矢崎存美のレビュー一覧
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うーん。本当ハートフルな内容です。毎度毎度。
今回はブタのぬいぐるみこと山崎ぶたぶたが刑事になり、事件をぬいぐるみの力をフルに利用して解決していくんだが、このぶたぶたのキャラとほんわかで、心に訴えかける逮捕がなかなか見ものです!!!
毎回、短編が何個かで一冊にまとまってるんだけど、今回はミステリー的要素もあり、何編かあとに事件が解決されたりしてたので、その都度いろんな話がリンクしてくるのを期待したが、この作家はそういう伏線は苦手なようで、全ての短編がいろんなとこで関わってそうで関わってない。
宮部みゆきくらいになると、ラストの章で全てにリンクさせておいて、全てに綺麗にオチつけてくれるんだ -
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Posted by ブクログ
とにかく食べ物がおいしそうです。ぶたぶたさんの料理食べたいー!
それから、味音痴の女の子の話は、考えさせられました。
自分の悪いところをちゃんと認めない、そして、子供に強要するのは、ちょっとした虐待なのかもしれない。実際そのネジ曲がった育て方のせいで、娘さんは味音痴のに育ってしまってるわけだからね。そして、それにすごく劣等感を抱いて、問題も起こしてるわけだから。
このお母さんは、そのことを突きつけても、わたしのせいじゃないわよ!!って逆ギレしそうだ。崩壊してるよね、家庭的に。
でも、ここまで分かりやすくなくても、こんな風に子育てしちゃう危険性って、下手したらいっぱい、そこらじゅうに可能性が転が -
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子どもの頃は、身の回りのいろいろなものがオモチャだった。なかでも、私が一番お気に入りだったのが、座布団をカーフェリーに見立て、マッチ箱などの四角いものを車に見立てて遊ぶ”カーフェリーゴッコ”だ。
私が生まれ育ったのは九州鹿児島で、錦江湾を渡るカーフェリーは生活の中にある乗り物だった。今では廃線となった鉄道も町の端を通っていたが、移動の主役はやはり車でありカーフェリーだった。
座布団のうえにスキマ無くマッチ箱などを並べ、畳の上を海に見立てて部屋の反対側まで引っ張って行く。それを繰り返すだけの遊びだが、友達と遊べなかったり兄が出かけていて家に一人でいる時には、夢中になって楽しんでいた遊び -
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面白かったです。
痛快なストーリーがまた良くて、さらっと読めました。
何故か、ぶたのぬいぐるみの山崎ぶたぶた。
みんなから好かれていて、とても素敵なぶたのおじさん。
これを読んで、見た目やその人がもっているもの、そういうのって人間を評価するときに関係ないんだなぁと感じました。
その人がどういう気持ちで毎日を過ごしているか、この人といるとどういう気持ちになれるか…とかそういうことを人は相手に望んだり見たりするんだろうなぁと、教えられた気がします。
山崎ぶたぶたのように、人目を気にせず、堂々とした人間(?)になりたいと思いました。
性格がいいってどういうことだろう…それって人に何でも合わ -
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ぶたぶたさんサンタさん(「さん」がくどいけど、どちらにも必要だから仕方ない)が大活躍!
去年はクリスマス時期を逃したので、1年読むのを待っていたのだけど、今年はタイミングとしてはばっちり!
嬉しい♪
皆さんクリスマスにはついつい期待してしまうものなんですね。特別な何かを。
でもまさか可愛いぶたのぬいぐるみのサンタさんがプレゼントを運んできてくれるなんて、そこまで素敵なことは想像もしていないわけで。
誰にとってもクリスマスの奇跡なのですね。
そんな素敵なサンタさんをクリスマス以外の日には独占している女の子2人にとっては、ちょっと寂しいクリスマスだったようだけど…。
いろんなことがあった1年。 -
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このシリーズたまらないー!!!!
なんか、いい人とか、優しい人ってなんとなく偽善者のような、なんとなく本当に本当にそう思って流のか疑い深くなるほどにわたしがひねくれてしまっているのか、なんとなく、いい人の裏に何かがあるような気がしてどうも信用しきれないが、いいブタならいても信じられる。笑
こんないいブタなら、なんとなくものすごく親切で優しいいいブタなら、信頼できる気がする、そんなひねくれてしまった心にも暖かい光がさすような、優しい気持ちになれるシリーズブタブタ!!!!
全然期待しないで読んでたけど、読んでるうちにマジにハマる!ブタのぬいぐるみが繰り広げる世界観!!!マジ新しいヒューマン? -
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「食堂つばめ」のシリーズ2作目。
好評のようですね。
何でも食べたい料理を作って出してくれる、不思議な「食堂つばめ」。
実は、この世とあの世の境目にある。
亡くなった人は見知らぬ町に来ていて、ある方向へ引き寄せられていくのですが‥
料理人のノエは、思い出のある美味しい食べ物を食べることで、生きたい気持ちを取り戻して欲しいと願っているのです。
1冊目もいくつかエピソードはあったのですが、主人公と食堂とノエの謎の物語でもありました。
もっと一つ一つが短編になっている印象で、それぞれの話はわかりやすいです。
夫が我家の肉じゃがと思っていたジャガイモとひき肉のそぼろ煮。
老舗レストランのマカロニ -
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【本の内容】
ぶたのぬいぐるみが生命を持ったら!?
見かけはかわいいぬいぐるみだが、中身は知恵も分別も人一倍ある中年男・山崎ぶたぶた。
義母(?)の代理でカルチャースクールのエッセイ講座に通うことになったぶたぶたが、仲間の生徒たちの人生に温かな波紋を広げてゆく…。
くすっと笑えて、静かな感動が残る―ご存じ超人気シリーズ新作が、書下ろしで登場。
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