黒衣(KUROGO)さんのレビュー一覧
レビュアー
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虹の麓にある宝物
近くて遠い関係――そんな二人の恋が急展開を迎える第五巻。冒頭からセイント・テールに対する複雑な感情を読んだリナちゃんが強硬策に打って出る
「二人の小夜曲(セレナーデ)」
→偽の予告状と白鳥の回。偽物を語る相手は数知れど、これは流石に犯罪そのものでは(汗)
追う追われる以外に芽生えた二人の関係も流石の聖良ちゃんも気付いてしまう辺り、もう隠し通せてない
後編ではまさかの共闘とは……意外と話を覚えていないものだな(大汗)
逃げる(バレたくない)捕まえる(正体を明かしてやる)者同士の関係、その先にあるのはどんな関係なんだろうか
「海に帰った真珠」
→水族館での初デート回?(た -
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近くて遠い
「怪盗セイント・テール」の正体が「羽丘芽美」と思い始める飛鳥Jr。そして悩める子羊に答えようとするセイント・テールこと羽丘芽美
二人の微妙な関係と周囲の人々も絡む第四巻目
「クリスマス・コメット」
→彗星とクリスマスの一時。彗星を盗み出す方法なんて中々洒落てるが……これどちらにも同情出来るのがなあ
飛鳥Jrの大事なものの答えも面白い。こういう一本気のある男性キャラは嫌いではない
「スノー・ドロップの魔法」
→偽の予告状騒ぎと白雪姫探し。近くて遠い関係。真実を知れば嫌われると思い込み始める芽美ちゃんの心境が切なくなってくる
「秘密のバレンタイン」
→「緑も深き」が流れ -
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鏡に映し出される真実
意外にも衝撃的な終わり方をした第二巻目。そこからの三巻目となってます
「飛鳥Jrの一番長い日」
→賭けに翻弄される芽美ちゃんことセイント・テール。その賭けは意外な結末を迎える事になったのだが……
この後の一連の流れが非常にエモい。これ間接的な告白と見てもよろしいのですねw。後、36Pが個人的にお気に入り
「ダイヤと夜空とハリネズミ」
→ハリネズミのルビィ初登場回。その初登場回で結構重要ポジにいます(大汗)
一方のセイントテールにも心境の変化が。これもう盗まれつつあるかw。
「パートナーチェンジ」
→新聞部の佐渡初登場回。まさか最初は乙女の敵だとは(笑)乙女の敵に乗り -
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怪盗少女を追う者たち
ある意味、一巻目で完結してもいいと感じるほどに傑作だったセイントテール。その続巻となる第二巻目です
何て言うか、自分の中では二期っぽい雰囲気あるんだよなあ(笑)
「セイント・テールの初デート」
→20Pのやり取りのじれったさが面白い。何だかんだ言って芽美ちゃん意識してるじゃないか(笑)今回のターゲットは人形なのだが
その行き違いも一つのコンセプト。そこからの駆け引きの応酬も悪くない、「木を隠すなら森の中」とはよく考えたが、この森の中から本物を見抜いた飛鳥Jrもやるじゃないかw。これは確かにときめくな。しかし、娘も娘なら両親も両親か
「チェリー・ブラッサム」
→今回は見事にセ -
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ミックスナッツ
袋に詰められたナッツのような世間でのお話。最近アニメ化された際に拝見したが、まさに「アーモンド」や「カシューナッツ」「クルミ」など様々なナッツ類を混ぜ合わせた嗜好品のように「スパイ物(のシリアスさ)」や「コメディ要素」「ヒューマンストーリー」が物語に詰められて楽しめる一冊となっている
