あらすじ
達海(たつみ)と佐倉(さくら)の知略を尽くした闘い、決着!!モンテビア山形戦、最終局面!!残り時間わずか、勝利の女神が微笑むのは……!?――最後の切り札・ガブリエルは送り込まれた!達海が託した、謎のサインとともに――。ゲームは再び沸きかえり、知略をめぐらした戦いは、劇的なフィナーレへ!!そして次戦、厄介なスポンサー様が観戦するまたまた大変な試合になりそうで……。
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『GIANT KILLING』は、東京の東のサッカークラブ、ETUが強豪クラブを相手に大番狂わせ(GIANT KILLING)を起こしていく物語です。
このマンガの魅力は、監督であり主人公である達海猛のプロデュース力とマネージメントスキル。と言いたいところですが、それだけではありません。
『GIANT KILLING』は様々な立場の人が描かれます。監督だけでなく、選手・コーチ・クラブの社長・広報・スカウト・スポンサー・スポーツ記者・サポーター・サポーターの家族。それら全員の注目が集まる場所が、サッカースタジアムであり、それら全員が同時に歓喜する瞬間が、ゴールが生まれる瞬間なのです。
「プロスポーツとしてのサッカー」の本質を捉えた数少ない、いや唯一といってもいいマンガかもしれません。
人々がサッカーに「熱狂」する理由が、きっとこの作品を読めば分かるはずです。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
山形戦決着!激しい攻め合いの末、ETUが勝利を収める。達海と佐倉の監督対決は達海に軍配!
続く川崎戦。副会長が見えるということで、フロント陣はハラハラ。一方、選手達は前回の負けた借りを返すべく試合に臨む。
印象的なシーンは、逆転PKをGETしたシーン。途中出場の殿山、ガブリエルの頑張りもそうだが、何と言っても夏木のガッツに感動。ここぞというシーンで勝負強さを発揮するのはやっぱり彼。最後までゴールを狙い続けるその姿勢に脱帽。
川崎戦の前、笠野と田沼が会うシーンは、今後どう影響してくるのか気になるところ。
Posted by ブクログ
山形戦。ガブリエルの投入は、堀田とのマッチアップで消耗した瀬古に対し、右前線を制圧するのが目的だった。終了間際、瀬古が振り切られ、CB大野には重荷と見たメンデスの注意が逸れたところで、夏木がペナルティエリア内でファウルをもらい、PK。ETUも山形も最後の最後まで力を振り絞った好ゲームだった。
続く川崎戦は、村越と堀田が欠場。代わりにガブリエルと殿山がスタメン出場する。
Posted by ブクログ
シーズン後半戦の展望となる,川崎フロンティア戦正直ワクワクして読みました.このマンガのいいところは,従来のサッカーマンガと違う切り口.主人公(とその仲間)がどんどん天井知らずに強くなっていってという少年サッカーマンガとは違うので安心できますが,もうちょっとキャラ説明欲しいな.時々サブ組にコイツラ誰?ってひとが居ます.ただサポーター・フロント・選手全員で勝っていこうとする姿勢は現実的で好きです.
ただサポーター話(スカルズの羽田の話)モーニングでやってるけど長すぎてヒク.まあ、環境が打破できなくて縁にしてたETUを裏切ったタツミや旅人が許せないのは分かるけど結果を残しているなら好いジャンと思うけど.特に好待遇を受けているわけでもないんだし.