ブックライブの書店員おすすめレビュー

少年・青年マンガ のおすすめレビュー

  • ブックライブ書店員

    本編『賭ケグルイ』のスピンオフにあたる本作。本編主人公、 蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)と共にギャンブルで戦う、早乙女芽亜里(さおとめめあり)が主人公です。
    ギャンブルの強さによって身分が決まってしまう学校、百花王学園。
    特待生として転校してきた芽亜里は、早速学園の伝統であるギャンブル(イカサマ上等!)の洗礼を受けます。貧乏人とバカにされ、散々コケにされながらも、勝利に対して貪欲に突き進む芽亜里の不屈の精神がとにかく男前!小学校の同級生だったつづらからは「私の王子様」と慕われる程、したたかで芯の通った性格がとにかくかっこいいのです。
    本編の夢子が天才型(狂気型?)のギャンブラーなら、芽亜里は努力と根性のギャンブラー。イカサマを仕掛けた相手を騙し返す際の煽り顔が痛快です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    肉体と頭脳を駆使するスポーツ格闘鬼ごっこ!
    カバディ、カバディ、カバディ、カバディ、、、と連呼するだけのイメージしかなかったカバディが実はスゲー熱い!!
    と偏見がひっくり返るほどの衝撃を受けた。
    狩りが源流とされるカバディは「団体による守備」と「個人による攻撃」の鬼ごっこにも似たスポーツ。鍛え上げられた肉体を駆使することはもちろん、複数人での追い込みにも似た守備と、それに対抗する個人による裏をかく攻撃と頭脳戦もハンパない。
    登場人物の多くはカバディ初心者で個々人の特徴を活かした成長とともに、カバディへの理解が深まり、カバディにハマる!
    読むとカバディがしたくなること間違いなし!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「わたしには特別って気持ちがわからないんです」
    人を好きになること、特別に思うこと、恋愛感情が分からない主人公の侑は、生徒会所属の先輩の七海の告白現場に出くわしてしまう。自分と同じような感情を持っているのではと考えた侑は七海に親近感を覚えるが…。
    特別に思うことが分からない侑と片思いしかわからない七海の、絡まりそうですれ違ってしまいそうな関係がもどかしく、今後どう二人の感情が変化していくのかが気になります。
    感情の変化や表情のひとつひとつが繊細な描写が綺麗で、百合漫画と分類されるであろう作品ですが、百合に触れたことない方にも読みやすい作品だと思います。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    小さな小さな妖精と各時代、各世界を懸命に生きる人たちとの交流を描いたハートフルストーリー。
    …に見せかけて、全て横どころかゴミ箱に捨て去ったエロ・グロ満載のブラックユーモラス!
    神様の命を受けた自称・妖精コンビの「三下の働きバチ」が、ある時は18世紀のヨーロッパで、またある時は未来の宇宙空間で、好き勝手に暴れまわる!

    作られた人形に心は宿るのか…。
    AIを使った兵器の行方…。
    勇者の伝説とその結末…。
    記憶を失った少女のその後…。

    どの話もとんでもない結末を迎えます!陳腐なハッピーエンドに興味はないあなた!ぜひその目で見届けてください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    峰浪りょう先生の『初恋ゾンビ』!
    前作の『ヒメゴト~十九歳の制服~』とは打って変わって、
    さっぱりとしたラブコメマンガとなっています!

    このマンガの最大の魅力といったらなんていってもヒロインのイヴちゃん!
    イヴちゃんは主人公タロウ君の願望や欲望、理想を妄想女の子なのですが、いつも天真爛漫でとてもかわいいです!また、すごく健気で、タロウ君の望むことならなんでもしてあげたいって思っちゃうくらいいい子なんです!
    自分の頭上にもし、、こんなにかわいい子がいつもふわふわ浮いていたらと考えるともう天手古舞です!
    タロウ君とイヴちゃんは今後どうなっていってしまうのか...目が離せません!