互い互いが正体を隠して『一つの家族』として任務を遂行する本筋が面白い。仮初めの関係でありながら、娘(設定)のアーニャが鎹としてロイド、ヨルの両者の危うい関係を取り持ってるのも興味深い
ロイドは『任務』のために
ヨルは『仕事』のために
アーニャは『居場所』のために
仮初めから始まった疑似家族が -
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俺たちの戦いはこ(ry
かつて2015年にアニメ化され、そのまま成家氏のコミカライズで始まった「アブソリュート・デュオ」
その最終巻のレビューですが……まあ、この作品が好きで紙媒体で原作も漫画版も買った自分として、この四巻目の薄さは一体……。
しかし最後まで成家氏が一応の完結まで描いたので、今更ながら成家氏、いや、成家さん本当にお疲れ様でした
自分としては肉感溢れたみやびが見られたので非常に満足でした。欲を言えばもっと見たかったんですが
(さて、ここから本当に忌憚のない意見となってますので、ネタバレを避けたい人は注意して下さい)
えーと、まず前巻で急な終わり方を迎 -
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享けるは北方の試練の地
・赤髪の白雪姫 ~本編
一難去って以降は特に大きな波乱もない8巻。タンバルンの使者から宿屋での一幕だったり、オビの過去話とか
下地が出来てるからこそ、白雪の過去のなさがやや目立ってくる(例えばタンバルンに残してきた知り合いや友人についての話が皆無とか)
それと今更ツッコむのも非常に無粋だが、ゼンの立場を考えれば見合い話の一つがないのも気になる
王子妃の立場を狙う令嬢などごまんといるだろうに(要するに白雪にとってのライバルが皆無)。北方の地まで行けば尚更
少女漫画してた全巻から、方向転換しつつある8巻だが……果たして -
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微笑みの温度、大切な場所
・赤髪の白雪姫 ~本編
白雪を傷つけた「海の鉤爪」に制裁を与える7巻。女頭とばっちりのまま、フェードアウト
全巻で見せつけた余裕綽々は一体何だったのか。
父親である武風のエピソードは中々勿体ない。これうまく白雪の話に組めばバックボーンとして成立するだろうに
一方の白雪はゼンやオビとイベント発生しているし、これもうどちらが本命か分からねえな
その一方でラジの覚醒は中々、これも今後うまく組み込めばゼンのライバルになれただけに非常に残念
しかし疑問が。結局「山の獅子」に関する扱いが有耶無耶に終わってるのは納得がいかない
まあ、白雪の身内&白雪奪取に尽力があったからこそ、処遇 -
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覚悟の波
・赤髪の白雪姫 ~本編
タンバルンでロナ(ラジの妹君)に「もしかして、白雪とお付きの人出来てるんじゃね?」と思われたりしているが
この作者は誰と誰を本命にさせたいのかつくづく分からんな(汗)と思いつつ始まる6巻
48Pに「私が妃に望む娘です」と爆弾発言を話すゼンだが、それ白雪の前で言えばよかったのでは、と思うのだが
しかし、一方で結構呑気していた白雪とオビたちだったが、とうとう夜会で事件が発生する
「海の鉤爪」という組織名を出すなど、もう一つの組織を考えれば……ねえ
どう見ても使い捨ての悪党です。本当に -
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出会う…初めての色
(別の巻数と間違えていたので、書き直し)
・赤髪の白雪姫
この第四巻でいよいよ物語は一つの区切りを迎えていく……のだが、一つ気になる事が
白雪はゼンの何処に惹かれてたのかが、やや唐突な気がしてならない
確かに13話はそれに値するが、それまで白雪は恋心を抱かなかったのだろうか?
