あらすじ
違和感があった。大きくないだけに、致命的な“綻び”が。見据えろ、チームとして切り替えるべきものを。――椿(つばき)と赤崎(あかさき)がU-22五輪日本代表の重責から解放され、ようやくETUに合流! ところが、ジャパンカップでの連敗を引きずってか、チームの雰囲気はなんだか微妙。なぜか達海も、明確な改善策を講じない……。チームもまわりも何か違和感を抱えたまま、アウェーの浦和(うらわ)戦に突入してしまう。
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『GIANT KILLING』は、東京の東のサッカークラブ、ETUが強豪クラブを相手に大番狂わせ(GIANT KILLING)を起こしていく物語です。
このマンガの魅力は、監督であり主人公である達海猛のプロデュース力とマネージメントスキル。と言いたいところですが、それだけではありません。
『GIANT KILLING』は様々な立場の人が描かれます。監督だけでなく、選手・コーチ・クラブの社長・広報・スカウト・スポンサー・スポーツ記者・サポーター・サポーターの家族。それら全員の注目が集まる場所が、サッカースタジアムであり、それら全員が同時に歓喜する瞬間が、ゴールが生まれる瞬間なのです。
「プロスポーツとしてのサッカー」の本質を捉えた数少ない、いや唯一といってもいいマンガかもしれません。
人々がサッカーに「熱狂」する理由が、きっとこの作品を読めば分かるはずです。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
椿と窪田コンビは中学生の様で見てるとほのぼのする。
ETUのサポーターが団結して盛り上げようとする中、試合の展開に不穏が。
どうなる次回!楽しみ!
転機
オリンピック予選での椿の躍動と
ETU内の意識のズレがメイン。
好調続きだったからねえ。
どうチームが変わっていくのか期待半分不安半分です。
Posted by ブクログ
U22で活躍する椿だったが、ETUはジャパンカップで鹿島に大差を付けられて敗退する。
スカルズの羽田が田沼と和解し、サポーターは一致団結するのだが、浦和戦は試合に乗れない。
達海がいつになく冷めているのだが……。
Posted by ブクログ
だいたい毎話読み終わると目頭熱くなっていたのだけど、今回の巻はもう少し下の方を動いてる感じ。たぶん自分はここからのETUの動きに動揺するんだろうな。
Posted by ブクログ
次巻予告が気になる。
そりゃ、監督より選手なんだろうけど、でも可能なの? プロボクサーのチャンプを降りて、パティシエ修行に明け暮れるリングのジャニーズを思い出して見たり。