少年・青年マンガの高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
大好きなマンガですが最終巻、とても残念です。
主人公のフジイ、とても感性が豊かで鳥の群れや何気ない街の風景などに興味を示し、自分が行きたい所へ行き、やってみたいと思った事は躊躇なく始めどんどん参加する。
いつも思うだけで実行に移さない自分としては羨ましいと感じたり、見習わないとなと反省したり、物語は淡々と進みますが非常に「刺激に」なった作品でした。
フジイを取り巻く人たちでは会社の同僚・鈴木が一番印象的でした。彼なりに人生を良いものにしようともがいている姿に共感しまくりで、自分も同じところがあるなぁなんて思ったり。あと大瀬良さんみたいな女性が現実にいたらなぁなんて思ったり!(笑)。
田中や石川がその後どうなるかも気になります。ぜひ番外編を描いていただけないでしょうか、作者様!
ぜひもう一度1巻から読み直したいと思います。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ現実の歴史を基に、「もし現実にスーパーヒーローがいたら?」というイフに沿って緻密に構成されたストーリー、過去のスーパーヒーローへのリファレンスを盛り込みつつもオリジナリティ溢れるヒーローたちのキャラクター造形、どれをとってもアメコミの最高傑作と評されるだけのことはある。
だが、やはり一番惹きつけられるのは本作の狂言回しであるロールシャッハだろう。
彼は最後何に対して「妥協しない」と言ったのだろうか?原作のアラン・ムーアは、ロールシャッハをモラルと価値観が地に落ちた混乱の世界における清き戦士か、法を無視して殺人を繰り返す危険なサイコパスととらえるかは読者次第だと言っている。
自分は、少なくとも最後マスクを取ったロールシャッハは、たとえ困難だとしても妥協を許さず、法に則って悪を罰するべきだという発言だったと捉えている。
ストーリーや結末については現代ではそこまで目新しいものではないし、終盤はやや急ぎすぎたようにも思えるが、今読んでも多様な解釈を読み取ることができるだろう。そう、解釈は全部我々読者に任されているのだ。 -
Posted by ブクログ
下巻に入るとムフフ…。
たまらない展開にテンションが上がる。
ここはムフフとしか書けない。
クローズドサークルの疑心暗鬼。
いったい誰が犯人なのかと最後まで楽しめた。
子どもの頃から漫画より本が好きで、漫画は『藤子不二雄SF』と『美味しんぼ』くらいしか読んでこなかった。
だから最初は綾辻さんの本格ミステリのシリアスな世界観の中で、ギャグ的なツッコミが入る佐々木倫子さんの独特な雰囲気に戸惑った。
でも読んでいくうちに、佐々木さんの冷静なツッコミとユーモアもこの作品には欠かせないと思えてきた。
シリアスだけでは無理を感じそうな展開も、ユーモアのおかげで楽しめる。
本格ミステリとの相性がこんなにいいとは思わなかった。まさにプロ同士の融合。
久しぶりに綾辻さんの本格ミステリの世界に浸れて楽しかった! -
ネタバレ 無料版購入済み
カリスマ
人食いエイリアンが攻めてきて人類は滅亡寸前。しかしあきらめずに抗う者たちがいた…とストーリーを説明するとありきたりたが、本当の面白さは読まなければわからない。100年後も読み続けられるに違いない名作。