少年・青年マンガの高評価レビュー
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Posted by ブクログ
前巻で殺人者側の犯行にいたるまでの心理を始めて描いたのは、犯罪者の行う殺人と主人公たちの行う復讐という殺人の双方を描くことで、「殺人」という手段(とそれをテーマに描いている作品)に対する作者の、方針の再確認の作業のようなものだったのかなと思った。往々にして殺人犯はその自らの殺人の正当性を主張する。多少の差はあれど、おおむね自分の生まれ育った環境、社会のありかた、そんな中で自分がどれくらい苦しみを味わったかを反芻し、自分がどんなに可哀想だったかを改めて確認し、そしてその哀れな自分のために社会へ復讐したのだ、というような理屈に落ち着くのだろう。その殺人者の理屈をカモが「なぜふつうの人はそんな理由で
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爽やかな物語
「人の気持ちが記号でわかってしまう。」という 使いようによっては結構役に立つ しかし危険性もある能力を持った 高校生たちの物語である。
いくらでも犯罪めいたストーリーにも仕上げられるのだが、この作者は悪意のない爽やかな青春学園物語に仕上げている。
特に「絵」の威力を発揮して、原作の魅力をより一層分かりやすく鮮明に描き出している。 -