    気になった方は是非読んでみてください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    あなたの傍の“ヒロシ”は人ではないかもしれない!?
    今作の主人公?である餃子屋のアルバイト“ヒロシ”は、とある国の人型要塞。。。。
    “ヒロシ”の中に暮らす国民は地球で安全に過ごすため、国家の存亡をかけて“ヒロシ”を人として不都合なく暮らしきらせる。地球人との会話、餃子を包む作業、居酒屋での飲食など多数の国家戦略が繰り広げられ、国民と“ヒロシ”は数々の逆境を跳ねのけていく!
    普段の生活の難しさを“ヒロシ”と国民を通じて感じながらも、しょうもなさが心地よく、クスっと笑える今作。
    肩肘張って疲れた体には、ちょうど良いので是非に読んでもらいたい。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    WEB上で話題になり、単行本化した作品です。
    一話完結の物語で毎回新しいスピーカーが、ティーンズの頃に体験した「やれたかも」を語り、それを審査員が「やれた」or「やれたとはいえない」で判断します。
    飲み屋でのY談みたいな感じにニヤニヤできる作品ですが、「やれたかも」の思い出を淡々と語る様はまるで上質なドキュメンタリー番組のようで、そのギャップが更に笑いを誘います。何とも言えない後悔と哀愁を漂わせるスピーカーの語り方に、どの話も「わかる~~~~!!!!」と共感しまくりです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    グルメ in 戦国時代!
    現代の西洋料理シェフがタイムスリップ、激動の時代を駆け抜けます!
    様々な英傑が群雄割拠する世界に放り出され、あまつさえ「あの」織田信長の料理番に。「危なそうだなぁ」とか「無理難題ありそうだなぁ」といったイメージが湧くかもしれませんが……はい、その通りでございます。
    しかしそんな環境だからこそ面白い! 調味料や食材が限られている中、創意工夫して料理を完成させていくのは見ていて感心したり驚かされたりお腹が減ったり。(オレンジがないならミカンを使えばいいじゃない)
    主人公と周囲の人々との人間模様も魅力ですね。何せ時は戦国時代、現代とはギャップのある考え方や苛烈な生き様、水面下の駆け引きなどシリアスな展開にもグイグイ引き込まれます!(ふぅ、それにしても信長格好良い……)

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    怪奇マンガの巨匠・高橋葉介先生や、三家本礼先生も大絶賛の正統派ホラーマンガです!
    このマンガの第一の魅力はなんといっても、少しレトロでノスタルジックな絵柄!!ホラーなのに読んでいると少し切ない気持ちになってしまうような、今までのホラーマンガにはない雰囲気を醸し出しています!
    また、そんな絵柄で表現される猟奇的な展開は、手に汗握り読み応えがとてもあります!
    さらに、主人公と幼なじみ「早川涼子」をはじめとした美少女たちの得も言われぬ関係性も魅力の一つです!彼らの関係性の変化には、目が離せません!

    ストーリーは怖いのですが、キャラクターには愛嬌があるので、ホラーマンガがあまり得意ではない方にもおすすめです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    まさか、『タッチ』の続編が出るとは思っていませんでした…
    正確には、タッチで主人公だった上杉達也を中心とした続編ではなく、タッチから26年後の明青学園野球部を舞台として、立花兄弟という新しいキャラクターを中心にストーリーが進んでいきます。
    あだち充ワールド全開で、ラブコメと熱い野球ドラマが展開され、作品の所々にタッチで活躍したあのキャラクター達も登場。あだち充先生の人気野球マンガ、『H2』や『クロスゲーム』が好きだった方にも、是非読んで頂きたい作品です!MIXで描かれるタッチとの共通点を探しながら、タッチを読み返すのもオススメですよ。
    物語は中学生編から始まり、最新巻では高校生編が描かれています。立花兄弟たちは甲子園に出場できるのか、恋愛模様はどう変化していくのか…。今後のMIXの展開から目が離せません!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    グルメ in ダンジョン!
    チキンが無いならバジリスクを食べればいいじゃない。うん。……え!?
    数あるグルメ漫画の中でもかなり異色な本作。目的はダンジョン深部にいる仲間の救出……と真面目なハズなのですが、その道中が実にコミカルです。

