすぎて
父親の方が主人公に見える。
終わりよければ
冤罪で死刑になったと思われた、王太子が生きていて、王座を取り戻す。そのために、娘ローズを鍛え、教え育てた。死なせないように。でも、その愛情が伝わったのは娘婿のエイドリアンの天然な質問の、行動のおかげ。人には伝えたくてもその方法がわからないことがある。それがどれほどの歪みを生むのか、時が経たなければ分からない。エイドリアンの、自分では気がつかないやらかしにより、親子は互いへの正直な感情に気がつき理解していく。努力は結果を裏切らない。人を愛し、気遣う心は気が付かずにはいられない。その結果の大団円❣️終わり良ければ全て良し👍
読んでて楽しかった🎵
確かにパパが主人公のように思えてしまうけど、エイドリアンもスッゴク大事な役割果たしていたし、エイドリアンのおかげでパパ(仮面卿)も色々取り戻せたんだから大活躍だよ🎵
夫婦もラブラブ、父娘もラブラブ、回りにラブラブが広がって素敵にハッピーエンドでした。
結局は
みんなローズが大好きで、そのために動いていた、それが大きいですね。素敵な薔薇が赤と白。これからもっと差的な花園になっていくでしょうね。