【感想・ネタバレ】GIANT KILLING(6)のレビュー

あらすじ

達海(たつみ)がFW(フォワード)陣に求めるものとは!? ポジション争い激化! ピッチに立てるのは11人。そしてチームは、強くなる!! 顔もキャラも濃い元エース・夏木(なつき)の合流で、元気が取り柄の世良(せら)はさらに元気に空回り。ベテラン・堺(さかい)は虎視眈々(こしたんたん)。三者三様のFW陣のアピールに、達海はいったい誰を選ぶのか!?

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『GIANT KILLING』は、東京の東のサッカークラブ、ETUが強豪クラブを相手に大番狂わせ(GIANT KILLING)を起こしていく物語です。
このマンガの魅力は、監督であり主人公である達海猛のプロデュース力とマネージメントスキル。と言いたいところですが、それだけではありません。
『GIANT KILLING』は様々な立場の人が描かれます。監督だけでなく、選手・コーチ・クラブの社長・広報・スカウト・スポンサー・スポーツ記者・サポーター・サポーターの家族。それら全員の注目が集まる場所が、サッカースタジアムであり、それら全員が同時に歓喜する瞬間が、ゴールが生まれる瞬間なのです。
「プロスポーツとしてのサッカー」の本質を捉えた数少ない、いや唯一といってもいいマンガかもしれません。
人々がサッカーに「熱狂」する理由が、きっとこの作品を読めば分かるはずです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

リーグ戦名古屋グランパレスからのシーズン初勝利、ストライカー夏木の復帰、リーグ戦の横浜マリナーズ戦、世良がケガをするカップ戦の清水インパルス戦、夏木が復帰する浦和戦、そして新潟戦へ。

印象的なシーンは、得点が奪えない自分と、ストライカー夏木の復帰に葛藤する世良の姿。インパルス戦で得点を取ろうとしてケガをしたり、ケガをしている世良に同じポジションの堺から言葉をかけられるシーン。ケガをしている世良が観客席から夏木の復帰戦のゴールを見せつけられるシーン。チームが段々と

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2014年01月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公が監督だという、ちょっと新しいサッカー漫画。(高校野球モノなら、いくつか読んだけど)

サッカー漫画としての評判が良いのは知っていたが絵柄が好きでないため、長らく敬遠していた1作。


しかし…、かな~り面白い。

スーパーヒーローがいないのがイイ。
キャラの造詣もイイ。
弱小チームが、舵取りのサジ加減で結果を積み上げていく、ってのが、イイ。

主人公チームのチーム名がイイ。
……イースト東京“ユナイテッド”。


故郷福島からJリーグ参入を目指すノンプロチーム「福島“ユナイテッド”FC」に注目している現在、非常にタイムリーに感情移入できちゃう。


サポーター目線でのエピソードも、熱くてイイ。
……福島ユナイテッドのコールリーダーさんの姿がカブり、目頭が熱くなる!

…といっても、自分、熱烈サポーターなわけではなく、試合観戦も、まだほんの3試合スタンド席で観ただけなんだけど(苦笑)。



“思い入れ補正”を0.5加えての、途中評価(1~6巻時点)、★4つ、8ポイント半

2013.03.06.了。

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2015年08月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ETU初勝利か停滞までの一冊、

初勝利から停滞まで一冊ってことは
チーム作りがないので、監督の手法を面白くかけない。

ということで夏木の復活や世良の怪我など
選手個人にスポットを当てるような話になっています。

ジャイアントキリングの面白いところは
個々の選手も魅力的に書かれているところでしょう

個人的には戦力がそろっていなくても
戦術を生かし戦っていくところがより面白いです。

また勝っても負けても
選手がサッカーが好きで取り組んでいるところも
好感がもてます。

やっぱり好きでやらなくっちゃぁ面白くない。

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2012年07月12日

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