    「早く助けに行かないと!」
    「でもお金なくて食料買えない!」
    「じゃあ魔物を食べて節約しよう!」
    「……( ゚д゚)!?」

    そんな流れで冒険開始。エルフやドワーフと共に剣や魔法で戦い、ダンジョン内の魔物を比喩ではなく文字通り「料理」しつつ進んで行きます。「ただ焼くだけ」などではなく「しっかり調理して美味しく食べる!」という姿勢がブレないのがまた楽しいですね。「食べてみよう!」「食べるの!?」みたいなボケと突っ込みがまた良い味出してて実に美味しい、まさにイチ押しの一品です!
    ダンジョンにグルメを求めるのは間違っているだろうか……ダンジョン飯、ああダンジョン飯。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    『うえきの法則』で有名な福地翼先生の最新作です。

    主人公サイケは、家の近くの「もぐら池」に飛び込み、水中で意識を失うと、”今日”をやり直す特殊能力を持っており、友人や人助けのために、サイケがタイムループを繰り返すという物語です。能力発動のトリガーが「自分の死」であるにも関わらず、他人のために躊躇いなく何度でも死んでは、”今日”を繰り返すサイケがめちゃくちゃかっこいいし、狂った自己犠牲精神にはゾクゾクします!
    さらに、登場キャラクターの持つ特殊能力がどれもユニーク!それらの能力を駆使して戦うシーンは、先の展開が予測できません。

    基本的に第1巻で話がまとまっているので、どの巻も読みやすいです!是非多くの人に読んでもらいたい作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    生活の基本的な要件である「衣食住」の一文字め、「衣服」。毎日ハダカで生活するワケにもいかないし、確かに必要なんだけど、かと言って万人が最優先事項にできるかと言えばそんなワケもなく、でもやっぱり「ダサい」と言われたら辛いし「イイね」と言われたら嬉しい…。そんな風に思っている男子にぜひ読んでもらいたいのが、主人公のサラリーマン男子を妹ちゃんが啓蒙する形で進むこのマンガです。コーディネイトそのものではなく、コーディネイトの理論をこれでもかとロジカルかつリアルに教えてくれるので、女子にも非常に参考になるのですが、男子はコレを読んで遠慮なくどんどんカッコよくなってほしい。オシャレはファッションヴィクティムだけのモノじゃないのです!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    社内のマンガ好きな書店員が口を揃えて面白いと噂しており、前から気になっていた「ファイアパンチ」。
    アメトーークのマンガ好き芸人の会で有吉弘行さんがおすすめしていたのを見て、背中を押されて読んでみました。
    第一話から、食糧不足の村人に食べさせるために、妹に自分の腕を切り落とさせるという衝撃の展開で、独特の世界観に一気に引き寄せられます。その後も次から次への衝撃的な展開が続き、作品独自の世界観にどんどん引き寄せられていきます。
    常に体が燃え続けていて、それでも死なない、死にたいけど死ねない、妹の分も生きなければならない、復讐もしなればならない、そんな生きざまは見ていて苦しく、こんなツラい境遇の主人公は、今まで見たことがありません。
    仕事や勉強がツラい人、生きることに悩んでいる人におすすめの作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「競技クイズ」の世界へようこそ!引っ込み思案な少年、越山識が出会ったのは「クイズ研究会」……!?
    ちょっとしたきっかけから早押しクイズを体験し、同級生・深見真理のパンチラ(!)を目撃し、クイズ研究会に入ることとなった主人公・越山識。初めて参加したクイズの大会で、大きな壁にぶつかることに!
    テレビ番組でのクイズなら、皆さん一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか?
    そんなクイズを趣味とし、日々早押しの腕を磨いているのがクイズ研究会の面々。何をしているのかなかなか想像のつかないクイズの世界を、分かりやすく、熱く描いたのがこの作品になっています。
    識がクイズプレイヤーとして成長していく過程もさることながら、それを支える部活の仲間たちや立ちふさがるライバル・御来屋たちの物語もとても魅力的です!
    クイズが好きな方、熱血ものが好きな方、知的イケメンな好きな方におススメの漫画になってます♪