(逆にゼンは出会った時のやり取りから、白雪に対して好意を周囲の者にも筒抜けとなっている)
そこが非常に気になるが、正直赤髪の白雪姫のピークはここまでだと個人的には思う
LaLa DX的には売上的に響くも、ここで物語を綺麗に終わらせた方が今後の展開を思うに良かったのかも知れない
そう思える巻 -
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この道は予感の結晶
・赤髪の白雪姫
宮廷薬剤師に合格、お仕事初めからイザナ殿下登場まで。ゼンの王族故の苦しみからラクスド砦での騒動
殿下帰還からの一悶着と目まぐるしい展開が続いていくが、最初の殿下はもう少し切れ者感があった(過去形)
ここで悔し涙を見せる白雪が、どうして数巻後にああなったのか……。
・僕らをつないで
幼馴染トリオの一人があの世から残りの二人を見守るためにやってきた物語
仲がいい故の居心地の良さ、そして当たり前だった存在、近しい故に見えそうで見えなかった想い
失ってから気付く事など、まさに「過ぎ去りし思い出」という奴か
それにしても、有澤と雨咲の関係がどことなくゼンとオビ -
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出会い…色づく運命
・赤髪の白雪姫
かつてアニメ化もされた王宮ファンタジー、その第一巻だが……数巻後でのgdgdっぷりを見るに
もう少し1巻で尺を伸ばしても良さそうだったと思える(第一話の段階で既に数巻使っても良い規模だし)
テンポこそ良いが、これでは白雪が暮らしていたタンバルン王国の事もほぼ不明瞭なままであるし
後々描かれる白雪のバックボーンにも繋がらない(アニメ版はうまく補足していたようだが、それでも足らない)
ゼン一行(もといミツヒデと木々)も、まさか数巻後でああゆう事になるし
・八月の四季彩
葉月と佑人たちとのひと夏の物語。正直こっちの方が恋愛も青春もしている
灰色の世界に”彩 -
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エロビアの泉
「人間は無用な知識が増える事で快感を感じる事が出来る唯一の動物である」
かの有名なSF作家のアイザック・アシモフはこう語っていた
で本作は性知識が豊富で好奇心旺盛な高床式さんが恋人の根住くん相手にエッチな雑学を披露するラブコメとなっています
ナイスバディな高床式さんが様々なアピールを行いつつ、イチャ付くという実にシンプルな内容で、それ以上でもそれ以下でもない
当初こそは高床式さんがヤベー奴だと思っていたが、回を増す毎に根住くんのヤバさも段々と判明していくところも笑える
ここまで相思相愛なカップルは多分他にいない。他の方も言われてますが、作者 -
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大人の遊び
値段がお手頃だったので、購入。内容は幼馴染である年上+眼鏡っ娘な巨乳ちゃんと主人公が
官能小説に書かれているシチュを再現しようとするラブコメ
危機管理が出来てないゆき姉ちゃんが色んな意味でヤバいです(笑)
主人公も流される形でアレコレしてしまうが……これまともなストッパーがおるんかな(大汗)
色々と心配になってくる終わり方ですが、次巻は果たして?
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好一対のダーリン
前巻のラッキースケベ以降から急に様子が可笑しくなった旭お嬢様、それを心配する夕くんの関係が変わる続巻こと完結巻
そもそも何故、旭お嬢様が”男性恐怖症(と思い込んだ事)”になったのかの経緯も
旭お嬢様の持つ分不相応の怪力は後に作者が連載していた負の業(すなわち不幸)を背負う女子高生たちの話にも通ずる
つまりあの五人らと旭お嬢様の共通点は(失礼を承知であるが)一種のマイノリティを抱えてるともいえる
使用人の黎明が必要以上に外部の人間を敵視してるのも、旭お嬢様の不幸にも影響してるのかも知れない
それを解消する方法は――実に意外なところにあった。というか前巻で伏線貼っていたわけだが
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帰ってきた天才料理少年マオ
かつて料理漫画に一大旋風を起こしたあの料理漫画が帰ってくる――裏料理界との壮絶な戦いを終えたマオの新しい戦いが始まる
第一話『記憶の架け橋』
→久々のマオとシロウ男二人旅。重慶港でのエピソード
思い出の担々麺の再現は旧中華一番のおこげ料理を思い出す
と、船引きがどう見てもボディビルダーやん
第二話『剣門関の試練』
→マオ一行、料理人だと認めてもらうために料理を作る
確かにあのガタイと面では料理人とは思えんわな(笑)
ここでマオも師匠らしい姿を見せるのもいい
第三話『知恵と足と運と……』
→シロウ奮闘する。『真』まで中々真価を見せる事がなかったシロウの「持 -
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