あらすじ
激闘の名古屋戦を勝ち抜いたETUの次なる目標は……「タイトル獲得」!! 達海(たつみ)が初めて口にした目標に、ふるい立つ選手たち。トップを狙える集団へと進化を遂げたチームは、リーグ首位・大阪ガンナーズとの試合に挑む! 選手たちの気合は十分、ふたたびの勝利を掴み、大阪を頂点から引きずり落とせ!
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『GIANT KILLING』は、東京の東のサッカークラブ、ETUが強豪クラブを相手に大番狂わせ(GIANT KILLING)を起こしていく物語です。
このマンガの魅力は、監督であり主人公である達海猛のプロデュース力とマネージメントスキル。と言いたいところですが、それだけではありません。
『GIANT KILLING』は様々な立場の人が描かれます。監督だけでなく、選手・コーチ・クラブの社長・広報・スカウト・スポンサー・スポーツ記者・サポーター・サポーターの家族。それら全員の注目が集まる場所が、サッカースタジアムであり、それら全員が同時に歓喜する瞬間が、ゴールが生まれる瞬間なのです。
「プロスポーツとしてのサッカー」の本質を捉えた数少ない、いや唯一といってもいいマンガかもしれません。
人々がサッカーに「熱狂」する理由が、きっとこの作品を読めば分かるはずです。
感情タグBEST3
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劇的な勝利を収めた名古屋戦の後、達海監督はタイトル奪取宣言をする。その直後の大阪ガンナーズ戦。
ETUはタイトルを狙うに値するプレーをみせることができるのか。
ダルファー監督の攻めろ攻めろ光線が楽しい。
Posted by ブクログ
タイトルを取りに行くと宣言した達海。
リーグ一位の大阪ガンナーズ戦でその真価を示す。
ダルファー監督と達海の子供っぽい場外戦はともかく、王者に対して堂々と戦うETU。
ジーノと黒田を欠きながら、その戦いっぷりは王者にも通用する。