あらすじ
【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】地球にハッピーを広めるため降り立ったハッピー星人・タコピー。助けてくれた少女・しずかの笑顔を取り戻すため奔走するが、少女を取り巻く環境は壮絶。無垢なタコピーには想像がつかないものだった。ただ笑って欲しかったタコピーが犯す罪とは…!?
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宇宙にハッピーを広めるために地球にやってきたハッピー星人のタコピー。
彷徨っていたところを助けてくれた小学四年生のしずかちゃんをハッピーにしたくて空飛ぶ道具を見せるも、彼女は全く興味を示してくれず…。
それもそのはず、しずかちゃんを取り巻く環境はそんな便利道具でどうにかなるようなものではないほど壮絶だったのです…。
物語はしずかちゃんや学校の同級生を中心とした小学生の世界を描いており、だからこそ、逃げ場のない限られた世界で行われるいじめ・ネグレクト・虐待は、彼女達を追い詰めてゆきます。
ただただしずかちゃんに笑って欲しいだけのタコピーですが、彼(?)の行動によって事態は坂を転がり落ちるように悪化の一途を辿ります。
主人公のしずかちゃんはクラスメイトの雲母坂(きららざか)まりなから壮絶ないじめを受けています。
ですがいじめという概念を知らないタコピーは理解ができず、「遊んでいる」と認識します。
更に「友達とケンカした」と言い痣だらけになっているしずかちゃんを見ても、タコピーは理解ができません。
「ケンカをすると顔の色が変わるんだっピね!」と無邪気に言い、便利道具の“仲直りリボン”を渡してしまうのです。
しかし本来の使い方とは違う使い方で自ら命を絶ってしまったしずかちゃん。
ショックを受けたタコピーはハッピーカメラで彼女が命を絶つ前まで時間を戻しますが…。
しずかちゃんを笑顔にすることはできるのでしょうか…。
しずかちゃんの親は(恐らくは)ネグレクト、しずかちゃんを執拗にいじめるまりなもまた、過酷な家庭環境で生きている虐待サバイバー。
そのほか、登場する子供たちは誰しも人には言えない闇を抱えています。
さらには、
子供の歯止めが効かない残酷さ。
大人の無関心さによる残酷さ。
悪意のない無垢ゆえの残酷さ。
ありとあらゆる残酷さが詰まっており、残酷のジェットコースター状態。
大人から見放され、断絶された残酷な世界で苦しむ子供たちの姿を見ると胸が苦しくなります。
無邪気さに恐怖を感じる方もいるのではないかと思うタコピーですが、この物語は彼のキャラクター性によって救われているのではないでしょうか。
いじめや虐待といったことが横行している世界を「歪んでいる」と言うことがありますが、この物語は悪意を知らない無垢なタコピーの視点で描かれているので、歪んだ世界が更に違う歪みをみせます。
タコピーによって彼女達の世界は今後どう変化していくのか…。
「原罪」は一体何を指しているのか。
色々な考察ができる本作、是非覚悟して読んでいただきたいです。
感情タグBEST3
タコピーの原罪
ポップなタッチの宇宙人タコピーと、家庭や学校に不和を抱える地球の子どもたちの物語。
タコピーが人間の子どもの感情を理解できないせいで、事態をややこしくしてしまうところが恐ろしいです。
原罪というとアダムとイブのリンゴですが、タコピーの原罪とは死んだしずかを生き返らせてしまったことなのでしょうか。
それともハッピー星に帰れない理由に隠されているのでしょうか。
話題になっていたので読んでみました。
タコピーがキュートで癒される〜と思いきや…なかなかヘビーなお話でした…!
結末が気になる…!
