黒衣(KUROGO)さんのレビュー一覧
レビュアー
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誰かのためにする事、したい事
鈍感すぎる牧師と恋する聖女様の無自覚イチャラブコメディの第三弾
妙な部分で鋭い癖に、妙な部分で相変わらず鈍感なローレンスと、やや不憫なセシリアとの絡みは変わらず(笑)
アニメ版で端折られてたが、ヘーゼリッタが怖い話苦手だったのは意外。これドラマCDでいいから聞きたいなあw。
その後のやり取りも良し、アベルとヘーゼリッタの夫婦漫才みたいなやり取りも良き良き
湖でのやり取りも普通に当たり前なんだよな。人に得手不得手あるのは当たり前だし、出来ない部分があるから
お互いに支え合う、頼ったりする、のは自然なんだし。こういう事を言えるのがセシリアの育まれた環境だったのかも知れないな
女の子だけの夜会も -
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聖女様は二度泣く
無自覚にイチャラブしている系ラブコメの第二弾。前のレビューでも書いたけど、アニメ版で端折られる部分が多いのがびっくり
そう考えるとアニメ版は良くも悪くもコンパクトにまとめたのだな、と(逆に一部、追加してる箇所もあるけど)
内容は変わらず振り向いて欲しいセシリアと鈍感なローレンスのほのぼのとした日常で良き良き
しかし、この聖女様チョロすぎないか(笑)あ、それとアベルもいるけど
そして話の後半はそんなアベルを尋ねにきた人物が波乱を起こす……かな、と
下手にシリアスにせずに、すっと日常に戻る流れも良し。求めてる話のジャンルをきちんと書いてるのは心強い
そういう意味で安心して見れる
ちなみに赤い -
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意外と侮れないクレしん的SF
時間犯罪者と闘う展開はドラえもん映画でもあるが、この相手の底の見え無さは異常。飄々とした性格と緩い口調だが、明確な最終目的や事件や騒動を起こした理由は語られておらず、不明確な目的故に不気味かつ奇妙過ぎる
・戦国時代にタイムスリップして当時の春日部を乗っ取り、春日家を滅ぼす
・さらに自身の行動を察知したリング(実はある人物の末裔)を時空間で襲撃し、シロの犬小屋の地下に追いやる
・「血祭り君1号」を使ってタイムスーツの力で変身し、真の姿に変わったしんのすけとの戦いを楽しむ
・戦国時代では死なずに現代まで逃げ延び、歴史を改竄して江戸時代と現代の文化がごちゃ混ぜになった異様な世界に改変。日 -
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現代の寓話
おとぎ話はしばしば世間の流行や噂話など、人の心を映し出す鏡とも称される。なら、これは作者の考える一つの寓話ではないか
そう考えると中々面白い。まあ、正義も悪も味方次第なのは『裏町裏通り名画館』で履修済みだが
とかく興味はひかれたがな -
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不思議の国の
女子高生たちのゆるい異文化交流を優しいタッチで描いた4コマ作品。13年と15年に二度もアニメ化されたり、16年の11月に劇場版アニメが公開され、21年には完結編となる劇場版が公開されたまんがタイムきららMAXの看板作
内容は前述した通り、女子高生たちの緩い異文化コミュニケーションを描いた作品だが中々面白い
こちらとごちうさがきらら作品でも初心者向けかな?。のんびり読むのに最適
ちなみに初期設定というか構想ではイギリスではなくファンタジー世界から留学生がやってくる、もしくは忍が男の子だったりした事もあるらしい(しかもアリスが女の子と間違えるような容姿)そうなったらこれ、R15作品に -
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ネタバレ 購入済み異世界のホームドラマ
原作が無事完結して数年経つが、異世界モノで好きな作品の一つ。主人公の青年デイルが次第にラティナにメロメロにされる過程が面白い
二巻で明らかになる事実を知れば確かに溺愛するのもある種止む無しか
異世界系の作品は転移や転生が多く、それらの殆どは現地人を相手に無双したり、パワーバランスを壊すような外来種的な侵略行為が多いが現地人しかいない作品だからこそ、デイルの強さや非情さが伝わるのも納得。昨日まで平穏に暮らしてきた奴らがエグイ事なんて出来ねえだろ、と
