【感想・ネタバレ】螺旋のエンペロイダー Spin1.のレビュー

あらすじ

私は自分がそこまで凄い存在だとは思ってなかった。ほんのちょっと常人とは違う特殊な能力があるってだけで。仲間たち皆で競いあって才能を磨いていこうって。でも、あいつだけは違うのかも。控えめな癖に、妙に強気で頑固で根拠不明な奇妙な男子、才牙虚宇介だけは……。世界からすこしだけ逸脱した少年少女たちが集うNPスクール。統和機構の監視下のもと自らの置かれた危険な立場を知らずに無邪気な遊戯を続ける彼らに紛れ込む謎――エンペロイダー。それは虚空の王にして螺旋の支配者。世界の未来も過去も、希望も絶望も、勝利も敗北も、すべてを制覇するという存在が影を落とすとき、子供たちに迫るのは輝ける将来か、崩壊の足音か……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

統和機構によってNPスクールに集められた異能の少年少女たち、謎の存在エンペロイダーを追い始めた彼らを待ち受けるのものは。
ブギーポップシリーズと同一世界観での新シリーズ、最強さん、人間破壊兵器、〈おせっかい〉の奇蹟使い、百面相など馴染みのキャラも続々登場、新作として紹介されているが新規の人も楽しめるのだろうか。
枢機王の登場や、酸素は鏡に映らないでも登場したエンぺロイド金貨など作品間のリンクも健在、関連作品をフォローした方がより楽しめるかと。
名前で色々勘ぐってしまう才牙虚宇介、そして、たれ目のナイスガイ日高迅八郎の二人をメインに今後は進んでいくのかな、どのあたりの時系列なのかはまだ不明。
連載のペースだと1年に1冊ペースで進んでいきそうなので、気長に追っかけて行くことになるかな。イラストが連載時の緒方さんから変わってしまっているようだが、なかなかいい感じだった。

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2013年04月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

メザニーンやカーメンとかキャビネッセンスとかのあれ、実存のつかめない単語、今回はエンペロイダーですか。ってエンペロイド金貨!?まさかまたでてくるなんて。
そうなると健輔くんなんかも今後でてくるんでしょうかね?奇跡使い、枢機王なんて話もありーの色々な所からの収束を予感させ、今後が楽しみです。
あと、最初タイトルの螺旋という文字を見たとき考えたのはグレンラガンだったけど、どちらかといえばSBRのタスクact4だった。

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2014年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

統和機構、MPLS、エンペロイド金貨、奇蹟使い、枢機王…上遠野作品ではすでにおなじみのエッセンスですが、これらがNPスクールの新しいキャラクターたちと絡み合って、世界がどうなっていくのか、これからが楽しみ、というところ。ただ、「エンペロイダー」の導入が、「ビートのディシプリン」におけるカーメンとあんまり似てるんで、少しばかり興醒めもしました。
ともあれ、続巻に期待。

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2013年05月17日

シリーズ作品レビュー

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