あらすじ
本領発揮する!!! 達海がいなくなり崩壊した、かつてのETU。ユナイテッドスカルズはその絶望の時期から、選手を信じて叫び続けてきた。今、不信感からフロントに詰め寄る羽田たちの前に、天敵の達海も現れ……一触即発!!
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『GIANT KILLING』は、東京の東のサッカークラブ、ETUが強豪クラブを相手に大番狂わせ(GIANT KILLING)を起こしていく物語です。
このマンガの魅力は、監督であり主人公である達海猛のプロデュース力とマネージメントスキル。と言いたいところですが、それだけではありません。
『GIANT KILLING』は様々な立場の人が描かれます。監督だけでなく、選手・コーチ・クラブの社長・広報・スカウト・スポンサー・スポーツ記者・サポーター・サポーターの家族。それら全員の注目が集まる場所が、サッカースタジアムであり、それら全員が同時に歓喜する瞬間が、ゴールが生まれる瞬間なのです。
「プロスポーツとしてのサッカー」の本質を捉えた数少ない、いや唯一といってもいいマンガかもしれません。
人々がサッカーに「熱狂」する理由が、きっとこの作品を読めば分かるはずです。
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Posted by ブクログ
親の離婚や高校の中退。しんどい時期を乗り越えれたのは誰かの応援があったから。羽田がリーダーを務めるスカルズが結成されるまでの話。
衝突するスカルズとETUの経営陣。
スカルズの活動自粛を受け、ゴールネット裏を取り返そうとする中年組。昔の活気を取り戻しつつあるETUにお祭り騒ぎの年寄り組。ピッチの裏で行われる攻防(?)にも注目
そんな中、アウェイ戦に挑むETUはミルコビッチ率いる千葉の戦略的サッカーに苦戦。
Posted by ブクログ
達海と笠野が去った後のETUを支え続けたサポーター、スカルズの羽田の過去エピソード。日常生活がうまくいかない鬱憤をスタジアムで晴らそうとする中、選手たちを後押しし続けた羽田の信念とは。
ETUフロントともめ事を起こした羽田は、次の千葉戦で応援自粛を申し出るが、アウェーとはいえ近い千葉のスタジアムには、大勢のサポーターたちが集まっていた。それぞれの立場で応援するサポーターたちはどこに向かうのか。
Posted by ブクログ
羽田さん、というかスカルズの過去話。そして千葉戦。
タッツミー説得力あるなぁ。
2部の負け試合でコシさんの横にいるのはガミさんかな?
背中に名前書いてないからわからないけど。
千葉の監督は見た目は違うけどあの人っぽいなー。
ワクワク。
Posted by ブクログ
「応援されて嬉しくない人間なんていない」
ユナイテッドスカルズ結成秘話が描かれ、サポーターの気持ちを前面に押し出している。
好き勝手言える権利を持つサポーター。それでも、そこに信念と責任を持つ。
戦っているのは選手だけではない。監督、フロント、サポーター。それぞれ役割は違えども、根底にあるものは同じ。