Twitterでの読者考察を見ながら読むとまた更に面白味が増しますね。
ほんとにすごい作品
色んな社会問題を内包しつつ、「おはなし」の大切さを教えてくれる作品。ただ、あまりにもダークなので、子育て中の親御さんや、いじめ・不仲な両親・きょうだいへのコンプレックスに悩んでいる人はちょっと読むのをやめておいた方がいいかもしれない。下巻の発売が待ち遠しい。
Posted by ブクログ
子どもたちの心は環境が大きく影響することを
改めて思った。
重くてグロい話と
タコピーの能天気さが相まって、
絶妙な感じに暗〜〜い漫画である。
純粋にタコピーが可愛いけどね。
便利な道具でも幸せになれない
話は国民的漫画のオマージュ。
便利な道具があっても、
幸せになれないということを象徴したお話かな、と思いました。
ここまで徹底して、便利な道具があっても救われない話も
現代に則しているな、と思い感動しました。
Posted by ブクログ
アニメを全部観てからの本書。初読なら静かちゃんの顛末は衝撃的だろうな。まりなちゃんの顛末も。東くんも含め、三者三様のつらい境遇。このへっぽこドラえもんの物語であることと、主人公しずかちゃんの名前の符合は関係あるのかな。表紙絵からしてそうなのだけど、絵がいちいち痛々しくて心がえぐられる。いじめとか暴力的なこととかつらいのだけれど、先が気になって読み進めるしかない。『聲の形』もそうだったんだけど。あまりマンガ読まないので知らなかったのだけど、本書で、逆ツノのフキダシは、コマの外の人のセリフだって知った。
Posted by ブクログ
上下巻合わせて読みました。
連載も追ってたんだけど、一気読み久しぶりにしてまた、よき。可哀想な子供は辛い。悲しい。泣いてしまう。悪い子もどうしようもなく見える子も、裏に悲しさや寂しさがあったりするのかもしれない。
ズレてるタコピーが、最後にみんなをHappy、少しだけ、ちょっただけハッピーにするのが、よい。
Posted by ブクログ
ジャンプラアプリでリアルタイムで読んでいましたが、Netflixアニメ化に伴い再読!
落ち着いて一気読みしたら、「そ、そうか。。。こういう話だったか。そして、ラストシーンはこうだったっけ。。。」と、再発見したような気持ちになりました。
リアルタイムでは当時、毎週、毎週の衝撃が強すぎて、ヤンジャンで0時更新と同時に読んで、うわぁ〜!と、毎週思っていたっけ。
周囲の友人にも勧めまくって。
お話しすることの大切さ。
お話しすることで、分かり合える。
土星うさぎのボールペン。
たった16話しかなかったんだ、、、
と改めて衝撃を受けました。
短くて濃い、しんどくて優しい、すごい作品だと思います。
Posted by ブクログ
どうして、どうしてこんなにも酷いことをするのだろうか?どんどん読み進めるほど気は落ち、動悸が激しくなり上巻が終わってしまう。
ファンタジーが酷い現実の触媒となり襲いかかってくる驚異の漫画。
当時話題になっていたインターネットの風景は散々見てきたが、なんやかんや読むことはなく、アニメ化を効いて慌てて読んだ。
キャラクターは可愛く(特にタコピーは突き抜けて)描かれているが、存在する世界は嫌なところまで緻密に描かれている。細かいからこそ解像度が高く、辛い。
これをリアルタイムで更新を待ちながら読んでいた人たちに敬意を払いたい。こんなの耐えられない。
匿名
とても面白い
鬱だと聞いて興味本位で買いましたが、とても面白く心がやられました。
とりあえずタコピーは可愛くて良いやつです。
Posted by ブクログ
描画と物語の強い製作に圧倒される。マンガのキャラクターはマンガ家の分身と言われるが、それをここまで仮借なく突き放して描けるのは凄い。描いてて辛いということはないのだろうか? 子どもの精神や知性の善と悪が未文化なグレーさ、とりわけタコピーの彼ら少女少年よりも幼い精神がゆえの無力無能の徹底ぶりは、自分ならストレスで描き進めて行ける自信がない。ストーリーも自分の空想力が思いつく予定調和を遥かに超えていく。これが作者の創造力というより、むしろ今の子どもたちの世界のただのリアリズムに過ぎないのだとしても、これだけ綺麗事を剥ぎ取ったものを描くには、相当自分の人格を削って差し出さないと描けない気がする。アニメ化されるということだが、重いテーマを扱った「聲の形」や「ルックバック」よりも相当難しそう。それは多分マンガだから切り抜けられている自分にとって「見たくないもの」がより多くあるからだと思う。
一気読み
続きが気になりすぎて、一気に読んでしまいました笑
タイトルには似合わず中身はどブラックです。
大人の自分でもどうしようも無いことを子供たちが頑張って回避しようとすると、こうなるよね…
と思う上巻でした
Posted by ブクログ
登場人物が小学生で、思いを重ねるには遠すぎたがこの年代でも考えることは沢山あり、きつく苦しいことも沢山あるのだと考えさせられました。
楽しいお話ではないです。
涙が出てきました。
匿名
絵柄とのギャップが良い
絵柄やポップなキャラクター性と裏腹にかなり重めの展開で個人的にはとても好きでした。シリアス展開とタコピーのズレた発言とのギャップも良かったです。
Posted by ブクログ
書店で新刊で見かけ直感で良いと思ったんだけど家に積まれた数千冊がよぎり耐えてしまった…がYouTube「ほんタメ」で紹介され耐えきれず購入。
宇宙にハッピーを広めるため旅するハッピー星人が地球で自分を助けてくれた少女に恩返しするためにハッピーな道具で幸せにしようと頑張る物語。
ハッピー星人を助けた少女は不幸のどん底におり、普通の作品ならこの細やかな幸せで不幸を癒やし明日への活力変える話になりがちなのだが、この少女のどん底は不思議な道具などではどうにもならない所にあり…。
不幸と幸せの重すぎる物語。
Posted by ブクログ
第一話から、根こそぎ心を持っていかれます。
あのタコピーというキャラクターだからこそ、成り立っている作品なんだなと読み終わってから思いました。
単行本2巻で完結しているので一気読みできます。
結末がどうなるかあなたの目で確認してみて下さい。
チャッピー( т т )
以前、すごく流行っていて気になっていた漫画
やっと購入して読むことが出来ました。
可愛い絵柄の反面、ストーリーはめちゃくちゃ重くて凄く気が沈みます……
あとチャッピーがどうなってしまったのかが1番気がかりです…(;;)
Posted by ブクログ
読み初めはよくわからないタコのような
生物が登場し、面白半分のような気持ちで
読んでいたらまさかの展開に!
