【感想・ネタバレ】GIANT KILLING(56)のレビュー

『GIANT KILLING』は、東京の東のサッカークラブ、ETUが強豪クラブを相手に大番狂わせ(GIANT KILLING)を起こしていく物語です。
このマンガの魅力は、監督であり主人公である達海猛のプロデュース力とマネージメントスキル。と言いたいところですが、それだけではありません。
『GIANT KILLING』は様々な立場の人が描かれます。監督だけでなく、選手・コーチ・クラブの社長・広報・スカウト・スポンサー・スポーツ記者・サポーター・サポーターの家族。それら全員の注目が集まる場所が、サッカースタジアムであり、それら全員が同時に歓喜する瞬間が、ゴールが生まれる瞬間なのです。
「プロスポーツとしてのサッカー」の本質を捉えた数少ない、いや唯一といってもいいマンガかもしれません。
人々がサッカーに「熱狂」する理由が、きっとこの作品を読めば分かるはずです。

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光と闇

2020年10月16日

絶好調だったはずの椿が窪田の負傷によるショックで一気に戦犯に。
人生に光と闇はつきもの。
面白いなぁ、サッカーって。
大変だなぁ、人生って。
椿に幸あれ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年12月16日

叩き落とされた…。
栄光の瞬間から一転して戦犯扱い。
勝負の終盤戦が控えているのに椿の不調は痛過ぎる。
ETUサポだったら、叩いて騒ぐSNSにもメディアにも怒り心頭だわ。
もうウチの子は代表戦には貸しません‼︎

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年03月16日

 アジア杯準決勝に劇的な幕切れが訪れた56巻である。
 この結末は用意されたものなのかどうかは読者の側からはうかがい知れる類ではないが、この一巻を使って長く続いた代表戦にピリオドを打ち、再び国内リーグ・国内カップ戦へと舞台は舞いかえっている。

 チームは生き物であり、特に若手を多く起用したチームで...続きを読むはちょっとしたアンバランスでゲームの様相がガラリと変わることは往々にして見られるものだ。
 そうした結末に対して、ファンが浴びせる明け透けな言葉が選手たちにどう受け止められているかは、10年代後半頃から少しずつ明らかとなってきている。
 ここで描かれている物語はそうした現実の延長線上にある。
 我々読者(それはとりもなおさず、あるチームのファンでもあることが多いだろう)は、ゆめゆめそのことを忘れてはなるまい。

 と、詳細の話を避けるとえらく観念的な話ばかりのレビューとなって恐縮だが、それくらい劇的な物語展開である。
 ピリオドが打たれて、次の物語に進もうとする間章として星四つ半相当と評価しているが、これはかなり強烈な物語だ。
 一見の価値ありだと思う。

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似て非なるものかもしれないが

2020年09月24日

窪田の怪我からあそこまで椿が急落するとは思わなかったから正直驚いた。
しかし、フランスW杯対アルゼンチン戦でのベッカムも、シメオネへの報復で一発退場してから精神的に大きくなって日韓W杯で活躍した。だから椿もこれをバネに大きく成長してくれると期待してます。

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いやはや

2020年09月29日

椿が覚醒して無双するかと思いきや、まさかの鬱展開。
そううまくはいかないものですな。
いつまでもウジウジグダグダな話は見たくもないので、とっとと復活してほしいものですな。

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