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    生徒会の面々が繰り広げる学園コメディ。四コマ漫画なので忙しい社会人にも読みやすい。
    この作品の一番の売りは、起承転結の結部分のほとんどを下ネタで締めるところである。青少年は大人の階段を上る前にさらっと読むと、役立つ知識が得られるかもしれない。あるいは大学や社会人の飲み会などでたまに出てくるワードの予習にもなり、一石二鳥ではないだろうか。
    このレビューを見ているエレガンスな紳士淑女の方々、ぜひ一度読んでみてください。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    社交ダンスが、ここまで熱く面白いとは…。何とはなしにこのマンガを手に取り読み始めましたが、一気に全巻読み進めてしまいました。
    物語は、内気で目標もない中学生、富士田多々良(ふじた たたら)が社交ダンスと出会い、魅力的なキャラクター達と共に成長していく王道ストーリーです。一見華やかな世界と思いきや、実はめちゃくちゃ体育会系!スポーツや熱い展開のマンガが好きな方には、是非読んで頂きたい作品です。
    社交ダンス、という単語に先入観を持ち、この作品を読んでいない方は、とても損をしていると思います。第1巻、第2巻だけでも、手にとって読んでみてください。王道の展開に、きっとあなたも社交ダンスにはまってしまうはずです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    この世に星の数ほどある部活もののマンガが「自分を変える不可逆な体験との出会い」を描いているのだとしたら、なぜこれをテーマにした部活マンガがなかったのかと思う。女装部。主人公の密(ひそか)きゅんがひらひらと舞い落ちてきたスカートに触れた瞬間に受ける衝撃は、まさに「不可逆な体験」そのもののような啓示だ。そして、人をもっとも可愛いく見せるものは何か? それはきっとキラキラしたコーデでも魅力的な笑顔でもなくて、「より可愛いくありたい」というマインドや所作だと思う。だとすれば、本作に登場するような「可愛い女の子になりたい」と願うオトコノコたちにこそ、真の可愛さが宿っているのではないか。かわいいは、正義、付いていても。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    タイトルから「うどんのお話かな?」なんて思ったそこのあなた……全然違います!

    「妖怪が見える」という不思議な力をもった主人公、佐貫良平(さぬきりょうへい)。これが今日び珍しいほどのお人好しで、ある日突然現れた妖怪兄妹と同居を始めてしまいます。さてどうなることやら…。

    妖怪が登場するマンガ作品は数知れず。人と妖怪の軋轢を描いたり、すごい力を持った妖怪たちが戦ったり・・・。でも、今作ほど""心が暖かくなる""作品は今までなかったんじゃないでしょうか。1話読んで計らずも涙が出ました(書店員33歳男性)。

    著者の大山容さんが、優しく時に力強く描き出す人妖同居譚「さぬきらへん」、必読です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    剣道少年の武志と、そのご先祖様である本膳がコンビを組んで様々な料理に挑戦するこの作品。最大の魅力は、何と言っても美味しそうな料理の数々! 漫画なのでもちろん食べることはできないのですが、読んでるだけでどんな味なのか伝わってくるのは石原和樹先生の漫画力の賜物でしょう。
    5巻までには、ハンバーグとラーメンがメインで登場します。個人的に好きな料理ツートップなこともあって、こんな料理が実際にあったら食べてみたいな~、と思いながら一気読みしちゃいました。本当に美味しそうなので、騙されたと思って読んでみてください!
    また、武志と本膳のナイス相棒っぷりも見どころです。いつもは女の子好きな本膳に振り回されてばかりの武志ですが、いざ料理となると相性抜群のコンビネーションを発揮! 彼らがこの先、どんな料理に挑戦するのか、続刊が今から楽しみです。

    2022年07月20日