ドラえもんのようなファンタジーな道具を
持ち出し徐々にハッピーエンドにいくかと思いきや
上巻ではそんなことなく鬱展開か続く...
子友たちはいつも大人の事情に巻き込まれ
どうすることもできない所がファンタジーな
世界であるのにも関わらず、とてもリアルチックでした
Posted by ブクログ
ブッ飛び過ぎていた。いくら次の展開の想像をしたところで、乗り越えるというより易々とブチ壊してきた。
独特な非現実要素"タコピー"と、中々に鬱な"現実"の折り合いが又恐しい。
上下巻だけで完璧に仕上がった世界。
何食ったらこんなもの書けるん…って感じです。
シンプルに読むべきです。
キャラクターが小学生、と言うのが絶妙だと思いました。これが中学生とかだと、いじめのレベルも上がってしずかちゃんがまりなちゃんに殺される、みたいなこともあったのかもしれませんが、小学生のおかげで、いじめの内容にも違和感がありませんでした
また、タコピーが犯したと言う「原罪」がまりなちゃんを殺したことなのか、全く別のことなのかとかを考えたりして、読んだあとも楽しめました
謎だらけ
リアルな人生の問題が描かれていてすごく心が重くなるけど、タコピーというなんだかかわいい存在がいてくれることでなんとか読めた。まだまだ謎のことばかりで下巻ですべて回収されるのが楽しみ。
こわい
とてもダークなストーリーでした。タコピー可愛いと思いきやタコピーの無邪気さが怖いです。しずかちゃんをいじめる女の子もガチで殺しに来ててそれにも理由があって考えさせられました。
タコピーがしずかちゃんを笑顔にしようとするが彼女の抱えている問題は小さなものではなくタコピーの想像を超えるものだった。いじめっ子を殺してしまい、過去に戻れなくなったタコピーは果たしてどうするのか展開が気になる。
Posted by ブクログ
ハッピー星人のタコピーが劣悪な家庭環境の子達を救おうと奮闘する、おやすみプンプンの世界に連れてかれたドラえもんみたいな雰囲気の漫画。なかなか辛い話だけどタコピーの見た目がかわいいのが読み進める上での唯一の救い。
大人のエゴの犠牲になるのはいつも子供の世界。わたし達大人はどれだけ理解しながら過ごしているだろう。変わりたいという意思を持たなければ境遇を変えることは難しく、結局どんなハッピー道具があっても解決できることなんて無いに等しい。些細なきっかけや僅かな光を逃さなければ、どうにもできない環境は変わらなくても自分自身は少しだけ変われる。そんな奇跡を信じたくなる話でした。
すごいな、この作品
シュールな宇宙人がドラえもんのような道具でヒロインを幸せにしようとする話だが、可愛い絵柄と対照的に陰湿ないじめや人の死がこれでもかと描かれて読んでいて辛い。
Posted by ブクログ
地球に「ハッピー」を広めるためやってきたタコピーは、タコのような宇宙人。いじめと家庭問題に苦しむ小学4年生のしずかと出会う。タコピーは「ハッピー道具」を使って彼女を笑顔にしようとするが、些細な過ちでしずかが命を絶つ。反省したタコピーは「ハッピーカメラ」で何度も時間を遡り、過去をやり直そうとする。だが繰り返すたび悲劇は深まり、2巻完結の壮絶な再構築ドラマが展開される。
少女の絶望と宇宙人的無垢さが交錯する、非常に重厚で残酷な物語です。まどマギを観たときと似たような、期待からの裏切り、残酷な転調、心がギュッと締め付けられる感覚が何度も襲ってきます。
ほんのり希望が見える瞬間にも絶望が忍び寄り、読む手が止まらなくなるのに、一気に心が冷えていく、そんな構造はまさにまどマギ的。
タコピーというキャラクターは見た目こそカワイイが、その無邪気さが逆に恐怖です。しずかが自殺してからのタイムリープの試みは、一度一度が狂気の序章。101回のやり直しの果てに起きた「事故」と「殺害」どの瞬間にも一筋の救いが差すかと思えば、また闇が覆いかぶさる。
