あらすじ
1-1の同点で迎えた、リーグチャンピオン東京ヴィクトリーとのプレシーズンマッチ後半。攻めの姿勢でガンガンいく達海は、残り15分で交代カードを使いきった。後はもう選手たちの勝ちたいという気持ち! キャプテンを外され腐っていた村越(むらこし)の闘志に火がついた!! バラバラだった選手たちの心が、ひとつの目標に向かっていく。強豪相手に互角の戦いをし、可能性を見せた新生ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)、そしていよいよシーズンの開幕だ!!
...続きを読む
『GIANT KILLING』は、東京の東のサッカークラブ、ETUが強豪クラブを相手に大番狂わせ(GIANT KILLING)を起こしていく物語です。
このマンガの魅力は、監督であり主人公である達海猛のプロデュース力とマネージメントスキル。と言いたいところですが、それだけではありません。
『GIANT KILLING』は様々な立場の人が描かれます。監督だけでなく、選手・コーチ・クラブの社長・広報・スカウト・スポンサー・スポーツ記者・サポーター・サポーターの家族。それら全員の注目が集まる場所が、サッカースタジアムであり、それら全員が同時に歓喜する瞬間が、ゴールが生まれる瞬間なのです。
「プロスポーツとしてのサッカー」の本質を捉えた数少ない、いや唯一といってもいいマンガかもしれません。
人々がサッカーに「熱狂」する理由が、きっとこの作品を読めば分かるはずです。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
匿名
ビクトリー戦を終えた後の、村越と達海の会話が凄く良かったです。
本当にワクワクさせてくれる監督です。現実にもこんな監督がいれば……
いよいよ
リーグ戦が始まりましたので、監督の手腕やら選手たちの成長やらを見せつける場面ですね、と思いきや。インタビューもチーム内でもゴタゴタ続き。村越さんとのシーンでは、涙が止まらなくなってしまった位の感動だったのに。でも、人間性は抜群のはずだから。サッカーの神様に貸しがあるなんて、ドキッとする台詞をタツミ監督言ってましたが。
サッカー
サッカー界を盛り上げると言っていた巽だが、結果大敗。しかし会見で期待してくれてけっこうと言い切る。負けたのは計算のうち?先がとても気になる。。
Posted by ブクログ
東京ヴィクトリーとのオープン戦。1-1から終了間際に1点を追加される。行けると思っていた試合が突き離された状況で、下を向かずに戦意を維持できるのか。ここからの村越の意地が素晴らしい。臨場感抜群。
そしていよいよシーズン開幕。達海の大口に期待感は高まるのだが……。いやぁ、簡単には運ばないのがまたいい。