この巻と次巻で伏線を張り、それが3巻辺りから回収されていく事を含めても設定云々も練られてていい
これくらいにアニメもキチンと作って欲 -
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不幸なだけじゃない和泉くん
ついこの間アニメ化もされた春アニメ。その原作漫画ですが、初っ端から名言が飛んでくるとは
これラブコメの体で終わってるけど、和泉母にとっては息子の歩んだ半生を全肯定してくれたら本当涙流してもいいと思うんよ
更にそんなところ(痛みを知るからこそ、自分を憐れむ事もなく、相手の心配をする)に惹かれたって自信を持って言ってくれるとかさ
11P目は隠れた名シーンと思うし、その後に式守さんを見送る和泉の姿もいい
数年前は子供だった彼もいつのまにか好きな女の子がいる大人になってるんだな、って
過大評価っぽい文章だが、この誕生日回(17話)はそう思えた(ちなみに女性から男性へおでこにキスするという -
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珈琲の隠し味は苦い
一巻目の後に不穏な空気が漂っていたが、やはりこう来るか
ただ平という奴がそこまで悪人には見えないんだがな(やってる事はアレだが青山氏の信者でもある以上は)
一巻目も結構ドロドロとした社会の闇を描いていたが、二巻目はさらにエグイ話もちらほら
限界女子を書いた「七杯目」と「九杯目」、中身を見抜けずに拍ばかり求める「十杯目」
中でも意外だったのは「八杯目」のエピソード、傍観者でいると気付かなかったが故の展開に驚いた
衝撃的な終わり方をした二巻目だが、これ三巻目でどうオチをつけるんだろうか?
ドラマ版で青山、垣根、平の -
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一杯の”コーヒー”
他の方々と同じく気になって購入。内容は一話完結のオムニバスだが、触れ込みにある『「こういうこと、周りにあるよね」という
”あるあるな悩み”を可愛らしく、ポップに描いて~』
るんでしょうか、これ(汗)どう見ても結構社会の闇を描いてる部分が比較的多め
様々な事情を持った婦女子たちの悩みはどれも深く、軽い絵柄だからこそ救われてるがその実は重い
それを時に関わったり、また知らず知らずのうちに解決していく流れは何処か天野こずえ作品のような感じである
「だめになった珈琲」の終盤で青山氏のとんでもない事実が判明して -
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明日へと駆け出してゆこう
本編は第六巻で堂々のフィナーレを送ってるが、これはその番外編も含めたとある”その後”などのお話
「セイント・テール誕生!」
→聖なる尻尾の誕生秘話。と同時に聖良ちゃんや飛鳥Jrなど接点も何気にあったのか(笑)しかし、よくよく考えればこのお父さんが色んな意味で重要な立場してるよな(怪盗ルシファーを引退させ、怪盗セイント・テールのマジックにも影響している)
というか、セイント・テールの名付け親兼黒幕はやっぱり聖良ちゃんだったか……。
「クリスマスの贈り物」
→怪盗セイント・テールのアフターストーリーズ。年末を迎えたとある日の出来事。今までの憑き物が落ちたように彼氏の言動に
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純心
怪盗セイント・テールとそれを追う探偵見習の少年飛鳥Jr。その二人を巡る物語の決着――その第六巻
「パンドラの少女」
→終わりの始まりの回。お互いの恋慕に気付いた初々しい二人が堪らん(断言)「なんにも、いらない……っ」と答える芽美ちゃんのいじらしさよ。恋を自覚して何処か子供っぽさも抜けた飛鳥Jrが初期と比べて大人っぽくある。恋は人を成長させるか
一方で自分の恋と怪盗としての責務に板挟みにされる芽美ちゃんが辛くみえる。聖良ちゃんの指摘もある通り
最早彼女には怪盗が出来ない。本来はそういう性格ではない以上は
「鏡の中の真実」
→娘の苦しみは母の苦しみ。次なる手は、の回。そのネ
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