また、いじめ、家庭崩壊、毒親、虚ろな友情などの社会問題をリアルに描きながら、SF的装置(時間改変、コピー、変身など)を絡めて現実と幻想の境界を揺らす構成は鮮烈です。読み手の感情をえぐり続け、最終話では、タコピーがしずかとまりなを「つなぎ直す」場面で、謎めいた救いが訪れる。しかしその救いも、甘くはない。むしろ「痛みを越えた共鳴」として、読む者の胸に強烈に残ります。 
構造としては短く2巻完結の作品だからこそ、起承転結が濃密で、展開の速さも途中離脱を許さない。一方で、その濃度ゆえに心に深い爪痕を残し、読み終わってもしばらく感情が収まらない類の作品です。ただの子ども向け漫画じゃない、ダークファンタジー以上の、感情的体験。
Posted by ブクログ
私も子供の頃、周りの大人はタコピーみたいだと思っていた。
ハッピーや仲良しを強要され、「大人はわかってくれない」どころか「大人は見えてない」んだと諦めていた。
Posted by ブクログ
Webサイト「少年ジャンプ+」で連載されていたタイザン5による「タコピーの原罪」の上巻。2025年にTVアニメが放送予定。ハッピー星人のタコピーが助けてくれた久世しずかの笑顔を取り戻すため「ハッピー道具」を使って奔走するお話。久世しずかを始め、登場する児童たちの学校や家庭など生活環境が壮絶すぎる。誰かが一方的に悪でもないし善でもない。描き方も書き込みが凄く現実的。対照的に、タコピーはあまりに純真というか無垢で描き方もあっさりしていて、この世界観では浮いている。タコピーも何かに気づいたようで後半が気になる。
Posted by ブクログ
善悪は表裏一体で
一面的な世界で理解し合う難しさと
理解し合える可能性を信じ続けた宇宙人の話
それにしても子供って
親を映す鏡なんだなってめちゃくちゃ思わされた
大学時代の後輩からもらった本で
約1年越しに読んだが
こんなエグい作品だったとは知らなかった
それにしてもずっとタコピーはかわいいなぁ
Posted by ブクログ
最初から
キツイ描写が続くので、若くて心が柔らかい子が読むには辛いかもしれない。
救いのない状況の連続で、
タコピーが変わってゆく過程をよく見ておいてほしい。それが後編に全てつながり、より作者のメッセージが理解できると思うから。
Posted by ブクログ
宇宙人のタコピーの目に映る「しずかちゃん」が笑えるように、ドラえもんばりに秘密道具を出すが空回りするどころか最悪の展開に…
それを回避するために更なる奮闘を…と書いていくとそれこそハッピーエンドの名作SFに聴こえるのに、全くそうはならず人間関係の溝が深まるばかり。
野島伸司ドラマとかを彷彿とさせる陰のある設定や展開が、最近あまり見かけなかったタイプなだけにどこか懐かしかった。
Posted by ブクログ
ドラえもん的なヒモみたいなタコピーアイテムをあーいう風に使うか⁈というシーンが衝撃的であった。
オチは納得のオチ。
今の社会問題を凝縮したようなストーリー
政府関係者も読んだ方がよいと思う。
Posted by ブクログ
学校でいじめられている小学生のしずか。ある日彼女の元にハッピー星から宇宙人が降り立った。その姿からタコピーと名付けられた宇宙人は、しずかを幸せにする為にあれこれ頑張るのだが.何をしてもうまくいかない。そしてとうとうしずかをいじめていた同級生のまりなを殺してしまう。
遺体を隠し、タコピーがまりなに化けて周りを誤魔化して生活するが…。
出てくる子供達が揃って親から虐待まがいのことを受けていて、幸せとは程遠い暮らしをしている。
読んでいて辛くなる。タコピーの可愛さと子供達の痛々しい姿の対比が心に迫る。
ぜひ続きも読まねば。
Posted by ブクログ
構成は面白い 前半だけでは、タコピーを理解することは不可能。タコピーが、とうしたいのか?ではなく。
いじめと呼ばれる傷害の仕組みをわかりやすく伝えてる本。
Twitterでみかけて
ジャンプ+で読んで買いました。
内容は、作者が公言したとおり
