村山早紀のレビュー一覧
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依存症にならないように計画的に読んでいる村山早紀先生の「不思議カフェ NEKOMIMI」文庫版が発売されたので、このタイミングで順番を早めて読み始めた。約2年半前に発売された単行本を脇に置きながら一気に読んだ。
帯の裏側に書かれてある「こつことと働き、余暇には本を読み、紅茶を淹れて音楽を聴く」。緩めの会社に入社した時に、もしかしたらこんな生活を実際に送れるのではと思ったものの、いつの間にか最先端の研究に引きずり込まれ、自分の時間が全く無くなる生活に嵌っていった。楽器の演奏だけは死守するつもりだったが、次第に練習する時間も無くなってしまった。しかし、環境の変化が急に起こり、時間の余裕ができた。 -
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ネタバレ桜風堂の物語もいったんこれで終わりということで4冊目。
夢ものがたりと称するようになってから、ファンタジー要素がグンと増えて、もはや異世界モノと呼んでもいいような世界観。
だけど、この優しさが癒されるねんなぁ。主人公一整を筆頭にシリーズを通しての主な登場人物たちが味わってきたツラい経験があるだけに、とにかく優しいとんがっていない展開が良い。
現実の世の中も勿論、自分のやってることも、ここんとこ読んできた本や、観た映画まで、なんともキツくてツラいのが多かったので、この本には本当に癒された。
優しい人になろう。俺なんてどうせろくでもない人間なんだから、偽善でもいいから優しい人になろう。また改 -
Posted by ブクログ
ネタバレとても優しい温かい話でした。
いつでも大切にしてくれたペットが見守ってくれる。そんな幸せな温かい話でした。
気になった所載せます。よければ本を読んでみてください。
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「ねこは、さみしいのがつらいことも、
ひとりぼっちがかなしいことも、しっていました。
ながいながいあいだ、のらねことして、
ひとりで生きていたねこだったからです。
ー 食べるものがなくておなかがすくことも、つらいことでしたが、
それよりも、
ひとりぼっちでいることが、つらかったのをおぼえています。」(18ページ)
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「「あなたの素敵なところを、わたしは知っているよ。だから、大丈夫だよ」
ー 空から舞い降りた、小さなひと -
Posted by ブクログ
猫×星×奇跡
どの話も温かくて、尊くて好き。
登場人物たちに降り注ぐ優しい奇跡に胸打たれると同時に、他の人の幸せを願わずにはいられない、そんな心を洗ってくれるようなお話ばかりだった。
クリスマスに失恋をした淳。転んで怪我をしたり、踏んだり蹴ったりの彼の前に現れたのは、寒さに震えている迷子の猫だった…『星降る町で』
シャッター街にあり、祖父が創業した飲食店が倒産することに。あるとき千世子は熱を出し、目を覚ますとそこには若かりし頃の祖父が…千世子が起こした驚くべき行動とは。『時を駆けるチイコ』
イヤミス作家清花のもとに依頼された仕事は「優しいお話」を書くことだった。彼女の仕事に、自分の人生に -
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優しいお話に心癒された休日。
本作に登場する『風の丘のルルー』が児童書として存在することを初めて知りました。これからも多くの子どもたちに読まれるシリーズ本になることを、願いたいです♪
さて、下巻も現実とファンタジーが行き交う展開でありましたが、夢は叶うこともあるんだよと、優しい笑顔で語りかけられたような読後に包まれました。
村山早紀さん作品は『風』『夢』『魔女』のキーワードがよく使われる印象ですが、どの言葉も同じ優しさが見えてくる?気がして、とっても不思議です。
本作を読む中で、同じ温かさを感じる言葉を探してみると面白いかもですね♪
『くま』 -
Posted by ブクログ
村山早紀さんのこの作品の文章を読み始めたら
「読書が好き」と言い始めた頃の懐かしい気持ちを思い出しました。
文章がキラキラ、生き生きとしているんです。
そして言葉選びがきれい。
そんな本好きにしてくれた作家さんが描く書店員さんのお話は
現実を忘れて本の世界に引き込んでくれました。
上巻で描かれる月原一整の転機は本当に悲惨。
万引き犯を捕まえようとしただけ。
なのに「万引き犯がかわいそう」とはどういった了見で生きているのか?
死ななきゃ何をやってもいいのか?と思いましたよ。
物語の中のモブたちに(笑)
もうガシッと心を掴まれました。
月原一整に報われて欲しいと思って読んでいたのですが
本屋さ