「胸糞悪いドラえもん」です
おまけ漫画が気になって購入したんですが
4コマで、3ページでした。
内容が好きで購入したので、☆は4です。
Posted by ブクログ
登場人物の小学生全員、家庭環境が地獄でしんどいな。この悲惨な雰囲気に全くそぐわないタコピーの明るい能天気さの取り合わせがある意味面白くはあったけど、最後「そんな簡単には解決せんだろ」と思ってしまう話のオチで、あんまり納得できず。
今売れていると聞いて読んでみたけど、この鬱屈した話のどこがウケているのだろうか。
Posted by ブクログ
良くも悪くもSNSの話題瞬間風速の漫画でジャンプ+でこれをやったというのが大きい作品。 担任不在、主要キャラ3名以外のクラスメートは物語に干渉しないNPC、犬の保健行政の処置がおかしい、社会福祉不在なので社会経験が浅く世界が狭い読者向けにはいいんだろうけども、リアルな社会の問題を物語の根底に置くには粗とツッコミ所だらけという、少年漫画の枠内だった。「ドラえもん」が成立したのは昭和のガキたちだからで、実質実行犯一人で一人をボコボコっていうのはねえ。構成や書き込みは巧い。
Posted by ブクログ
話題作だったので読んでみた。
絵は上手くないけれど、なんとも言えない表情が印象深い作品。
タコピーのうざ可愛さあっても、陰鬱としていて常になんらかの緊張を強いられる。
こんなあからさまないじめが起こっているのに、なんで大人は気づかないの?とかそういうことは置いておいて…。
過酷な状況の中、しずかちゃんの運命はどうなるのか、はらはらさせられる。
Posted by ブクログ
こどもがクリスマスプレゼントで友人からもらってきた本
絵とSF的な設定が苦手で読み続けられないと思ったけれど
こどもが、ラストまで読んでというので読んだら
泣いた
えー
話題になってたなぁと思って試し読みで。
読んでて途中から辛くなってきた。タコピーがなんにも知らなすぎて若干イラついてしまった。
結末&原罪気になる!
流行りの漫画で知り合いに薦められて153ページの試し読み。ずっと胸くそ悪くて苛立たしかった。そういうつもりの漫画に感じて続きを読む気にならない。それでも気になるのは対になってる表紙。表通りの結末になるだろうか、それともフェイント?
Posted by ブクログ
コミュニケーションは大事。
まさに親戚の熟年夫婦が離婚に付随するお金の問題をめぐって裁判を繰り広げている。自分は前々からディスコミュニケーションになっているのが問題だから間に入って二人を直接会話させる事が重要だと思っていたのだが、結局勇気がなくそれはできずに裁判へと向かってしまった。
弁護士を通しての話しかしないのでお互いの主張がどんどん強くなっていきますます険悪になっていくのは見ていられなかった。
タコピーでありたかった。
Posted by ブクログ
わぁ……なんじゃこりゃ……
この“テイスト”の話は、他にもありそうだけど、ファンシーなタコピーの存在が気持ち悪さを際立たせているのが、なんとも異質。
これは
正直、読まなければ良かった。
小学4年の子供が自殺するシーンとか。
何か救いがあるかと、続きを読んだけど。
読まなければ良かった。
匿名
話題になっていて気になってたので読みました。
面白いか面白くないかでいえば面白くないです。
タコピーのやり直しの繰り返しが軽くて、流れを移したり写さなかったりするのに数ページで101回目になっていてやや入り込めないです。その間に試している内容も軽い…。
話がぷつぷつ切れながら繋がってるからなんか繋げ方が好みではない。
考察云々って言われてるとも聞いたけど考察するような場面を感じられない。
あとタコピーはそこまで可愛くない。
起きてる内容がちょっとありきたりで引き込まれない。
ありきたりのテーマとありきたりの進み方と目新しさのない展開に流し読みで十分って感じです。
いつか機会があれば読みます。